これは中世ヨーロッパのお話。
土着の神を信仰する辺境の村は教会から迫害される運命にあった。
ほとんどの村は改宗したように装いながら、偶像を屋根裏に隠したり、 祭壇を山奥に移したりして土着の神を信仰し続けた。
ただ、いくつかの村は運悪く教会に見つかってしまい、 一方的な宗教裁判の結果、見せしめのために村は取り潰しに会うことになった。
村の男どもはガレー船漕ぎとして南方へ送られ、 大人や子供の女は慰み者として娼館に送られた。
その中で少年たちにも過酷な運命が待っていた。
分かれを言う間もなく教会の権力が強い大都市へ連れて行かれ、 そのまま一週間ほど中央の広場の処刑台の上に繋がれる。
処刑台は木製で、見やすいように高く作られ、背後には少年の人数分の十字架が立っている。
その十字架は人の身体よりはるかに大きく、どうやら磔刑のためのもののようだ。
少年たちは少女用の囚人服のワンピースが与えられ、 常に裾をたくし上げて股間が見えるようにされた。
少年たちはなぜこのような少女用のワンピースを着て ペニスを観衆に露出しなければならないのか、 わけも分からず顔を真っ赤にしながら弱りきった体で立ち続ける。
裾のたくしあげを外したり、股間部を手で隠そうとしたり、座りこんでしまったときには、 即座に鞭を浴びせられ、食事抜きの罰が待っていた。
一週間後の日曜日、広場は沢山の市民でにぎわっている中、 中央の目立つ位置ににひときわ高くそびえ立つ処刑台に 足輪で拘束されていた少年たちは目隠しをされる。
ついに背後の磔柱で処刑されるのだ。
少年たちは暴れたり、小便を垂れながら哀願したり その場でしゃがみ込んで祈ったりと、各々パニックに陥っていたが、 屈強な男に抑えられ、それぞれが背後の十字架に縛られると、もう為す術も無かった。
ドン!と大きな大砲の音がした後、楽団のラッパの音が聞こえた。
刑の執行の合図だ。広場に集まっていた聴衆たちは静まり返った。
少年たちのうめき声がよく聞こえるようにするために、 大砲の音から系の執行終了まで音をたててはいけない決まりだった。
「では、刑の執行を開始する!」
執行長の声に少年たちはガクガクと振るえた。
小便はとうに漏らしつくしていて、鼻水と涙に顔を濡らしていた。
広場は静まり返り、少年たちの嗚咽の声が微かに聞こえるだけだった。
目隠しで何も見えない。皆の荒い息遣いや鼻水をすする音が聞こえる。
顎がガチガチと震えて止まらない。怖い、怖い。
鎖でできた右足首の擦り傷にオシッコが滲みて痛い。
処刑はもっと痛いのかな、それともすぐに死んじゃうのかな?
ボクはちょうど真ん中に繋がれていたから最初じゃない。
処刑前に友達の死ぬときの声が聞こえるから、 その答えも分かるかもしれない。怖い。怖い。
「コロ、コロ。聞こえる?」
ボクを呼ぶ声がした。
「うん、リベル。聞こえるよ」
「コロ、今までありがとな。天国でも親友だぞ。」
刑は右から執行されるらしい。
「俺が一番右にいるから、一番乗りだ。 ちょっと先に天国に行ってるね」
リベルの今にも崩れそうな虚勢を張った声にボクは余計に怖くなった。
「やだよ、死にたくないよ!」
ドン!
ボクの叫びは大きな大砲の音にかき消された。
見物人のざわざわが急に聞こえなくなってすぐにラッパの音が聞こえた。
「では、刑の執行を開始する!」
ボクは全身の力が抜けた。もう駄目だ。ボクは死ぬんだ。
ボクの右のほうでギシギシと木でできた処刑台の上を執行人が歩く音がする。
リベルが殺される時が来たんだ。ボクは耳をふさごうとした。
けど、十字架に縛られてできなかった。すっと囚人服が捲られる音がした。
「おいっ!何するんだ!やめ…ああっ」
囚人服が何度もこすれる音がした後少しして、音はくちゅくちゅに変わった。
「あっ、あっ!あああああ〜〜〜〜」
リベルの様子が明らかに変だった。何をされてるんだろう?そんな風に思った瞬間。
「ぎゃあああああああ!」
今までの叫びとは全く違う、リベルの悶絶が聞こえた後、 すぐにリベルの気配がなくなった。リベルが死んじゃった。怖い。
ああ、すぐにボクの番だ。ボクは死ぬんだ。殺されるんだ。
じゅっと肉が焼けるような音がした後、僕の周りに執行人が集まってきた音がした。
何も考えなかったら怖くない。苦しまずに死ねる。駄目だ、怖い。
ボクの囚人服のワンピースがたくし上げられたような気がした。
股間がスースーする。えっ?何?裸にさせられるの?と思った瞬間。
ボクはおちんちんをぐいと持たれて前後に激しく動かされた。
「あっ!ああ〜〜っ!あああああああっ!」
ボクは全身に電気が走ったようになった。
気持ちいい?何これ?こんなの初めてだよ!
あれ?オシッコが出そう。おなかに力を入れても止まらない、 もうおもらしはしちゃってるし、我慢できない。
「やだぁ〜〜〜。出るよ〜。おしっこ〜〜〜」
「おいおい、こいつ初めてかよ。最初で最後とは可愛そうだ」
耳元で小さな声が聞こえたけど、ボクにはよくわかんなかった。
それよりもオシッコがドクンドクンとリズムよく飛び出すと、 ボクは全身の力が抜けて目の前が真っ白になった。
気持ちいい。こんなの初めて。死んじゃうくらい気持ちいい。
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あれ?死んじゃう?そんなこと無い。処刑じゃないの?ボクが疑問に思ったその直後。
ブチっという鈍い音が聞こえてボクのさっきまで気持ちよかった所に激痛が走った。
「ギャアアアアア!!!!」
ボクはあまりの痛さに悶絶した。痛い。痛い。こんなに痛いなら早く死にたい。
どくどくとおちんちんから何かが零れ落ちていっていた。
「ハァ…ハァ…」
ほんの少しだけ痛みが引いて息ができるようになった途端、
おちんちんにものすごく熱いものがあてられた。
「グワアアアアアアア!」
ジュワッ!という音と共に焼け焦げたにおいがした。
痛い!痛いよ!あああ…。
少年たちは、十字架に縛られたまま、子孫を残せなくするために去勢刑を受けた。
こうして異端者の村は、地上から根絶させられたのだ。
去勢刑の執行の後は、目隠しを外されたが、ワンピースの囚人服の裾はたくし上げられた状態のまま、十字架に固定される。少年たちは最初は意識朦朧で、3日ほど高熱にうなされるが、 徐々に意識が戻っても、処刑台の十字架からは降りることができず、両手足は鎖に縛られたまま。
目隠しがないので、常に観衆の好奇の的となっっているのが分かり、耐えがたい屈辱を受ける。
熱が引き、なんとかフラフラと自力で立てるようになると、十字架から解放されたが、また処刑台上に横一列に並ばされ、 股間を観衆に晒したまま、一日中立っていることを強制された。
少年たちの背後の十字架の最上部には、切り取られた性器が高々と飾られていて、広場の観衆からは性器のなくなった少年たちの股間が丸見えだった。
刑の執行以降、少年たちに与えられる一日一回の食事には媚薬が入っていた。
性器が無くなっても、この媚薬を摂取すれば性欲が生まれる。
しかし、その性欲の解消方法は永遠に奪われてしまっている。
少年たちは沸き起こる性欲に耐えながら股間を晒し続ける。
処刑台から解放される前に、少年たちの身体に焼印が押される。
これは永久に奴隷であるという烙印である。
この後、少年たちは娼館へと連れて行かれるのだが、 そこでフェラチオとアナルセックスをみっちり仕込まれることになる。
最大限に勃起した状態で性器をもぎ取られても、 根元には微かに性感帯が残っているのだが、 アナルセックスはそれを刺激する唯一の方法であるため、 少年たちはやがて進んでアナルセックスを受けるようになる。
とはいえ、常人であるならペニスに布が触れた程度の快感しか得られないので 、イくことなど到底できずに、もだえ苦しむだけだった。
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投稿:2011.08.13更新:2022.08.27
処刑台上の少年たち
著者 Scavenger's daughter 様 / アクセス 33875 / ♥ 224