あの日以来リカの頭の中は金玉のことでいっぱいになっていた、自分のような非力な女でも屈強な男の顔を苦痛に歪ませることができるそう思っただけで笑顔になってしまう程だった。そしてリカがありとあらゆる局面を想像して稽古に打ち込んで1週間たった日にまたリングで闘うことになった。
相手はもう二十歳で身長170ぐらいの細身の男でいかにもどこにもいそうなチャラチャラした奴だ、ただし過去にレイプをしたことが何回かあるという曰くつきの男である。
闘いの合図がなりリカは先手必勝とばかりに相手に凄まじい速さで近付き顔面に膝蹴りを放つ、男はいきなりのことで反応できずにモロにくらい鼻血をだす、リカは好機とばかりにさらに脇腹にブローを放とうとすると男がタックルを仕掛け二人は勢いよく倒れた男はレスリングをやっているらしく寝技ではリカが敵うはずもなくマウントポジションをとられてしまい
まずい!!
リカが殴られると覚悟を決めた瞬間、男はリカの胸を揉み始めた
「うへへ、たまんねぇな姉ちゃん、ちょっと残念な大きさだがな、ぎゃははははは!!」
リカはこの時絶対にこの男は許さないと決めたのであった
続く
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投稿:2009.03.23
闘い3話目
著者 シンク 様 / アクセス 9310 / ♥ 0