20××年、死刑が廃止されそれに代わる刑罰が設けられた。終身人権剥奪刑……この法律は文字通り罪人の人権をほぼ剥奪する厳しい刑罰である。無論反対の声もあるがどの国も刑務所に関する費用は殆どが税金である、故に医学が発達し平均寿命が延びた現代社会に置いて無期懲役や終身刑の増加は頭が痛い問題になっており疎かに出来ない。反対論者は防犯対策を充実させろと言うがそれにも諸事情で限度があるので結局この刑罰は受け入れられた。罪人を法的に人間として扱うのではなく、道具として扱う、これが死刑に変わる究極の刑罰である。
『はなせよ!』
裁判所の一室にて一人の少年が二人の刑務官に抑えられ、執行官の前に出される。彼は未成年ながらも連続婦女暴行魔であり殺人も二件。何よりも少年が発している言葉はこの国の言語ではない。だが執行官は高らかに宣言する。
「これより、被告人 ホン.スビンの終身人権剥奪刑を執行する!」
彼の母国語が同時通訳でハッキリとスピーカーで流れる。確実な証拠を検察側に出され再審も認められなかった。彼の弁護人はこの刑罰回避のために手を打つも不発に終わる。スビンが悪態をついたからだ……未成年でもここまで凶悪犯なら見せしめの為にも刑を執行する必要があった。医務官が彼に麻酔を注入するとスビンは急速に眠気が襲いそのまま寝てしまった。
スビンは意識を取り戻すと自分が仰向けのまま動けない事に気が付いた。椅子の様なモノに座らされ手足はベルトで固定、全裸で性器を完全に見せる為に股を広げられた。思春期真っ盛りの彼にとっては恥ずかしいが性器を隠す事すら出来ない。
「気が付きましたね、私が貴方の疑似女児化担当の医務官です……同時翻訳機能が働いていると思うけどどうかな?」
女医はにこやかに告げる。
「くそ尼ぁああ!!犯すぞおお」
「作動確認、翻訳機が刑執行時に確認する事が法律で義務化されているのよ。裁判と同じね」
「俺をどうする気だ!」
「法に基づいて医学的に人間として権利を奪う、少年の場合は生殖機能を奪い生物学的に性別が付かない様にするのよ……その前に君の精子を頂くわ」
「!!!!」
「iPS細胞の原材料になるからね……これでも賠償金の足しになるし、その為に貴方には強力な精力剤を投与したわ」
ペ○スが熱く疼き扱きたいがそれすら出来ない。手首や足首を固定するベルトは人間の力では千切れないのだ。
「ナノマシンにより夢精は出来ない様にしているの、二人ともきなさい」
スビンの視界に自分と同年代、否年下と思われる少女二人が姿を現した。臍出しセーラー服に大きなリボン、袖口やスカートにはフリフリが付いておりセンスを疑う。だが二人とも様子がおかしい、自分同様に恥ずかしがっている。
「二人ともスカートをまくりなさい」
一瞬躊躇ったが医務官の視線を向けられて着用していたフリフリ付きのスカートを捲りあげた。そこには女性にはない筈の雄の生殖器がパンティに包まれており一人はデカマラがいきり立ちパンティでも抑えきれなかった。逆にもう一人は勃起こそしているが完全にパンティを押し上げはみ出す事もなかった。
「FGーN079 順子です。射精介助をします」
「FG−N081 霞です。同じく射精介助します」
「!!!!」
「貴方も一年もすれば彼女らの様にするから覚えておいてね」
二人はそのままスカートを脱ぎデカマラである霞はスビンのタマタマを巧みに愛撫し、順子はそのまま拘束椅子に乗りスビンの顔に自分の股を近づけた。
「えっと、NO79は短小化処置の停止だったわね」
良く見ると二人の下着はヒモパンで医務官が言うと彼女は紐を解いた。そこには同年代の少年と比較しても小ぶりなペ○スが見えた。
「は、はい……これから受刑者のフェラチオ訓練を支援します」
「!!!」
「云われた通りに一週間前からク○ペ○スを洗ってません」
順子はスビンの口元に自分の生殖器を差し込んだ。
「いきなりNO81のモノだと危険だからねぇ、貴方は性器委縮手術の申請だったわね」
「……はい、こんなはしたないモノで虐められるのはもう嫌です」
恐らく成功報酬として今回の刑執行に参加させている……スビンは目の前に居る二人の少女からの愛撫に攻められた。医務官はスビンのペ○スに吸引器を被せる。今射精すればそれは女性ではないモノによってイカされた事になる……だが一年に渡る拘置所暮らしでヌク事すら出来なかった彼の生殖器は例え同性からの愛撫でも反応し濃密な精液を射出した。
「二人ともその調子で教えてあげてね……それと二人に危害が及べば特殊國有財産破損が追加されるからね」
スビンに聞こえたのか定かではないが疑似人間はあくまでモノと言う事が分かる。強いて言えば家畜見たいなもんだ。
「でちゃう!」
スビンの頭を抑え込んだNO79は久しぶりに洗われたペ○スの感触に歓喜の表情を浮かべた。
それから数日後、二人の疑似女児によりシゴかれフェラされてスビンの精液は絞り取られていた。スビンは食事でさえも口移しされ、二人が寝ている間はローターによる刺激に射精管をベルトで圧迫され何度も空射精をされた。トイレですら行かせて貰えず二人に介助される屈辱を味わっていた。もはや悪態をつけるだけの精神力さえもない。後悔しても全てが遅すぎた、スビンは目の前に居る二人の疑似女児の様に自分もされる事に気が付いた。
「今、貴方の精嚢には精子を作り出せない事が確認されたわ……でもこれまでの量だけでも賠償金としてはかなりの足しになった事は事実よ」
そう告げたのは精液を絞り取られグタッとなっていた。
「ううっ……」
つまり自分は自然の行為で子孫を残せないのだ。拘束機具を外されたのに手足が動けないのは予想以上に体力の消耗が激しい事を示していた。男性医務官助手数人がスビンをストレッチャーを載せ替えても抵抗する事もなかった。
「一応説明するわね……貴方は眉毛と瞼毛を残るけど他の毛は永久脱毛されるわ、頭髪はこちらで用意する人工頭髪を生体接着剤で固定、同時に精嚢改造と球袋縮小手術を実施、胸のサイズは……」
「……」
スビンは頷くしかなかった、医務官の話すら理解しているのか怪しい。
「これが済めば疑似女児として新しいスタートになります」
医務官と共に医務官助手数人はストレッチャーを手術室へと運んだ。
彼が眼を覚ましたのは手術から一日が経過していた。
「!!!!!」
「あ、気が付きましたね……私はFG−NO80 レオナって言うの。貴方の教育補助を担当します」
目の前にはナースコスをしたピンク色のロングヘヤーをバレッタで束ねた少女、否疑似女児が居たのである。何よりも今の自分はオムツを穿かされており乳児が着る衣類を少年サイズにサイズアップしたモノに身を包んでいた。そして少し離れた場所にある姿見用鏡を見て自分の頭髪がブラウンのロングヘヤにされている事に気が付いた。
「豊胸ナノマシンの影響で排泄機能が狂うのでオムツになってます、私もそうなったし、人間として最後の性行為をしてくれたNO79もNO81もこうなるからね」
「あの二人と知り合いなのか?」
「単に執行されたのは同日だったの……私は学校でいじめの主犯格、NO79は婦女暴行&援助交際強要、NO81は悪質な脅迫って聞いているわね。詳細は不明だけど……」
レオナの胸を見ると確かにナースウェアがパンパンに張るほど胸のサイズだ、オムツ内で肉棒が膨張し始める。手にはミトンと呼ばれる手袋がされており自分で外せないように加工、オムツカバーには不釣り合いなベルトに南京錠がされていた。
「おっ、目が覚めた……丁度いいわね、説明をするから。実際に見てもらえると納得するわよ」
あの医務官は欠伸をしつつも言う。
「まず頭髪は人工頭髪だが限りなく自然に近い加工を施している、タイプはアキバ系ギャルゲー型でそこに居るNO80と同じ種類になる」
「????」
「貴方が見た二人はリアル型の人工頭髪でスパコンで仮に“女児だったらこうなっていた”と言う結果を反映させたモノだ。二人も疑似女児だが終身ではないわ、数年後には特殊サービス産業に就職……正規の手続きせずに辞めたら終身になるわね。貴方の場合はそれが出来ないと判断されたの」
「……」
「胸のサイズに関してはとりあえずEまでは生育する事になる、NO80」
「はい」
レオナは躊躇せずにナースウェアの胸元を開くと乳首が無い。
「陥没乳首化、感度は高くこれだけでもイケる程。貴方もそうなるからね」
「ううっ、弁護士が言っていたのは本当だったのか」
「そうよ、この刑執行は弁護士や検察の後進育成の資料映像として残るの……無論顔とかボカしているけどね。だから回避のために必死になったのに……でも担当弁護士本人の技量が原因ではない、貴方が反省しなかった事が原因なの」
医務官はオムツカバーのベルトを封じていた南京錠を外した。そこには球袋が小さくなり剥けきっていた苞皮は生体接着剤で亀頭に固定されていたが定期的に剥離剤で剥がして洗浄するそうだ。
「貴方はFG−NO99 ミクとして疑似女児に登録される事になります」
数日後、スビンはフリフリ付きのヒモパンを穿き臍出しフリフリ付セーラー服を着替えさせられ、校長室の様な部屋で執行官の宣告を受けた。スカートの感覚に慣れないのかそわそわしている。
「FG−NO80 レオナは引き続きFG−NO99 ミクの疑似女児化教育サポートを与えます」
「はい」
「後は施設長の説明を受けてください」
執行官は決められた通りに言うと退室した。校長は男性だが何処か恐ろしい感じもする。
「NO99、ようこそ特殊教育女学園へ……とはいっても十日前に連れてこられた時には貴方は眠ってましたが」
「……っ」
今でも豊胸ナノマシンにより胸が僅かだが膨らんでいるし、副作用で精子が居ない精液がどんどん精嚢を満たしていく。何よりも精子を存分に絞り採られた時の感覚は今までのどのレイプよりも興奮した。
「ここでは残りの義務教育を消化し、同時に疑似女児としての技能を身に付けさせるための教育機関です。そして学園側から出されるクエストを達成すれば故意に残している恥ずかしい場所を変えられます。刑執行補助もその一つです」
つまり自分は皮被りペ○スって言う事か……あの巨根や短小ももしかすると、ミクはゾッとした。
「先に言っておきますがこの島からは脱走は不可能です……まあ自ら命を断つよりも先に快楽が勝りますから」
施設長と言っても実質的に校長先生である彼はニコっとした。
「この刑罰は非人道的と言うなら確実な再犯防止策を示してほしいモノですよ……」
こうしてFG−NO99 ミクは疑似女児として生きる事になる。
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投稿:2014.04.05更新:2014.05.05
人権剥奪刑 疑似人間にされる者
著者 kyosuke 様 / アクセス 19187 / ♥ 1