オチンチンが出ている皿にの上に金属蓋がされる音がした。
「カレンちゃん、入ります」
「入ります」
本番が近い。
「よろしくお願いします」
可愛い声だ。ドラマ”僕と彼女の・・・・”のあの子役だ。
(これって犯罪じゃないかぁ)
「ここでいいんですか?」
椅子が引かれ、オス豚の股の方に蓋のされた皿の方に座る。
「はい」
「これから説明するからね」
「大丈夫です。台詞は覚えてきました」
元気がいいし、可愛い声だ。
「では本番行きます」
急に静かになる。
「はい、私は今、都内で珍しい料理を食べさせてくれるというお店にきています」
クンクンクン。
「何だか匂いますね。料理を早速見てみましょうか?」
オチンチンに風が当たる。蓋を開けたのだ。
「きゃぁ~」
悲鳴と同じように蓋が落ちて回る。カレンが手で顔を覆い、
「これは・・・これは・・・」
泣き出してしまった。慌ててスタンバイしている赤いヘルメットの仕掛け人が出てきて、
「ここ、珍料理を出すお店っだって」
例の音楽が流れる。
「カレンちゃん、びっくりした?」
泣きながらうなずき、
「だって・・・だって、これってチンコでしょ。チンコは料理じゃないよ」
「はいはい。これ、どっきりなんだ」
いつの間にか泣きやんでいる。
「ではカメラに向かって・・・大成功」
「チン、チン」
カレンちゃんが側に置いてある箸で言葉にあわせてタマタマを叩いた。爆笑が聞こえる。
「はい、カット」
Dの声だ。
「はぁ、チンコネタだったからおもしろそうって乗ったのに粗チン。もうこんな仕事しない」
と小さな足音が去っていく。
「お疲れさまでした」
「お疲れさまです。本人、ああいって強がっていますが、パパを使っていろいろ練習したんです。パパと比べちゃったんでしょうね。ではまた、お願いします」
マネージャーらしい。ヒールの音が消えていく。オス豚の短小包茎は美術さんが、
「小籠包、小籠包。私の作品、可愛い小籠包。お土産に持って帰ろうか、ここで食べてしまおうか♪」
と歌いながら料理のようにして、蓋をかぶせる。
「良かったよ。続けていこうね。もうきているみたいだから」
Dが優しく声をかけた。
扉の音がして、
「さあ、着きました。ホロプロのあやややと」
「あやややのマネが上手な真榮田ッチでぇす」
「さあさあ、お席へどうぞ」
「ありがとう」
あやややが椅子が引かれ、オス豚の股の方に蓋のされた皿の方に座る。
「真榮田ッチが今日、お勧めする料理はこれです。一風変わった小籠包」
オチンチンに風が当たる。
「おお、これは見ちゃいけないモノ?」
と両手で両目をを隠し、指を広げて目をパチパチして小籠包に似た短小包茎を見る。
「違う違う。これはれっきとした小籠包なのっだぁ。ちょっと上のヤツの口を吸ってみて肉汁が出るから」
「本当に・・・まぁ料理と言われればそう見えてきた」
お箸で摘もうとすると、
「あっ、お箸で持ったら駄目。すぐ崩れるんだから。そのまま口を寄せて」
お箸をおいて、
「こう?」
初々しい唇がオス豚の包皮を包み中のモノを一気に吸い上げた。
(おう、もっとぉ)
フェラチオに近い状態だが、すぐに唇を離す。
「これ、おいしいけど、小籠包じゃない。オチ・・・・じゃないの?」
ここで大仕掛け人、赤のメットをかぶって登場。
「いやいや、ここは珍料理・・・いや、キン料理を食べさせる店で」
真榮田の笑い声と周囲の爆笑。
「もう」
とおしぼりで口を押さえて崩れ込むあややや。
「どこで気づきました?」
「料理が出てきたところ・・・・もう、絶対にらまされないから」
「真榮田ッチも仕掛け人でした」
「もう」
「ではカメラに向かって・・・大成功。さぁ、怒りのチン」
箸を渡す。
「チン、チン、キン、キン!」
カレンちゃんと違い、短小包茎2回左右のタマ1回ずつ叩いた。
「はいカット」
「もうどっきりなんて引っかからないから・・・あっ、それからおチンチン出している仕掛け人さん、カメラの前で叩いてごめんなさい」
とオス豚のモノをなでてくれた。時間は残酷に過ぎた。あやややと真榮田が、
「お疲れさまでした」
と現場を後にする。
そして休憩も入れずに、美術さんがセットして次のターゲットが入ってきた。
「おいしい料理、フォー」
オス豚にとって聞きたくない声と足音が近づいてくるのであった。
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投稿:2005.11.25
スターどっきり番組-ターゲット 有名子役カレンと有名歌手あややや編-
著者 短小包茎オス豚 様 / アクセス 9988 / ♥ 0