扉の開く音がして、大勢の足音が聞こえる。
「姉御、こちらです」
すり足の足音が聞こえる。
「いろいろとありがとう。でも、大丈夫。うちのモンが逝ってしまった今、不安だろうが、あんたらの面倒はわてが見ます。ここは一人で大丈夫」
「わかりやした」
(滅茶苦茶な言葉だけど、これって極妻?)
「一人にさせてもらえへんか?あんたらに見せたくなんで。組へお帰り」
「でも」
「あんたら、タマあんだろ!・・・・女には女の決着がおます。かならず、組に戻るんでお行き」
気迫に負けてか、
「わかりやした」
(やっぱり、極妻の志摩さんだ)
大勢の足音が遠ざかる。
「ったく。あの子たちも可愛いんじゃが・・・」
椅子が引かれ、オス豚の股の方に蓋のされた皿の方に座る。
「さて、戦争(でいり)の前に精力付けんとな」
蓋が取られる。喉の鳴る音が聞こえてきたような感じをオス豚を襲う。
オチンチンに冷たいナイフの感触が走る。タマタマの袋からポロッという感じで白いタマタマが皿に落ちる。なぜか、下から押しつけられるように機械的に持ち上げられて血が皿に貯まる。
(痛い。痛いけど・・・完食されたい)
オス豚はドMだったのだ。タマタマは熱い触感が大きく襲っているが、冷たいフォークが突き抜ける感触が痛みと熱さの間で伝わってくる。気絶しそうだが、ドMとしては気絶してはもったいない味わえるのは3回ぐらいだ。
「仇のタマがわての精力」
志摩の口にオス豚の右タマが入る。舌で転がされ、痛みが神経を通って脳で性的な興奮に変換される。同時に脳内麻薬も分泌され、痛みで声を上げたいが、口の布と猿轡で声が出ない。
突然、神経と精管などの唯一体に繋げている管群が噛み切られる。痛みから解放され、管から色々な体液が皿を満たす。
口の中の睾丸を咀嚼して惜しむように飲み込む。
「あぁ、歯ごたえ・・・舌に残る味・・・たまらない」
さらの天然ソースを残りタマと包茎短小にかける。
(うぅ・・・痛いけど・・・・萌えぃ・・・)
まだ、ドMのオス豚は意識がある。さすがとしか言いようがない。テーブルの裏の手の方には爪を立てた跡がついていた。
「さて、もう一つは火を通してさらに歯応えをつけてみようか?」
(熱い)
着火マンをもってタマを管群を切らずに皿の端に寄せて火炙る。
(うぅぅぅぅ。絶対・・・・気絶しない・・・・もったいない)
「さてと、表面は焼けたかなぁ」
白く表面が変色している。口を近づけ、ソースと一緒に吸い上げる。
「アツっ、アツっ・・・切っちゃった」
着物が血で汚れる。今まで気をつけて食べていたのに・・・。かまずにウズラの卵より少しおおきなタマを飲み込む。
「ボケの短小包茎がぁ。こんな姿になってもわてに逆らうのかぁ?」
信じられないが、着物が汚れるのを気にせずに獣のように血で染まって白い精液が浮いた短小包茎にかぶりついた。HGのときとは比べようもない。
(あぁ・・・もう駄目・・・・)
とうとう気絶した。
「はい、カット。良かったです。志摩さん。迫真の演技でした」
さらから顔を上げる志摩。優しい笑顔だ。
「そう。前は若かったから、大きなソーセージが好きでこのどっきりで食べられていたのに・・・また、食べられるなんて夢みたいだわ。たまには短小包茎もいいもんだわ-たぶん、A-Boyなんでしょうけど」
「私の小籠包がぁ・・・・」
「ドンマイ。次に期待で後かたづけ、後かたづけ」
オス豚は解体され、各器官や骨は医療用にあちらこちらに売り飛ばされた。闇の市場に。
家族は探し回ったそうだが、結局、行方知らずで長い月日が流れた。噂にもならない。
どっきり番組も放送されたが、肝心な珍料理どっきりはカットされていた。
若手芸人が消えた時、その直前に”どっきり番組”していませんでしたか?
もし、彼がドMだったら、探さないでください。
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投稿:2005.11.25
スターどっきり番組-最後のターゲット 大物女優 ○下志摩-
著者 短小包茎オス豚 様 / アクセス 10059 / ♥ 1