らいじんさまのちんぽこぬき
らいじんさまと ちんぽこぬき
むかしむかし、あるところに、かみなりが おおぎらいな やんちゃな おとこのこが いました。
ある なつの ひ、そらが まっくらになったか と おもうと、「ごろごろ、ぴかっ!」と おおきな かみなりが おちました。すると、くもの うえから、おそろしい かおを した らいじんさまが おりて きたのです。
らいじんさまの てには、「ちんぽこぬき」という ふしぎな ほうぐが にぎられて いました。その ほうぐは、つつの ような かたちを していて、さきっちょには ぎざぎざとした ちいさな はさみが ついています。これは、ちんぽこを ぬきとるため だけに つくられた、おそろしい どうぐ なのです。
「へそを かくさない わるいこの ちんぽこは、わしが もらっていくぞ!」
らいじんさまは そう いうと、おとこのこを つかまえ、くものうえまでさらっていきました。おとこのこはらいじんさまのまえでこしがぬけてしまいました。
「らいじんさま、ぼくのちんぽこをとらないで!」しかし、らいじんさまはふんどしをはぎとり、ほうぐの さきを またの あいだのちんぽこに ぴたりと あてました。
「今からおまえのちんぽこをもらうぞ、かくご!」そして、ぎざぎざの はさみで ちんぽこを がっちりと はさむと、いきおい よく うえに ひっぱりました。
「ぎゃあ! いたい、いたい!とれる!とれる!」
おとこのこは、みをつじらせて おおなき しました。ほうぐが すごい ちからで ひきのばすので、まるで ちんぽこが ちぎれるように いたいのです。「すぽんっ!」という おとが して、おとこのこの ちんぽこは、ほうぐの なかへ すいこまれて しまいました。
ぬきとられた ちんぽこは、にどと おとこのこの もとへ かえってくる ことは ありませんでした。
くもの うえに もどった らいじんさまは、とってきた ちんぽこを おなべに いれました。そして、しょうゆと さとう、みりんを たっぷり いれて、ぐつぐつと にこみはじめました。こうして できたのが、らいじんさまの だいこうぶつ「ちんぽこの つくだに」です。
その あじは、こりこり とした はごたえが あって、あまじょっぱく、かめば かむほど ふしぎな うまみが じゅわーっと くちの なかに ひろがります。すこし ぴりっとした かみなりの えぐみも あって、しろい ごはんが どんどん すすむ、とても おいしい あじ でした。
ちんぽこを とられて しまった おとこのこは、それから というもの、かみなりが なるたびに がたがたと ふるえ、とても おとなしい こに なりましたとさ。
おしまい。