昔、日本には固有種の狼がいたが今は絶滅し、その姿を見ることはできない…
なぜ狼は絶滅したのか…
それは、害獣駆除以外にももう一つの語られない理由があったのだ…
1990年、日本狼が急激に数を減らす中、一匹の狼が獲物を追い山中を駆け回っていた。
しかし、その容姿は人間が知る四足歩行の動物とは違い、骨格こそ人間の体に近いながらも全身を獣毛に覆われ、狼の頭という奇妙なものだった。
人間に近い容姿の狼は、やはり動物として生きているのか衣服は着ておらず、しなやかな筋肉を持つ体を露出させており、狼の股間にも重たげにぶら下がる睾丸が、彼を雄の狼と教えていた。
彼は遠い昔に、人と狼の間に出来た子が時代を下って徐々に人間の肉体に近付いた種であった。
彼が追っていた獲物であるネズミを捕まえ損ね、気を落としながら歩いていると目の前に一人の少女が立っており彼を見つめていた。
ネズミに夢中で気が付かなかったのか、すぐそこに人里が見える。
彼は逃げることもせず、自分のほうが強いと確信し少女に向けて喉を鳴らしながら睨みつけ威嚇する…
しかし、少女は何を思ったのか彼にゆっくり近付き、怖くないよ、と声をかける。
言葉は通じておらず、彼は近付く相手に唸り声を強くして威嚇を続けた。
少女は彼の目の前まで来ると落ち着かせようと思ったのか、よしよし、とちょうど彼女の目線の高さにあった彼の逸物に手を伸ばし撫で始めた。
不意とはいえ逸物を撫でられ思わず震えた…彼とて雄であり、人に近い骨格であるがゆえに自慰も経験済みであった。
しばらく逸物を撫でられると、逸物に血が通い始め勃起していく。
その様子を見て少女は驚き、腫れちゃった…病気かしら、と心配そうに見つめながら他に異常ないかと彼の股間部を撫で回すように触った。
しばらく触られていると、少女は彼の睾丸を見付けて触り始め、不意に睾丸を握ると彼が短い悲鳴を上げた。
その悲鳴を聞き少女は驚いたが、睾丸に触れると痛むような鳴き方をしたことから逸物が腫れた原因は睾丸であると思い込んだ。
間接的には間違いではないのかもしれないが、少女には自分についてない睾丸が病巣のように見えていたのだ。
彼はそんなこと知る由もなく、もしかしたら自分以外の生き物に射精へと導いてもらえるかも、と性的好奇心働かせ相手が逃げないように急な動きを抑えて地面に座り込んだ。
ここが原因かな…でもどうしたら…、そう考えるようにしながら座り込む彼の股間付近にしゃがみこみ、睾丸を撫でたり揉んだりし始めた。
彼は、そこではなく逸物を触れというようにグルルと喉鳴らして訴えたが、少女には睾丸触られ苦しそうに呻くように聞こえ睾丸が病巣であり、排除すべき部分と再認識したのであった。
しかし、取り除こうにも刃物も持っておらず、少女は考えた…切り取れないならこの腫れた病巣を潰してやればどうだろうか…と。
そう思い立った少女は、ちょっと我慢してね、と彼の睾丸に靴を履いたまま足を乗せ、思い切り体重を掛けた。
彼の睾丸が、地面と少女の脚の間で押し潰され、ぐにゃりと形を歪ませた。
当然、彼はいきなり襲った睾丸の激痛に悶え、大きく叫ぶように何度も吼えるが睾丸踏まれているため体がこわばって力入らず、少女を睾丸から下ろさせる事も出来ずにいた。
もうすこしだからね…そういって彼女はしばらく踏みつけるが、なかなか睾丸は潰れず形を歪ませるのみで、どうしたものかと思っていると彼の足が暴れ始め不幸にも少女が地面につけている足を蹴飛ばしてしまい、少女がバランス崩すと全体重が彼の睾丸1つにのしかかり、数秒と持たずにブチュリと嫌な音立てて睾丸がひしゃげ白膜が裂けて内部組織が陰嚢内に溢れ出して少女の足で押し潰され肉塊と化していった…
彼は睾丸を1つ踏み潰され、あらん限りの力こめて叫びながら体を痙攣させていた。
今すぐにでも少女を突き飛ばし、首筋に牙を立て殺してやりたいと思っていても、睾丸破裂のショック症状で体がまともに動かず、呼吸も困難になっていた。
少女は、そんな彼を見て、頑張って…あと1つだから、と元気付けるように言うが、当人である少女が彼から睾丸を破裂させ生殖能力を奪っているとは考えもせず、病気を治すためと残る睾丸に狙いを定めると小さく飛び跳ね両足で彼に唯一残された子孫残すための器官を踏みつけた。
当然、彼の睾丸は一瞬もその重圧に耐え切れず、先ほど破裂した睾丸とは違い、パチュンと小気味いい音たて勢い良く破裂し、彼の意識は一瞬で暗転し、子孫残すためか未だに勃起続けていた逸物からは勢い良く血と精液が大量に吹き出し、少女はそれを見て病気を治療できたと喜び、吹き出した精液が体にかかっていたのも気にせず村へと戻り、母親へ狼の病気を治療したと報告したが、精液まみれの少女を見て母親は顔を真っ赤にして怒り、包丁を持って少女と共に彼の元へ向かうと、その包丁で気絶していた彼の逸物を切り取ったのであった。
数十時間後、意識を取り戻した彼は、全てを失った股間を見ながら再び気を失い、そのまま出血と心身へのショックで息を引き取ったのであった…
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投稿:2014.05.31
日本狼の絶滅理由
著者 dodo 様 / アクセス 8973 / ♥ 1