宇宙人です。お蔭様でこのところ仕事がはかどっております。

先日は２７歳の男性宅にお邪魔しました。最初、ぽかんとされていました。
まあ、カギはかけてあるわけですし、今の時期、窓も開いていません。
そもそも、マンションの９階ですから、いきなり、私たちが現れたらびっくりですよね。

その男性、「ゆうくん」としておきましょう。ゆうくんは、ぽかんとした顔のあと
「マジかよ」と搾り出すように言いました。

「マジです。早速ですが去勢していいですか？」
「早速って。マジかよ」

「宇宙人さん、去勢して」って３回言いましたよね。
「行ったけど・・・さ」
「だから、去勢しましょ」

「で、でも、そんなことされたらオレの生活は・・・」
「何か不都合でも」
「だって男じゃなくなっちゃうんだろ？　会社とか」
「いや、別にそのままで構いませんよ。もし、ご希望なら竿というか、ペニスはそのまま復元します」
「ふくげん？」
「いったん解剖しますが、ペニスくらいなら復元できますよ。睾丸までは難しいですけど」

（同僚の宇宙人P）「早く連れてこうぜ。てめえも男なんだろ、男らしく去勢されろよ」
「で、でも」

というわけで、ゆうくんを宇宙船へ強制連行です。

まず、下を脱がせます。ゆうくんはバタバタ暴れますが、ここからはゆうくん目線で・・・

（去勢実験２に続く）