女達の出かけた店は、この界隈でも有名なパスタ屋だった。
昼食時に一回、夕食時に一回の「金玉潰しショー」が見られる。
犠牲になる男は裁判で去勢刑を宣告された者。
この去勢刑はオナニーを3回見つかった男にかせられる。
あちらこちらに監視カメラがあり、1回目に見つかると睾丸叩きといって、
ドライバーの柄のような物で、板の上に置かれた睾丸を10回叩かれる。
下半身を裸にされ、椅子にくくりつけられ、大きく脚を広げられる。
叫び声を上げるので、防声具をつけられる。そして睾丸を釣り糸で引っ張られ、
椅子の上の「睾丸置き板」に置かれる。一度叩かれると、
痛さのあまり睾丸が縮んで引っ込んでしまうというのだ。
女達はそういう男の生殖器に関する情報をよく仕入れていた。
10回叩かれた睾丸は暫く腫れ続け、男は地獄の苦しみを味わう。
2回目に見つかると「副睾丸崩し」といって、やはりこの椅子にくくりつけられ、
二人の女によって一つずつ副睾丸攻撃を受ける。これは女の手が疲れるまで続けられ、
半日されることもあり、最後にはたいてい男は気を失った。
副睾丸は睾丸以上に腫れ上がり、以後数日間は地獄の痛みを強いられる。
「今日も混んでるね。」
所長のマユミは辺りを見回しながら言った。どの席も女性だけが座り、
男の客はいなかった。それもそうである。睾丸潰しの激痛と苦しさは、
男にとっては見ていられない。それを知らない女だけが楽しめる。
「去勢刑って初めて見るけど」
リナは不思議そうに中央に用意された器具を見た。
「私は何度か見たけどね。おもしろいよ」
ユミは唇をなめながら笑った。
「私も見たことあるよ。悲惨だけど、おもしろいね」
ミユキは椅子に座りながら言った。
他の女の客達は金玉潰しショーにわくわくしながら、パスタを平らげていた。
女達はテーブル席に着き、バイキング方式に食事を取り始めた。
「先に食事を済まさないと、食べられなくなる人も出るからね」
マユミの言葉は悲惨さを物語っていた。
「私たちは見慣れているから、大丈夫だけどね」
ユミはミユキを見ながら笑いかけた。
「初めて見るリナは、きっと感動するよ」
ユウコも見たことがあるらしく、リナを振り返った。
「でもさ、留置場の中で3回もオナニー見つかるバカっている?」
ユミはパスタを平らげて呟いた。
「結構いるらしいね。監視カメラに気がつかないのかしら。」
ユウコは笑いながら言った。
「いろいろ留置場も変えられるし、かなり小さなカメラだから、
知らないでやり始めちゃうんじゃない?」
マユミがペニスを上下する仕草で言い放った。
所長のマユミの部屋には数台のモニターが置かれており、
男がオナニーを始めると、各部屋のモニターに転送する。
署内の女達は男が射精をするまでじっと見つめて楽しんでいた。
射精を見届けた署内の女達が、すぐさまその部屋に駆けつけ、
精液を確認してから罰を与えるようになっている。
女達は、射精をするペニスよりも、精液を製造し、出したい衝動を作り出す
睾丸にこそ、罪の原点があるという考えでまとまっている。
一回目の「睾丸叩き」も二回目の「副睾丸崩し」も女達が考え出した拷問であった。
そして3回目の「去勢刑」もオナニーがやめられないのなら、
ペニスと睾丸を奪ってしまおうという発想からである。
「去勢されるよりも射精したいのかなぁ。男って苦労してるね」
リナが頷きながら言った。
「精子が溜まるとコントロール不能になるからね。去勢が一番よ」
ユミはユウコに同意を求めた。
「この去勢刑って、ペニスと金玉を切り落とすだけなの?」
リナはマユミ達に聞いた。
「まっ、簡単に説明するけど、射精をさせた後、金玉潰してジョッキン・・・」
マユミは笑いながら潰す動作と切り落とすジェスチャーをした。
「ペニスと金玉を切り落とすよりも、金玉潰されるのが悲惨よ」
ユウコは何かを潰す手真似をして言った。
「男にとっては地獄を徘徊する方が数倍楽かもね」
マユミは中央に置かれた器具を眺めて言った。
「でも、女ってすごい残酷なことを考えるのね。」
リナは目を丸くして言った。
「私達オンナは金玉潰される激痛やペニスを切り落とされる恐怖なんて無縁だからね」
ユミは少し興奮気味に言った。
「女性のスッキリした股間には、死ぬほどの苦しみを司る無様な器官はないからね」
ユウコは自分の股間をさすりながら呟いた。
会場がざわめき始めた。いよいよショーの開始である。
昼食を済ませた女達は、タバコをくゆらせたり、コーヒーを飲んだりしながら、
これから始まる「去勢刑」を心待ちにしていた。
ここにいる女達には無縁の「去勢刑」はまさに他人事であり、
一つのエンターテイメントでしかなかった。
「さて、去勢刑の始まりです」
マイクを持った水着姿の女性が、落ち着いた口調で話し始めた。
「これから去勢される男は、3回のオナニーを実行してしまい、
監視カメラに映るシコる姿を私達に確認されてしまいました」
会場の女達はクスクスと笑い始め、男のおぞましいオナニー姿を
想像しているようだった。所々で手首を上下させている女性も目立った。
「これがその証拠の映像です」
会場のモニターに男が必死になってペニスをしごく姿が流れた。
一回目、二回目、三回目とテロップが流れ、射精する瞬間まで放映された。
女性達は大笑いをしながらその必死な姿を見つめていた。
「男のオナニー姿って、おぞましいよね」
ミユキは独り言のように言って笑った。
「我慢できないのかしらね。留置場にいるときぐらい、シコシコやめればいいのに」
射精する姿を見て、表情を歪めるリナが言った。
「留置場を監視する女性達も、刺激的な服装だからね」
ユウコは笑いながら自分の姿を周りに見せた。
「裸同然のきわどい制服じゃ、男達も精子出したくてたまんないよね」
ユミはペニスをシコる動作を繰り返した。
水着姿の女性司会は男のオナニーの放映後、言葉を続けた。
「更に一回目のオナニーで罰を受けたときの映像です。ご存じの通り、金玉叩きです」
再び会場がざわめき、モニターに刑の執行が映し出された。
手足を拘束された男が、大きく股を広げられ、板の上に睾丸を乗せられていた。
女達が笑みを浮かべながら、釣り糸で引っ張られた睾丸目がけて、
金玉叩き棒をその重さに任せて軽く振り落とした。
その瞬間、男の体は波打つように痙攣し、激痛の雄叫びを上げた。
棒を振り落とした女はその姿を見て大笑いしていた。
男はその激痛に耐えかねて股を閉じようと必死だったが、頑丈に拘束された両足は、
全く閉じることも出来ず、すさまじい痙攣を繰り返していた。
「この姿は女性の私達には無縁ですね」
司会の女性は自分の股間を指さしながら説明をした。
「引き続きご覧下さい」
そう言うと、両側に構えた二人の女性が、同時に睾丸へ棒を振り落とした。
男の睾丸は一瞬潰された状態になり、また元のように楕円形に戻った。
激しい痙攣を繰り返し、しばらく体をよじらせながら、狂うほどの激痛に耐えさせられていた。
勃起したペニスからは、強制的に精液がセリ出てきた。
「激痛を通り越すと、精液を漏らしてしまいます」
ペニスから流れ出す精液を見ながら、司会の女性は説明を続けた。
「男のペニスというのは、不思議なシロモノですね」
ペニスから流れ出る精液を無視しながら、女達は続けざまに金玉叩き棒を睾丸に振り落とした。
男は激しい痛みを繰り返されるあまり、精液の他に糞尿まで漏らし始めた。
女達は笑いながらも睾丸攻撃の手を緩めなかった。
男は激しい痙攣を繰り返した後、胃の内容物を嘔吐し始めた。
「吐き気を催すほどの激痛らしいですね」
司会の女性はモニターをのぞき込みながら言った。
「きっと彼は、男に生まれたことを後悔していることでしょう」
モニターに映し出される男は、次の瞬間、余りの激痛に気を失った。
「金玉というのは、これだけで気を失うほどの弱い部分なのです。」
マイクを持ちながら、口元に笑みを浮かべた。
「さて、次の映像は、二回目のオナニーを見つかったときの副睾丸崩しです」
映像が切り替わり、モニターに男の股間のアップが映し出された。
やはり手足を拘束され、男は防声具も付けられていた。
薄いゴム手袋をはめた女性が二人、男の股の左右に立ち、一つずつ睾丸をつまんでいた。
「さて、この激痛に耐えられるでしょうか」
司会の女性は、モニターを指さして笑った。
睾丸を握った二人の女性は、口元に薄笑いを浮かべながらゆっくりと揉み始めた。
細い指が無造作に睾丸を弄び始めると、男の内腿が激しい痙攣を繰り返した。
「それほど力を加えていないにもかかわらず、この様子です」
カメラアングルが遠のきながら、男の表情が映し出された。
激痛に表情を歪めながら、副睾丸を弄ぶ女達に懇願する視線を送っていた。
しかし、女達は容赦ない指使いで副睾丸を刺激し続けた。
「この副睾丸は、睾丸以上に痛みを感じやすく、数分続けるだけで気を失います」
女達には無縁の痛みだから、淡々と説明していた。
「そろそろ気を失うでしょう」
女達が副睾丸を刺激し続けるたびに、男の体は震え上がったまま、痙攣を繰り返した。 やはり精液を垂れ流しながら、糞尿を漏らし始めた。
「これだけで男は気を失う弱いモノなんですね」
司会の女性は微笑み続けながら、モニターに釘付けになっていた。
しばらくすると男は体を硬直させながら、気を失った。
静かに睾丸を放すと、みるみるうちに副睾丸が腫れ始め、体だけが痙攣を始めた。
「気がつくと激しい睾丸痛が押し寄せ、3日は苦しむのです」
会場の女性達はその激しい痛みを目の前にして、満足げに恍惚状態になった。
「すごいね。悲惨だけど、面白いね」
リナはモニターを見つめながら呟いた。
「だいたいどんな痛みなんだろうね。わかりたくはないけど」
ユミは長い脚を組み直しながら言った。
「私達には無様な金玉なんてついていないから、安心は安心だよね」
ミユキは自分の股間をのぞき込みながら笑った。
モニターの画面が消えると、女達は何もなかったように、またおしゃべりを始めた。 すると正面の大きな扉が開き、「大」の字に磔にされた男がゆっくりと中央に運ばれてきた。女達は何かを期待するまなざしで、男の股間に目をやった。
「皆様、お待たせしました。いよいよショーの始まりです」
水着の女性司会者はいささか興奮気味にマイクを握りしめていた。
「今、モニターに映し出され、死ぬほどの激痛を強いられた男です」
口元に笑いを浮かべながら話を続けた。
「この男はもともとランドリュー線の車内で、勃起したペニスを女性の太腿に押しつけた時、その女性にENを使われ、気を失って逮捕されました。」
会場の女性達は笑いながら男を見つめた。
「留置場に入ってから、その性欲は衰えず、ついに3回のオナニーを実行してしまいました。睾丸叩き・副睾丸崩しのお仕置きも無駄だと判断されました」
男の体は完全に拘束され、身動き一つ出来ない状態だった。
特に下半身は下腹やモモの付け根など、全く動かないように固定されていた。
「もう勃起してるよ」
ユミは口に手を当てながら言った。
水着姿の司会者が、説明を加えた。
「この男は、すでにこの状態で1ヶ月、拘束されてきました。
もちろんこのあいだには全く射精は行われず、私達が代わる代わる悩ましい格好をして、男を興奮させてきました。」
会場の女性達はクスクス笑いながら、いきり立ったペニスを凝視した。
「ですから、おそらくペニスに触れただけで射精してしまうという、一触即発状態です」
パンツの中で蠢いているペニスを女性達は、早く見せろと言わんばかりに注目していた。
再び正面のドアが開き、黒いエナメルの水着を着た女性が数人、それぞれいろいろな道具を持って現れた。
男はその姿を目の当たりにすると、苦しそうな悲鳴を上げて見下ろした。
口には防声具が付けられ、何を言っているのかがわからなかった。
二人の女性が前に出てきた。
「さて、この二人の女性が手にするのは・・・・そうです。改造ENです」
会場の女性達は拍手をしながら歓声を上げた。
「この改造ENは女子学生の間で流行り始め、リミッターをカットすることにより、
金玉が最後まで潰れるという仕組みになりました。男にとってはこの上ない恐怖らしいですが、
とりあえずは女性達にはなんの影響もないので、規制はしていません。」
司会の女性は、黒いエナメルの水着の女性が持つ改造ENを指さしながら告げた。
改造ENを持った二人の女性は、それらを高く掲げ、ガツガツと低く鈍い音を響かせて握ったり開いたりしながら、観客の女性達に見せた。
「さて、今回選ばれたこの女性二人、お名前は?」
司会の女性は微笑みながら二人の女性にマイクを向けた。
「はい、サオリと言います」
サオリの黒い水着が鈍く反射していた。
そして、もう一人にマイクを向けた。
「私はジュリと言います」
ジュリは改造ENを自分の股間に挟む真似をしたが、何も反応がないことを確認し、おどけて見せた。
司会の女性は笑いながら口に手を当てた。
「そうですね、私達女性には金玉がないので、全く反応はしませんねぇ」
マイクを通してそう言うと、集まった女性達はどっと笑った。
「さて、遅れましたが、私が司会を務めますマキと申します」
司会のマキはそう告げると、長い脚を肩幅に開き、軽く頭を下げた。
「サオリさん、今まで改造ENを使った経験は?」
マキは唇を舐めながらサオリにマイクを向けた。
「たぶん、5人くらいに使ったと思います」
サオリは改造ENを見ながら答えた。
「男はどんな反応でしたか?」
「私にいたずらしようとした3人はショック死してました。」
サオリはためらいもなく答えた。
「後の二人は?」
「いわゆる廃人ですね。二人とも歩けなくなったみたいです」
「改造ENの威力はすごいですね」
マキは改造ENを見ながら感心した。
「では、もうひとかた。ジュリさんはいかがですか?」
マイクを向けられたジュリは、片手に持った改造ENをガチガチ言わせながら、
「私は数え切れないですね」
「ということは・・・」
「金玉潰しのジュリ、とみんなが呼びます」
ジュリは誇らしげにそう答えた。
話を聞く女性達は羨ましそうにジュリを見つめた。
「男殺しですねぇ。いろいろな意味で。では、次の女性の紹介がありますので、そちらにおかけ下さい」
マキはニコニコしながら二人を席に案内した。サオリとジュリは悩ましげな太腿に改造ENをおいて、次の女性の紹介に耳を傾けた。
「さて、こちらの方は・・・」
「私は去勢係のアサミと言います」
背の高いモデルのような女性だった。片手には特殊加工されたハサミを持っていた。
「もしかすると、これはペニス切断のために作られた・・・」
マキは嬉しそうな表情でそれを見つめた。
「そうです。ペニスを根元から切り落とせるように特殊加工されたペニス切断ばさみです」
アサミは湾曲になったペニス切断ばさみを、シャリシャリと音を立てて動かした。
観客の女性達は生唾を飲み込んで、自分達には全く関係のないペニス切断を待ちわびた。
「アサミさんは今まで何本のペニスを切断してきましたか?」
司会のマキは興味深そうに質問した。
「500本以上は切断してきましたね」
アサミは誇らしげにペニス切断ばさみを高く掲げた。
「どんな風に切断するんですか?」
「根本に押しつけて、えぐるように一気に切断します。別に女性達には元々ついていないモノですし、切断に躊躇することはありませんね」
アサミははりつけにされた男の股間を一瞥して言った。
「かなり手慣れたモノですね」
「はい。最近では男に痛みを与えず、ほとんど血も流すこともなく、切断されたことにも気がつかないくらいに素早く完了できます」
アサミはえぐるような手つきでペニス切断ばさみを振る舞った。
「こんなにスタイルが良くて、可愛い顔をした女性が、なんと残酷なことをするのでしょうね」
マキは感心したように言った。
「ペニスが切断された後、たいていの男は情けないくらいに泣いたりしますね」
アサミは不思議そうな表情で不敵な笑いを浮かべた。
「私達女性には初めからないモノなのに、どうして男は切られることに恐怖を感じるのでしょうね」
マキは女性達に同意を求めるように言った。観客の女性達は何度も頷きながら同意していた。
「この男も、私によってペニスを切り落とされる運命なんですね。私達みたいな股間になれるのに、どうして恐怖におののくのでしょうか」
アサミは口元に笑みを浮かべながら言った。
「さて、ではアサミさんにも席についてもらい、アシスタントを紹介します。」
マキはアサミを案内し、サオリとジュリの隣に座らせた。アサミは長い脚を組み、はりつけにされた男を一瞥した。
椅子に腰掛けた3人の女性達は、男殺しの道具を弄びながら、お互いに笑い合った。
「アシスタントの女性は、男の射精を手伝う二人です。この二人にかかれば、どんな男も数十秒で射精が完了します」
マキはマイクをペニスに見立てて上下運動を繰り返した。そして二人の女性にマイクを向けた。
「手コキ射精を得意技とするノリカです」
ノリカはペニスをこする仕草をして答えた。
「私は男の目の前に股間を見せるという、視覚で脳を刺激する役をします。キヨミです」 キヨミは魅力的な股間を指さしながら微笑んだ。
「この二人にかかれば、男はこの上ない天国を迎えることが出来ますね」
マキは息を弾ませながら言った。
「男の目の高さまでの台に乗り、そこで股間がよく見えるように視覚に訴えます」
キヨミは艶めかしい唇を舐めながら答えた。
「私達二人で、射精できなかった男は一人もいません」
ノリカは誇らしげにそう言った。
「おっ、すでにこの言葉で、男のペニスに反応が出ました」
マキは男の股間を指さして言った。
「では男のパンツを引き裂いて、中身を見せましょう」
マキはマイクを台に置き、カッターナイフを手にした。そしておもむろにパンツにナイフを入れた。
露わになったペニスと睾丸を見て、観客の女性達はどよめいた。
「待望のペニスと金玉です。私達、女性にはない、これらは人間としてのジャンク物です」
会場の女性達はみんなで頷いていた。
「では簡単に去勢作業の手順を説明します」
マキはいきり立った男のペニスを指先でつつきながら、話を続けた。
「この男は一ヶ月以上も射精を行わずに過ごし、その間、私達女性がかわるがわるに魅力的な身体で刺激を繰り返しました。
我慢汁がほとばしり、かなりの量が垂れ流されました」
固唾を飲みながら、女性達は口元に笑いを浮かべた。
「いまもすでに我慢汁が垂れてきていますね。女性には考えられない生理現象です。身体の一部が、こんなにも変化する部分は、私達にはありません。」
あちらこちらで笑い声がした。
「そして死ぬほどの激痛を伴う金玉も付いていません。女性で良かったですねぇ、私達は」
マキは自分の股間を軽く触りながら、睾丸もペニスもないことを確認した。
「まず射精させ、ふたつダブルで金玉を潰し、即座にペニスを切り落とします」
説明を聞くなり、観客の女性達から拍手が聞こえだした。
「この男は、今日をもって女に変身できるという幸せ者です」
そこでどっと拍手がわきあがり、女性達は歓喜した。
男はそれを聞くなり、動物のような奇声を上げ、身体を震わせた。
「んんん、いいですねぇ、この嫌がり方。私達を刺激しますねぇ」
マキはマイクを通して女性達に同意を求めた。それに答えるように、観客の女性達は拍手を繰り返した。
「まずはアシスタントの女性に準備をして頂きます」
マキがノリカとキヨミに指示すると、二人は目隠しやコンドームを手に取り、男の前にゆっくりと歩いてきた。
「前回の男は、ふたつの金玉を潰された瞬間に、あまりの激痛と痙攣のため、目玉が飛び出してしまいました。私達には考えられない身体の硬直によるモノらしいですね。」
マキが報告すると、ノリカが男に目隠しをし、ゴムバンドで目玉を締め付けた。
「また、ご覧の通り、一ヶ月も射精管理をしてきたせいで、勃起が収まらず、我慢汁が滴っています。快感に伴う射精の量がおびただしいので、コンドームも付けます。」
キヨミがコンドームを高く掲げ、勃起したペニスに2枚かぶせた。
「射精した後にコンドームごと切断されますが、それらは後で皆さんにお見せしましょう。」
キヨミがペニスに触れている間、男は奇声を発しながら、ペニスを何度も動かした。
「男の生理というモノは面白いですねぇ。自分の肉体から今生の別れを告げるペニスが、まるで別の生き物のように勝手に動いています。」
マキはペニスの動きを指でパフォーマンスした。
「女性にはない、このペニスと金玉の動き、無様ですけど面白いですねぇ」
女性達は口元に笑いを浮かべて凝視した。
「さて、皆さん、準備をして頂きましょう」
マキが水着の女性達に声をかけると、右手に道具を携えて男の前に並んだ。
男は身体を動かそうとしたが、上半身が微妙にずれるだけで、ほとんど動けない状態だった。
「最後に私が・・・」
マキはそう告げて、マイクを置いた。男の口の中にピンポン玉を入れ、強力なガムテープで口を封印した。
「これで声も、激痛による吐瀉物も出せず、静かな去勢刑の執行です。」
観客の女性達は、黙って準備を見届けていた。
キヨミが台の上に上り、男の鼻先に股間を押し当てた。
「これが私の股間よ。女性特有のメスの匂いが鼻をつくでしょ?目が見えなくて残念だから、目隠し、取ってあげましょうか?」
キヨミはマキを見ながら、目隠しを取る仕草をした。マキは首を縦に振り、許可を促した。
「目が飛び出すかも知れません。それくらいの痛みを感じてもらわないと、ここにいる女性は満足できませんね。それを見るのも楽しいかも知れないですね」
マキが言うと、女性達は大きく頷いた。
キヨミは目隠しをゆっくり外し、目の前に自分の股間を近づけた。女性特有の匂いを漂わせながら、水着に食い込む割れ目を見せた。
「これが女の股間よ。あんたみたいな無様なペニスや金玉、付いてないでしょ?」
キヨミは腰を悩ましげに回しながら、男の顔の前で艶めかしく見せつけた。
男は上半身をふるわせながら、目の前の股間を凝視した。
「これは男にとってはたまらないポーズですね」
マキは男の股間を指さした。
「コンドームをはめられたペニスが、すごい勢いで蠢いています。キヨミさんの股間から刺激を受け、たまらない模様です」
観客の女性達の視線は、男のペニスに集中した。女性達にはない物体が、勝手に動くことにおもしろさを感じているようだった。
「これから水着をめくって、ナマの股間を見せてあげるね。ペニスに触れなくても、射精しちゃう?」
キヨミはそう言いながら、男の目の前で腰を振り続けた。
「さて、男はこれ以上の興奮はないくらいにペニスに性欲を集中させています。そろそろ去勢刑を始めます。皆さん、持ち場について下さいね」
マキがそう告げると、アサミがペニス切断ばさみを右手に持ち替えてコンドームを傷つけないようにペニスの根本を押さえつけてセットした。
ジュリとサオリは改造ENをカチカチ言わせながら、男の睾丸を一つずつつまみ、それにセットした。後は軽く握るだけの状態にし、二人で顔を見合わせ、笑い合った。
「さて、いよいよ始まりです。ノリカさんがペニスをしごき始め、射精したところで、金玉潰し、そして、ペニス切断。男殺しの開始です。」
会場の女性達は男の下半身に注目した。
ノリカが中腰になり、ペニスの先端をゆっくりと刺激し始めた。
「私の股間で射精した瞬間、金玉潰しよ。まさに天国と地獄の往復ね。でも、金玉が潰されたら、ペニスが切断されて、私と同じようなスッキリした股間になれるよ。良かったね」
キヨミは男に囁くように告げると、水着の脇から女自身を男の目の前で露わにした。
男はキヨミ自身を目の当たりにし、叫びのような奇声を発した。
「亀頭が膨張し始めたわよ。射精も間近ね。潰しと切断、準備はイイ?」
ノリカがアサミ、ジュリ、サオリに目配せした。
「最後の射精のオカズは私の股間だね。もうすぐこうなれるから、嬉しい?」
うめき声を上げながら興奮する男に、キヨミは薄笑いを浮かべながら囁いた。
アサミはペニス切断ばさみがペニスの根本からズレないように力強く押しつけた。
ジュリとサオリは改造ENにしっかり睾丸が挟まれていることを確認した。
ノリカはこれから切断されようとしているペニスを、細いきれいな指先で刺激を続けた。
「私とキヨミのコンビで射精しなかった男はかつていないからね」
ノリカはそう言いながら三人の女達に笑いかけた。
「すごくエッチな指の動きをするのね」
アサミは笑いながら呟き、ノリカの指の動きを目で追った。
ジュリとサオリも口元に笑みを浮かべながら凝視した。
会場の女性達は固唾を飲みながら、男の射精を楽しみに待っていた。
射精の後に続く男の最大の苦しみを、女性達は恍惚の表情で見つめていた。
「さぁ、私達女性を楽しませるのよ。」
キヨミは秘部を微かに動かしながら、男の表情を楽しんだ。
「射精の快感の表情、金玉を潰される激痛の表情、ペニスを切断される絶望の表情・・・目の前で観察しててあげるよ」
キヨミはそう続けて言うと、自分の割れ目を開いて、男にまざまざと見せつけた。
「・・・いよいよ射精よ」
ノリカは静かにそう告げると、全ての女達は真剣なまなざしで男を見据えた。
「震え始めたよ・・・」
キヨミが男の表情を見ながら呟いた。
「射精よ・・・」
ノリカが巧みに指を動かしていると、男はうめき声をあげた。
男は身体を震わせながら、コンドームの中へとおびただしい量の精液を放出し始めた。
「一ヶ月分の精液を出すこの表情をご覧下さい。」
マキはモニターにも映し出された男の表情を説明した。モニターの半分にはペニスの状態も映し出されていた。
「この精液の量・・・、そして、この上ない悦に入る表情、このペニスの蠢きが止んだら・・・金玉潰しで地獄へ落とします」
マキがそう告げると、ノリカはペニスへ伝える運動をゆっくりとし始めた。
コンドームの中に沢山の精液が満ちた状態になり、先端部分が膨らんでいた。
ノリカの指の間でペニスは静かに全ての射精を完了した。
「ジュリ、サオリ・・・」
ノリカが目配せをすると同時に、二人は口元に笑みを浮かべながら大きく頷いた。
改造ENを軽く握ると、それは自分の意志を持ったように、鈍い低音を響かせながら、挟まれた睾丸をゆっくりと潰し始めた。
会場の女達は潰されていく睾丸を目の当たりにし、自分達にはない物体の行方を見守った。
「す・・・すごい痛がり方よ・・・」
キヨミは笑いながら女達に報告した。
改造ENは鈍い機械音を唸らせながら、ジュリとサオリの手に睾丸を潰す感覚を伝えた。
男は鼻を中心に窄んだ表情を作り、激痛に顔を歪ませていた。
息が止まり、身体を硬直させたまま停止していた。
ただ、睾丸が潰れていくと同時に、ペニスからは残りの精液と血液がせり出し始め、
強制的にコンドームを更に膨張させていった。
男の激痛を直に見ている女達は恍惚の表情になり、
自分達とは無縁の痛感神経を不思議な感覚で感じ取ろうとしていた。
だが、女達の押さえる股間には、ペニスや睾丸はなく、その激痛とは裏腹に、一種の快感が溢れようとしていた。
「ブシュッ・・・だって。金玉が潰れる音。どれくらい痛いのかなぁ」
サオリはあっけらかんとして潰れた睾丸を一瞥した。
「あっ、痙攣が始まったよ。す、すごい・・・。」
ジュリは潰れた睾丸から伝わる男の痙攣を手に感じ取った。
「気を付けてよ。そろそろ脱糞と嘔吐も始まるよ。かなり苦しがるからね」
ノリカはそう言いながら、コンドームの中身を指先で確認した。
「この激しい痙攣が、女性を喜ばすのよね」
キヨミは股の間で地獄を感じている男の表情を見ながら言った。
「女の私達に金玉を潰してもらえるなんて、この男にとっては最高の喜びだよね」
サオリはそう呟いて、ジュリを見た。
「そうだよね。金玉の激痛を知らないから、躊躇なく潰してあげられるんだから」
ジュリは唇を舐めながら、破裂した睾丸を見つめた。
「この痙攣の最中に、切り落としましょうか、ペニス」
ノリカがアサミを見ると、彼女は嬉しそうに頷いた。
「うふふ・・・いよいよ私の出番ね。」
アサミは笑いながら、ペニス切断ばさみを改めて持ち直した。
「嘔吐が始まったけど、口がふさがれているから、出てこないねぇ」
キヨミはそう告げながら激痛に歪む男の顔を眺めていた。
「下半身がすごい痙攣してるよ」
ノリカは男の射精を促す自分の役目を終え、冷静な手つきでペニスの先端をつまんでいた。
「この潰された金玉、改造ENに挟んだままでいいの?」
ジュリは改造ENを動かしながら、マキに聞いた。
「さぁ、皆さん、この潰された金玉、どうしたいですか?」
司会のマキは観客の女性達に聞いた。前の方で見ていたマユミは「ねじり切っちゃえ」と笑いながら叫んだ。
「・・・という要望が出ましたが、いかがでしょう」
マキは女性達に同意を求めるように言った。女性達は笑いながら頷いた。
「潰れた金玉をつけてても、意味ないモノね。スッキリ取りましょう」
そう続けて、マキはジュリとサオリに引きちぎるジェスチャーをした。
すると二人は力任せに潰れた睾丸を引っ張った。
陰嚢が裂け、改造ENに挟まれたまま潰された睾丸が男の肉体から分離した。
男は激しい痙攣を繰り返した。
「なんだか激痛を通り越して、気を失ったよ」
キヨミは笑いながら報告した。
「潰れた金玉、ねじり切っちゃったからね。激痛が身体を駆けめぐったかしら・・・」
ノリカはたんたんと言った。
「引きちぎる時、すごい痙攣したよね」
ジュリは楽しそうにサオリに話しかけた。
「見てよ、これ。変な管がついてきて、精液が垂れてきてる」
改造ENを目の高さまで持ち上げ、潰れた睾丸からつながる管を女性達にも見せた。
途切れた管からは、白い精液が少しずつ床に滴っていた。
「焼きゴテ、焼きゴテ」
マキがそう言うと、ノリカがその場を離れた。そして、隣の部屋に用意されていた焼きゴテを持って現れた。
引きちぎられた陰嚢の上から、焼きゴテを押しつけ、滴る血液を止めた。
「やっかいだねぇ、男の股間は」
マキは腰に手を当てて言った。
「気を失ってても、すごい表情になったよ。首か引っ込んでて、面白いよ」
キヨミは男の顔を見ながら言った。水着の脇から見せていた女の秘部を静かにしまった。
そして、男の頬を強く叩き始めた。気を失っていた男は、しばらくすると気がつき、再び激痛に顔を歪ませた。
「気がついたみたいね。ペニス、切断するよ」
マキは男を見ながら、冷たい表情で告げた。
男は激痛の表情を見せながら、鼻から抜ける奇声を上げていた。
会場の女達は笑いながら、痙攣を繰り返す男の身体や、モニターに映し出された顔などを見ていた。
「じゃ、お願いね」
激しく勃起するペニスの先端をつまみ、ノリカはアサミに微笑みかけた。
アサミはそれに応え、ペニス切断ばさみに握力を伝え始めた。
「男が男でなくなる瞬間です」
マキが会場の女性達にそう告げると、アサミは渾身の力でペニス切断ばさみを握った。
音もなくゆっくりとペニスはそぎ落とされるような形で、男の股間から剥がれ落ちていった。
「ペニスが今生の別れを告げたよ」
マキは笑いながら、そぎ落とされたペニスの先端をつまむノリカを見た。
「はい、完了。これが快感と激痛の液体を含んだペニスです」
ノリカは亀頭のカリ部分に細い指先を引っかけて、女性達によく見えるように高く掲げた。
マキはおもむろに先ほどの焼きゴテを持ち、男の股間に押しつけた。
男は激しい痙攣と、ペニスを切り落とされた絶望で、きつく目を閉じて気を失った。
「金玉潰しとペニス切断、これで完了ね」
アサミはペニス切断ばさみを持ち替えて、女性達に報告した。
観客の女性達の中には自分の股間を押さえる人もいた。
しかし、そこには無様な睾丸やペニスなどなく、安心したようにホッと溜息をついていた。
「いまもなお、痙攣が続いているねぇ」
キヨミは気を失った男の顔を見ながら笑った。
「金玉もペニスもなくなったから、もう安心だね、この男も」
ノリカは男の肉体から分離したペニスをまじまじと見つめた。
「これはどうしようか」
ジュリは潰された睾丸を改造ENから外し、台の上に置いた。
サオリも同じようにして睾丸を無造作に外した。
ただの肉塊となった睾丸は、男にその激痛を伝えることなく、静かに台の上に張り付いていた。
「だいたいこんなに激痛の根源が、股の間に無様な形でついているなんて、失敗作だよね」
ノリカは女性達を振り返りながら笑った。彼女達は何度も頷きながら、痙攣を繰り返す男を見た。
「皆様、お楽しみ頂けましたでしょうか。」
マキはマイクを片手に、会場の女性達に同意を求めた。
「次の去勢刑は、オナニー3回をしてしまった男が現れ次第、お知らせします。
今日の夕食時には金玉潰しショーを披露します」
マキはペニスをシゴく仕草と睾丸を潰す仕草を繰り返し、マイクのスイッチを切った。
会場の女性達は何もなかったように昼休みを終え、それぞれの職場に戻るため、パスタ屋を出て行った。
パスタ屋内では事後処理が行われていた。
「この男、どうする?」
ノリカは切り取られたペニスから、コンドームを取った。
勃起したままのペニスは、主を失ったまま、ノリカの手の中で弄ばれていた。
ふとした拍子にペニスはその手から滑り落ち、床へ無造作に転がった。
「こんなモノをよく股間にぶら下げていられるよね。邪魔じゃないのかしら」
アサミはペニス切断ばさみをカチカチ言わせながら、ハイヒールの先で、落ちたペニスをつついた。
「私達には元々ついていないシロモノだからね。ペニスをこすったら、どんな快感があるのかわからないよね」
マキはマイクを片づけながら床に転がったペニスを見つめた。
「この男、気を失いながらも、まだ痙攣を繰り返してるよ。金玉潰し、相当効いてるみたいね」
ジュリは口元に笑いを含みながら言った。
「金玉って潰されると私達の想像以上に激痛が走るみたいね。女にはわからない痛みで良かったわよ」
サオリは改造ENを見つめながら言った。
「夕食時の金玉潰し、改造ENを更に改造したモノって聞いたけど」
マキは干からび始めた睾丸を見ながら呟いた。
「いま、持ってきてあげるね」
ノリカはそう言って、隣の部屋に消えた。
「最近、彼女、部屋にこもって何やったかと思えば・・・」
アサミはそう呟きながら、ペニス切断ばさみを丁寧にフォルダーにしまった。
そして切断されたペニスを蹴飛ばして、部屋の隅に追いやった。
「そうしておけば、ネズミが食べてくれるよ」
アサミはそう続けて言って男を見た。男は相変わらず痙攣を繰り返していた。
「股間には金玉もペニスもないね。私達みたいにスッキリしていて、イイじゃん」
ジュリは男の股間を見ながら笑った。
「さて、男を外して、留置場に戻すか」
キヨミは張り付けにされた男の手枷や足枷を外し始めた。
女達に支えられながら、男は痙攣を繰り返し、床へ寝かされた。
「股間の無様なデキモノを取ってあげたんだからね」
アサミは薄笑いを浮かべて男を見下ろした。
「もう男の股間には何もないし、スッキリしていていいわよねぇ」
キヨミは男の股間を見ながら言った。
「うふふ、もう、男じゃないけどね」
ジュリはフォルダーに改造ENをしまいながら言った。
すると隣の部屋からノリカが戻ってきた。
「お待たせ。これなんだけど」
ノリカは自分用のフォルダーからENを取り出した。
「何よ。普通のENじゃない・・・」
サオリは自分の改造ENと見比べて言った。
「違うわよ。改造ENよ」
ノリカは嬉しそうに呟いた。
「私と同じヤツ?」
ジュリも自分の改造ENをフォルダーから取り出して言った。
「うふふ・・・普通の改造ENじゃないよ」
ノリカは改造ENを開き、睾丸が挟まれる部分をみんなに見せた。
「こ、これって、形が違うね」
サオリは目を丸くして呟いた。
「そう、改造ENノリカ仕様・・・私が改造したの」
ノリカはそう言ってENを掲げて、カチカチと音を立てた。
「ノリカ仕様って・・・あんた・・・」
ジュリも目を丸くしてみんなを見回した。女達は食い入るようにノリカ仕様を見つめた。
「金玉が縦に潰されるように改造したの。試してみたいと思わない?」
ノリカは薄笑いを浮かべながらみんなを見回した。
「金玉って縦に潰されると、激痛倍増?」
マキは改造ENノリカ仕様を見ながら呟いた。
「たぶんね。ほとんどの男はショック死するよ、その場で」
ノリカは勝ち誇ったように言った。
「これ、売り出したいよね。私も欲しいな、一つ」
アサミはペニス切断ばさみをテーブルに置いて言った。
「この留め金をね、丁寧に外して、縦仕様にしただけなんだけどね」
ノリカはENを開きながら説明した。
「あははは、もう、女性じゃないと、考えられない改造だよね」
マキはそう言って笑った。
「金玉の激痛を知っていたら、出来ないモノねぇ」
ジュリは睾丸を潰す手真似をした。
「だいたい、もう、みんな改造しているから、リミッターのあるENなんでないし」
アサミは冷静に呟いた。
「金玉が縦に潰されるように改造するのも、簡単だからね。発表しようか」
サオリは嬉しそうに言った。
「手続きは私がするよ。ノリカ仕様より猛痛型と名付けましょうか」
ノリカは楽しそうに自分のENを見つめた。
「猛痛型・・・男は金玉を潰された激痛で、完全に廃人か死人になるね」
キヨミはそう言いながら、すでに自分の改造ENを猛痛型に改造し始めていた。
「あんた、そういうことは一番だね。また男に自分の股間を見せながら、金玉潰すんでしょ」
マキはキヨミの薄笑いを見つめながら言った。
「射精、脱糞、嘔吐、痙攣・・・こんな小さい金玉が潰されるだけで、男が駄目になるなんて、ホントに面白いじゃない」
キヨミはさりげなくそう答えた。
「みんなで改造しちゃおうか、猛痛型に」
マキは笑いながら女達を見回した。
「私の友達に女性捜査官がいるから、彼女達にも知らせてあげようかしら」
ノリカはそう言いながら、携帯電話番号を調べた。
「ちょっとしたアイデアで、さらに男が悶絶死を迎えるなんて、面白いよね」
キヨミはそう呟きながら、改造を完了した。
「結構簡単に出来るんだね、改造」
アサミは自分用の改造ENをホルダーから取り出し、留め金を外した。
そしてキヨミに聞きながら、改造を完了させた。
「みんなのもやっておいてあげるよ」
キヨミは改造ENをテーブルに並べさせた。
「男殺しの道具が、こんなにいっぱいある」
ジュリは嬉しそうに改造ENを見つめた。
「金玉を潰されると、ホントに痛いんだろうね」
マキは気を失っている男を見ながら言った。
「でも、もう、こいつにはないから安心だよね」
何もなくなった男の股間を見ながら、サオリは口元に笑みを浮かべながら言った。
「さて、みんなでこの男を留置場に運んで、夕方の準備をしましょう」
マキはそう言って、みんなに手伝ってもらい、男を台車に乗せた。
男は軽い痙攣を続けながら、台車の上で丸くなった。
「股間に何もなくなって、私達と同じ、スッキリして良かったね」
ノリカは気を失う男に呟いた。
「夕食時の金玉潰しされる男を選んでおかなくちゃ」
マキはそう言って、笑いながら部屋を出て行った。
女達は改造EN猛痛型をそれぞれのホルダーに収め、何もなかったように部屋を出て行った。
「それにしても、今日の去勢刑は面白かったね」
マユミは少し興奮気味に女性捜査官達に伝えた。
パスタ屋で見学していた女達は、去勢シーンを思い浮かべながら、男の苦しみ方の品評会に花を咲かせていた。
自分達の改造ENを取り出して、カチカチと音を立てて遊んだ。
「ペニスをこすって射精させてた女性、私の知り合いなんだ」
マユミはみんなに向かって言った。
「あの手つきでシコられたら、どんな男でも数秒で射精よね」
リナはペニスをこする仕草をして言った。
「去勢された男、どうなるのかなぁ」
ユウコは不思議そうに呟いた。
「廃人は間違いないよ。もう歩けなくなるのは確実」
ユミは楽しそうに言った。
「脱糞と嘔吐のオンパレードだからね。危険なモノを股間に付けてるなんて、ナンセンスだよね」
ミユキはは悩ましく脚を組み替えながら言った。
ノリカからマユミの携帯に連絡があったのは、その日の夕方だった。改造EN猛痛型の知らせだった。
「留め金を外して、縦型にするだけなのね。気がつかなかったけど、あんたもよく考えたね」
所長のマユミは声高らかに笑った。そばで聞いていた女達は、すぐさま自分達の改造ENを猛痛型に変え始めた。
「夕食時の男、お礼に一人貸してあげるよ。実験台にするなり、好きに使ってイイよ」
マユミはそう告げて携帯を切った。
「パスタ屋で男のペニス、シゴいていた女性よ。猛痛型を教えてくれたよ」
携帯をテーブルに置いて、改造EN猛痛型をみんなに見せた。
女達は口元に笑いを浮かべながら、丁寧に改造し始めた。
「横に潰されるよりも、なんか、激しい痛みになりそうね。私達にはわからないけど」
リナはさりげなく言った。
「実験したいよね。金玉が縦に潰れたところ、見たいし。もしかして、ウフフ、即死?」
ミユキは改造し終わったENをカチカチと音を立てた。
「男を貸すついでに、夕食時の金玉潰し、見てくるよ」
マユミはそう言いながら、留置場へ男を見つくろいに部屋を出て行った。
悩ましい黒いブーツの音が、廊下に響き渡り、留置場の男達を震撼とさせた。
このブーツ音が廊下に響く度に、男達は自分の運命を悟りながら嘆いた。
「男殺しの音だよね」
廊下に響く音を聞き、ユミは笑いながら呟いた。ユウコも頷きながら笑った。
留置場の男達の管理は、全て所長のマユミに任されている。
女性に暴力をふるった男や、性犯罪を犯す男は、特に厳しい独房へ入れられている。
マユミはその独房へ、鼻歌交じりに近づいて行った。
ブーツ音が廊下に鳴り響き、ガサゴソと男達が居場所を変える音が微かに聞こえていた。
署内の女達に連れて行かれた男が、どんな姿で戻って来たか、留置場内の男達は知っている。
だから、独房の小さな窓から覗かれ、連れて行かれることが、この上ない恐怖なのだ。
「さて、どの男を送り出そうかな」
マユミは独房に響き渡るハスキーな声でそう言った。中にいる男達は息を潜め、静かに恐怖と戦っていた。
「こいつを送るか・・・」
18と書かれた独房の前に立ち、小窓から中を覗いた。男は恐怖におののきながら、マユミと視線を合わせた。
「あんた、金玉、潰されて来なよ」
マユミは涼しげな三白眼で怯える男を睨みつけた。男は自分の股間を両手でガードし、小刻みに震えた。
「金玉、潰されるだけだよ。我慢しな、男なんだから」
小窓から覗きながら、男の怯える姿を笑った。
「うふふ・・・男だから我慢できないか、金玉潰しの激痛は。
邪魔なモノなんだから、潰されてスッキリしてきな。
でも、今度は猛痛型の実験台だからね、生きて帰れるかしら」
ブーツの爪先でドアを軽く蹴ると、笑いながら留置場を後にした。
マユミが出て行くまで、男は恐怖の奇声を上げていた。
署内の女性達はみんな、改造ENを猛痛型仕様にした。
手動に切り替え、ウズラの卵で実験していた。
あちらこちらで笑いながら、潰れゆく卵を楽しんでいた。
「なんか、もう、金玉を潰したくてウズウズするわ」
ミユキはそう言いながら、何度もウズラの卵を潰していた。
「悩ましい格好で街を歩いて、寄ってきた男の金玉、やっちゃいなよ」
リナは笑いながらミユキの肩を叩いた。
「満員電車の中でも出来るんじゃない?おしりを触られたって言えばいいんだし」
ユウコはタバコを吸いながら言った。
「今夜のランドリュー線でやってみようかしら」
ミユキは嬉しそうにユミに同意を求めた。
「悩ましいミニスカで乗れば、勝手に男が寄ってくるよ。」
ユミは長い脚を組みながらミユキに言った。
「決まりね。二人で行こう」
ミユキはユミの肩を叩きながら、嬉しそうに改造ENをホルダーにしまった。
「私も一応持って行くね、猛痛型」
ユミも口元に笑いを浮かべながら言った。
ドアが開き、マユミが戻ってきた。
「18番の金玉、潰させるから、用意して」
マユミは部屋に入るなり、指で何かを潰すゼスチャーで女達に指示した。
自分の椅子に腰掛け、長い脚を組んでタバコに火を付けた。
女達は口元で笑い改造EN猛痛型をホルダーにしまった。
「最後の射精は手伝ってあげる?」
ユミは手首を上下させて、マユミに聞いた。
「金玉潰しショーの前に、自分でオナニーさせるよ、きっとノリカのことだから」
マユミは笑いながら煙を吐いた。
「金玉が潰されたら、もう射精が出来なくなるからね」
ユウコが笑いながら呟いた。そして棚から防声具とロープを手に取った。
そしてペニスと睾丸を保護するカップも抽斗(ひきだし)から出した。
「ペニスと金玉は商品だからね。念のため、保護してあげないとね」
準備するユウコにリナが話しかけた。
「面倒なモノが股間についてるからね、男は。歩きづらくないのかね」
ユウコは保護カップを眺めながら笑った。
「潰される金玉を保護しておくなんて、なんか、おかしいよね」
リナは長い爪を眺めながら言った。
「その点、女は便利だよね。激痛を司る金玉なんてないし。
だいたい潰されたら死に至る無様なモノが、体内から出てるなんて失敗作だよね」
ユミはスッキリした自分の股間を撫でながら主張した。
「じゃ、18番、押さえに行くよ」
ユウコは女達を振り返り、冷たい視線で指示した。
睾丸潰しを躊躇したことのない、冷たい目つきだった。
女達はヒールの音を響かせて、ゆっくりとした足取りで留置場へ赴いた。
留置場のドアが開くと、男達の怯える音が聞こえてきた。
「この凍り付くような音がたまらないよね」
リナはそう言って耳を澄ませた。ガサゴソと動く空気が女達を刺激した。
18と書かれた独房の前に、女達は仁王立ちし、腕を組んだ。
「金玉、もらいに来たよ・・・うふふ」
ユウコは小窓から中をのぞき込んだ。すると独房の中の匂いが伝わり、顔を歪めた。
「・・・オナニー、しまくってたな、こいつ」
ユウコは精液の匂いを感知し、呆れた表情をした。
「金玉潰されたら射精できなくなると思って、一人でしまくってたんだね」
リナは嘲笑しながら中を覗いた。寝転がりながら、なおもペニスを必死でシゴいていた。
「一人でやってるよ。おぞましい姿だね。」
ミユキは横から覗き込んで呟いた。
「私達にはついてないから、ペニスや金玉の価値がわからないよ。そんなに大事なモノなのかなぁ」
ユミは笑いながら男の姿を目で追った。
ユウコは鍵を開け、精液の匂いが充満する独房へ入った。その後を続いて、女達も軽い足取りで入った。
「汚いなぁ・・・。あちこち、精液だらけだよ」
黒いパンプスで白い精液を踏みにじりながら、リナは笑った。
「金玉の中で作られるものなんだね。潰される前に、好きなだけ出してイイよ」
ミユキは哀れみの表情を見せながら、必死でペニスをシゴく男を見下ろした。
「必死こいてるよ。男って、こうやってオナニーするんだ」
リナはパンプスの先についた精液と男の行為を交互に眺めながら言った。
「ホントに『シコシコ』って感じでオナニーするんだね」
ユウコは笑いながら眺めていた。
「ほら、私達がオカズになってあげるよ。好きなだけセンズリしな」
ミユキは長い脚を開き、紺のミニスカートをまくり上げた。
艶めかしい銀色に光るパンティが、男をより刺激した。
彼女の股間を食い入るように凝視し、必死にペニスを上下させていた。
「すごいスピード。狂ったサルみたいにシコシコしてるね。無様だよねぇ、ホントに」
ナミはそう言って、ミユキの横に立ち腕を組んで見下ろした。
「出る時は出るって言いなよ。勝手に出したら、この場で金玉潰すよ」
ユウコはホルダーから改造EN猛痛型を取り出した。
男は小刻みに頷きながら、なおも必死にペニスをこすった。
そして、息を荒くしたかと思うと、出そう・・・と叫んだ。
「おぉ、出してイイよ、気持ちよくなりな」
寝転がって必死にオナニーする男をまたぎ、ミユキは自分の股間を顔に近づけてやった。
男はミユキの股間を凝視しながら、ひどく痙攣した身体を硬直させ、
低い唸りと共に水のようになった精液を女達の見つめる前で放出した。
「あんた、これで何回出したのよ」
男に股間を見せているミユキは、ぐったりと力が抜けている男に問いた。
男は言葉もなく、指を使い9回と答えた。
「9回も出しちゃって。金玉、空っぽじゃない?」
ナミは睾丸を指でつつきながら言った。そして、強めに指ではじくと、男は身体を震わせて反応した。
「ちょっと弾いただけでこれじゃぁ、縦に潰されたら、死ぬよね」
リナは笑いながら言った。
「あっちこっちに精液を飛ばして、男って本当に面倒だねぇ」
ミユキはそう言いながら、男を見下ろしていた。
「ミユキが跨いだままだから、全然勃起が収まらないよ」
ユウコはペニスを見ながらそう言った。パンプスの先でペニスをつつくと、改造ENを持ち、静かに睾丸を挟んだ。
男は身体を硬直させ、ひどく怯えた。
「潰さないよ。ただ、どんな風に挟まれるのかを見たかっただけよ」
ユウコは縦に挟まれた睾丸をまじまじと見つめた。女達も興味深く見た。
ミユキは跨ぐのをやめて、しゃがみ込みながら睾丸を凝視した。
「このまま潰されたら、ホント、死ぬしかないよね。あんた、生きて帰ってこられないよ」
ユミは笑いながら男の顔を覗き込んだ。
「こんなモノがついてるから、ホントに苦労するねぇ」
ナミはENに挟まれた睾丸を見ながら言った。
「金玉が潰れる激痛ってのは、私達には全くわからないけどね。
あんたの怯え方を見ると、男に生まれたことを後悔するくらいに痛いんだろうね」
ユミは睾丸を挟まれたままの姿を見て、笑いながら言った。
「これからあんたを送り出して、私達の全く関係のないところで、
あんたの金玉が潰されていると思うと、少し哀れみを感じるよ」
ユウコは改造ENをゆっくりと睾丸から外し、だらしなくぶら下がる睾丸をつついた。
「次に会う時は、あんた、死体になっているか廃人だね。かわいそうに」
ミユキは捲れ上がっていたスカートを元に戻しながら言った。
「女の私達が羨ましいでしょう。私達には金玉を潰される恐怖や痛みなんて皆無なんだよね」
ユウコは改造ENをホルダーにしまいながら言った。
「10回目のセンズリ、やる?私達が帰宅する頃、もう、金玉は潰されてるよ」
ミユキは男を見下ろしながら、手首を上下させて訊いた。
「今夜にはこの金玉もなくなってるんだよ、ウフフ。跡形もなくね」
リナは黒いパンプスで睾丸をつついて言った。
男はあわてて股間を閉じた。そして両手でペニスと睾丸を隠そうとしていた。
「あははは、ペニスと金玉、収まりきれてないよ。無様で苦労するねぇ」
ユミは笑いながら、手からはみ出るペニスの先端を指でつついた。
「私達の股間には何もないから、楽に隠せるけどね」
リナは黒いホットパンツの股部分を指さして言った。
男はいきり立ったペニスを静かにシゴき始めた。
女達は立ったまま男を囲んで見下した。
「10回目のオナニー、見届けてあげるね。私達で良い気持ちになりなよ」
ミユキは大サービスと言いながら、再びスカートをまくり上げ、股間を見せた。
他の女達も自分の股間や胸を男に見せた。
「もう10回目のセンズリだから、金玉の中、空っぽだよね。それでも出てくるの?精液」
ユウコは肩幅に脚を開き、男によく見えるようにつきだした。
男は女達を見回しながら、必死にペニスをシゴいた。
「すごいスピードシコってる。まるで動物だよね」
ナミは笑いながらシゴかれているペニスを凝視した。
「別にペニスを切り落とされるわけでもないのに」
ユミはそう言って男の行為を見ていた。
男は女達を見回しながら、激しくこすっていたかと思うと、再び足を突っぱねて射精体勢に突入した。
「早いねぇ、もう、出ちゃう?」
ミユキは股間をさらに見せつけてやり、狂ったようにペニスをシゴく姿を笑った。
「出して良いよ。金玉からの最後の射精でしょ?泣きながら出しな」
ユウコは腕を組み、そう言いはなった。すると男は顔を歪め、水のようになった精液をペニスから放出した。
「もう、快感だけで、あまり出てこないよ」
ペニスを往復させる右手を見つめながら、リナはパンプスの先でペニスの先端をつついた。
男は恍惚の表情を見せ、ぐったりと身体の力を抜いた。
「部屋中に精液を垂れ流したね。自分で掃除してよね」
ミユキはミニスカートを直しながら冷たく言った。
男はぐったりと頭を垂れながら、微かに頷いた。
「金玉、ダラーンとしちゃって。もう、何も入ってない状態?」
リナは伸びきった睾丸をさらにパンプスでつついた。
「この金玉も次に見る時は潰されて跡形もないのね」
ユウコは腕を組みながら、哀れんだ眼差しを睾丸に向けた。
「それじゃぁ、スッキリしたところで、あんたにはちょっと眠ってもらうよ」
ユミは冷たく言い放つと、男の鼻と口を薬を染みこませたガーゼで塞いだ。
「次に気がつく時は、はりつけにされた台の上だよ。金玉にさよならね」
ミユキはもがこうとする男の股間を踏みつけて言った。
勃起したペニスが横にずれて、男は身体を硬直させながら気を失っていった。
「私達も次にこの男を見る時、玉なし男か死体かだね」
ユミは気を失った男を見ながら言った。
ミユキは股間の上からパンプスをどけ、だらしなく勃起するペニスを見た。
そして床まで伸びてついた睾丸をコロコロと爪先部分で転がした。
「踏みつぶしちゃ駄目よ。すぐ潰れちゃうから」
リナは笑いながら睾丸の行方を目で追った。
「縛り上げるよ」
ミユキはロープで腕を縛り始めた。
ユミはガーゼをゴミ箱に捨て、ペニスと睾丸が動かないように、カップに収めて固定した。
そして足も縛り上げ、台車の上に乗せた。
「さて、自動車まで運びましょうか」
ユウコは台車の取っ手に手をかけ、ゆっくりと動かし始めた。
「さっ、激痛の旅への出発です」
ナミは笑いながらおどけて言った。
「女だからこそ、笑って送り出せるんだよね」
ユミは薄笑いを浮かべて呟いた。
「縦に潰される金玉って、私達も見てみたいよね、その痛がり方とか」
台車を押しながら、ユウコはみんなに言った。
「まっ、私達は各自で潰しにかかろうよ。それまでのお楽しみということで」
ミユキは改造ENに手をかけ、楽しそうに言った。
「男の最大の激痛を身近で感じたいね」
ミユキはそう言いながら、高らかに笑った。
廊下に響くその声は男達を震撼とさせ、留置場を出るまで女達の楽しそうな会話は続けられていた。
この日の午後、堅固に縛られた男はパスタ屋へ運ばれた。自動車を運転して行ったのは、マユミだった。パスタ屋の裏に自動車をつけると、すでにノリカが外で待っていた。
「お待たせ。金玉、持ってきたよ」
マユミはおどけながらノリカに告げた。
ノリカは口元に薄笑いを浮かべ、荷台に載せられた男を一瞥した。
「丁寧にカップまで付けてもらって悪いわねぇ」
ノリカは黒革の手袋をはめた手で、足首を縛られた男の膝を開かせ、股間を見つめた。
「客の女達が激痛に歪む男の形相を見たくて、お待ちかねだよ」
ノリカは続けてそう言い放つと、カップを付けられた男の顔を覗き込んだ。
「薬で眠らされているだけだよ。磔にしてから、起こすから」
マユミは冷たい視線を男に向け、薄笑いを浮かべた。
「マユミのために特等席を設けてあるから」
ノリカは笑いながら言った。
「あら、悪いわねぇ。金玉が潰れる瞬間がたまらなくてね・・・ウフフ」
マユミは台車の男を見た。
裏口からスタッフの女達が車の音を聞きつけて出てきた。
相変わらず魅力的な格好で、男の性欲をそそるフェロモンを滲み出していた。
「この男の金玉を潰せるの?」
マキは嬉しそうに言った。
「縦に潰すんでしょ?ワクワクするわね」
サオリはジュリを振り返りながら言った。
「ノリカ仕様だからね、改造ENは。二ついっぺんに潰しちゃう?」
ジュリははしゃぎながら言った。
「たまには一気にダブルで潰してみようか」
アサミは冷たい視線で女達を見回した。
「覚悟が出来る前に一気に潰れゆく金玉か・・・。女じゃないと出来ない芸当だよね」
ノリカは念を押すようにマユミに言った。
「あまりの痛さに死ぬよ、こいつ。でも、女に金玉を潰されて死ぬなら、良いんじゃない?」
マユミは笑いながら言った。
「女に潰されて死ぬなんて、ホント、無様の極地だよね」
マキはそう言って、台車に手をかけた。ゆっくりと動き出し、裏口から男は運ばれていった。
準備室に入ると、女達は男に施されたロープを外し、身体が動かないように人型の鉄柱にがっちりとくくりつけた。
この人型の鉄柱は、睾丸潰し用に女達が作り上げたものだった。
どんなに男が暴れようとも、一度くくりつけられたら、下半身は全く動けない状態になった。
上半身はいささか動きが許されるが、睾丸を潰され始めると、たいていの場合、
上半身は硬直するので、動いてもさほど気にならなかった。
「女に考えてもらって作られた、男殺しの鉄柱ね」
アサミは嬉しそうにくくりつけられた男を見ながら言った。
「さて、このまま会場へ運ぶよ」
ノリカはマキに指示して、会場への廊下を指さした。
「この男、起こすの?」
ジュリは改造ENをホルダーから取り出し、カチカチいわせながら言った。
「起こす前に、まず、防声具をつけないとね。叫ぶ声がうるさいから」
マキは抽斗から防声具を取り出し、ノリカに渡した。ノリカは薄笑いを浮かべながら、男の口にくくりつけた。
「金玉を潰される恐怖で、ものすごい声を発するからね。」
ノリカは笑いながら言った。
「ホント、女にはわからない恐怖で良かったかもね。」
ジュリはそう言って改造ENを器用にしまった。
「浣腸はしておく?」
マキは腰に手を当てて、ノリカに聞いた。
「今度の潰しは、尋常の痛さではないかもね、私達にはわからないけど」
ノリカは男の股間を見ながら言った。
「とにかく金玉を縦に潰すんだから、いつもより痛いんでしょ?」
ジュリは軽い口調で言った。
「念のため、浣腸して全部出しておこうか」
ノリカはそう言うと、女達に指示した。
アサミはバケツを用意し、男殺しの道具箱と呼ばれる箱から、浣腸器具を無造作に取り出した。
「木の箱の中には、いろいろ入っているからね」
サオリは笑いながら、一つ一つの道具を手に取った。
「みんなペニスや金玉を攻撃する道具だね」
ジュリはそう呟いて嬉しそうに見つめた。
「女達がよくこんなものを考え出したわよね」
道具箱を覗き込みながら、マユミはあきれ顔で言った。
「ペニスや金玉がないからこそ、考えられたんだろうね」
マキは落ち着いた口調で言った。
そして、3リットル用の浣腸を手にし、その中にめいっぱいの炭酸水を含ませた。
「眠っている間に、処理しましょう」
ノリカはそう言って、股間につけられたカップを取り外した。
マキは巨大な浣腸を肛門へ差し込み、一気に中の炭酸水を注入した。
男の下半身は次第に膨らみ、マキは笑いながら注入を続けた。
すると男は身体をよじらせながら、気を取り戻した。
「お目覚めかな?腸の内容物を全部出してもらうよ」
ノリカは冷たい視線を男に向け、したたかに笑った。
「金玉を潰されるショックで、全部出ちゃうかも知れないでしょ?」
マキは笑いながら躊躇なく炭酸水を注入し続けた。
男は苦しみながら身体をよじらせようとするが、下半身はほとんど動かない状態だった。
「うふふ、全く動かないねぇ。金玉も楽に潰せるわ」
冷たい視線を向け、ノリカは笑いながら呟いた。
「金玉が縦に潰されるなんて、あんた、悲惨な状態になるんじゃない?知らないけど」
サオリは嬉しそうに男の顔を見た。肛門に刺さった浣腸が苦しくて、顔が歪んでいた。
「面白い顔になってるよ。でも、金玉を潰されたら、こんなモンじゃないね」
ジュリも笑いながらそう言った。
マキは残さずに無理矢理肛門に注入した。男は震えながら深呼吸していた。
「この無様な姿、最高だね。」
マユミは傍らで様子を見ながら呟いた。
「ここへ来る前に、センズリ、10回自分でやってたよ」
マユミは続けて報告した。
「10回も?」
ノリカは男の顔を覗き込んだ。女達は笑いながら、手を上下したり、何かをこする仕草をした。
浣腸は肛門に刺さったまま、出口をふさがれた状態だった。
男のペニスは次第に勃起し始め、それを見ている女達はクスクス笑いながら、その過程をじっと見つめた。
「これから金玉を潰されるというのに、なに、こいつ勃起してんの?」
マキは肛門に突き刺さった浣腸を、尚、力を緩めず塞いだままで言った。
「男の生理ってわからないよね。10回もセンズリしたのに、まだ、出したい気でいるの?」
サオリは上を向くペニスを指で下方へ押さえつけた。
そして指を放し、ペニスがまた上へ向き直ってビンビンに揺れた。女達はそのペニスの動きを高らかに笑った。
「ホントに面白いものを股間につけてるよね。女がペニスを切断したくなるのも無理ないね」
ノリカはアサミを振り返った。
「ホントホント。ほら、この勃起の仕方、見てよ。これだからペニスを根本からえぐるようにそぎ落としたい衝動に駆られるのよ」
アサミは腰に付けたペニス切断ばさみに手をかけて言った。
「あんたのペニス切りのクセ、直した方が良いんじゃない?」
ジュリは笑いながら言った。
「あんたも金玉潰しのクセ、直した方が良いよ。男がショック死するんだよ」
アサミはジュリに笑いかけて言った。
男はペニスを揺らしながら、その会話を聞いていた。
「そんなにペニスを動かしていると、金玉潰す前に切断しちゃうよ」
アサミはホルダーからペニス切断ばさみを取り出した。そして男のペニスをそれに挟んだ。
「切っちゃう?」
ノリカは男の顔を見ながら呟いた。男は身体を硬直させ、恐怖のあまりペニスを小刻みに震わせた。
「切る?」
艶めかしい眼差しを男に向けながら、アサミは唇を舐めながら呟いた。
「ペニスなし男の金玉縦潰し・・・ってどう?」
ノリカは真顔で言うと、アサミはそれを受けて力一杯ペニス切断ばさみを握った。
音もなくペニスは根本からそぎ落とされ、床に勃起したまま転がった。
「ぁあぁ・・・我慢できなくて切っちゃった・・・」
アサミは内股を少し痙攣させながら、ペニスを切断した余韻にふけった。
女達はあきれた顔でアサミを一瞥し、震え始めている男の顔を見た。
ジュリは掃除用のバケツをペニスを切断された男の股間に当て、したたり落ちる血液を受け取った。
「ペニスを切断されると、そのうち死んじゃうから、いつもの焼きゴテで処理してよ」
ジュリはそう言いながらサオリに伝えた。
サオリは腰に手を当てたまましばらく流れ出る血を見ていたが、そのうちいつもの場所へ焼きゴテを取りに行った。
「ちゃんと金玉は残しておいてよ。」
ノリカはアサミに言うと、唇を舐めながら、
「私はペニス切りが好きであって、金玉は切らないよ」
と言いながら、長い脚をハの字に軽く開き、ペニス切断ばさみをホルダーにしまった。
「あんたのペニス切り好きには、感服するよ」
ノリカはそう言いながら、気を失いかける男を見た。
首を動かし、自分のペニスが切断されたのを確認すると、身体を震わせながら気を失った。
「また気を失ってるよ。別に身体の一部がなくなっただけなのにね。私達なんか、生まれた時からついてないのに」
ジュリは何もなくなった男の股間を見ながら、そう言った。
サオリが戻り、いきなり切断面に焼きゴテを押しつけた。男は気を失いながらも、身体が反応し、痙攣を繰り返した。
「身体が痛がってるね」
マキはそう言うと、肛門に刺さった浣腸を抜いてみた。
ジュリの持つバケツの中に、肛門からの汚物が勢いよく流れ出た。
しばらく肛門からは脱糞が続き、女達はその様子をしばらく見つめていた。
「金玉を潰されて完了かな。」
マユミは腕を組み直して呟いた。
「もう、潰しちゃおうか、金玉」
ノリカはみんなを見回して言った。
「私達だけで、縦潰しの金玉、先にやっちゃおうか」
ジュリはバケツを持ちながら、嬉しそうに言った。
勢いよく出ていた汚物も、次第に終わりに近づき、彼女は睾丸だけが垂れ下がる股間を覗き込んだ。
「私に潰させてよ、金玉」
サオリは焼きゴテを床に起き、改造ENに手をかけた。
「あんたもジュリに劣らず、金玉潰しが好きなんだね」
ノリカは笑いながら言った。
「男ならではの究極の痛がり方、最高に興奮しちゃうよ」
サオリはジュリに同意を求めるように言った。
「私達で潰すから、見ててよ」
ジュリはバケツを下に置いて言った。
「じゃ、私はもう一人、男を提供するよ」
マユミはそう言って、携帯電話で署に連絡した。
「こいつ、ペニスがなくなったから、金玉潰してポイだね。」
携帯で話すマユミの横で、ノリカはあきれ顔で女達に言った。
「じゃ、起こして、すぐに。起きたら有無を言わさず、その場でブシュっとね。」
マキは何かを潰す手真似をし、笑った。
「金玉潰しとなると、私達の出番なんだけどね」
ジュリとサオリは顔を見合わせて笑った。
「あんた達二人に任せるよ。とっとと潰して良いよ、こんな男。」
ノリカは磔にされた男の前に仁王立ちし、だらしなく垂れ下がった睾丸を下からつついた。
「気がついたら、すぐ潰せるように、ほら、挟んでおきなさいよ」
マキは嬉しそうに睾丸だけになった男の股間を見つめながら言った。
「では、遠慮なく・・・ウフフ」
ジュリとサオリは嬉しそうに自分の改造ENをホルダーから出し、男の睾丸にセットした。
「じゃ、起こすよ」
ノリカはなにやらアンモニア臭のする小瓶の蓋を開け、男の鼻先へ近づけた。
男はびっくりしたように頭を動かし、目を覚ました。
と同時に、ジュリとサオリはほぼ同時に改造EN猛痛型のスイッチを入れた。
挟まれた睾丸はENの中で一瞬何かをためらったようにピンポン球みたいに丸くなったが、間をおかず、そのまま縦に潰れていった。
改造ENはジュリとサオリに手の中で、静かにスイッチが切れ、何もなかったように潰れた睾丸を挟んだまま沈黙した。
男は声も出せず、股間から広がる男としての最大の激痛を体中に巡らせ、全ての筋肉に力が入り、膨れあがった状態になった。
肛門からは直腸が飛び出し、臍からは腹膜のようなものがせり出し、首が縮まり、口からは舌が異常なほど飛び出していた。
女達が驚くほどの痙攣を繰り返し、そのうち目玉もせり出し始めた。
女達はその光景を目の当たりにし、今までで最も悲惨な苦しみ方だと感じた。
しばらく男の激しすぎる痙攣を眺め、女達は自分の股間に手を当て、安心したようにまた潰された睾丸を一瞥した。
「す、すごかったね。まだ痙攣を続けてる。ホントに激痛なんだね、金玉潰れるのって」
アサミは人間としてかなり醜くなった男の姿を見て言った。
「女で良かったという瞬間だね。金玉を潰されてこんなになるんじゃ、たまんないね」
ジュリは隣のサオリを見た。
「縦に潰されると、金玉って、形をなくすんだね。その痛みは私にはわからないんだけど」
サオリは改造ENを取り、しがに睾丸を触った。男は相変わらず息を止め、激しい痙攣を繰り返していた。
細い指先で破裂した睾丸をまさぐり、サオリは何度も頷いた。
「人間じゃなくなってるよ、この悲惨な状態。」
ジュリも改造ENを外し、睾丸をまさぐりながら言った。
「まだ痙攣が続くね。気を失っても、まだ身体中に金玉の痛みが駆けめぐってるのかな」
マキは笑いながら潰れた睾丸を一瞥して言った。
「股間についているものだけで、廃人になっちゃうんだから、悲惨だよね」
ノリカは改めて男の姿を見て言った。
「金玉を縦に潰すと、今まで以上に激痛が駆けめぐることなんだね」
マキは納得したように言った。
「こんな激痛を知らない私達女って幸せだよね。女に金玉潰されるなんて、男としては屈辱だろうね」
ジュリは改造ENをホルダーにしまいながら呟いた。
「こんなになる激痛の根源なんて、いらないよ。股間になんか」
マユミは冷静な眼差しで男を見た。
「・・・止まったみたいね、痙攣」
アサミは男の顔を覗き込んで言った。
「停止というか、死んでるよ、これ」
ノリカは首に手を当てて脈を診た。
「動いてないね」
そう続けて、ノリカは長い髪を片手でかき上げた。
「処理室に捨ててきて良いよ。業者に出せば、何とかしてくれるから」
マキはそう言うと、悲惨な状態の男を一瞥した。そして、堅固に固定された鉄柱から男を外した。
大きく股が開かれ、ペニスの部分には焼きゴテの跡がつき、睾丸の袋の中には形のない潰れた睾丸が形をなくしたまま残っていた。
女達は肉の塊となった男を見下ろしながら、腰に手を当ててしばらく睾丸潰しの余韻に浸っていた。
「縦に潰すと、こういう風になるんだね。女達にとっては、最高の実験台になるね」
マユミはノリカに言った。
「男の金玉潰しは、私達を楽しませるものでなくちゃ」
ノリカはタバコをくゆらせて、男をブーツの爪先でつついた。
「処理室に運んで良いよ」
マキもパンプスでつつきながら、笑って言った。
「もうすぐ客が来るから、用意しないと」
ノリカはタバコを灰皿に押しつけて言った。女達は時計を見ながら、隣の部屋に足を運んだ。
「みんな、マイクロビキニに着替えて、男を興奮させながら、金玉潰すショーにしようね」
マキは女達にそう促すと、女達は楽しそうに着替え始めた。
マユミは一度外に出て、男の到着を待った。
すると数分後、新たに男が縛られたまま、裏口に到着した。運転してきたのはキヨミだった。
「男、確かに届けたよ、オナニーはさせてないヤツを選んできた。」
キヨミは手を上下させ、笑いながら言った。
「かなり精液、溜まっているみたいだから、潰されたら、ショック死するよ」
キヨミはそう続けて言うと、男を商品のように荷台に載せて運んだ。
「さっき、縦に潰してみたよ」
マユミはキヨミに言った。
「どうだったの?」
キヨミは興味深そうに聞いた。
「悲惨なんてモンじゃないよ。男であることがどうしようもなくイヤになる瞬間なんだろうね」
マユミは面白そうに笑って言った。
「私も後で潰してみるよ。」
キヨミはそう言って、自動車に乗り込みそこを去った。
荷台に載せられた男は大人しく二人の会話を聞いていたが、自分の運命を悟ったのか、堅く股間を閉じたままじっとしていた。
口には防声具をされたまま、後ろに手を縛られ、足首も固定されていた。
マユミは冷たい視線で男を見下ろしていた。男はその視線を避けるように、目を伏せた。
「金玉潰される痛みって、どんな痛みなの?」
荷台の取っ手に手をかけ、片手でタバコに火をつけた。
紫の煙を吐き出すと、ブーツの爪先で男の股間を開こうとした。
男は震えながら膝を閉じていたが、マユミの鋭い視線を浴び、仕方なく股間を開いた。
「なに、勃ってんだ?」
マユミは笑いながら、脈打つペニスを見下ろした。
「ずっとオナニーしてなかったから、勃っちゃったんだ。うふふふ」
ブーツの爪先で亀頭をつついた。睾丸は収縮して、ペニスの付け根にかたくなにくっついる状態だった。
「金玉を潰されれば、勝手に精液が出ちゃうんでしょ?オナニーしなくても、気持ちよくなるよ」
男のペニスはマユミのブーツに戯れながら、我慢汁を少しずつ滲ませ始めた。
「さて、この状態をみんなに見てもらおうね」
マユミはタバコを捨てて、荷台に載せた男を女達の待つ部屋へ運んだ。
「イキのいい男を連れてきたよ」
マユミは女達を見回した。
「なんで勃ってるの?」
ペニス切りのアサミは嬉しそうにペニスを見つめて言った。
「好きだねぇ、アサミは。ペニスを見るとすぐ、切りたくなるんだから」
ジュリは水着のブラを整えながら言った。
股間に食い込むマイクロビキニは、悩ましく秘部に張り付き、そこには激痛を伴う器官がないことを如実に表現していた。
「もっと勃たせてあげなよ」
アサミは水着を着終わったサオリに言った。
「別にいいけど、こいつ、何日もオナニーしていないんでしょ?漏れない?」
サオリはそう答えてクスクス笑いながら、長い脚を大きく開きながら男を跨いだ。
「金玉がどんどん精液を作り出すのかな?」
マキは男を見下ろしながら、腰に手を当てて呟いた。
男は下からサオリの股間を見上げ、隣に立つマキの股間にも目を見張った。
「オナニーしてないから、大興奮状態だね」
サオリは蠢くペニスを見ながら言った。
「射精したくてペニスが涙を流してるよ」
マキがそう言うと、女達はどっと笑った。
男は手足の自由を奪われたまま、女達に見下ろされながら丸くなった。
「駄目だよ、隠しちゃ」
マキはタバコに火をつけながら言った。
荷台の男はそれでもかたくなに丸くなって、自分の勃起したペニスを隠そうとしていた。
「邪魔なら切ってあげようか?」
アサミは唇を舐めながら言った。視線が本気だった。
「さっきの男もいきなり切断されて、あの世行きだったよ」
マキは煙を吐きながら言った。
「今回は金玉を潰した時に、ペニスからせり出す精液を見たくてね」
ノリカは冷たい視線を男に向けた。
「ペニスは切断しないって。良かったね」
アサミは少し残念そうに呟いた。ペニス切断ばさみから手を放し、マイクロビキニを整えた。
「じゃ、準備しようか」
ノリカは女達に指示した。
「人型の鉄柱にくくりつけるから、手伝って」
ジュリはサオリと一緒に鉄柱を取りに隣の部屋へ消えた。
男はいささか震えながら、女達を見回した。
「でも、なんで金玉を潰されると、死んだり歩けなくなったりするの?」
アサミは不思議そうにマキに聞いた。
「危険なものが身体から飛び出してるよね。女には考えられないものだわ」
マキはタバコを消して言った。そして男の尻の辺りをパンプスの爪先でつついた。
「勃起が収まらないの?不便なものがついてるね。切る?」
アサミは笑いながら言った。
「あんた、どうしても切りたいみたいね」
ノリカは笑いながら言った。
「私にはついていないからね。切る快感といったら、最高よ」
アサミは嬉しそうに答えた。
ジュリとサオリが鉄柱を運んできた。男はそれを一瞥すると、さらに丸くなった。
「金玉を潰すだけだよ。痛くない、痛くない。大丈夫」
マキは笑いながら鉄柱を見た。
「私達は女だからね、痛くないと言っても、最初からその痛みはわからないし」
アサミは自分の股間を指さして男に言った。
「さっ、みんなで取り押さえて」
ノリカは男の頭を押さえつけ、女達はそれぞれ手足を押さえつけた。
丸まった身体を伸ばした。仰向けに押さえつけると、ペニスが上を向き揺れた。
男を軽々しく持ち上げ、鉄柱に順序よくくくりつけた。
「ホントに動かなくなるね、下半身。こんなの、よく女が考え出したわよね」
ジュリは男の腰の辺りを押しながら、動かないことを確認した。
「金玉が潰れ出すと、すごい力が入るでしょ?だからがっちり動かないようにしないと。」
サオリは股間に食い込んだ水着を直しながら言った。
「でも、潰れ始めると、停止しちゃうんじゃない?痛すぎて。」
アサミは睾丸をつまみながら呟いた。
そして、二つを摺り合わせるように揉むと、男は身体に力を入れて苦しがった。
「痛がってるよ、アサミ」
ノリカは笑いながら言った。
「これだけで痛いんだ、金玉って。潰されたら死ぬってのも、何となくわかるわ」
アサミは尚も続けてグリグリした。男は冷や汗を滲ませ、苦しそうに息を吐いた。
「爪先が激痛を物語ってるよ」
マキは男の爪先に目をやって言った。
「私は女だから、加減がわからないわ。」
アサミは睾丸を握りながら、上を向くペニスをもう片方の手で握った。
「切っちゃ駄目だよ」
ノリカは念を押すように言った。
「たまには私が潰してみようかしら」
蠢くペニスを握りながら、麻美はジュリを振り返った。
「別にいいよ、潰しても。改造EN持ってるでしょ?」
ジュリはそう言って、自分の改造ENをホルダーから出した。
「ロッカーに置いてある。取ってくるね」
麻美は睾丸とペニスを放し、ロッカーへ向かった。
「ペニス切りも良いんだけど、たまには金玉も潰しておかないとね」
サオリは呟くように言った。
「ジュリとサオリは得意だからね。ためらわずに速攻で潰しにかかるから」
ノリカは笑いながら言った。会話を聞いていた男は、顔を青ざめながら震えていた。
「ペニスもだんだんしょぼくれてきたよ。金玉を潰される恐怖?」
マキは垂れ下がり始めたペニスを見た。
「私達のビキニを見れば、すぐに立つよ」
ジュリは男の前に立ち、悩ましいポーズを取った。
透き通るような白い肌と、スレンダーな肢体を男に見せつけると、再び男のペニスは上を向き始めた。
「でしょ?脈を打ちながら、勃起し始めたでしょ?」
ジュリはペニスを指先でつつき、満足そうに笑った。
「男って単純でいいね。これでペニスをこすれば射精するし」
ノリカはタバコを手に取った。
アサミはロッカーから戻り、改造ENをカチカチいわせた。
「たまには玉潰すか・・・」
アサミは笑いながら男を見た。
「なにシャレ言ってんのよ。」
サオリは男の睾丸を下から支えるように、手のひらですくい上げた。
「これが潰れると、死んだり歩けなくなったりするのか」
サオリはそう続けて言い、ペニスから滲み出した我慢汁を指で伸ばした。
「さて、もうすぐ夕食だよ。ショーの準備に取りかかろうか。」
ノリカは女達に指示した。椅子に腰掛けていたマユミも立ち上がった。
「私は一番前の席で見学して良いのかしら?」
マユミは唇を舐めながら言った。
「もちろんだけど、参加したい?金玉潰しショーに」
ノリカは嬉しそうにマユミを誘った。
「私はいつでも潰せるから、今夜は見学してるよ」
マユミはそう言って震える男を見つめた。
「潰し終わったら、あんたの留置場に戻すから」
ノリカはタバコをくゆらせ、煙を吐いた。
鉄柱に磔にされた男は、ペニスをピクピクさせながら抵抗していたが、
自分の下半身が全く動かないのを確認し、諦めたように身体の力を抜いた。
「金玉が潰れた男は、留置場に戻っても歩けないから面倒なんだよね」
マユミは腕を組みながら言った。
「いっそ逝ってくれた方が、楽なの?」
マキはそう言いながら笑った。
「もちろんよ。苦しがって糞尿は垂れ流すわ、一晩中唸るわ、大変なのよ」
マユミはあきれた表情で答えた。
「じゃ、逝ってしまうように、しばらく金玉を痛みつけて、腫れたところをやっちゃう?」
ジュリは鋭い目つきをしながら言った。
「そうね、みんなで痛みつけるのも面白いかも。観客も見ていて楽しめるし」
サオリも笑いながらそう言った。
男は往生したように身体の力を抜き、静かに息をしていた。
アサミは道具箱の中からペニスキャップを取りだし、無造作にペニスを握り、それをかぶせた。
そしてガムテープでキャップごと下腹部に張り付けた。
「ホントは切ってしまうのが一番なんだけどね。こうすれば金玉を攻撃しやすいでしょ?」
アサミはニコニコ笑いながら指先で睾丸をつついた。
「アサミはこんなに可愛い顔して、残酷なことをサラリをやってのけるよね」
マキも睾丸をつつきながら言った。
「さて、準備しましょうか。」
ノリカがそう言うと、女達は口元に笑みを浮かべながら頷いた。
鉄柱ごと運ばれる男は、防声具の中で何か言葉を発しながらも、ときおり叫んだ。
女達は男が何を言っているのかわからないので、ただ、笑いながらその姿を見た。
パスタ屋には多くの女性達がひしめいていた。
ドアが開き男を運び込むと、おしゃべりをしていた女性達が一斉に男に目を向けた。
会場は多くの女性達の独特な匂いで充満していた。
「あんただけだよ、男は。良かったね」
運んでいるマキは、男に声をかけた。男は目を充血させながら身体を揺すった。
「女達に金玉を攻撃されるんだから、ありがたく思いなさいね」
サオリは嬉しそうに男に言った。
中央に運ばれた男は、会場の女性達を見回し、諦めた様子で再び身体の力を抜いた。
「夕食はお済みでしょうか?」
マイクを持ったマキが会場の女性客に話しかけた。
コーヒーや紅茶を飲む女性は一度それらを置き、マキの姿を見た。
睾丸攻撃をする女性達はみんな、マイクロビキニを身にまとい、長い脚を肩幅に開き、腕を組みながら男の横に並んだ。
「お待たせしました。これからお楽しみのショーが始まります。」
女性客は手を叩き、睾丸を露わにした男に目を奪われていた。
自分達にはついていない生殖器に興味津々で、それを破壊することを楽しみに待っている様子だった。
マイクロビキニを着た女達の腰には、改造ENがホルダーに収まり、鈍い光を反射していた。
「しばらくは男が苦しむ姿をご覧頂きましょう」
マキはそう言うと、マイクをスタンドに収め、金玉叩き棒を手に取った。
「さて、これは留置場で行われる睾丸叩きに使用されるものです。
前回はモニターでご覧頂きましたが、今回は特別にどのように行われるかを実際にお見せしましょう」
マキは板を用意するようにジュリに指示した。ジュリは板を手に取り、男の睾丸をその上に乗せて構えた。
男はペニスを動かして抵抗したが、キャップごと蠢くだけで、下半身は固定されたままだった。
「では始めます。男の表情や身体のこわばりを観察して下さい。私達の知らない痛みの姿です」
マキはそう告げると、軽く睾丸の上に金玉叩き棒を振り落とした。
棒の重さだけで睾丸に振り落とされ、それに命中した瞬間、鉄柱が揺れるくらいのすさまじい痙攣を男は力一杯身体で表現した。
女性客達は男の激痛に歪む表情を見て一瞬驚いたが、固まる身体を見て口元をゆるませた。
「右の金玉が棒をよけるように逃げましたが、これだけでかなりの痛みが全身を駆けめぐったようです」
サオリはマイクを手に取り、含み笑いのまま固まる男を一瞥した。
「私達にはわからない痛みで良かったですね。だからこそ、楽しめるものなんです」
サオリはそう続けて、当たった方の睾丸を直に握った。
男はあまりの痛さにペニスを痙攣させ、身体を硬直させた。
右の睾丸をグリグリさせると、男は息を止めて身体を波立たせた。
「これだけでかなり痛がっていますね。では、左の金玉にも平等に同じ攻撃をしましょう」
サオリはそう言うと、マキから金玉叩き棒を手渡され、すかさず左の睾丸に振り落とした。
男は激しく身体をビクつかせ、硬直させた。
「おや?ペニスキャップの中に、白いものが・・・」
サオリは笑いながら言った。
下腹に張り付けているペニスキャップの中を、漏れだした精液が中側からしたたり落ちてきていた。
男は苦し紛れに放屁を繰り返した。
「あまりの痛さに精液が漏れてしまったようです。苦しがって放屁もしていますね」
そう続けて、道具箱から一回り大きいエネマグラを取り出した。
サオリは痛みで回遊する睾丸を無造作に持ち上げ、肛門へエネマグラを突き刺した。
そして、力を入れても飛び出さないように、幾重にもガムテープで押さえつけた。
「的確な処置ですね。金玉が潰された苦しさで、汚物が出ないようにしました」
マキはにこやかに笑いながら、苦しがる男に目をやった。
「揉んでみましょう。痛がり方をお楽しみ下さい」
ジュリはそう言いながら両手に一つずつ睾丸をつかんだ。
「男の表情と身体の動きをご鑑賞下さい」
マキはそう言って、ジュリに目配せした。すると、ジュリはゆっくりと睾丸を揉み
始めた。
女性客達は口元に笑みを浮かべながら、その様子を静かに見守っていた。
長い脚を組んで椅子にもたれている女性、テーブルに頬杖をついて眺める女性、腕を組んで真剣に見つめる女性。
自分達には無縁の激痛に苦しむ男を見ながら、満足げに様子を見続けていた。
「それほど力を入れているわけではありませんが、この通りです」
ジュリは楽しそうに睾丸をグリグリし続けた。
男の身体から伝わる痙攣を手のひらで感じながら、容赦なく睾丸を揉み続けた。
男は息を止めながら、かなりの激痛に表情を歪ませ、身体を力一杯硬直させていた。
「ペニスからは精液が漏れ始めています。精液を出す時、男は気持ちが良いと聞きます。
セリ出てますから、気持ちが良いのでしょうか。もう少し力を加えてみましょう」
ジュリはそう言うと、乱暴に睾丸を扱い始めた。
男はたまらず身体に力を込めて、そのやり場のない激痛を硬直という手段でしか表現できなかった。
「痙攣のほか、動きが全くありませんね」
マキは笑いながら男の身体を眺めた。
「女性の私達にはわからない激痛ですから、加減もわかりませんね」
ジュリは会場の女性客に向かって同意を求めた。みんなは笑いながら頷き、手を叩いた。
「この金玉が女性に対し、悪さをしでかしたりしてきました。
ですから、この痛みは女性からの報復ですね。覚悟してもらいましょう」
サオリはマイクを通して言った。
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投稿:2012.02.29
2chより発掘 Mortal Agony with Nut crackers Part 3
著者 ちんこかじり虫 様 / アクセス 34087 / ♥ 0