20××年、少子化対策と遺伝子の質向上を目的に、政府は新婚夫婦への「去勢制度」を施行した。
これは、ランダムにカップルを選出し、対象となったカップルは結婚する前の性交渉は厳禁であること、そして結婚式当日の政府派遣の検査員による夫の「ブライダルチェック」を受けなければならないというものだった。
この夫のブライダルチェックは合格すればその後夫婦での子作りが許されるが、不合格になってしまうとその場で去勢執行され、妻は政府派遣の優秀な遺伝子を持つ第三者の精子で大切なパートナーを妊娠させられ、第三者の子を孕む運命が待っている。
今回、取り上げるのはこの制度で運悪く本制度の対象となってしまった不幸なカップルの話だ。
夫の雄太(29歳)は穏やかで真面目な性格な平均的な優男。身長も体重も平均的で172cm65kgといった体格だ。
妻の沙織(28歳)は愛らしい笑顔と柔らかな物腰が魅力の女。Eカップの豊満なボディを持っている。
二人は互いを深く愛し、3年間の交際を経て結婚式当日を迎えた。
付き合うにあたり、カップル申請を市に届けを出した際に封筒を渡され、本制度の対象となったことを知った。当然、婚前交渉は厳禁、清い付き合いをしていた。
以下、ドキュメンタリーとして雄太・沙織カップルの顛末をまとめてみたのでご覧いただこう。
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結婚式場には親族や友人が集まり、華やかな雰囲気に包まれていた。
いよいよ、結婚式の当日である。今日の検査で合格すれば雄太は童貞を卒業し、名実ともに沙織を自分のものにすることができる。
雄太は結婚式への緊張とともに胸が高鳴り、激しくドキドキしていた。
合格したらどんな素敵な初夜があるのか、 初めて入れる快感はどれくらい気持ちが良いのか...
しかし、式のクライマックスであるブライダルチェックが始まると、空気が一変した。
白衣を着た検査員が壇上に立ち、雄太に近づく。
「今からブライダルチェックを執り行うので、雄太さんは下半身を出してください」
観衆の視線が雄太に突き刺さる中、彼は震えながらズボンを下ろした。
雄太の大切な部分はモニターに大きく映し出されてしまった。
酔った友人からは
「あれ、あいつのちんこ小さくないか?笑」
「緊張で縮こまってんだろwwww」
沙織の知り合いからは
「あれじゃ沙織もかわいそう〜笑」
「沙織の夫になるんだから、もっとしっかりーw」
などと陰口を叩かれてしまった。
確かに雄太のイチモツはそこまで大きくはない。
しかし、勃起時は15cmもあり、日本の成人男性の平均はあるので雄太は大丈夫だろうと鷹を括っていた。
「検査開始。陰茎のサイズ、精液の質を確認する。」
検査員の冷たい声が響く。
雄太のペニスを触りつつ、慎重にサイズや硬さ、精液の質を確かめられる。
「沙織…恥ずかしいよ…手、握っててくれ…。」
雄太は羞恥に耐えながら、沙織の手を握りしめた。
だが、検査員の表情がみるみる厳しくなる。
「長さは平均的ですが....太さは3.5cmと細めですね」
「勃起したら皮は多少向けますが....いわゆる仮性包茎ですね...」
「精子の運動率、基準値以下.....」
いよいよ検査の結果が発表される。
検査員の発言を聞いて、雄太は内心焦りと不安を抱いていた。
「それでは、今回の雄太さまおよび沙織さまご夫婦における検査結果を10点満点で発表いたします........
合格は総合得点は8以上になります........結果は.........
男性器:2/5点、精液:1/5点、総合得点は3点......!!!
よって、不合格となります!!」
会場がざわめく。友人たちの嘲笑が飛び交い、親族からはため息が漏れた。
「ははっ、雄太ダメじゃん! 沙織が可哀想だな!」
「こんな男と結婚するなんて、沙織の目は節穴かねぇ」
「え、まじで!やばくない??笑笑」
「みっともない男だな......」
「沙織が可哀想......」
「え…待ってください! もう一度お願いします! 俺、頑張るから!」
雄太がすがるように言うが、検査員は無情だった。
観衆の中から囁きが聞こえ、雄太の心は砕け散った。
淡々と去勢の詳細について説明する。
「国の規定に従い、この場で即座に去勢を行いますので、抵抗なさいませんようお願いします。
雄太さまには睾丸および陰茎の切除手術を実施します。」
雄太の両親も誓約書を書き、雄太はすぐに麻酔をかけられ、気を失った。
隣にいた医師が即座に手術道具を手に持つ。
沙織は目を覆い、泣き声を押し殺した。刃が肉を裂く音が響き、雄太の男性器は根元から切り取られた。
その後、陰茎の皮を繋ぎ合わせて、出来上がったのは尿道が丸見えの切り株のみだった。
それからの生活は一変....することもなく、雄太と沙織は以前と変わらず仲良く過ごしていた。
雄太の男性器が無くなってしまったことを除いてだが。
それでも、もともと婚前交渉はしていなかったため、さほど影響はないように見受けられていた。
一方で、沙織の方は、第三者によって確実に妊娠させられるため、基礎体温の測定や排卵チェッカーを記録し、役所に提出させられていた。運動や食事など事細かく管理されることになったのだ。
そして、遂に沙織の排卵日がやってきた。
市役所も排卵日を把握しており、第三者を彼らの新居に派遣した。
事前情報はほとんどなく、「和馬」という名前と「21歳」といった年齢だけ知らされていた。
ピンポーーーン
玄関を開けると、雄太には信じがたい男が立っていた。
身長は190cm以上ある色黒筋肉質で、タンクトップから覗く刺青とピアスが目を引くいわゆるヤンキー系の男がいた。
「よお、竿無し種無し雄太ってのがお前か。国の命令?委託?で沙織ちゃん孕ませに来たぜwwww。よろ!ばっちり依頼通り妊娠させるからよwww」
和馬がニヤつきながら部屋に入ってくる。
沙織は彼の巨体と下品な態度に怯えた表情を見せたが、国の規定では逆らえない。
「うおお、沙織ちゃん可愛いねwww。こんな人とヤレるとかラッキーだわ。俺のデカチンで孕ませてやるから楽しみにしててなwww」
彼は、そのまま部屋のソファにどかっと座ると雄太の大嫌いなタバコを吸い始めた。
雄太は怪訝な顔をしたが、和馬は特に気にしなかった。
「とりあえず、さ。今日は沙織ちゃん、俺のモンだから、そこんとこよろしくなwww 始まる前に全裸になって、そこの椅子に座ってよww」
雄太は自分よりも年下に命令され、屈辱的だったが抵抗することができなかった。
国に委託されただけあって、無駄に生命力のありそうな、精子が何十億匹もいそうな目の前の雄に従うしかなかった。
和馬からの命令に従い、雄太は全裸になって、椅子に腰掛けた。
「うわっ、マジで何もねえ! これが去勢された男の末路か.....。
なんか虫でも潰した後みたいで笑えるんだけどwwww
俺、ちょっと同情しちゃうぜ?
俺ならこんなん見られたら恥ずかしくて死にたくなるけど、お前平気なの?www」
そういって和馬は雄太を煽った。
雄太は屈辱に震えながら、唇を噛み締めるしかできなかった。
和馬はタンクトップを脱ぎ、筋肉が浮き出た上半身を見せつける。
雄太は全裸で部屋の隅に座らされ、見学を強制された。
「ま、とりあえず、見てろよ。お前じゃ満足させられねえ女を俺がどうするか。」
和馬が沙織の肩に手を置き、強引に服を脱がせる。
沙織は震えながら抵抗するが、和馬の20cmを軽く超えるデカチンを見た瞬間、目を見開いた。
「何!? これ…入らないよ…怖い…!」
「最初はみんなそう言うぜ。でもすぐ気持ちよくなるから。」
和馬は笑いながら沙織を押し倒し、無造作に彼女への前戯を始める。
沙織の悲鳴が喘ぎ声に変わるまで、そう時間はかからなかった。
「やだ…こんなの…あっ、気持ちいい…!」
ほらな、沙織ちゃん。俺のデカチン最高だろ? お前、イっちゃう顔可愛いぜwwwww」
沙織の声が部屋に響く。雄太は目を背けようとするが、和馬が嘲る。
「おい、雄太! お前には一生味わえねえ感覚だぞ? 見沙織ちゃんが俺でイク瞬間、目に焼き付けとけ!」
「あっ…ダメ…和馬さん…もう…イク…!」
雄太は「沙織…嘘だろ…俺のこと、見てくれよ…!」とボソッと呟くが、沙織の喘ぎ声にかき消された。
和馬の腰使いが激しくなり、沙織は初めての絶頂を迎えた。
彼女の体が震え、和馬にしがみつく姿を見て、雄太の心は完全に壊れた。
「沙織…やめてくれ…俺じゃダメだったのか…?」
雄太の呟きに、沙織は目を合わせず、ただ和馬の腕の中で喘ぐだけだった。
「ははっ! 沙織ちゃん、雄太の泣き顔より俺のちんこ見てた方が楽しいだろ?」
行為が終わり、和馬は汗まみれの体でタバコに火をつけた。
沙織は放心状態で横たわり、雄太は涙を流しながら床を見つめていた。
「なぁ、雄太。お前みたいなちんこがない男じゃ、女は満足しねえんだよ。沙織ちゃんも俺みたいな男の方が好きそうだぜ」
和馬が煙を吐きながら言う。沙織は否定せず、ただ黙っていた。
「黙れよ…お前なんかに沙織の何がわかるんだ…」
「ま、いいけどさ。そのうち、お前も自覚すると思うよ。次はもっと激しくしてやるから、楽しみにしとけよ、沙織ちゃん」
「和馬さん…また来るの…? 私…どうすれば…。」
「当たり前だろwwww 孕むまで何度でも来てやる。雄太も見とけよ、置物みてえにwww
あ、オナニーするのは許可してやるよ。まあ、扱くものはないんだけどなwwww」
「.....もうやめてくれ…俺の人生、全部奪わないでくれ…。」と雄太は和馬に懇願した。
目の前の光景を見て、雄として屈辱的な扱いを受けた雄太が絞り出した、精一杯の言葉だった。
「奪うも何も........お前最初から何も持ってねえじゃんwwwww
自分の股間見てみろよwwwwww
沙織ちゃんも俺のもんだな?」
「…雄太、ごめんね…私、和馬さんに…惹かれちゃってるかも…。」
和馬は立ち上がり、部屋を出ていく。その背中を見ながら、沙織の心は雄太から離れつつあった。
雄太は絶望の中で呟いた。
「沙織…俺にはもう何も残ってない…。」
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沙織が無事妊娠し、出産するのは言うまでもない。
雄太と沙織のカップルがその後どうなったかは、誰にもわからない。
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投稿:2025.03.06
未来の愛の形
著者 拷問執行人 様 / アクセス 605 / ♥ 4