最近の援助交際狩りって言うのは囮に女を使わず中性的な少年に女装させてヤルらしい……嘘と思ったら事実、この手は遭遇しないとわからないものだな。場末にあるラブホテル内の客室内で瞬殺で叩きのめしたガキ数人を見下ろし、囮役の少年は元からワルではないのかベットの上で怯えている。こうして見ると少女に見えるから恐ろしい……。
「おい、生徒手帳持っているか?出せ」
女装した少年はコクっと頷くと女子制服のスカートのポケットから生徒手帳を出した。
「こいつらと同じ学校か?」
少年は首を横に振る、暫くすると悪友が来て彼の部下数人が手慣れた様にノビている少年にコードを束ねるプラスチック製バンドで親指を同士を縛る。縄で縛るよりも効率的で頑丈、100均ショップのモノでも頑丈で手に入るし、持っていても不振にも思えない。
「災難だったな、予備役訓練明けに引っかけたのが男の娘でしかも美人局とは」
「俺も老けたもんだだよ」
「おいおい、こいつらを瞬殺して老けたってないだろ」
「借りが出来たな……」
「いや、こいつらはオジキを脅してな……探していた所だ」
「……そうか、口止めは?」
「代わりにお前がここの用心棒になってくれたらのむそうだ」
「OK、履歴書を用意するよ……夜間のみだけどいいか?」
「ああ……昼間には若いもんがしているからな」
椅子にかけたジャケットを着てと放出品の軍用リュックサックを担ぐとベットに居る少年に言う。
「こいつらの言う事を聞いておけば痛い目に遭わないからな」
最もどうなるのか俺にもわからんがね、予備役になっているとは言えこっちはアサルトライフルを担いで四ケタの危険手当で不発弾処理もする列島防衛軍の士官、ストレスが溜まっていたからな。女装した少年を取り囲むようにして悪友の部下らは部屋を出る。
今の世の中は恐ろしいもんだ……携帯やスマホの個人情報も少し金を積めば手に入る、例え学生手帳を持ってなくてもそれは裏の世界に生きる者を欺けない。
「よっ、仕事しているか?」
場末の小さなラブホの用心棒も慣れてきた所に悪友が顔を出す、あれから一ヵ月に過ぎている。事務所の椅子に腰をかけ、俺は来客用の珈琲を用意する。
「……この分だと気になっているか?あの子の事は」
「俺はノーマルと思うが……」
「お前も関係者になったから知る義務はある、まずお前の読み通り女装していた坊主は家庭環境がよくない上に小学生の時から虐められてな……叩きのめしたガキらは高校生だが数人の弟や妹が坊主の同級生だ、しかも虐めていた」
「なるほどね……大丈夫か?」
「取り巻きらの家庭事情も悪いそうでね……感づかれてない」
……うぁ、最悪だな。こりゃあ在日家庭か?
「叩きのめした高校生のガキはオジキが世話した娘にシメている(=調教)してな……タブレットでみせようか?」
「インテリだな」
「今の世の中はこいつを女並に扱えんとやっていけんさ、マトモなシノギもヤクザのシノギも」
悪友は部下に持たせているタブレットを受け取るなり操作すると画面を見せる、なるほど黒く光る扇情的な下着姿の女性はあの時、叩きのめした高校生の少年の一人を後ろからケツ穴に差し込んで突いている……多分ケツ穴が壊れたのか太股に血が流れているのが分かる。
「彼は顔立ちが良かったから整形してオカマにする……既に無精子異常精液化していて数年以内に精巣癌になる予定だ」
ああ、取り巻きの一人に居て確かナイフを取り出して脅してきたが俺が蹴りあげてナイフを天井に突き刺さった瞬間に肝臓辺りに拳を叩きこんでゲロを出したな。タブレットの画面には白い粘液がションベンの様に出ている動画が再生されており何と無く数年後にはタマ無しにされて胸にシリコンでも埋め込まれる事になるだろう。その前に癌が発症して転位したら元も子も無いので早まるかもしれないが。
「二人目は割と小柄でね……組長のコレが気に入っておもちゃになっている」
「確かバットを持って振り回して鏡割った奴だな」
こいつは空振りした所で蹴りで瞬殺。最初は囮役の奴とは同級生かと思っていた。
「知っての通り組長のコレはこの界隈にはお世話になっている女医さんだ、よく無料同然で訳有り外国人を診ているだろ?」
「ああ……知っているさ」
「裏の顔は性器改造のスペシャリストでね……ペ●スを切除して亀頭のみを再結合させる“達磨落とし”は彼女の右に出る者はいない」
「おっかないな、報酬も凄いだろ」
「そうさ……お前よりも稼いでいる事は確かだ」
タブレットを操作すると二人目の少年の股間が映し出される。歳相応のペニスだが次の画面には陰毛が無く、更に包茎状態だったが完全に皮を除去して亀頭を成長させるのか吸引機具が取り付けられている。
「もうやったのか?」
「海外の変態向けのPRにしたらしい……韓国の連中は仕事が荒くってね、その上ボッタクリだ」
「俺の業界も悪評ばかりだからなぁ」
最後の画面では亀頭のみがハッキリと出ているエナメル加工の合成皮製オムツカバーに包まれた股間を曝し、肘まで覆う長手袋の両手、ピンヒールと一体化している両足を広げたベビープレイ姿、反攻的な眼をしているが体は正直で感じている事が分かる。
「仕事が早いな」
「まあな……こっちは大丈夫なのか?」
「犯罪が露見しない限りは……うちは良心的に一ヵ月は保管するからな」
事務所の一角には防犯カメラが撮影した各フロアを映したTVが並べられている。学校制服姿も見えるが“なんちゃって学生“も居るから無碍に通報できない、俺の場合はここのオーナーが警察よりも悪友を呼んでくれた訳だが。
「三人目は割とがっちりしていてな……こいつは女医さんの友人が主宰している研究所でモルモットになっている、今頃は妹や母親に種付けしているらしいがね」
タブレットが表示した画像はいかつい身体を全裸に曝して陰毛は愚か頭髪ですら脱毛した姿にされて刺青で管理番号が太股に刻まれていた。そして中学生に思える少女と品が良い熟女が彼のいきり立つペニスに突かれイカされたのか秘所から精液が溢れ出ている。
「其々雌が男児と女児が産み次第去勢、それまでは社会生活が出来ない精力剤を投与され続ける訳だ……」
「なるほどね」
「最後は囮役だった坊主だが……お前にホレたらしいわ」
俺は椅子から転げ落ちそうになる。
「……まさか」
「更に双子の姉の方もな、制服は彼女のモノだ」
俺は珈琲を飲んでため息をついた。
「ロリにも興味ないぞ」
「……更にな、以前お前が女子高生をイカせたバイトをした事があるよな……好々爺達が興味持って今回の双子をイカせるというかレイプしてほしい訳だ」
「見返りは?」
「正規社員で定年退職&再雇用」
「のった」
数週間後、俺はある御仁が所有する島へと向かうクルーザーに乗っていた。対面する座席にはあの時叩きのめした高校生の一人、確かケツ穴を掘られ前立腺を三日三晩弄られ続けられた結果、性癖が完全に書き換えられしきりに俺の股間を見ているがその隣はあの時のナイフを振り回した小柄な少年……しかし彼は女装しておりガイドがスカートをまくると達磨落としされた肉棒は完全に下着内で小さな三角錐のテントを張る事しかできなかった。二人と対面したのはこれが初めてで沖合に出るなり完全に下着が見えるように座っていた。
「お気に召さないですか?」
「ノーマルでね……すまないな」
「意外ですな」
迎えに来た男は好々爺達の部下らしく悪友とは話が付いているらしい……。
「軍じゃそんな奴は直ぐに排除されるからな、最もそれはホモやらレズが優先される」
「初耳ですね」
クルーザーは夕焼けの海上を進み、程無くして目的の島に付く。
「ここは元々リゾートホテルとして開発予定でしたが会社がつぶれましてね、今はある好々爺の終の棲家と言う所で」
「素性は聞かない方が賢明だな」
「はい、危機管理がよく出来る人で助かります」
男性はサングラスを取ると瞼にはうっすらと疵後が見えた。
「私は関 和弘です」
多分偽名だろうが俺は頷く。
家は木々に囲まれておりこじんまりしているが品が洋館である事は素人である俺も分かる。玄関が一人で開くと如何にも好々爺と言う風貌の老人と若い女性が3人、何れも胸を強調しミニスカ仕立てのメイド服を着せられている。
「ようこそ、ワシの棲家へ」
「お世話になります」
「ひょほほほっ、お主とは高校生の時にあっているのだが……ちゃんと会うのははじめてじゃのぉ」
「はぁ」
荷物をメイドの一人に預けリビングへと案内されると同好の志達が待ちかねていた、何れも全裸か扇情的な衣類を着せた少女や男の娘を侍らせている。
「旦那様、客人を案内したいですか」
メイドの一人が窺いを立てると好々爺の顔がゆるみ、リビングを後にする。
「おおっ……忘れおった、ついつい忘れ方見を見せたくってな」
「はい?」
「お主の母は未婚で逢った事は間違いないな」
「はい、父親に関しては何も知りません……知っている母親は高校生の時に死亡しました」
「父親はワシの愚息、強姦で孕ませたのがお主だ……妻が手を回してお主らを保護させたのじゃ。よもや軍に志願するとは思いもしなかった」
「どうして今更……」
「愚息は酒、その息子らも薬やら女に溺れ、子孫を残せなくなった……ワシもこの先は長くは無い」
俺は自分のルーツに関しては関心なかった、母親が死亡したのも交通事故による巻き込まれた事が原因であった。
「財閥首脳陣に迎え入れるのも無理でな、弟の分家が主導権を握る事になるが……」
「なるほど、祖父様と呼ばない方が宜しいですね」
「……すまんのぉ、ワシのふがいなさで、遺産すら残せない」
「俺は柊原 知美の息子です」
「いいのか?」
「俺が関与したら迷惑がかかりますからね、傘下の企業の各社員やパートに」
控室に入るなり言う。
「それが俺の生き方ですよ」
俺は控室で用意されていた扇情的な男性用下着のみになりある部屋に入る。多分地下室も作っているのだろう……終の棲家にしては勿体無いな。
「ほう、こうして見ると“姉妹”に見えるな。なあ好々爺の爺さん方、イカせるのは本番行為か?」
「そうじゃ……お主はロリもショタも気が無いと言うが嘘じゃな……列島防衛軍情報分析課0課所属、柊原 一樹大尉、通称“二刀流の柊原”、その根元の肉槍で大陸と半島でイカせた敵工作員は数知れず……中には寝返ったモノも居るそうだな」
「知っていましたか……」
ステージになっている方はライトの関係上顔が見えない……こりゃあ軍の現役や元要職者も居るな。
「さてと……本当にいいのか?これ知ったら並の男には感じなくなるぜ?」
ベットの上で制服姿の姉弟を見る。
「時間は無制限じゃ……」
「二人とも名前は?」
「紫苑です」
「朱音……」
「二人ともキスしろ……そしてスカートのホックを外せ」
弟の紫苑は驚くが姉の朱音は意を決したらしく紫苑のスカートホックを外しつつもキスをする。朱音は可愛らしい下着姿を見せるが紫苑には物々しく貞操帯が嵌められ透明なアクリル製の管に収まる肉棒が膨張を抑制されている……。
「キスを止めろ……男を知らないな」
朱音がビクッとなる、キスはした事があるが性交までは至ってない……。
「そ、そんなことない!」
「なら……これはどうだ?」
クリトリスを弄るとHな声を出す朱音。
「おねえちゃん」
「紫苑はあれからどんな事をした……」
「え、女性の格好したまま過ごして……おちんちんを舐めたりオナニーの所を撮影」
「なるほどね、朱音……大人をからかうとどうなるか取り巻きを見て分かっているがお前らも他人事じゃ無い」
ずっと指で秘所を弄り理解しているかどうかは分からないが……俺は肉棒を一気に朱音に差し込んだ。
「!」
寝かせていた朱音を一気に抱えると同時に俺は仰向けに倒れてそのまま朱音の自重で突き刺した格好になる。
「いいいっいたいぃいい!」
「紫苑、これが女になった時の産声だ……」
「おねえちゃん……」
「案外初心だったな……この分じゃ処女じゃないと思っていたが」
まるでロデオマシンの鞍にディルトを付けられて腰を上下に振られているように見えるが自ら腰を上下にしているのだ。
「弟の前でイキやがれ!」
腰を密着させられた朱音は子宮口を突かれてイッてしまった。
破瓜の血が付いた肉棒をしゃぶる朱音……その間に紫苑は一樹の舌により自分の口内にある舌を踊らされていた。
「紫苑の場合はケツ穴に肉棒を入れる……意味が分かるな」
キスされつつも頷く紫苑。それが自分から望んだ関係だからだ。
「ケツマンコさわるぞ」
俺はその感触に驚く……流石に好々爺の人脈だ、良い具合に調教されている。
「ひょほほっ!驚いているようじゃな……あんしんせい、ちゃんと中身は出しておる」
「おみそれしました」
俺は紫苑の菊窄みに肉棒を押し付け、紫苑は嬌声を挙げた。敢て観客に見せられるように位置を変え、前立腺を探し当てる。ここを弄られるとどんな男でもイッてしまう。そして狂う訳だ……半島や大陸では人道上の問題にもなっている未成年の工作員も珍しくないが男として精神を喪失させるには前立腺攻めが利く……俺はそうなった少年を幾度も見て来た、オネエになった者は工作員としては使えないし碌なモノにはならない。
あれから半年、俺は遺伝子上祖父に当たる翁が出資する運送会社に正社員として採用された。無論あちらの人事課長さんは俺の正体や事情も知っているので会社側にある多少の無茶はこっちが飲込んでいる。それが礼節って言うもんでね……軍隊なんて不条理の塊みたいなもんだから会社なんてまだマイルド、あっちは有事になったら命すら危ういからねぇ。
「柊原君もすまないね……毎度の後始末」
「いえ、ご厄介な身の上を雇ってくれる恩義ですから」
軍隊内では軍用トラックを使う機会が多く、数年在籍すれば大型普通免許は取得させられる……俺の場合は更に牽引免許やら建機の免許も取っており俺の様な元軍人って言うのは運送会社にとっては良い人材。俺の横に居るのは総務課課長、何かと世話を焼いているのは父親が翁の自家用車の運転手をしていた関係があり、俺の身の上を知っている一人である。
「それにあんな可愛い子を預かれば断る訳ないでしょ?」
そう、あの後翁の一人から“お下がり”となった娘を嫁として迎えた。身長が人為的に抑制されているからよく補導されているが……これでも同年って聞いた時には驚いた。あの姉弟も俺が成年後見人の一人としての関係があるので未だに付き合いがある。4t車の荷台に載せているコンテナにはあの時俺を脅そうとした三人組の最後の一人が搬送されている。無論事故にならん限りは発見される事もない……今後は精液採取の為に海綿体をほぼ除去する手術をされると言う。こうなると排泄機能も自制が利かないので哀れ彼は男としてのプライドを失う事になるのだ。
終
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投稿:2013.11.10更新:2013.11.24
末路 消えた援助交際狩り
著者 kyousuke 様 / アクセス 11184 / ♥ 1