少年・少女院に就職してからなんやかんや半月が経った。
未だに股間を蹴り上げたり、鷲掴みにするだけで一人も去勢できていない。
正直、退屈でしょうがない…もう適当に罪でっち上げて潰してやろうかな
「どうしたん?浮かない顔して」
同期の華乃香に声を掛けられた。
「いや、まだ去勢できてないなって…なんかつまらなくて…」
「だね…。あっ!!そうだ!!もしかしたら去勢できるかも!!」
「えっ?なんか事件起きそうなの?」
「事件ってほどじゃないんだけど476号室の吉井と神戸知ってる?」
「あぁ〜。あの少し遠い獄舎だよね?2人とも結構真面目に働いてるし勉強もしてるから罰を与えるのは難しいような気がするんだけど」
「確かにあの二人はお利口さんだよ。でもね、あの2人デキてるんだよ」
「本当に!?でもなんでそんなこと知ってるの?」
「作業時間中に私がトイレの前を通ったらちょうどヤってたみたいで『アン//ァン//』聞こえてきてさ。気になって個室覗いてみたら案の定、パコンパコンしてたわけよ」
「見つかったら即罰を食らうって分かってるだろうに度胸あるわね…っていうかなんでその場で捕まえて去勢しなかったの?もったいない」
「いや〜。その光景があまりにもエロ過ぎてオナっちゃいました」
私と華乃香には当然もうチンコはないし、去勢されてしばらくは尿道があるだけの下半身だったが、一から性感を感じられる組織を作り出す技術が確立されてからは華乃香が医学部のコネを使って本来なら億単位の大金掛かるところを人体実験の一環としてタダで私たちは新しく膣やクリトリス等を作った。なのでオナニーも楽しめる。実は私も毎日朝晩オナニーしてるし、彼との営みも楽しんでる。
「全く…相変わらず性欲旺盛だね」
「若い証拠だってば。それでその2人がまたするところをカメラで撮影して証拠を取っとけば多分文句言わせず去勢できる」
「でも、またえっちするとは限らなくない?」
「若い恋人同士は時間さえあれば互いの下半身を求めてしまうものだよ。美弥だって勤務終わったら彼氏と滅茶苦茶セックスするんだし」
「か、彼とは健全な関係だから!!」
「はいはい。まぁ、そんな訳で2人をよく見張っていよう」
ー去勢シーンはここからになりますー
一週間経った。
ついにその日は訪れ、彼らは作業中にほぼ同時にトイレに行きすぐに愛し合った。
華乃香の言う通り、その光景はとても情熱的で興奮した。一部終始をカメラで撮影し終えてから2人を取り押さえて華乃香と共に執行室に連れて行った。
「ここのルールは知ってるわよね?」
「風紀を乱す行為をしたら即体罰…場合によっては去勢…そのまま追放」
「そう。フェラや手コキぐらいなら股間への百裂パンチで片玉が潰れたりインポになるくらいだったけど本番行為となると去勢は逃れられないね」
「覚悟は出来てます。ペニスを切り刻まれようと、玉をグチャリと潰される不幸より玲人と出会えた、愛し合えた幸せの方が大きいですから」
神戸亮は目付きは怖いがクールな顔立ちでそこそこイケメン。体格も背が高く細マッチョ。
「僕も覚悟出来てます。亮と過ごした日々の思い出があればどんな体になっても生きていける…」
吉井玲人は神戸とは対極的に母性本能をくすぐるような可愛い顔立ち。背も低いし程よくぷにぷにしている。
「潔いわね。その潔さに免じてあまり痛めつけないでバッサリ切ってあげるわ」
ついに私のこの手で男を去勢できる。考えただけで濡れる!!どう裁いてやろう…
「二人に提案なんだけど」
華乃香がこの場に及んで口を挟んできた私はもう下着ビチャビチャなのに
「あんたたちが男の体同士で愛し合う姿を取っていいかな?
正直、私2人のセックス見て凄く興奮したんだよね。もししてくれたら膣やクリトリス作ってあげるわよ。それにここから出た後も2人が一緒にいられるように取計らってあげるよ」
「…は、恥ずかしいけど亮と一緒にいられるならそれでお願いします。亮もそれでいいよね?」
「あぁ」
「よしっ、今布団用意してくるから。あっ、最後だから大人のおもちゃ使う?私の私物で良ければ貸すよ?あと出来れば吉井君は神戸に足コキされてくれませんか?」
なんて言うか…華乃香って欲望に正直すぎる。立場とかを考えて行動してほしいわ。
でも正直、私も2人のセックス動画観たい。
……結局、2人は私たちが撮影している前でセックスを始めた。2人とも互いのチンコとの今生の別れを惜しんで必死に手で、口で、アナルで愛でていた。
華乃香ご希望の足コキもしてくれていた。
やがて、2人は力尽きぐったりしてしまった
「なら、約束だから男としての人生からはおさらばしてもらうよ」
私は神戸の精液とローションに塗れた玉袋の中心に麻酔を打ち、メスを宛がった。
玉袋はメスの冷たさと鋭さに萎縮した。固くなった皮袋はまるで中身の玉を守ろうとしているようだった。
けれども、メスを止めない
玉袋にゆっくり刃が沈んでいく。赤黒い血が流れてきている。
そのままペニスの根元まで刃を渡らせ、玉袋を切り開いた。
「さっきあんなにハッスル出来るだけあって、やっぱり玉大きいわね。
これを使い物にならないようにするのはもったいないわ…」
そうは言いながらも玉に繋がってる血管や輸精管を勢いよく切った
堪らない。最高に気持ちいい。私には子宮は無いけど子宮があるべき位置がビクンビクンする。
もう一方の玉も切り落とした
「ほら、これがあなたの男の象徴、男の体にしたものよ
もうこれがこんなになっちゃったら子供も作れないし体も男でも女でもない異質なものになるでしょうね」
そう、神戸に両方の玉を見せながら言った
「それでも、俺には玲人がいる。それだけで幸せだ」
「果たして男じゃなくなったあなたを吉井は愛し続けることが出来るのかしらね」
「俺は玲人が男じゃなくなっても、仮に牛や豚になろうとも愛し続けられる。俺たちは一心同体。玲人も同じ感情だと思う」
「リア充うざいわ。まぁ去勢を続けるわ」
玉は取り終えた。次はチンコだ。私の時みたいに大根おろしを使うか、調理器具繋がりで皮むき器で少しづつチンコを削っていくか迷ったが答えは
「ぶしゃっ」
メスで思いっきり打ち首のように切り落とした。
一か月後。
「華乃香。やっぱりあなたは名医だわ。2人とも綺麗に仕上がったね」
「甘く見ちゃダメだって言ったじゃん。亮は高い身長を生かしてモデルのような体形に仕上げたんだよ。顔もちょうどオペ中に観てたテレビに映ってたモデルに似せてみました。名前は桜ね。ちょうど咲いてるし。玲人改め、鈴果たんは元から可愛かったか胸と女性器を作ったぐらいしかしてないけどね」
目の前で女の子になった二人は相変わらず愛し合っていた。
少年少女院から出れるとあって今まで以上にイチャイチャしている。
「えっと、イチャイチャしてるところ悪いんだけど、2人には一緒に女性化教育施設で女性としての生き方を研修してもらってからK県の全寮制女子校に入学してもらうわ。第二の人生楽しんでね」
「はい。ありがとうございます」
2人とも満面の笑みを返した。
「そんな2人に私からプレゼント」
華乃香が2人に細長い可愛く飾られた箱を渡した。
箱を開けた2人は驚きの声を女の声で上げた
「びっくりした?2人のペニスで作ったディルドだよ。体に害のない薬品で防腐加工してあるから普通のディルドのように使えるよ。夜の営みで使ってね」
ここまで来ると…
「「「マッドサイエンティストみたいだわ」」」
華乃香以外の三人の声が重なって、その後みんなで笑った
私の初去勢は笑いに包まれていた
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投稿:2014.06.18
少年・少女院看守 斎藤美弥の職務報告書2
著者 凩 様 / アクセス 10946 / ♥ 1