以前に投稿されていたものです。もう消されていますが、読みにくかったので、加筆修正しました。
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私の名前は、南 咲子二十歳。
母親は好美と言い、私が三歳の時に病気で亡くなった。
父親は明俊と言い、食品会社の社長をしている。
家には家政婦の田中芳江と言う中年女性が住み込みで働いている。田中芳江は一人息子の拓海と一緒に裏庭にある離れで生活をしている。
それから、芳江は私の父と仲良くなり、私が十六歳の高校一年の時に再婚した。そのため私と拓海は、義理の姉と弟の関係になった。
拓海はその時に小学五年生の十才、今まで母親にだけ育てられていたのか、少し気が弱くて顔つきも女顔だ。よく学校でオカマとか言われてからかわれているようだ。
私が高2の時に父が病気で倒れ、そのまますぐに亡くなってしまった。それがきっかけとなり、私は医者になることを選び医大に進むことにした。芳江は、父が病気で亡くなってからは父の食品会社の社長になり、ほとんど家に帰ってこない生活になった。
今、私は通学している大学の教授 土田健三(三十七歳)と付き合っている。健三の元で医学を学んでいるうちに健三に能力を認められ、助手として研究を続けるようになったのがきっかけで、結婚する予定だ。健三は私とセックスするのが毎日の日課のようになっている。
私は勉強のため家にほとんど帰らずに大学で寝泊りしてばかりいる。ある日、私の携帯に義母から電話があり、アメリカの食品会社を買収したので二年ぐらい家を留守にすることになったと連絡があった。長期間の海外渡航なので、その間は拓海の面倒を見て欲しいとも頼まれた。義母も私が健三と付き合っている事を知っているので、一人で心細意なら、健三さんに頼んで家に来てもらいなさいとまで言ってくれた。家の事は、とにかく咲子に全て任せるので、拓海の事を頼むわねと電話で言われた。
何ヶ月ぶりかに家に帰った私は、家にいても拓海と2人だけなのでつまらなかった。話し相手も欲しかったので、健三にも家に来てもらうことにした。
健三が咲子の家に行くと、拓海は庭の花壇に水をあげているところだった。健三は初めて拓海を見て、女の子と間違えてしまうような女顔に驚いた。拓海は中学一年で十二歳、趣味はガーデニング、学校に行く前に庭の花に水をあげるのが日課だった。咲子は拓海が花に水をあげたり、しぐさが女っぽいのが気になっていたが、血のつながらない弟であり、将来この家の遺産と父の残した食品会社の社長に居坐るのだけは気に入らなかった。
健三は拓海の弱みを握り性奴隷にしたいと考えていたが、健三が考えているほどうまくいかなかった。
そんなある日、健三は大学でふたなり女性の診察を受けた。理由は、女性なのに竿が付いているのが嫌なので、手術で切り取ることができないかという内容だった。前例が無い症例だったため、健三は今の医療では対処が難しいと説明して帰ってもらった。
以前から健三は咲子から拓海に対する不満を聴かされていたため、拓海を自分の研究材料にしてみたいと考えるようになり、手始めに咲子に相談することにした。咲子も健三の提案に面白そうなので協力すると言ってきた。
健三は咲子に、拓海の食事に粉薬をこれから毎日混ぜるように指示した。
拓海は、最近の料理は味が甘く感じるけど気のせいかな?と呟きながら食べるようになった。
半年が過ぎると、拓海は胸の周りが最近痛くなり、お風呂から出て鏡で自分の身体を見ると少し胸が膨らんできている、勉強も頭がボーとして集中できなくなってきた。なによりも睾丸に鈍痛があるのが気になった。
拓海は咲子に調子が悪いので学校を休みたいと頼むと、咲子から健三に一回診てもらってから決めと言われた。
健三からも、一回病院でちゃんと検査をした方がいいかもしれないから、今日は学校を休んで病院で検査しょうと言わた。
健三と咲子は、拓海を大学病院に連れて行き検査をすることにした。
一通りの検査が終了してから、健三は拓海に検査の結果を説明した。
「君はホルモンの異常で身体のバランスが安定していないんだよ。だから、体がだるくなるし、睾丸も痛くなるんだよ。睾丸はホルモンを体内に出すところだからね、痛みは不調の証拠だよ。」
「ボクはどうすればいいんですか?」
「これからは、男性ホルモンが安定するようになるまで、毎日大変だけど薬を飲む事。それと、週に一回はホルモンを安定させる注射を打ったほうがいいかもしれないな。大丈夫、絶対に治るから。」
そう、健三は拓海に嘘まで話して納得させるのだった。
何日か経ち、拓海が寝た夜中に咲子と健三は酒を飲みながら、拓海の体について話をすることにした。
「もう少しすれば、女性ホルモンが安定期に入るから、もう一気に去勢する予定で考えている。」
「体の状態はどうなっているの?」
「早いうちに女性ホルモンを料理に混ぜて食べさせていたから、体はもう女性化がかなり進行しているよ。拓海には、ホルモン異常としか言ってないけどね」
「毎日飲ませている薬の効果はどうなの?」
「あれには発情ホルモンを促がす薬が混ぜられているからな。薬の効果でいつもペニスから水っぽい汁がタレ流れているはずだよ。」
「それじゃあ、もう男としての機能はダメなのね」
「ああ、女性ホルモンで睾丸の機能は完全に死んでるからな、もう睾丸はただの飾りに過ぎないよ。」
「じゃあ、もう睾丸は不要なわけね?それで拓海のパンツがいつも汚れていたのね。」
「そういう事だ。でもいい研究データが取れてるよ。拓海君のおかげだな。」
その2に続く(かも)
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投稿:2013.03.03
お姉ちゃんのペット(改) その1
著者 改定者 様 / アクセス 11590 / ♥ 0