私の青春時代
初めまして。私は樋口真樹っていいます。現在中学1年生です。
名前だけでは男か女かわかりにくいでしょう。確かに私は女でも
あり、男の子だった事もあります。
今回は、私のそんなちょっとしたエピソードに付き合って頂けると
嬉しいです。私の、波瀾万丈の人生を…あなたにも…
5年生の夏休み
2年前の夏、僕はまだ男の子でした。近所で仲の良い佳子ちゃんと
暑い日にはプールによく言った物です。
佳子ちゃんは同い年だけど医者の娘でどことなく大人っぽい雰囲気がありました。
当然、僕も彼女に淡い恋心みたいな物を持ってなかったと言えば嘘になります。
「真樹ー何やってんの?早く泳ごうよ」「あ、ゴメン佳子ちゃん」
僕の中では結構お似合いだと思うんだけど…佳子ちゃんと。
でも、向こうは只の友達って感じがつまんない。
僕は彼女に点数稼ぎしようと思い、つい思ってもいないほめ言葉を
言ってしまった。
「佳子ちゃん、水着着たら大人っぽくなったね。凄く綺麗だよ」
「何いってんのよ」
「僕も佳子ちゃんみたいに綺麗になりたいなぁ」
冗談のつもりで言ったんだけど、佳子ちゃんから思いも寄らない
答えが返ってきた。
「真樹も、私みたいに綺麗になってみたい?」
佳子の部屋
「ちょ、ちょっとプールはどうしたんだよ??」
僕は佳子の家まで無理矢理連れてこられた。
「真樹、世の中にはちょっとした細工で綺麗になれるのよ。」
「…例えばどんな?」
「そうね。私みたいになりたくない?」
「佳子ちゃんみたいに…?」
佳子はおもむろに部屋のクローゼットからお気に入りのワンピースを取り出して、真樹に預けた。
「こ、これって…?」
「私のお下がりだけど、真樹、背格好もそんなに変わらないから
試しに着てみなよ。」
「で、でも…これ女の子の服じゃん」
「まあ、着たら解るわ」
何だか戸惑いながらも、その柔らかくて着心地の良さそうな
ワンピースに、興味本位で袖を通してみた。
「くすっ、可愛くなったわね。鏡を見て御覧なさい」
ドキドキしながら自分が映っている鏡の方を向いた
「…えっ…これが、僕…?」
鏡の前に立っているのは、まさに華奢な女の子の風貌をした真樹だった。
薄れ行く記憶
「どう?女の子になった気分は。まんざらでもなさそうだけど」
「は、恥ずかしいよ…」
真樹は赤く頬を染めてはいるが、特に怒った様子もなく
むしろ鏡の前の清楚な自分の姿に見入っていた。
「ねえ、真樹。女の子って楽しいんだよ。いつも綺麗な服を着て
お化粧して、みんなから見られてるって感じがするの」
「へえ、そんなもん…なん…だ…」
突然、真樹はワンピース姿のままベッドの上へ倒れ込んでしまった。
「あら、以外と良く効くのね。この紅茶。よく眠ってるわ」
佳子はそう言うと部屋の奥から入ってきた男性に向かって
こう言った。
「お父さん。準備は出来たから始めましょうか」
後生だから…
「あれ…ここは?」
「あ、真樹気が付いた?」
「佳子ちゃん、僕眠っちゃったの?」
「うん、少しね。でもこれからもうしばらく眠ってもらうかもね」
「それってどういう事?」
「いま真樹の寝ているベッド、何だと思う?」
「何って…これ…手術台じゃないか!何で足が広げられてるの?」
「良い質問ね。真樹に付いてる、その足の間でぶらぶらしてる物にこれからちょっと細工しようかなっておもって」
「佳子ちゃん、何言ってるの?」
「うーん。解りやすく言うと、これから真樹のおちんちんをお父さんに取ってもらうの」
「やだよ!そんなの。」
「何も怖がる事無いじゃない。私だって、ほら。おちんちん付いてないけど痛くもかゆくもないのよ?」
「それは佳子ちゃんが女の子だからだよ!」
「だから真樹も女の子になるの。真樹に選択の余地はないわ」
すると部屋の中に手術衣の男性が現れた。
「やあ、君が樋口真樹くんかい?もうすぐ、佳子と同じように
女の子にしてあげるからね。」
そう言っておもむろに取り出した注射を真樹の背中に打った。
「先生、やめて下さい!やめ…て…」
「下半身麻酔が効いたようだね。じゃ、よく見ておくんだよ。
オチンチンと最後のお別れだ」
下半身の感覚が全くなくなっている。でも、上体は起こせるので
これから何が起ころうとしているのかは容易に察しが付く。
「先生…お願い…取らないで…」
医師は聞こえないふりをして股間にメスを当てる。
袋の部分にすーっと切り込みを入れ、しばらくすると丸い固まりが
出てきた。
「ほら見てごらん。真樹ちゃんの睾丸だよ。もう、男の子には
これで戻れないんだ」
「いやぁー!!」
真樹は女のような悲鳴を上げた。やり場のない喪失感が頭を
駆けめぐる。
「おっと、これくらいで泣いてもらっちゃ困るなぁ。もう一仕事
あるんだから」
「やめて、お願い…おちんちん、取らないで…」
真樹は震えながら訴えた。だが、その願いも虚しく
「さあ、切り落とすよ。これで真樹ちゃんは女の子だ。もう一生
立ってオシッコする事も出来ないし、プールに行く時も海パンは捌けなくなるんだ。覚悟はいいね?」
「やだ、やだやだ、やめてぇーーーっ!!!」
真樹の願いも虚しく
彼のペニスは
永遠に彼の体から離れていった。
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投稿:2003.08.23
私の青春時代
著者 ひすい 様 / アクセス 22814 / ♥ 64