(もし間違ってたら…いや、2人はグルなのかも、きっとそうよ)
私は自分にそう言い聞かせて復讐心を満たした
「もういいわ、グジグジしてる奴は男じゃなくなっちゃえばいいのよ」
(o chinchin chon-giru)
『くぅうううううっ』
また2人の男の声が重なった
その股間から男のシンボルであるオチンチンが消えてしまった
まるでマネキンのような股間…
薄く海綿体の断面がピンクに見えオシッコの穴しか空いていない
その部分を見つめながら涙を流す男達
「そんな、ウソだろ…イテェェ、夢じゃないのかよ畜生!」
「・・・そんな・・・そんな・・・ボクはもう・・・」
(あぁ…やったわ)
私は言葉にできない達成感で性的絶頂を迎えた
テーブルにそれぞれのオチンチンとタマを並べる
オチンチンを失ったのに男らしい体格の2人、滑稽な姿
「・・・ぐらいで」
「・・・ネットで吊るされたぐらいでここまでするのかよ!クソ女ぁぁぁ!」
ここにきてやっと白状した、やはり口の悪い方の男だった
「バカね、なんでもっと早く言わなかったの?」
私はそういうと彼のオチンチンとタマタマを目の前で包丁で輪切りにしてやった
「私料理得意なのよ、お嫁さんにしたいでしょクスクスッ」
「バカヤロウ!うわぁぁぁぁっぁぁ!」
彼は狂ったように喚き散らした
「そうそう、私って執念深いのよ…これぐらいで済むと思ってる?」
「な・・・なんだと!?」
(nyo in syou kan)
私は彼の股間に女性器をつけてあげた
「最初から白状すれば痛い思いしなくてすんだのに、バカね(笑)」
「さぁて、どこに飛ばそうかしら…ゲイバーがいいよねぇ」
「ちょ!チョット待って!」
「さよなら、私の人生を壊した人」
(jump shinjuku 2 cho-me)
縛ったまま、股間だけ女性器の全裸姿で新宿のゲイバーに飛ばしてあげた
きっと裏世界で人気者になれるはず
「さぁて、あなたは私に何をしたの?」
もう一人の彼に私は聞いてみた
「ぼ、ボクは、ボクは…なにも…寒い、寒いよう」
オチンチンを失ったショックで震えて何も答えられる状態ではなかった
(あ、そういえば読心術があったの忘れてた!)
最初から心を読んでおけばよかった、おっちょこちょいな私
(kokoro o misete)
「そ、そんな…そんなのイヤ!」
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投稿:2010.04.13
復讐 2
著者 喪女さんの作品転載 様 / アクセス 10804 / ♥ 1