女医の甘美な復讐4
手術灯がさらに低く下ろされ、白い光が彼の体を覆った。
女医の表情は、もう完全に“医師”のものになっていた。
感情の影は消え、冷静な集中だけが残っている。
彼女は静かに言った。
「麻酔は十分ね?」
若い看護師がモニターを確認する。
「はい、先生。鎮静は維持されています。意識はありますが、運動は抑制されています」
女医はうなずいた。
「それでいいわ」
彼女は手を差し出す。
「メス」
オペ看がすぐに手渡す。
金属の音が小さく鳴る。
周囲の女たちは、少し後ろに下がり、半円を描くように立った。
まるで手術見学のようだった。
女医は深く息を吸い、はっきりと宣言する。
「これより——」
彼女の声は、手術室の空気を支配していた。
「手術を開始します」
一瞬の静寂。
そして彼女は続ける。
「陰裂形成」
「尿路変更」
「陰茎切断」
「去勢(両側精巣摘出)」
女医はちらりと彼の顔を見る。
「聞こえてる?」
微笑む。
「いよいよ男性人生終了よ。もう溜まって苦しむことも無いのよ」
彼女は再び視線を落とす。
「吸引」
「はい」
「鉗子」
金属音が続く。
女医は若いオペ看に言った。
「緊張してる?」
看護師は少し笑う。
「ううん、楽しみ」
「でも、最後に吐精させてあげたい。」
女医はいう。
「ダメよ。精子パンパンに詰まった精巣を標本にするんだから」
看護師は驚く。
「標本?ということは、ペニスはどうするんですか?」
女医は皆に聞く。
「立派なペニスの使い道は皆で考えましょ」
すると彼女はメスを構えた。
「切開」
その一言とともに——
刃が、ゆっくりと動き始めた。