どうでもいいから早く切りなさいよ。私、お腹が減っているんだから。どうせチンチンと玉なんて、お酒のオードブル位にしかならないわ。メインディッシュを作るのも時間がかかるのよ。ユミが空のお皿をナイフでカチャカチャ叩きながら不機嫌そうにマユミを急き立てた。
次の瞬間、包丁の刃がペニスの付け根に沈み男が腰を突き出して背中を反らしながら絶叫した。動脈を傷つけたらしく赤いペンキをぶちまけたように血液が噴き出してマナ板を呑み込み、取り残されていくペニスがひくつきを止めて動かなくなった。刃は睾丸の裏側を通り越してペニスの付け根を残したまま肛門へ向かって切り進んでいた。股を割られた傷口からは黄色いコーンサラダのような脂肪が赤いドレッシングのような血液の縁取りを添えて鮮やか色に輝いていた。最後に音も無くペニスの付け根が切断されて再び赤いペンキが床を塗り替えていった。調理台のマナ板には持ち主から離れてしまったペニスと睾丸が静かに揺れていた。ペニスと同じ位の長さの根っ子は調理台から垂れ落ちるようにぶら下がって血液を落としていた。
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投稿:2010.09.08
今夜は私が切り取る番よ 5
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