---01---
とある地方都市にある、結構大きな総合病院で、夜も更けた午前零時過ぎ、密かに
新入スタッフの手術が行われていた。
「最近の新人は嘘吐きばっかりだな。手先と口の煙草臭さからして一目瞭然のヘビー
スモーカーなのに禁煙宿舎希望してるし。まあ、乳と尻は再整形しなくて良いサイズ
だから、煙草を吸えない脳味噌にして、脱臭キットで口架してしまえばokか。」
頭に洗脳用のヘルメットを被せられて手術用椅子に掛けているナイスバディな新人
さんは、既に洗脳用の薬物を鼻に噴射しているチューブの下、口にも脱臭用口架を
取り付けられ、それ以外は全裸で執刀医に品定めされていた。
「さて、"天使の涙"吸い出しの身だしなみとしてまず、両乳から付けるか。」
消毒と簡易麻酔を施され、手早くマーキングされた新人さんの乳頭を挟む様に
あてがわれた業務用ピアサーがカシャンと音を立てると、あっという間に左そして
右の乳頭を、左右に貫通したピアスが取り付けられてしまった。
「臍には最初から目立つのを付けよう。」
同様の処置の後、乳頭に使われた物よりも大型のピアサーが用意される。取り付け
られるピアスも、湾曲して臍穴から上に通り抜けるタイプだ。こちらには、細長〜い
牛の角みたいな専用挿入ガイド金具に取り付けられたピアスが装填されて、音も立て
ずにゆっくりと、縫うように臍穴を潜って取り付けられた。
「今日はココ迄にして、両耳と舌には、煙草臭さが抜けてから付けるか。」
着々と"天使の涙"を吸い尽くす"吸精手"に改造されていく新人さん。子宮を患って
摘出後の経過観察で来院した時から、そのナイスバディがマークされ、ついに表向き
は医療事務として、実はこの病院の裏ビジネス要員として、スカウトされてしまった
のである。
---02---
抗癌剤の副作用で完全に頭髪が抜けてしまった正美は、朝起きると先ず、真っ赤な
ド近眼鏡をかけてコンタクト入れる為に、鬘が横に並んでいる洗面鏡の前に行く。
同じく抗癌剤の副作用なのかあれ程好きだった煙草も、吐き気を誘発するので全然
吸えなくなってしまった。
全然垂れていないGカップ乳房の中身も、既に偽物に置き換えられている。子袋も
既に抜き取られてしまったので月よりの使者も来なくなり、放射線治療が始まれば、
卵巣も機能を停止してしまうらしい。それでも正美は今、とても幸せだ。未だ射精を
覚えたばかりの少年のオチンチンから精子を吸い出すと言う永年の妄想だった事を、
裏のお仕事としてほぼ毎日行えるからであった。
両耳、舌、両乳、臍、そしてクリちゃんにも付けたピアスは、裏のお仕事をする時
には、両耳に小さな金の陰茎が付いたリングピアス、舌に天使の双翼が付いた2箇所
で止める特別なピアス、両胸に睾丸を模した、小さな鈴がついたピアス、臍に精子を
模してダイヤが沢山付いたピアス、そしてクリちゃんには、卵子を模したイボイボ付
きリングピアスを付ける事が多い。
その"精装"で正美が精子を吸い出してあげるのは主に、「去勢少年合唱団」に入団
する新人天使たちである。初めは正美に頬張られて眼鏡越しに1瞬き2瞬きしたのが
見えただけで、即発射オーライだった手術後ホヤホヤ君が、段々強制夢精装置を併用
しないと立たなくなり、それでも亀さんにキスされただけで暴発していたのが、正美
の細長くてエロい指が正に手動で、3分以上彼女のお口と共同作業しても何の反応も
示さなくなると、入団が許可されるのである。
---03---
由美ちゃんへ。急に転校してしまって何のお別れも言えなかったので、こっそりと
このメールを書いてます。お母さんや先生達には誰にも知らせちゃダメだ!と言われ
ましたが、明日からの手術の後では、由美ちゃんには僕だと分からなく成ってしまう
と思うので、由美ちゃんにだけは知らせして置く事にしました。
僕は明日、"去勢"と言う手術を受けて、タマタマの中身を取られてしまうそうです。
由美ちゃんと初めてのキスをした時、由美ちゃんをお嫁さんにすると約束しましたが、
その約束はもう、守れなくなってしまいます。本当にごめんなさい。
そして、隣の部屋のお友達が教えてくれた話では、手術された後の寝ている間に、
おちんちんの中に残った精子を吸い取ってしまう装置を付けられて、その後何回も
何回も、おちんちんが立たなく成るまで完全に精子を抜かれてしまうそうです。
そしてもっと僕が怖いのは、その後に飲まされるお薬や、すっぽりと被せられる
ヘルメットみたいな装置の作用で、由美ちゃんとの思い出もすっかり忘れてしまう
かも知れない事で、特にボーナスを注ぎ込んで僕の手術代を払った姉は、タマタマ
を抜き取るだけでは不満らしくて、「おちんちんの付いた妹に改造してあげる」
と、更に恐ろしい事を言ってます。
姉の思惑通りに、胸を膨らませる手術や、頭蓋骨を削る手術を受け、最後は頭の
中にも何か埋め込まれて、由美ちゃんに会っても全然、お互いに気付かなくなって
しまうかも知れない僕自身が怖くて、悲しくて、こっそりメールしました。次の
メールは書け無いかも知れませんが、由美ちゃんの事を大好きな僕がいた事だけは、
例え僕が忘れさせられても、由美ちゃんは忘れないでいてください。さようなら。
---04---
ヒロ君へ。もう由美の事、覚えてないかも知れないし、病室の名札も既に"宏恵"
になってたけど、タマタマが無くなってても、おっぱいが膨らんでても、由美は
ヒロ君のお嫁さんになるよ。ヒロ君のオチンチンにキスしたらもう一度"天使の涙"
を、由美だけの為に溢れ出させてください。由美もヒロ君と同じ頭の手術を受けれ
ば、それが出来るそうです。頭にチップを埋め込まれるなんて怖いと思ったけど、
ヒロ君のお嫁さんになれるならばと、由美は決心しました。
手術を受けて"一生幸せな頭"に成ると、悩んだり怖がったり恥ずかしがったり
する事自体が無くなってしまうそうです。人前でも平気でヒロ君のおちんちんに
キスしたり、赤ちゃんが出来ちゃう心配が無いエッチが毎日出来るね。頭の手術
を受ける前には、髪の毛を全部剃ってしまうそうなので、手術を勧めてくれた正美
さんと同じになっちゃうけど、鬘を貸していただけるそうです。
ヒロ君は由美のお部屋に来た時から知ってたと思うけど、由美は普段コンタクト
で、お部屋でだけ眼鏡です。ヒロ君のオチンチンに初めてキスする時は、"天使の
涙"がかかっても大丈夫な様に、新しい真っ赤な眼鏡をかけて行きます。ド近が更
に進んじゃって、裸眼ではおちんちんとタマタマの区別も付きません。
ヒロ君のおちんちには、もうタマタマが付いてないから間違える心配無いけど、
これからもずっと眼鏡姿でキスしても良いなら、抜き取られたタマタマの代わり
に付けられた"なんちゃってタマタマ"を膨らませる事も出来るそうです。正美さん
は、私を弟子にしたいらしくて、表向きは秘密な事を色々と教えてくれます。
オチンチンにキスするのが楽しみな由美より。
---05---
「天使の涙を集めるのは、由美ちゃんの天職なのよ。」
今はもうタマタマの代わりにおっぱいが付いてるヒロ君に跨って、オチンチン
から天使の涙を吸い出している由美。由美ちゃんのクリちゃんにキスしてラヴ
ジュースを吸うヒロ君。2人とも完全に陰毛を脱毛されている上に、脳手術を受けて
間もないのでスキンヘッドだ。2人共前頭葉に埋め込まれたチップから絶え間なく
送られる快楽行為を促す信号の命じるままに、正美さんの前で愛し合っている。
去勢されてもう精子を出す事は無いヒロ君は既に、(オチンチンが付いて
るのさえ知らなければ、)外見も声も女性になっている。体位が変わって愛の
ピストン運動が開始され始めると、正美さんの傍らに置かれたノートPCは、
快楽中枢刺激プログラムやサラウンド暗示音声のモニターから、2人の幸せな
脳波の記録や3Dビデオの録画状態に切り替わった。
既に声帯も改造済みのヒロ君は、思わず小さくしかし甲高い声を上げ、限界に
達して腰をヒクヒクと痙攣させ、由美ちゃんの中へたっぷりと、透明サラサラの
天使の涙を放出した。
ご満悦の2人のスキンヘッドには、手早く3Dモニターが各々被せられ、指導の
成果がバイオフィードバックされる。余韻に浸っている間にも、以前ヒロ君の
タマタマが付いていた場所には、天使の涙を補充する点滴キットが差し込まれて、
ピットイン状態になっていた。由美ちゃんにも、放出された天使の涙を回収後、
媚薬ゼリーがたっぷりと注入された。
2人共3Dモニターが外され、由美ちゃんに真っ赤なド近メガネが戻されると、
由美ちゃんの右コメカミの奥で青のLEDが点滅を開始し、それに呼応してヒロ君の
同じ位置に埋め込まれたLEDも点滅を開始した。傍らのノートPCでは、次の段階の
セックス依存症化プログラムが起動し始めている。2人の学習能力の速さに驚き
ながらも、ご満悦の笑みを浮かべる正美さん。マジックミラーの向こうでこっそり
見学していたヒロ君の姉"真理"の表情も満足げだった。
---06---
裏のお仕事を任せるあてが付いた正美は、精子や卵子を保存している秘密の
冷蔵室に来ていた。正美の卵巣も今はここに保存されている。放射線治療で
卵巣が駄目に成る前に、ここに預けてしまったのだ。勿論、既に去勢手術を受け
た天使達や、将来去勢手術受けさせる天使候補達の精子もココに保存されている。
既に冷凍保存されている精子や卵子も有るが、睾丸や副睾丸を全て抜き取った
場合は、抜き取られた後も未だ精子を熟成させる装置に取り付けられ、何千回
何万回と精子を搾り取り続ける場合も有る。持ち主だった天使が音大で優秀な
成績を修めたり、国際コンクールで入賞したりすると、特典映像付きDVDと精子
のセットが販売されたりするので、この冷蔵室は裏のお仕事の資金源の1つにも
なっているらしい。
冷蔵室に併設された秘密映像のライヴラリーには、その手の資料が沢山収蔵
されていて、有名なアワードを受賞した天使の映像等を見る事が出来た。そんな
脚光を浴びる一部の精子や、これから脚光を浴びるかも知れない精子達が密かに
眠っているこの部屋の雰囲気が、正美はとても好きで、ほぼ毎日訪れていた。
---07---
「天使の涙」を吸い出し始めてから正美さんの指導も有って、由美はとても
オシャレ気を遣い始めた。特に、未だオナった事さえ無い子や、去勢少年合唱団
に入団する為に急遽去勢された子のお相手をする時は、第一印象がとても重要
だからである。スポンサーである母親から色々と聞き出して、コスチュームにも
拘ったりして、正美さんと2人でスムーズに裏のお仕事をこなして行くのが、
とても楽しかった。
由美ちゃんの為にに毎日、もうタマタマの無いオチンチンから新鮮な天使の
涙を流し出すヒロ君は既に、タマタマが付いていた頃の記憶を殆ど消し去られ、
姉の真理の希望のままに、オチンチンが付いた従順な妹に改造されつつあった。
髪の毛は完全に剃られ、頭蓋骨も削られて凹凸が少ない額にされた。喉仏も削
られ、声帯には変声を防止する細工が施された。胸には数日おきに女性ホルモン
が注射され、更なる豊胸が進められている。
精子を作る任務から解放されたヒロ君は、頭に埋め込まれたチップから送ら
れる信号の命ずるままに、快楽中枢を刺激する行為の虜になっていった。
そしてどんな行為を行った時に最も快楽中枢が興奮状態になるかが、由美ちゃん
と共に解析されて、チップ用のプログラム強化にフィードバックされた。
ある朝、ヒロ君が目覚めると、例のヘルメットも被っていないのに、耳元で
囁く声が聞こえ始めた。両耳の何処かに、眠っている内に何か埋め込まれて
しまったらしい。プールで鼻や耳に水が入ってしまった時の閉塞感と同時に、
脳天が痺れる様な快感が訪れ、気づくと由美ちゃんに愛撫されてもいない
のに、天使の涙をたっぷり放出していた。
天使の涙を流すのさえ、脳ミソのチップが命ずるままになってしまった自分
が悲しくて、普通の涙を流そうと思っても、モヤモヤ且つムラムラと脳を刺激
する信号が常に頭を占拠していて、「悲しい」と言う感情さえ押し流し、忘れ
させてしまおうとしている。正美さんや真理姉が言っていた「一生幸せな頭に
してあげるからね。」の意味は、この事だったのかと気付かされた。
---08---
ヒロが生まれてからずっと、この子が妹だったら良かったのにと言う妄想を
真理は抱いていた。2人共小学生だった頃一緒にお風呂に入った時にも、
こんな可愛いオチンチンを自分の意のままに使えたらと、不埒な欲望を育ん
でいた。そんな真理の密かな欲望が実現に至ったのには、2つの契機が
あった。
1つは、仕事で転ばぬ先の杖的対応をしていた事が、会社の大損害を未然
に防いだ事が認められて、昇進と結構多額なボーナスが出た事であった。
もう1つは、旧友であった正美から裏のお仕事でのナレーションを頼まれ、
未だオナニーも知らない少年達がタマタマを抜き取られ、頭にチップを埋め
込まれ、魂が抜けたみたいな表情で、真理のナレーションを聞いて洗脳され
ていく様を目の当たりにした事であった。
ヒロにもこの手術を受けさせて、竿有り玉無しの従順な妹に改造し、生き
たオブジェとして同様な手術済みの彼女とセックスさせてみたいという願望
が、真理の中で急速に広がっていた。
真理の要望としては、見かけも声も女性に改造してしまいたかったのだが、
そうしてしまうと、結婚式や新婚旅行の時に困った事が起こるので、豊胸も
声帯の細工も、ギリギリ男性として有り得る程度に留め、手術後にも簡単に
変更可能な形にした。勿論、新婚旅行にも同行して、ばっちり胸を膨らませ
声の音程も上げてから、真理の目前でたっぷりとセックスさせる為である。
完全にセックス依存症に仕上げられた新妻由美ちゃんが、ヒロに甲高い
よがり声を発せさせながら、もう精子が全然入っていないサラサラ透明な
天使の涙を、何度も何度も絞り出させるのを見ていると、彼女の舌に付け
られた真新しい新妻用ハート型舌ピアスのように、それが当然の成り行き
であったのだと、真理は自分の投資に自信を持った。
---09---
私の名は宏恵。戸籍上は宏(ヒロ)という名だそうです。真理姉さんがお金を
出して、タマタマと昔の記憶を抜き取る手術をしていただいたので、野太い声
で白濁した精液を射精したりする事がない、オチンチン棒だけが付いた妹に、
改造されてしまいました。もう自分では、オチンチン棒を勃起させる事も出来
ません。
それだけでは、とっても悲しい筈なのですが、「一生幸せな頭」になるチップ
をコメカミの骨に埋め込まれてしまい、そこから私の脳味噌を幸せにする信号
が出て、真理姉さん達の命令のままにずっと強制的に幸せな気分で過ごして
います。
そして、タマタマを抜かれてしまう前から彼女だったと言う由美ちゃんも、
同じチップを埋め込む手術を受けました。由美ちゃんが私のオチンチン棒に
キスした時だけは、オチンチン棒が勃起して、サラサラ透明な「天使の涙」を
流し出す事が出来ます。
でも、由美ちゃんが旁らにいるだけで勃起したりはしないので、オチンチン棒
にキスする時に掛ける真っ赤なド近眼鏡にも、何か仕掛けがあるみたいです。
由美ちゃんは私にもド近眼鏡を掛けさせたいらしくて、先週何か埋め込まれた
両耳の後ろの腫れが治まったら、角膜の中へレンズを入れる手術で私もド近
にしてしまう事を、真理姉さんにお願いしていました。
もう私のオチンチンも胸も耳も脳味噌も、そして次は目も、真理姉さんの
思うままに改造され、オチンチン棒から天使の涙を流す以外は、悲しい気持
ちさえ奪い取られ、涙さえ流せなくなってしまいました。
私を改造するこの一連の手術が終わったら次は、私と由美ちゃんの新婚
旅行が企画されているそうです。各国の世界遺産を見ながら由美ちゃんが
白昼堂々と私の天使の涙を吸い出したりセックスしたりするのを撮影する
のが、真理姉さんの次の野望らしいです。
「天使が裸なのは、恥ずかしいとか、悲しいと言う感情がないからなのよ。」
一見まともそうな言葉ですが、真理姉さんの口から発せられるとソレは、・・。
---10---
タマタマを抜き取るだけでなく脳味噌から記憶も抜き取ってしまう事が
裏業界で評判のこの総合病院では、麻薬や覚醒剤で汚染された芸能人
からタマタマと薬物の記憶を抜き取る仕事も請け負っていた。
今日も禁断症状で暴れる元アイドルが救急車で運び込まれ、麻酔も充分
に効かない状態で緊急去勢手術が行われた。自分のタマタマが抜き取られ
た事にショックを受けて、無抵抗に成った隙に、ツルツルスキンヘッドにされ
てしまった玉無し元アイドル君。次は大きなマスクを被せられて鼻から記憶
を抜き取る為の薬が噴射された。
「みっちゃん、今日からは薬も女遊びも出来ないアイドルに戻るからね。」
マネージャーさんが優しく且つ冷たく語りかける。薬が効いて来て、舌が
もつれ、何か話そうとしても出来ない。その間にも彼のタマタマ無し股間
には、強制夢精装置と、輸精管洗浄装置が取り付けられ、ピンク色に
染まった精液が少しずつ吸引されていく。
やがて洗浄装置が流し込んでいる青い液体に輸精管や前立腺、精嚢
の中が満たされると強制夢精装置の吸い出ている液体も同じ色になって、
もう天使の涙しか流し出せない、タマタマ無しオチンチン棒が完成した。
役目を終えた輸精管に可変人工タマタマが付けられ、本来の中身を失っ
たタマタマ袋が縫い合わせられた。
無事に手術が終わると、去勢少年合唱団秘密コンサートへのゲスト出演
交渉を始める、ちゃっかりしたマネージャー。抜き取られたタマタマも、去勢
されてしまった元アイドル君も、「搾り続けられる過酷な運命」は同じらしい。
---11---
となりの病室には元アイドルが来たらしいと聞いた真理は、手術直後の
包帯グリグリ頭でなければ、直ぐにでも覗きに行くのにと悔しがった。今は
立派なタマタマ無しオチンチン棒付きの妹に改造が終わったヒロ、今は
名前も宏恵の、天使の涙を搾り出せるチップを真理も手術して付けたのだ。
昔のSF映画の洗脳シーンに出てきたみたいにゴチャゴチャと色々頭に
取り付けて延々と手術されるのかなと思っていたが、自分の快楽中枢を
刺激しない場合は、案外簡単なのであった。
日々更新される快楽システムプログラムも、チップ本体ではなく、メガネの
テンプル部に付けたメモリーカードに保存されているので、簡単に最新版を
試せる時代になった。早速、宏恵由美夫妻にセックス命令を出してみる。
由美ちゃんは病室の窓枠に両手をつき、綺麗に脱毛された下の御口が、
宏恵のオチンチン棒をワンワンスタイルで吸い込む。タマタマが付いてない
と結構深く入るんだぁとか感心してる内に、宏恵の天使の涙が、由美の中
へ、たっぷり放たれた。
真理の意のままに動く生きたオブジェとなってしまった2人。デュエット曲
のカラオケでも歌っているかの様な手軽さで、白昼堂々と「VIP病室では
何でもありな体験」を楽しませられていた。
夜空に開く花火みたいに宏恵と由美の脳に浮かんでは消える快楽願望
も全て、快楽の花火師真理に、操られた演目の舞台であった。
---12---
VIP病室の存在自体が秘密なので、お見舞いが来る事は殆ど無かったが、
真理が勤めている会社の♀社長だけは、休暇の許可をもらう都合上それを
知ってて、お見舞いに来てしまった。勿論、白昼堂々と宏恵&由美夫妻の
セックスを鑑賞するのが、目的の1つだったが、真理とは逆に大失態を
やらかした男性社員を洗脳去勢してしまいたいと言う秘密相談を持ちかけ
るのが本当の目的だった。
真理が正美とVIP病棟病棟の看護士長に話を通している間に、睡眠薬
で眠らされ、車椅子に乗せられた悲運な彼が既に運び込まれ、VIP分娩室
へ運ばれていった。着衣は全て脱がされ、頭髪と陰毛を剃られたツルツル頭
と無毛オチンチンに黄色い液体がムラ無く塗られ、臨床試験中の新型強制
夢精装置と新型洗脳用ヘルメットが被せられた。
哀れな失態社員君の精子はたちまち本人の意志と無関係に搾り取られ、
鼻から噴霧注入された夢精用媚薬の香りが、ほのかにVIP分娩室に漂った。
次に前立腺刺激装置が浣腸済みの肛門から自動挿入されて精嚢に僅かに
残った精子迄搾り始める。
精子を搾り終えた夢精装置に代わって、新型の自動去勢装置が失態君
の股間に取り付けられる。麻酔注射中のランプが点滅して着々と、去勢の
準備が整う。オチンチンへ繋がる精索が一気に切り離されあっという間に
抜き取られるタマタマ。人工タマタマを付ける為のアダプタだけが取り付け
られ、精管へ青い液がゆっくり注入された後、中身を失ってしまったタマタマ
袋が丁寧に縫い合わされた。
部分麻酔が掛かっているとは言え、自分のタマタマが抜き取られる様を
じっくりと見せつけられた失態君は、ヘルメットの中で泣いてるらしかったが、
そんな場合ではない事にさえ、気付いていなかった。
やがて右のコメカミに始まってチクチクと数回、麻酔注射の痛みが走り、
麻酔効くのを待ってコメカミ付近の頭皮が切り開かれる。そしてコメカミに
ゆっくりと穴を開けている気配と共にコメカミに何かが差し込まれ始めた。
そしてその何かが、頭蓋骨の下から額の付近迄差し込まれ、上下にふわ
っと開いた感じがした途端、失態君の脳に快楽の竜巻が通過した。
「脳味噌への電極挿し込みも成功ね。」
タマタマのないオチンチンから先程の青い液体を何回も何回も射出する
失態君を見て、去勢も洗脳も手術成功したのを確信した♀社長は、満足げ
に呟いた。失態君はこれで、天使の涙を流すのさえ、社長命令で行う事に
成ったのだ。
---13---
晴れた平日の午後、車椅子に乗せられマスクの下に小型の口枷を付け
られ、両手両足は車椅子にこっそり縛り付けられた2人の患者が退院して
いった。1人は元アイドル君。既にVシネにシーメールの役で主演する事が
決まったらしい。こう言うのを商魂逞しいと言うのであろう。
もう1人は勿論、例の失態社員である。彼は単身赴任だったので、社長
秘書が会社の車で迎えに来ていた。会社は介護関係の業務も行っている
ので、車椅子を乗せられて都合が良かった上、2人の新米天使を同時に
配送出来るからであった。
2人はお互いがどんな境遇なのかよく知っていたけれど、目線を合わせる
事さえなかった。お互い、精子の無い自分のこれからの人生の事を考えて
いた。そして、元アイドル君はワンルームマンションの自宅に送り届けられ、
手術費用を出資した数名の元親衛隊有閑マダム達に出迎えられた。
残った失態君は、当然会社へ送り届けられるはずだったが、社長秘書
が車を止めたのは、病院の近くの高速インターの側らにあるラブホであった。
真っ昼間なので閑散としている駐車場から、ホテルへ導かれる失態君の
車椅子。帰る先は違っても、玉抜き同窓君達のこれからの人生の目的は、
同じく、天使の涙を毎日搾り続けられる事と決められてしまったのだった。
---14---
ラブホで失態君はまず、鼻に付けられたままの酸素吸入装置を介して
何か薬を吸わされた。暫くすると全身に力が入らなくなってしまい、衣類
を脱がされると、車椅子のままシャワーを浴びさせられた。
タマタマが無くなり、少し縮んだタマタマ袋だけが残されたオチンチン棒
が久しぶりに丁寧に洗われた。先にシャワーを済ませた殆ど全裸の社長
秘書が、石鹸と香水の香りを漂わせながら介護仕様の車椅子を活用して
強制的に広げられた失態君の股間に迫ってきた。タマタマ無しオチンチン
棒だけでなく、お尻の方からも前立腺等を刺激され、屈辱と快感を同時に
味わいながら、退院後初めて天使の涙を放出した。
「精子も記憶も綺麗に抜けちゃったね。」そう言われて初めて、失態君は
この社長秘書の名前を覚えていない事に気付いた。タマタマを抜き取る
手術を依頼した憎らしい♀社長の名前も、そして自分の名前さえも思い
出せない。そう言えば数日前から薬を吸わされた後にヘルメットみたいな
物を被せられてナレーション聴かされながら、映像を見せられたみたいな
気がしたけれど、その内容も全然思い出せない。
「我が社の新製品は素晴らしいでしょ。」失態君のタマタマと記憶を抜き
取ってしまったのは、実は失態君の会社の新製品であり、♀社長は男性
社員を全員去勢して、タマタマ無し社員と、この秘書みたいな淫乱OLだけ
が勤務する会社にしてしまう為に、まずテストケースとして今回、失態君を
手術させたらしい。名前は忘れてしまったが同期入社の親友、体育会系
の大男君も失態続きなので、次は彼かな?と思ってしまった。
---15---
その頃、元アイドル君の自宅では、元親衛隊有閑マダム軍団の「みっち
去勢記念試乗会」が催されていた。自家発電出来なくなってしまった彼も、
マネージャーに被せられた洗脳用ヘルメットから鼻に容赦なく噴射される
強力媚薬と、脳味噌に埋め込まれた快楽刺激チップによって、数名の
試乗希望マダム全員に、天使の涙をプレゼントしてしまった。これからは
サインや握手の代わりに天使の涙で、去勢スポンサーの皆さんの性欲を
満たす事になっているらしい。
試乗しなかったマダム達も含め元親衛隊全員が、みっちのオチンチン
棒に、お別れのキスをして帰ると、ソープランドに来て全裸になってしま
った仮面ライダーみたいに横たわり、天使の涙も売り切れたみっちと、
パーティの後かたづけをするマネージャーだけが部屋に残った。
「携帯も脳味噌チップ対応のに代えて置いたからね。」 元親衛隊が飲
み残したシャンパンをいただきながら、ややロレツが回らなくなった声で、
危ない薬売りや、薬漬け元カノから隔離し、元アイドル君を、天使の涙
の発射しか考えられない快楽奴隷にしてしまう処置が、着々と進んでる
事が、伝えられた。
「私も試乗しちゃおぅかなぁ?」酔った勢いでマネージャーがマダム達の
唾液にまみれたオチンチン棒に触り始める。酔ったままで人工タマタマに
天使の涙を補充するのは危ないのだが、それをテキパキとこなす姿を
見て、酔った上というのは口実で、実際にはほとんど酔っていないのが
分かった。
身から出た錆とは言え、「おまえ婚約した彼氏居るだろう!」とも突っ込
めず、マネージャーの性欲処理まで利用されてしまう自分は、ソープランド
に沈められた、知り合いの元AV嬢と変わらない境遇を感じて泣きたかった
が、媚薬と脳味噌チップの作用で、涙など全く出なかった。
---16---
世界的不況の中でも、元アイドル君のリサイクル等、去勢関連ビジネス
が好調なこの総合病院では、毎年恒例のクリスマス会が開催されていた。
今月去勢されたばかりの去勢少年合唱団新人天使達が4名、下半身裸
で天使のダンスを披露させられていた。
ダンスが終わると今度は、白衣の天使達が新人天使歓迎を行う。勿論、
タマタマを抜き取られたばかりの初々しいオチンチン棒に天使の涙を流さ
せる為である。クリスマス仕様の赤いマスクを被せられ、大股開きが可能
な車椅子に乗せられた新人天使達。下半身全裸のまま、リレー形式で
天使のシャワーを放出する様は、サンタの髭に隠された口枷の奧で呻く
天使達のこもった声と共に、お馴染みの風物となり始めていた。
---17---
私の名前は香。今はとある大都市の専門学校で声楽等の講師をやってる、
去勢少年合唱団のOBだ。生徒は声優や役者を目指している子が多いけど、
音大に落ちて予備校代わりに通ってる子もいる。中には、現役の去勢少年
合唱団員もいる。実は学校の実質的経営母体が、去勢少年合唱団と同じ
なので、退団後の就職先として紹介された訳である。
世界同時株安以来、去勢少年合唱団が出演する秘密エベントが、がっくり
と減ってしまい、お持ち帰りされた団員達が天使の涙を絞り出される機会も
少なくなってしまった。セレブの密かな趣味も、様変わりしている訳だ。私が
最後に秘密コンサートを見たのは去年、某総合病院のクリスマス&忘年会
だったと思う。
その席でも、年内一杯で寿卒団する団員が、何人か紹介されていた。
"玉無しの腰"と呼ばれ、お相手は、バレエや新体操をやってる女性が多い。
退団後にバレエを習い始め、ニューハーフのバレエ団に参加するOBも
結構多いのは、この「奥様はバレリーナ婚」の多さが影響しているのだろう。
そんなOBの結婚式でも、昔は去勢少年合唱団が全員で去勢天使の歌声
を披露した事が多かったが、最近は選抜メンバー数名の"NoSprmaChoir"
が呼ばれる事が増えているそうで、大量去勢、大勢の団員と言う体制では
小回りが効かない点が、運営上も問題になってきてるらしい。
私は教員免許等も取っているので、退団後も音大受験を目指す現役団員
の指導を乞われたりする事が有るが、「天使の涙を流せる少年」の付加価値
として、声楽だけでは食っていけない事を強調して、助言している。
---18---
「精子が出なくなってから、仕事には精が出るわねぇ。」
ラブホで試乗されて以来、すっかり社長秘書の尻に敷かれている失態君は、
東南アジアの某ホテルで秘密開催されている"去勢博物館"と言う展示会
に来ていた。
自身のタマタマの中身をキレイに抜き取り、一生幸せな刺激で脳味噌を
満たした新製品の展示実演を行う為である。実演の対象は親友、体育会
系の大男君で、勿論本人には知らされていない。
展示会初日に行われた去勢実演の模様は録画され、アフターケア洗脳
されている大男君の後ろへ投影されていた。ステンレス製のエッグスタンド
みたいな吸精装置に乗せられたタマタマから、みるみる内にその中身が吸
い出され、代わりに青色の殺精ゼリーを充填していく様が、克明に映し出さ
れていた。
人工タマタマに交換してしまう方法とは異なり、この処置を受けると自発的
な性欲は無くなってしまうので、「これからはオチンチン棒勃起も社命だな!」
と、失態君は去勢仲間に成ってしまった大男君を励ました。
1日に2回、投影されている動画に、「精嚢洗浄カウントダウン○○秒」と
字幕が入り、大男君の精嚢に僅かに残された精子を搾り出す実演も有った。
最初は未だ白濁した精子が混じった液だったが、新型強制夢精装置が
容赦なく絞り出しを繰り返すと、2回目からは血液が混じってややピンク色
がかった半透明な液になり、それから繰り返される度に段々青みがかった
液に変化して、最終的には予想通り青色の殺精ゼリーがカウパー液等で
やや薄められた色になった。
「今日のお仕事完了〜」とバイリン社長秘書が英語等で細かな説明を入れ
ながら、去勢少年合唱団でもお馴染みの精子禁止ピンバッジを大男君に
付けて、最終日のエベントも終わり、大男君の去勢後ケア洗脳も完了した。
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今年も展示会のシーズンが終わって、例年なら忘年会の企画をたてる
時期だったが、展示会の実演でタマタマの中身を抜かれてしまった大男君
は、全然ワクワクしていない自分に気がついた。他の同僚に言わせれば、
展示会から帰ったら「魂が抜けたみたいな表情」だったそうだ。
その後も度々、、新去勢システムの秘密プレゼンで失態君と大男君の
去勢実演の模様が、ハイビジョン動画で詳しく説明されていた。例の社長
秘書の説明では今後、我が社の男性社員は全員去勢される予定らしい。
既に子供がいる管理職の手術は始まっているらしく、今日は営業課長が、
手術の為に欠席していた。
プレゼンに来ている方達の中には、これから吸精手に成ろうとしている
バンダナ鬘の一団があった。先輩の真似をしているのか、それが正装な
のか、全員真っ赤なフレームのド近さん達であった。あんなピチピチ看護士
さん達に抜かれたら、3擦り半も持たずに精嚢に残された精子を放出して
しまうだろう。
しかし、そこ迄妄想してから大男君は、そんな妄想にも拘わらず全然
オチンチン棒が勃起していない自分に気付いて、愕然としてしまった。
タマタマの中身も抜き取られ、天使の涙を流すのさえ難しい体にされて
しまったのに、営業で洗脳去勢を勧めてる自分は一体何をやっている
んだろうと複雑な気持ちになっている処に、例のド近ピチピチ看護士さん
の1人が、声をかけてきた。
「山○さんって、彼女いるんですかぁ?」どうも、嗾けたのは例の社長秘書
らしい・・。
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S営業課長は、もうそろそろ定年で、娘も同じ会社の秘書課に勤めている。
永年の勤続の御礼として、社命で夫婦揃って人間ドックに行かされた。
始めは娘の仕業かと思っていたが、彼方此方延々検査された後、その
まま病院に泊まってから目覚めると、股間と頭に包帯が巻かれていて、
何かの手術をされてしまった事に、初めて気付いた。
何と隣のベッドには妻も頭に包帯を巻かれて既に目覚め、朝食中だ
った。何だか幸せそうな表情の妻、筋金入りのド近に老眼が入ってきて
しまい、先月新調した遠近両用眼鏡がキラキラ光っていた。
この状況に、S課長は思い当たる事が有った。女社長の肝いりで、会社
が密かに利益を上げている、去勢&洗脳手術システムである。股間から
タマタマの中身を抜き取った後、性欲を維持させる薬が充填され、妻の
性欲を満たす安全オチンチンに改造されてしまう仕掛けである。股間だけ
でなく脳味噌も手術されてしまったらしく、こんな大変な状況なのに、妙な
幸福感がS課長の意識を占拠していた。
気がつくと妻は既に真っ黒いボンデージスーツに身を包み、大事な部分
だけ全て丸出しにしてS課長の股間に迫ってきた。真っ赤なハイヒールと
黒の網タイツがS課長のベッドに登り終えると、まず上の御口が、朝の
デザートを試飲し始める。S課長も初めて体験する新型の自動吸精装置が
課長のオチンチンから、手術後僅かに残った精子迄搾りだそうとしていた。
娘の真似をして最近、プチ整形したり、臍ピ等彼方此方ピアシングしたり、
妙にエロいミニスカ&パンスト姿になってみたり、更年期障害の対策の為
かと思っていたが、実は洗脳去勢した亭主を存分に賞味する為の前準備
だったのかと、既に手遅れになってから、気付かされた。
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三日後にはもう、娘が迎えに来て、S課長は車椅子に乗せられての退院
となった。中の黒いボンデージスーツを隠す様に薄手のコートをまとった妻
は、靴こそ履き替えていたが、ラヴホへ直行して、もう一回天使の涙を吸
い出そうとしている事は明らかであった。
ようやく自宅へ帰り着くと、娘の婚約者のJ君が来ていた。実は彼も、
挙式前にタマタマを人口タマタマに取り替えられてしまうらしい。娘も一緒
にコブクロを抜き取って、毎日H出来る体になる予定らしいが、結婚しても
子供は要らないとは、親としてはやはり、寂しい。
まさかこの歳で、「天使の涙」を吸われる事に成るとは思わなかったが、
脳改造されて、性欲だけを増強されてしまった妻には、それこそが幸せ
なのだろう。この会社は何処かおかしいと思っていても、誰もあの女社長
の暴挙を止める事など出来ないのだと、退職間際に"熟年天使"に改造
されてしまってから、S課長はオチンチンだけでなく目からも涙を流した。
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投稿:2009.06.03更新:2010.09.28
天使の涙
著者 ホログラム 様 / アクセス 24375 / ♥ 0