「ねえ、キミ、ちょっと協力してくんない?」
銀髪のお姉さんがこれ以上ない笑顔で微笑んでいる。
「きょ、協力って?」
「なんていうか、大きな声では言えないんだけどサックラ・・・」
「サックラ? サクラですか?」
「そう」
お姉さんは、また、これ以上ない口角で微笑んだ。
「ちょびっと坐っていてくれればいいんだ・・・とっても気持ちいいの」
マッサージ器か何かだかろうか?
「いいですよ」
「OK? じゃ、こっち来て」
お姉さんの後について行くと、つんと鼻に異臭がして意識を失った。
目が覚めるとあたりは騒がしく、人が目の前を行き来していた。中には僕の目の前に立ち止って笑っている人もいる。ぼんやりした頭でその人の視線の先を見ると、僕の股間だった。
ない。布地がない。僕の股間のところだけ服が切り取られいて、おちん○んがむき出しになっている。しかも、乳首の周りも布が丸く切り取られている。
なんだよ、これ、早く隠さなくちゃ、と思うのだけど、手が動かない。両手が上で縛られていて、僕は、後ろに傾いた椅子に坐らされているのだ。しかも、足は大きく開いた格好で固定されている。
これじゃあ、おちん○んが丸見えだ。
「あら、目が覚めたみたいね」
声の方を向くと、さっきのお姉さんがまな板と包丁を持ってきらきらした笑顔を見せた。
「な、なんですか、これ」
僕はだんだん思い出してきた。そうか、さっき薬を嗅がされて・・・
「実演販売よ、協力してくれるって言ったよね」
そう言って、包丁の切っ先で僕の乳首につっ突く。
「やめて」
「お姉さんさ、うそつきは嫌いよ。キミ、協力してくれるんでしょ」
「だって、こんなこと恥ずかしいし」
「大丈夫、すぐ、気持ちよくなるわ」
お姉さんは、包丁とまな板を脇の台に置いて、素手で僕のおちん○んを揉み出した。
「ひいい」
公衆の面前で強引に勃される恥ずかしさ。人々がどんどん集まってくる。
「気持ちいいでしょ」
お姉さんは舌で乳首を舐めながら、僕のあそこをさらに激しく締める。
「や、やめてぇ」
「さてと」お姉さんは立ち上がり、「さあ、実演販売始めますよ、みんな集まって」と大きな声を上げた。
いつの間にか、大きなモニターが前方にも置かれ、僕の屹立したおちん○んが映し出されている。
「皆さ〜ん、包丁切れないとイヤですよね。私は切れる包丁が大好き」
画面がパンして、お姉さんと太い大根とまな板に。お姉さんが包丁を大根におろすと、まるで豆腐みたいに大根が切れた。次はかぼちゃ、これもちょんと突いただけで二つに割れた。
「でも、皆さん、こう言うんですよ。こういうのは仕込みなんだろ? はじめから切れ目とかいれてるんじゃないかって。そこで、今日はちょっとスペシャルなものを用意しました」
お姉さんは台を僕の股間の下にくくらせる。
「皆さん、見えますか? この生きのいいおちん○ん。本物ですよ」
ま、まさか・・・。
「ちょっとあなた」
お姉さんは手近な別のお姉さんを呼んだ。
「このおちん○ん、擦ってみてくれます?」
お姉さん2号は僕のあそこを力強く揉みしだいた。その間、お姉さん1号は僕の両乳首を指の中で転がす。
「ほら、みんなが見てるわよ。男の子らしく射精しちゃいな」
「やだよぉ、こんなのぉ」
でも、だんだん、股間がたまらなくなって、僕は・・・
「出ちゃうよ、出ちゃう」
お姉さん2号が手に付いた精液を僕の顔と手にこすり付けて下がった。
僕はひどく打ちのめされた気分だった。みんなが汚らしいものでも見るように僕を見ているのだ。
「さ、これで大丈夫ですよね。これは本物のおちん○ん」
お姉さんが、尿道口を包丁の側面で叩く。
「やめて、助けてよ、誰か助けて」
「おやおや、騒ぐと去勢しちゃうわよ」
「やめてよぉ」
お姉さんは魚のえらのように、僕のカリ首をつかんだ。
「さ、どこから行こうかな。2枚にさばきますか、それとも輪切りがいい?」
「輪切りぃ」
悪魔のような掛け声の方を見ると、お姉さん2号だった。あいつ、あいつこそサクラに違いない。
「じゃあ、輪切り行きますね」
お姉さんは僕のあそこを白いまな板に押し当て、根元を強く紐で縛った。
「血が出るとグロいからね」
それから、すっと亀頭に刃を入れた。するん、亀頭の先端だけがまな板の上を転がる。本当によく切れる包丁らしく、痛みも感じない。それからはカリ首に刃が入り、亀頭が完全に落とされた。
「ぎゃあああ、痛いよぉ」
急に痛みを感じた。僕は暴れたが、腰から下は全く動かない。
「普通、こういうのってスライサーがないとスライスできないんだけど、この包丁なら千枚切も可能よ」
お姉さんは軽快に僕のおちん○んを薄切りにしていく
「さ、みなさん、近寄って見てみてね。本物かどうか疑っている方はご自分できってみてもよいわ」
僕は薄い肉片になっていく僕のおちん○んを見ながら再び意識を失った。
「ああ、気が付いたみたいね」
目を開けるとお姉さん1号とお姉さん2号が微笑んでいる。
「ここ触ってみて」
僕は右手を股間に当てた。僕のおちん○んのあった場所にはちょっと出っ張りがあるだけだ。
「おかげでとてもよく売れたわ。ありがとうね。今日は左のタマタマで実演させてもらうから。いい子にしてくれたら、右の玉だけは残してあげる」
「それとも、両方行っちゃう、男の子らしく。まあ、切っちゃったら男の子じゃなくなっちゃうけどね」
二人のお姉さんは、キャキャっと笑うと最高の笑顔で微笑みを交わした。
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投稿:2012.02.11
実演販売
著者 sutra 様 / アクセス 11186 / ♥ 0