男のペニスの膨張率は分からないものだ。あれ程小さく縮かんでいたペニスは目打ちされたまま最後の花道を飾るようにマナ板の上で二度とない挿入を控えた弩張を始めた。尿道口から粘液を誇らし気に垂らして大蛇のように亀頭が反り上がり、射精を迎える寸前のように尻が小刻みにぴくぴく動いていた。間違いなく男は処刑を控えた状況を楽しんでいた。
こうでなきゃね。チン切りは。女王様と奴隷の引き返せないドラマなのよ。この男に明日は無いわ。だから今が至福の時間なのよ。この男は私におチンチンを切られるために生まれてきたの。彼にとって今迎えている局面が生きてきた証しなの。切られて食べられることに恋焦がれて、満たせない願いを抱えて今まで生きてきて、遂に私という救世主に出会った彼は幸せよ。優しく切ってあげるわね。そして全部私のウンコにしてあげる。
訳の分からないことを喚き始めたマユミに、ちょっと待ちなさいよ、私が見つけた獲物なんだから、半分ずつよ。不満そうにユミが牽制した。
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投稿:2010.09.08
今夜は私が切り取る番よ 4
著者 ゆう 様 / アクセス 8096 / ♥ 2