この間はやりすぎちゃったかな。
佑也、すっかり元気なくなっちゃった。
でもあの子が女に暴力振るうような男になったら困るものね。
これも母親の務めってやつね。
リビングに降りていくと、裕也はテレビを見ていた。
テレビでは女子プロレスラーが股間を蹴りあげられて悶えていた。
佑也が食い入るように見つめている。
もしかして、あの時のこと思い出しちゃってるのかな。
佑也、すごくヘコんじゃってるし、ちょっと謝っとこうかな。
「佑也、この間はあんなことしてごめんね。
ちょっとやりすぎちゃったかなって思って。
タマタマは大丈夫だった?」
「あー。大丈夫だから放っといてくれよ」
恥ずかしいのかもしれないけど、佑也の態度にイラっときた。
「よかった。
病院連れて行こうかとも思ったんだけど、
まさか、お母さんと喧嘩して蹴られちゃいましたじゃ恥ずかしいもんね。
さすがに母親と喧嘩して負かされちゃう年でもないしね」
ちょっと佑也のプライドを刺激することを言ってやった。
「……」
裕也はさらに不機嫌そうな顔つきになった。
これくらいのお仕置きは必要ね。
「そろそろテレビ見るのやめて勉強しなさい」
床に落ちているリモコンを拾い上げた時だった。
佑也が後から私の股間を蹴りあげた。
「うっ!」
私はその場でうずくまった。
「なんだよ、女も弱点じゃんか」
裕也は勝ち誇ったような顔をしている。
さっきのプロレスを食い入るように見てたのはこれだったのね!
私は痛みをこらえてすぐさま立ち上がった。
「でも、あんたみたいにいつまでもうずくまったりしないよ!
そりゃ、ちょっとは痛いけど、男みたいにもろくはないからね。
それより、痛いのを必死に耐えてあんたを生んであげたのに、
そこを蹴るなんていい度胸してるわね!」
プロレスは演技が入ってるのに、
女も男みたいに急所だって本気で信じてた裕也は
すぐに立ち上がった私を見て青ざめていた。
「クソッ!」
裕也はまた私の股間を蹴りあげた。
今回はさっきと違って不意打ちじゃないから、なんとか耐えた。
「いい加減にしなさい!」
佑也の腕を掴んでソファーから引っ張り上げて、
急所めがけて膝を振りあげた。
「ッ!!!」
裕也は目を見開いて、手で股間をかばいながらソファーに座りこんだ。
前ならこれで許してあげたが、今回はわけが違う。
徹底的にお仕置きしておかないと、また私に暴力を振るってくるに違いないわ。
「母さんに反抗するのは別にいいけど、
女に暴力振るうなって前も言ったでしょ!?
それに、女のあそこ蹴るなんて最低よ!!」
私は裕也をソファーから引きずりおろした。
裕也は四つん這いになって脂汗をかいている。
私は裕也の後にまわり、躊躇なく急所を蹴りあげた。
また佑也の股間のふくらみはぺちゃんこになった。
前に護身術教室かなんかで、睾丸の後側の副睾丸はもっと痛いなんて聞いたけど、
今の蹴り方だとそこに当たっちゃったのかな。
「……!」
裕也は苦しみのあまり声すら出ないみたい。
そろそろ裕也も限界かな。
でも今度こそしっかり暴力はしないって誓わせないと。
私は一瞬ためらったけど、裕也のズボンとパンツをおろした。
縮こまって小さくなったおちんちんと、中身はお腹に逃げてしまったしわしわの袋があらわになる。
私は裕也の腰を叩いた。
2つの玉はゆっくりと袋の中に戻ってきた。
佑也は私が、タマタマがつぶれてないか調べるために脱がされたと思っているみたいで油断しきっている。
残念だけど、そうじゃないんだよね。
息子の性器を触るなんてどうかとも思ったけど、
徹底的にお仕置きしておかなければいけないと思った私は
裕也の2つの玉を手で握りしめた。
「うー!!!!」
裕也が暴れるが、私は手を離さない。
「二度と女には暴力を振るわないって誓いなさい!」
裕也は耐えられるとでも思ったのか、まだ少しだけ反抗的な目で私をにらんだ。
「それともこのまま女になりたい!?」
私はさらに力を込めて握った。
玉は指に押しつぶされて変形している。
これ以上はまずいって所まで私が握ると、
「ごめんなさい!二度としません!」
裕也は涙と鼻水まみれになりながら私に謝った。
母さんは
「それならよし!
反抗したっていいけど、暴力は二度としないようにね」
と言って部屋に戻って行った。
俺はしばらくうずくまったまま動くことができなかったが、
なんとか歩けるようになって風呂に入った。
鏡で体を見ながら母さんと俺を比べていた。
俺は相変わらず筋肉質だ。とても非力そうに見える母さんに負けるようには見えない。
でも、俺の金玉は赤く腫れて大きくなっていた。
母さんにはこんな弱点はない。
男らしさの象徴のように見えていた金玉は、今は脆い弱点にしか見えなかった。
俺は女に暴力なんてする気は起きなくなっていた。
翌朝、俺は夢精してしまった。
母さんが俺を起こしに来て
「早く起きなさい!」
と言って布団をどけた。
「やだ。昨日あんなことがあったのに、元気ね!
もう使い物にならないんじゃないかって心配したけど、これなら大丈夫ね。
裕也のが頑丈でよかった!
パンツあらってシャワー浴びておいで!
朝ごはん出来てるから」
母さんは昨日とは打って変わってとても優しかった。
俺は洗濯機の前でパンツを脱いだ。
精子には血が混じっていた。
もう二度と母さんには逆らわないようにしようと心に誓った。
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投稿:2013.08.24
母親vs息子 その2
著者 リトルジョー 様 / アクセス 22487 / ♥ 21