時は未来。
人類は増えすぎた人口に悩まされていた。
しかしある時、画期的な策が提案された。
その策は瞬く間に普及し、実際人口はみるみる減少していった。
殺人や戦争もなく、である
一見すばらしい策の様にも思える。
だが、その「策」の内容が問題だった。
人類としては助かったが、私としては大問題だった。
その「策」の内容というのは「10歳以上のすべての人間に優劣を決める」
「劣等者には専用の貞操帯をつける」「優等者は劣等者の貞操帯を自由に使用できる」
というものだった。
私の股間にもついているこれがソレだ
自分の意思でオナニーも出来ないのだ。
それだけでも苦痛なのだ、が、ここで重要なのは{優等者は貞操帯を自由に使用可}という事なのだ。
実は貞操帯といってもただの貞操帯ではなく、内側、陰茎の根元に刃物が着いている。いわばギロチンなのだ。
ギロチンといってもそんな大層なものでもないのだが、手動でレバーに体重を乗せて刃を押せば
ざくりっ、という小気味良い音と共に男のシルシは簡単に奪われてしまうのだ
最近はギロチン遊びと称して優等者が遊び半分で陰茎を切る事件が多発しているらしい。
私は恐怖しながらいそいそと家路に付いていたのだが、その途中、運悪く見てしまった、見入ってしまったのだ。
男子高校生1人が女子高校生5人程に囲まれ、そのうち一人にレバーを掴まれていた。
女子高生たちは煽り、男子高校生は泣き叫び、許しを懇願している。
当然、
シルシを玩具くらいにしか思っていない彼女たちが聞き入れる訳も無く、ざくりっ
小気味良い音と少女の笑い声にそのシルシは奪われた。
恐ろしい、早く逃げないと
そうは思うが足は動かず、禁欲の為か貞操帯の中は大きくなった陰茎でいっぱいになっている。
極度の興奮と緊張の為に息が荒くなってきた、逃げ切るのは無理だと思い、隠れてやり過ごそうと思ったその時。
後ろから貞操帯を掴まれ、耳元で囁かれた、
「去勢されるトコ見て興奮しちゃったの・・・?なら、貴方も・・・おいで。」
-
投稿:2010.01.25更新:2010.01.31
特殊貞操帯
著者 カムニ 様 / アクセス 22837 / ♥ 6