その噂はカードゲーム“バーコードコロシアム”をしている人なら誰もが耳にする他愛もないモノであった……だが彼はその噂が事実と言う事を知った。塾から帰って来た時に家に居る筈の母親が居なかった。中学生の姉は既に高校生の兄がいる同じ全寮制の中高一貫校に進学、父親は東南アジアの某国に単身赴任している。書き置きでは父親が倒れたから留守にしますと書かれたメモ紙があったが学生時代にバカが付く程の山男で東南アジアにある山々を登りまくった父が倒れるとは考えにくい……彼はそう思えたのは母親のパスポートがあったからだ。兄と姉は完璧過ぎるほど普通でいじめられたりいじめに関与する程バカではない。
「?」
見た事が無いノートPCが自分の部屋に置いてあった。見た事が無い紋章のステッカーが張り付けている。彼は開くとPCは静かに作動する……そして画面一杯に予め設定された動画が再生された。
『−はじめまして、御堂 ユウキ君……私は“ダークコロシアム”の支配人。聞いた事があるだろう?バーコードコロシアムを対象にしたギャンブルがある事を……公式では否定されている上に世間では他愛もない都市伝説となっているモノだよ。ユウキ君、君の母親は私の手元にいる……どうしてこうなったのか?それは自分の足で確かめるといいだろう。そうそう……他の大人の人や警察にこれを見せたら君の家族にも危害が及ぶ事になる、脅しではなく本当にするー』
ユウキはこのPCに位置情報発信システムが組み込まれているか自宅が盗撮されている事を察した。動画の男は顔元が映らないので分からないが大人である事は確かだ。
『−コロシアムデッキとカード、そしてこのノートPCを持ち我々が主催するゲームに参加するしかないのだよ。家を出た時点で追って君の携帯に連絡する。母親の携帯を使うから心配はいらないよ、服装はそのままでOKだー』
よく見るとノートPCが入る鞄が置いてあり、バーコードコロシアムで使用されるカードが置いてあった。
「すげぇ、レアモノばかりだ」
このゲームサービスが開始されたのはユウキが小学一年生の時であり、初期のカードには今のレギュレーションでは使用不可になったモンスターやアイテムカードがある。レアカードは云わば禁断のアイテムであり公式バトルにも使用できないし新規発行されてないのでマニアの間では争奪戦が起きている上にこれが絡んだ詐欺事件も起きた程である。
翌日、ユウキは家から出ると携帯が鳴る。
『−おはよう、ユウキ君……そのままJR駅前に行き、つい最近閉店した公式ショップに向かってくれ。路地裏に回り従業員の出入り口に着いたら指示を出すよー』
自分の足で行ける公式ショップは把握しているユウキはそこが直ぐにわかった。今日は土曜日だから子供が朝から駅前に居ても怪しまれない……携帯を閉じて首からぶらさげるとバス停へと向かう。路線バスに乗り終点の駅前に着くと指定された店舗を見る。ここは風俗店が立ち並ぶ通りが隣にあるので子供が行くには少しばかり難しい所だが品揃えもよく、店の従業員も優しかった。
「ここだ」
ユウキは従業員出入り口まで着くと携帯が鳴り響く。
『−確認したよ、私の言いつけをちゃんと守ってくれるとは……私の事はダークマスターとでも呼んでくれると助かるなー』
「ダークマスター……母さんは」
『−危害は加えてない、ドアの鍵は開いているからはいりたまえー』
ユウキはドアノブを回して入り、店舗の中に入るとそのままドアを閉じた。店内は真っ暗でドア付近にある照明のスイッチを手探りで探し当てた途端に眠気が襲い閉じたドアに凭れかかる様にして倒れた。照明のスイッチではなく睡眠ガスが充填したボンベのバブルオープンのスイッチであり無臭なのが彼の判断を遅らせたのである。
ユウキが眼が覚めると服が変わっていた。
「!」
『−驚いたかね?自分が少女の服を着ている事に……ユウキ君は強過ぎるからハンデを背負って貰う、普通ならデッキにするがそれでは観客が面白みが無いと言う声があるのでね……流石に可愛くなったねー』
ベットから飛び起きて開いていた携帯を取る。そりゃあ自分は昨年バーコードコロシアム全国大会小学生の部では三位で地元じゃ大人からも一目置かれている。今自分の姿はボーイッシュな女の子が普段着る事が無い白色のワンピース、そして下着も何時も穿くブリーフではなく女児のパンティにキャミソールって言う奴を身に付けている。
「!!!!」
『ーあんまり激しく動くとパンチラになるが……世の中男の娘のパンチラでHな気分になる変な大人もいる訳だ……目の前にある旅行鞄に君の衣装だー』
まるで修学旅行に行くかのように女児用衣類が揃えられている……この分だと自分が着用していた衣類はダークマスターの部下らが持っている事になる。
『−さてここからが本題となる。ここはある豪華客船の船室。船内には私の寝首を狙うウォーリャー(バーコードコロシアムのプレイヤーの事)が幾多も居る。ルールは公式と変わらないが負けるとペナルティとして媚薬が注入されHな気分で頭がおかしくなる。一過性、即ちオナれば治るから心配しなくても良い。これは対戦相手も同じになるが妨害すれば君にもその責をしてもらうー』
右手首にまるで斧の様な形をした道具“キャリアリー”を付け、選抜できるモンスターカードとアイテムカードを合わせて五枚セットする。後はシャフルしてキャリアリーにあるカードホルダーに入れる。このキャリアリーはタイアップアニメで登場しており小学生では憧れのアイテムと言って過言ではないモノだ……全国大会ではこれを装着した高校生〜大学生、社会人らが一定のフィールド内でバトルする競技方式“バトルロイヤル”がある。年齢制限があるのは万が一の事もあって自己判断が出来る年齢に達している高校生からの参加しか認めてない。
「闇バトルロイヤルかよ……」
しかも自分は女装しているから恥ずかしいのだ。これまで事を考えると船内にも監視カメラがあると考えた方がいい。
『−ああ、君は男の子でも今は男の娘だ。トイレは女子トイレを使いたまえよー』
「???」
すると電話が一旦途切れるとメールで先程の言葉が送信されていた。
「男の娘って……そーだ、にーちゃんの女友達がそんな同人誌持っていたなぁ」
今頃、大騒ぎになっているが豪華客船と言う事は地上の基地局まで届かない海上に居るかもしれない。最も今持っている携帯は自分が持つ子供用携帯ではない。つまり連絡手段を断たれているのだ。
「誰もいないな……」
部屋を出て衣類が入ったカバンを抱えて廊下を進むユウキ、船内案内版を見て自分の位置を確認する。
「おまえか!挑戦者は!」
その声の方に振り向くと大学生位の男が立っていた。確かこのゲームをテーマにしたブロフで有名だった人だ。
「勝負を挑むつもり?僕は負けないよ!」
こんな姿でも母親を助けるのなら彼がどうなろうと知った事ではない。ユウキは自分が女装している事も忘れてゲームをスタートする。
三十分後、相手のライフポイントがゼロになりユウキの勝利が確定した。すると黒服の男達が彼を抱えて行き去っていく。キャリアリーが乱雑に放り投げられカードが散乱する。
『−流石に小学生とは言え全国三位……まあ彼は子供と思って鷹を潜っていたのだろうー』
「なあカードは取っていいのか?」
『−構わないよー』
このゲームでは戦った相手に健闘をたたえる意味でカードが交換するのがルールだ。だが相手は目ぼしいモノは持ってないが自分が持ってないアイテム系を取る事にした。
「と、トイレ!」
ユウキは慌てて近くのトイレに入る、女子トイレに自然に入れたのは何故なのか……そんな疑問よりもユウキは個室で座っておしっこをする。
船内に設けられた観客席には好々爺かセレブな大人達が楽しんでいた。
「ダークマスターも甘いですわね……」
「深層催眠音波でトイレ行為を変えた事かね?だがその代償にユウキ君のオシッコ姿を撮影したんだよ……」
ひときわ目立つ位置に座る男は床に座る少女の顎を指先でなぞり口に入れ少女は愛おしくそれを舐める。
「それに君は彼との再戦を望んでいる……だが叶えられない望みだ。そんな時にこの噂を聞きつけて挑んだ。勝てばどんな望みも叶うが負ければ私の元で働くか……新たなる挑戦者を倒して自由の身にも慣れた筈だが……」
少女はバニーガール姿であるが胸は完全に露出している上に女には無い筈の肉棒が股布に無粋なテントを形成していた。
「リスクがあるバトルをして破れた結果……豊胸、豊尻され精嚢を女性ホルモンを産み出すモノに改造されたのでは普通に学校に行くのが苦痛だろう……」
「あ、あんっ!ダークマスター様がイケないのですわ」
ダークマスターの上で人の手により成長させられた胸を見せるバニーガールは元は男子中学生なのだ。映像には女装したユウキの姿をリアルタイムで映し出している。ここでの賭けは単純だ、ダークマスターが抱えているウォーリャと挑戦者がどちらが勝つのか……無論バーコードコロシアムのシステムをある程度は知ってないと話にならないと思うが好々爺の中には完全に運任せで賭ける人も多い。何百万が数分おきに蠢く……元々、この組織は普通の闇カジノと格闘ショーの名を借りたレイプショーをしていたのだがこの業種にもライバルが出て来る……ダークマスターも元々こんな事には縁も所縁もないバーコードコロシアムを開発した一人であった。格闘ショーをするにもマンネリ化していた所に陰謀で会社を追われ、身に覚えが無い膨大な借金によりある男がこの客船で働く事になった。彼は蹂躙される子供の世話を任されており、持ち物に自分が開発したカードゲームを見つけて遊んだのがきっかけであった。組織の長老達は子供達でも出来るこのゲームで他の組織とは差別化を図ったのである。その責任者して男は“ダークマスター”になり、自分を追い落とした後輩らを妻子纏めて社会的抹消した時、後ろめたさは無くなっていた。
「ダークマスター」
その声に彼は立ち上がり軽く会釈し、バニーガールの彼はひれ伏している。
「これは長老様……いかがされましたか?」
「そろそろ闇バトルロイヤルの面白味を出すべきではないのかね?」
確かにユウキは勝ち進んでいる。彼の事は知ってはいたが意外と精神面はタフかもしれないな……。
「御心配無く、次の相手は高校生の元チャンピオンですよ。この試合で負けたら彼は後はありませんから……」
それにそろそろ蓄積されている筈だ。
ユウキは先程から下着からはみ出し始めたオチンチンに違和感を感じ始めていた。相手は高校生部門のチャンピオンであったがカードの不正により失格、前々から疑惑があったのだがそれが露見したのが高校二年生の夏の大会でありこれによりこれまでの記録は抹消され、公式大会への出場禁止にされた。しかも普段の言動がダーティーであるのだからカードの不正で留まる訳も無く程なくして軽犯罪の数々で逮捕された事は彼も知っている。お陰でPTAから禁止令の案まで出る始末だ……今までの対戦成績は20戦18勝2引分で引き分けの場合は自分も相手も媚薬を半分ほど注入されるのだがその位置がオチンチンであり、しかもカメラに撮影されたのだ。対戦相手は自分と同じ年代の少女で彼女は下着を穿いてないのだ……両手を背中に回して手首に付けてあるベルトで絞められた状態で媚薬をクリに注入された。まるでおしっこを我慢している様に見えるが太股から垂れる雫は明らかに小水でもない。これが媚薬なのか……ユウキはそう感じ始めた時に気が付いた。間違えて相手に有利のアイテムカードを発動させていたのだ。これにより相手のトラップカードが発動して自分のライフポイントが消失した。
「やったぜ!これで自由だ!」
目の前でユウキのいきり立つペニスに媚薬が入った注射針を刺されている中叫ぶ男にダークマスターは言う。
『−所が君は警察にはレイプの事は自供してないね……警察も証拠不十分で諦めている様だが被害者の家族が普通では無かった事は知っているかね?−』
「はぁ?」
『−とぼけても無駄だよ、その家族はヤクザでね……娘をキズモノにされたと言って相当いきり立っている。結局君自身が稼ぐ事になって話はついているんだよ……所有権が移るだけの話でねー』
明らかにヤクザと分かるガラが悪い男達が対戦相手を捕まえるなり衣類を破いて行く。
「ホルモンでもぶち込めばそれなりに出来ますね」
「ついでにタマでも取れば世の為だ」
対戦相手を抑えつけている男は欲情している事はユウキにも分かる。
「坊やも大変なモンに巻きこれたもんだね……主催者のダークマスターとやら、救済ルールをやってもいいかい?」
『−カメラの目の前で他人の手により絶頂を迎えればレアカード没収は無し、逆にオナニーをすれなレアカードを没収……ユウキ君どうするかね?−』
「そこの……お姉さんに」
「あんたらはこいつがこれからする商売の仕方を教えておきな」
「へい」
その女性はユウキを抱えると近くの部屋に入る。
ベットに載せられるとキャリアリーを外して傍のテーブルに置く。
「あ……」
「私の事はそうだねぇ、姐さんって呼んでくれ……ユウキ」
「はい」
姐御はユウキのペニスを手で触れる。
「自分で扱いた事は?」
「???」
「この分じゃ知らない訳か……」
彼女はユウキのペニスの上の部分を上下に動かすと彼はビクッとする。
「ダークマスターからはテコキしかダメと言うから惜しい所だ……」
着物の帯を解くと白い体とうっすらと残る傷、そして背中には刺青で様々な模様が描かれていた。
「怖いかい?でもアタシはこの世界で慣れちゃったからねぇ」
そう言って胸をユウキの背中に押し付けるとそのまま両手で扱いた。
「姐御さん、な、おしっこがで、でちゃうううう!」
「だしなぁあ!」
ユウキのペニスから濃密な初精が出されベットの上に島を作った。
数分後、ユウキは様々な感触が脳裏から離れないがオチンチンはすっきりしてショーツの中におさまっている。
「……気持ち良かった」
射精する事は四年生の時に特別授業で知っていたが当時は頭の片隅に置いていた。
開けた場所に出る。どうも他のウォーリャー達が集まっている。
『−ここはカフェテリアだ、そろそろ腹が減っているだろうー』
目の前には黒服の係員が居てキャリアリーと持っていたカバンをロッカーへと入れる。鍵は番号が付いたプラスチックの札に金属の鍵がある。
『−この場所では食事は勿論、寝ても構わないよ……母親の安全は私が責任を持つー』
ユウキには寝る事は考えてない……一刻も早く母親に逢いたい。
「御堂 ユウキか……よっ」
「誰?」
「俺は槍家 トウジ……一度は逢っている筈だ」
目の前にカレーライスを置く彼は去年の全国大会で社会人部門のチャンピオンでエキシビジョンで対決した事もある。見た目は普通のサラリーマンでYシャツにスラックスと言うラフな格好だ。
「どうしてここに?」
「……」
「肉親か友人が人質に取れられたか……俺の場合はこの噂を聞きつけてな、参加している。ユウキ君は女装されているのはハンデか」
「そうです、でもどうしてこんな事に」
「昨年の全国大会小学生の部四位の相手を覚えているか?そいつも先程まで居たからなぁ……」
「あいつが」
ユウキは出されたカレーライスを食べていたがスプーンを置いた。
「過去に全国大会に出たりブロフをやっている奴らがこの船に集められている……さっきの男の様にクズもいるぞ」
「どうしてこんな事を」
「ダークマスターの正体は……マスター川上と思う」
マスター川上とはバーコードコロシアムの運営側が出したイメージキャラクターであり、トウジの様な大人にとっては伝道師的な存在だ。ただある時期から姿を見せなくなっている。
「彼は社員だったが既に退社していた……そして暫くしてダークコロシアムの噂が出始めている」
「そんな」
「手を組み組みたいがそれはルール違反だ。じゃ頑張れよ」
トウジはそんな表情を浮かべて席を立つ。
ユウキもカレーライスを食べ終えると周囲を見渡して耳を澄ます。話し声からしてダークコロシアム側のウォーリャー達は多いが殆どが素人らしい……つまり自分や先程の槍家さんの様な猛者と戦って勝ち負けを対象に賭けている。ダークマスターの正体がマスター川上であるのならレアカードの再現も可能だ。ユウキは彼が開発メンバーでも中心的な存在である事はブロフや書籍で知っていたが……。
『−私の正体かね?それは自分の眼で直接確かめればいいー』
マスター川上に関する動画は全て削除されてはいたが愛好者達が撮った記念写真は多数残されネットでUPされている。
「そのつもりだ……所で何人倒せばいいんだ?」
『−君の場合は其々のフロアボスを倒せば私が直々に相手をする、槍家の言う通りに挑戦者は毎回複数は参加する。多くは噂を聞きつけて私が手引きしているが君の様に参加せざる得ない場合もあるのでね……−』
つまり甲板上に出れば良いのだ……参加者の数は分からないがユウキはがぜんやる気を出す。
その頃、御堂家には刑事や鑑識が動きまわる。ユウキや母親との連絡が取れないのだ……携帯も繋がらないし心当たりある所は探したが浩介は冷静に警察署に赴き相談した。
「これだけの証拠を残さないのはやはりプロですね」
立ち会った御堂 浩介と御堂 ハルミに刑事は言う。
「母親が不倫していた事は……」
「知っていたけど黙っていた。ユウキが失踪したと言うよりも誰かに呼ばれたかも」
「???」
「警部、隠しカメラです、ご丁寧に発信機までありますよ」
天井裏に入っていた鑑識の言葉に浩介を見る。
「ユウキのバーコードコロシアムの道具がない、鞄も無い……ダークマスターに眼付けられたかも」
「なんじゃそりゃ?」
「闇のコロシアムを主催する怪人……有名ですよ、バーコードコロシアムをしている人なら」
高校生には思えない観察眼に驚く。
「駅前の公式ショップに聞き込んだが目撃情報が……」
若い刑事が言う前に浩介は言う。
「もう一つ、あります。閉店してますが店舗は残ってます」
「それが……火事で全焼で」
浩介はふと考える、日本の警察が踏み込みにくい場所にユウキと母さんはいる。警察は母親の交友関係から行方を捜す事にした。
豪華客船のプールラウンジにユウキは立つ。目の前には悪の総帥と言う感じの中二病センス炸裂の衣装を着たダークマスターが王座に座っていた。あれから数日が経過しユウキの敗北は十敗だがこれは驚異的な成績であった。
「マスター様の手をわずらせるな!」
「あんたらに用は無い!」
目の前にはバニーガールから看護士まで様々なマニアックな衣装を着た少女達がキャリアリーを構える。
「おいおい、待ちたまえ……確認だ、君が勝てば即時母子自由の身だが負ければどうなるか?知りたいかね?」
「洲堂!!!」
スポットライトはプールに浮遊するステージを照らし目の前に居る少年は昨年の全国大会小学生の部で四位になった実力者……参加していた事は聞いていたが、今の彼は後ろ手に縛られており衣類も女子が着る運動服であった。
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投稿:2012.11.18更新:2012.12.01
禁断の遊戯
著者 kyousuke 様 / アクセス 11553 / ♥ 0