今日は私に切り取らせてよ。
マユミはナイフを研ぎながらユミを先制した。
いつもユミばかり楽しんでて狡いわよ。
私、お魚を捌くの上手なのよ。肛門の付け根まで綺麗に根っ子を刈り取ってやるわ。その方がお肉が増えるでしょ。
そうね。もうホルマリン漬けの標本はいらないわね、少し充血させて血液を含ませた方が美味しいの知ってる？サラミソーセージみたいに、とユミ。
じゃ、ナイフが研ぎ上がるまでに大きくしてて、と私。
小声話を聞いていたらしく、目隠しをされて両手を天井から鎖で繋がれた男のペニスは益々縮み上がってお腹にめり込んでいる。マユミが皮を剥き亀頭をお箸で摘まみ出して引っ張ると男は女のように腰を振ってイヤイヤをしながら腰を引っ込めた。
先に玉から頂きましょうよ。最高の美容食よ、と私。
じゃあ氷鉢用意するわね。鮮度が落ちないように取り出した玉は直ぐに冷やしてから膜を外して良く切れる包丁でスライスするの。膜を外すと食材らしく見えてくるから不思議よね。生のお刺身が一番なのよ、おチンチンも邪魔な玉が無くなった方が捌き易いのよね。それに玉って男の威張りの源みたいなものでしょ。それを男の顔色を見ながら切り取ってやって噛み砕いてウンコにしてやるなんて痛快よね。ユミがはしゃいだ声でお皿と氷鉢をカチャカチャ準備する。
今回は身元が分からない蒸発男を捕まえたから全部食べても生ゴミの処理さえキチンとすれば完全犯罪よ。今夜のメインディッシュはお尻にしようか、お腹にしようか、それとも胸肉？肩肉？腸を引っ張り出して短冊に切り甘い白ワインで洗ってフリッター揚げにするのもオツなのよ。おチンチンは串刺しにしてやったまま切り取って赤ワインに漬けて下ごしらえをしてからオリーブオイルでキツネ色になるまでこんがり炒めるの。それをチーズフォンデュにしたら最高だったわ。歯応えがいいの。マユミはペニスを鷲掴みにしながらお尻に手を回して爪を立てた。男のからだがびくんと跳ねてペニスの先から透明な粘液が床に糸引きした。男のペニスは早く料理されたがっているように充血を始めた。