今日はケンちゃんの誕生日。
ママと一緒にケーキを買いに行きます。
「ねえママ、大きなチョコレートケーキがいいな」
何度も何度も繰り返すので、ママはうふふ、と笑っています。
ママはちゃんと近くのお店で大きなチョコレートケーキを予約していました。
だって今日は、ケンちゃんの10才の誕生日。特別な日だからです。
「うわあ、大きい。すごいやすごいや」
ケーキの箱を見てケンちゃんはびっくり。
でも中のケーキは見せてもらえませんでした。夜のお楽しみですって。
「ろうそくは10本でよろしかったですか?」
「いいえ、ろうそくは9本でいいんですよ」
あれあれ? ママはろうそくの数を間違えています。
ママ、ケンちゃんは10才ですよ。10さい。
けれどもママは言いました。
「うちで特別な大きいろうそくを1本、ちゃんと用意していますから」
「あら、それは素晴らしいですね」
ケンちゃんは一安心。間違えたわけじゃなかったんですね。
お店の人が運ぶのを手伝ってくれました。
うちに帰ると、なんとパパが家に帰ってきていました。
「うわあ、パパお帰り、今日は早かったんだね」
忙しいパパは、いつも夜遅くにならないと帰ってこないのです。
「今日はケンタの10才の誕生日だから、早く帰してもらったんだ」
ケンちゃんは大喜びです。
「あなた、お風呂に入ってね」
パパはいつものようにお風呂に向かいました。
「ボクも、ボクも!」
ちょっと時間は早いけど、せっかくパパがいるのにもったいないですもんね。
「よし、じゃあ一緒に入ろうか」
パパと一緒のお風呂は久しぶりです。
はだかんぼになるとパパは言いました。
「ケンタも大きくなったなあ」
たしかにケンちゃんは最近ぐんぐん大きくなってきたけれど、
まだまだパパにはかないません。
ちょうど目の前のあたりにパパの大きなおちんちんがあります。
ケンちゃんのおちんちんと違って、太くて毛がいっぱい生えています。
それにくらべると、ケンちゃんはとても小さく見えます。
ケンちゃんはパパの小指くらいしかない自分のおちんちんを見下ろしました。
「パパの方が大きいよ」
パパはニコニコ笑いました。
「すぐにケンタもパパみたいに大きくなるぞ」
ケンちゃんは不思議に思いました。
「ほんとにパパみたいになれるかなあ」
するとパパは言いました。
「今日はケンタが立派な大人になれるように一緒にお願いしような」
「うん!」
ケンちゃんは笑顔で返事をしました。
パパに体と頭を洗ってもらって、ケンちゃんはごきげんです。
お返しにパパの背中を洗ってから、二人でお風呂につかりました。
パパのひざの上はいい気持ちです。
100まで数を数えた後、お風呂から上がって身体を拭いてもらいました。
ところがパパは一緒に上がらないようです。
「パパどうしたの?」
「ちょっと先にママのところへ行っててくれないか?」
パパはヒゲソリを持って言いました。
別におヒゲが伸びているようにも見えません。へーんなの。
でも、誕生日のごちそうが気になるケンちゃんは、
「はーい」と元気よく返事をして外に出ました。
テーブルにはママがたくさんの料理を並べていました。
どれもおいしそうなものばっかりです。
「でもママ、いっぱいありすぎて、ケーキを置く場所がないよ?」
ママはまた、うっかりさんだったのでしょうか…
「ケーキはパパに持ってもらうから大丈夫なのよ」
うーん、そうは言ってもやっぱり、なにか間違えたんじゃないかなあ。
口には出さないけれど、ケンちゃんはそう思いました。
そのうち、パパもお風呂から出てきました。
いつもはパジャマを着ているのですが、
今日は時間が早いからか、腰にタオルを巻いているだけです。
「あなた、このケーキ持ってくださいな」
パパはケンちゃんのケーキを受け取って、丁寧に箱を開けました。
ケンちゃんもわくわくしながら見守ります。
ところが、あれあれ!
「ママ! このケーキ、虫に食べられちゃってるよ!」
ケンちゃんは泣きそうな顔で言いました。
それというのも、ケーキの真ん中に、大きな穴が開いていたからです。
それを見て、パパが慌てて言いました。
「大丈夫だよ、これは元々こういう形のケーキなんだ」
「ほんとに?」
「そう、ここにろうそくを通すのさ」
そういえば、ママも特大のろうそくがあるという話をしていました。
「じゃあ、みんな、席についてね」
ママに言われて、みんなが椅子に座りました。
ケンちゃんを挟んで、両隣にパパとママがいます。
パパが腰のタオルを外して、ケーキをひざの上に置くと…?
なんと、ケーキの真ん中の穴から、パパのおちんちんがニョキニョキッと出てきました。
ケンちゃんは思わずフフフッと笑ってしまいました。
パパは顔を赤くします。
「笑うなよ。恥ずかしいだろう」
「それが特大のろうそくなの?」
恥ずかしそうなパパの代わりにママが答えてくれました。
「そうよ。今日はケンちゃんの10才の特別なたんじょう日だから、
パパみたいな立派な大人になれるように、パパのおちんちんでお祝いしてもらうのよ」
よく見ると、さっきお風呂に入ったときは、ふさふさに生えていた
パパのおちんちんの毛が全然ありません。
パパがさっきヒゲソリを持っていたのは、
おヒゲじゃなくて、おちんちんの毛を剃るためだったみたいです。
ママは、お店で貰ってきた他のろうそくをケーキに立てると、
細い紐を手に取りました。
「なあに、それ?」
「ろうそくには芯がないと火がつかないのよ」
ママはそう言いながら、パパのおちんちんに手を伸ばし、
おしっこの穴にその紐を差し込んでいきました。
「アッアッ! ママ、もっと優しく!」
ケーキを崩すといけないので動けないパパが思わず叫びます。
「駄目よパパ。ケンちゃんがリッパな大人になれるように、
ちゃんと我慢してくれなくちゃ」
ママが困ったように言います。
「そ、そうだな、悪かった」
「パパ、ごめんね。ボクのせいで」
ケンちゃんが言うと、パパは優しく言いました。
「ケンタは何も悪くないよ。パパ、頑張るから、応援してくれな」
「うん!」
ケンちゃんはうなずきました。
そして、ママは芯を全部差し込みました。
パパは男らしく黙って我慢しています。
ケンちゃんは、パパのおちんちんがとても大きくなったことに気がつきました。
「うわあ、本当に特大のろうそくになっちゃった」
「じゃあ、火をつけるわね」
ママが楽しそうに言いました。
そして、マッチの火を、パパのおちんちんの先に近づけます。
パパの身体が少し震えました。
真ん中にきれいな明かりがともると、ケーキのデコレーションがキラキラと光りました。
ママは他のろうそくにも順に火をつけていきます。
「ケンちゃん、お願い事考えて」
火をつけ終わったママが言いました。
「お願い事?」
「そうよ、誕生日のケーキのろうそくを消すときは神様にお願い事をするの。
今日は10才の特別な誕生日だから、しっかり考えてね」
そんなことを急に言われても困ってしまいます。
ケンちゃんは揺らめく炎を見ながら考え込んでしまいました。
ふと見ると、パパのおちんちんの先から、溶けたろうがトロリと流れていきます。
「パパ、熱くないの?」
パパはニッコリと笑って言いました。
「パパは大丈夫だから、ゆっくり考えなさい」
でも、ケンちゃんはわかっています。
パパがいっぱい汗をかいていることを。
本当はおちんちんがとっても熱いのに、
ケンちゃんのために我慢してるに違いありません。
ボクはパパみたいに、強い男になりたいです。
ケンちゃんは神様にそうお願いして、
パパのおちんちんの先にフッと息を吹きかけました。
ビクンとおちんちんが震えます。
パパの身体から、ぐったりと力が抜けました。
「なにをお願いしたんだ?」
汗だくのパパがケンちゃんの頭を撫でながら聞きます。
「ナイショ!」
ケンちゃんは微笑みました。
ごちそうもおいしくてケンちゃんは大満足です。
「そろそろケーキを切りましょうか」
ママがナイフを持ってきました。
「ママ! ボク一番大きいの!」
ママはクスクス笑いました。
「わかってますよ」
パパのひざの上のケーキをママがさくさくと切っていきます。
ケンちゃんはわくわくしながらそれを眺めていました。
「デザートも切りましょうね」
ママはそう言って、パパのおちんちんを手に取りました。
「ええっ! パパのおちんちん切っちゃうの?」
ケンちゃんはびっくりしました。
パパとママが笑います。
「違うのよケンちゃん。ここよ、ここ」
そう言いながら、ママは包丁の先で、
パパのおちんちんの下にぶら下がっているフクロを
つんつんと突きました。
でも、それだって、パパの大事なところです。
「ここにはねぇ、立派な大人になるための、
男の子のモトが沢山詰まっているのよ。
だから、ケンちゃんに食べてもらうの」
「パパはもういらないの?」
「パパはもう立派な大人でしょ?」
ケンちゃんは頷きました。たしかにパパは立派でかっこいい大人です。
「だから次はケンちゃんの番」
パパが大きな手で、またケンちゃんの頭をナデナデしてくれました。
「ケンちゃんも手伝ってね」
ママはケンちゃんを後ろから抱えこみました。
ケンちゃんはおそるおそるママの持っているナイフに手を添えます。
ママは、ゆっくりと、シワシワのパパのフクロに切れ込みを入れました。
血がトロリと流れます。
パパは、ちょっと顔をしかめていましたが、
ケンちゃんが見上げているのに気づくと、ニッコリと笑いました。
「パパのタマタマ見ててくれな」
ケンちゃんは頷いて、パパの股間に目を戻しました。
ママが反対側の手でフォークを持って、
フクロの中をかき回しています。
パパのひざが、少しふるえていました。
そして、ついに中から白い玉が、コロリと飛び出てきたのです。
ケンちゃんは目をまん丸にして、その玉を見つめました。
玉にはヒモがついていて、パパの身体にまだつながっています。
「ケンちゃん、フォークを持って」
ママがケンちゃんの手にフォークを握らせました。
ケンちゃんは、そのプニプニしている玉をフォークで突っつきました。
「ほら、遊ばないの」
ママがケンちゃんの手を取って、パパの玉をプスリと突き刺しました。
「あうっ!」
パパが思わず声を上げて、身体を震わせました。
すると、パパのおちんちんの先から、白いものがドビュッとあふれ出てきたのです。
ケンちゃんはビックリしました。
「これ…おしっこ?」
パパは恥ずかしそうに顔を赤くしました。
ママが代わりに説明します。
「これがね、男の子のモトなのよ。この玉の中に入っていたの。
突き刺したから、出てきちゃったのね」
「ふうん…」
ケンちゃんは珍しそうに、パパのおちんちんの先から垂れる白い滴を眺めていました。
「さあ、早く食べて」
まだパパの身体にヒモでつながったままの玉を、
ママはフォークでケンちゃんの口元へ持って行きます。
ケンちゃんがパパの顔を見ると、パパもケンちゃんの目を見て頷きました。
ケンちゃんは、パパの玉を口にくわえると、思い切って歯を立てました。
プチリと音がして、口の中にどろっとしたものが広がります。
なんだか妙な味ですが、どことなくパパの匂いがします。
パパの身体が震えて、またおちんちんの先から白いものが飛び出しました。
「ほら、もう片方も」
ママがもう一個のほうも突き刺します。
ケンちゃんはママを見て言いました。
「ママは食べないの?」
「これは、ケンちゃんが大人になるためのものだから、
ケンちゃんが全部食べていいのよ」
「でも…」
ケンちゃんは優しい子なので、ひとりじめはあまり良くない気がしました。
「じゃあ、一口だけもらおうかしらね」
ママはお皿の上にパパの玉を乗せると、ナイフで小さな欠片を切り取りました。
そして、その欠片を口に入れます。
「あら、おいしい。さすがパパね」
ママはにっこり笑いました。
「はい、パパも」
ケンちゃんはお皿をパパの前に差し出しました。
パパはちょっとびっくりした顔をしましたが、
おそるおそるナイフを取って自分の玉に切れ込みを入れると、
欠片を口の中へ放り込みました。
「おいしい?」
パパも目を細めて笑いながら頷きました。
「ありがとうな、わけてくれて。残りは全部食べていいぞ」
「はーい」
ケンちゃんは、一口で残りをペロリと全部平らげてしまいました。
「あら、ケンちゃんはパパの味が気に入ったのね」
「うん! もっと食べたいくらい」
ケンちゃんが言うと、パパは眉毛をちょっと下げて言いました。
「残念だけど、二個しか持ってなかったんだ」
そう言って、カラッポになった袋をつまみあげます。
ケンちゃんもそれは知っています。
「うん、しょうがないよね」
そして、パパの袋を指でつつきました。
元の大きさに戻ったパパのおちんちんがぶらぶらと揺れます。
「パパのおちんちんもおいしそう、食べてみたいな」
それを聞いて、パパとママは目を見合わせました。
「じゃあ、もしケンタがいい子にしていたら、
次の誕生日にはパパのちんちんも食べていいぞ」
ケンちゃんはびっくりしました。
「ホントに?」
「ああ、でもいい子にしていたら、だからな。
ママの言うことちゃんと聞くんだぞ」
「良かったわね、ケンちゃん」
「うん! パパだーいすき!」
ケンちゃんはパパに飛びついて、ほっぺにチュッとキスをしました。
どうやらケンちゃんの誕生日は、来年も特別な誕生日になりそうです。
それまでいい子にできるかな?
いまから楽しみですね。
おしまい
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投稿:2011.10.14更新:2011.10.24
特別なたんじょうび
著者 自称清純派 様 / アクセス 12557 / ♥ 2