(dou tei mo syou kan)
ドスン!
「うわっ」
「イテッ」
私はこの日のために魔法を手に入れた
ネットで私の悪口を広めた喪男に復讐するために唱えた呪文…
でも、なぜ2人???
(kin baku)
とりあえず身動きをさせないよう縛り上げた
「私の悪口を広めたのはどっち?」
「オマエなんか知らないよ」
「ボクじゃありません…」
2人とも否定する、困ったなぁ
「私のblogから色々調べて住所吊るしたでしょ!どっちなの?」
私はそのせいで逃げるようにblogを消し転職し引っ越すことになった
せっかく仲良くしていた男性のメル友とも…
「いいわ、白状するように酷いことしてあげる」
(zen ra)
呪文を唱えると同時に2人の男は縛られたまま全裸になった
「あははは、オチンチン丸出しでいいザマね」
オチンチンを見るのは恥ずかしいけど
それを必死に隠す2人の姿が可笑しく大笑いしてしまった
「男の人って、そのオチンチンをちょん切ったらどうなるのかしら?」
私は思いっきり意地の悪い表情で質問してみた
「ちょ!ウソだろ!」
「そ、そんな!やめて!オネガイです…」
2人は恐怖の表情に一変し小刻みに震えだした…どことなく可愛らしく思えた
私の魔法はなんでもできる
オチンチンどころかその男の存在そのものを消す事だって…
(でも攻撃していた男は一人だったはず、どちらかは無実かもしれない)
そう考えると躊躇してしまう
「そうね、まずはタマをひとつもらうね」
(tama tori one)
「うわぁぁぁっいてぇ!」
「あぁぁぁっ痛…痛いよう」
2人のタマがひとつずつ私の手のひらに現れた
まだ暖かい、本物の男のタマ…私は変な気分になった
男達は引きちぎられたように痛んだようだ
(これが、精子とか作ってる…男の大切な器官)
私はなぜか性的に高揚してしまった…S女性じゃないのに、やだなぁ
「まだ大丈夫よ、タマは生きてるわ…それに一つあれば結婚できるから大丈夫よ」
「なんてヒドイことするんだ!それでも女か!?畜生!」
「ああ、ボクのタマ返してください…お願いです」
「へぇ…まだ白状しないの?じゃあ二つ目ね」
(tama tori tuika)
『うがあぁぁぁぁっ』
2人の男の声が重なった
私の手のひらに暖かい生きたままの4つのタマが転がっている
もう目の前にいる2人は「男性」ではなくなってしまった…私の手で
そう考えると私はさらに興奮してしまった
「もうあなたたちは男性じゃないのよ…結婚できない体なのよ、クスッ」
「あぁぁ…ヒデェ畜生!!!畜生!!!」
「あぁ、そんな…ボクのタマを返してください、それが無いとボクはもう…」
ペタンコになったタマ袋を放心状態で見つめながらうなだれる男達
「だからどっちなのよ!早く答えなさいよ!」
私は怒りにまかせて言い放ったが2人は放心状態のまま
拷問の手順を間違えてしまったようだ
-
投稿:2010.04.13
復讐
著者 喪女さんの作品転載 様 / アクセス 16577 / ♥ 2