小学4年生の夏休みのことです。詳しく書くと誰だかばれちゃうので、何年前とか、どこの話とか、それは書けません。ごめんなさい。
女の子になりたい。もう私の頭の中は女の子になることしか考えられませんでした。2つ上のお姉ちゃんが、羨ましくて羨ましくて。可愛いお洋服を着て、スカートをはいて、下着も可愛いし。髪の毛のオシャレとか、私もしてみたいのに、男には許されません。私の股間には、変なモノ・オチンチンがくっついていました。これさえ無ければ!いつもそう考えていました。
お姉ちゃんのオマタには何も付いていないし、可愛いワレメになっています。私もワレメになりたい。同級生の女の子達も、きっとみんなオチンチンが無くてワレメなんでしょう。いいなあ。オチンチンが無ければ、可愛い下着をつけてスカートもはける。オチンチンを無くしたい。
いつも私は、お留守番の時は、姉の下着をつけたりスカートをはいて、女の子になったつもりでいました。最初は、それで我慢していました。でも、真似だけでなく、ずっとずっと女の子でいたい。そのためには、やらなければならないことがあります。オチンチンを無くすことです。
その日、私の決意は頂点に達しました。いつものように、お留守番で姉の下着とスカートで過ごしていましたが、このまま中途半端な女の子ではなく、ずっと女の子として生きていくと決めたのです。すごく痛いかもしれない。でも女の子はオチンチンが無くても生きているのだから、オチンチンを切り取っても死ぬことはないでしょう。トイレで困ることもない。オチンチンを切り取れば、病院でワレメにしてくれると信じていました。私は、女の子として生きていく決意をしました。
台所へ行って、包丁とまな板をリビングへ持ってきました。女性アイドルグループのDVDを見ました。このアイドルの女の子達は、全員オチンチンが無くてワレメです。今から、この女の子達と同じワレメになって、もしかしたら将来、同じグループに入れるかも・・・。それは無理だとわかっています。でも、同じ女の子の仲間入りをすることは事実です。姉のショーツとスカートは、はいたままでした。ショーツをひざまで下げて、オチンチンとタマタマの根元を紐で思いっきり強く縛りました。血が止まり、オチンチンが紫色になってきました。まな板の上に、オチンチンとタマタマをのせました。オチンチンの根元に包丁の刃を当てました。あごの下で押さえていたスカートの端を放すと、オチンチンと包丁に上に、フワッとスカートが被さりました。私が自分の体にくっついているオチンチンを見たのは、それが最後になりました。
女性アイドルグループの、1番好きな曲が流れ始めました。ミニスカートをヒラヒラさせて、とても可愛いです。私も同じ女の子になりたい!DVDの画面を見ながら、私は夢中で包丁を動かしました。すごく痛かったです。でもそれよりも、オチンチンを切り離した達成感がありました。これで女の子になれた!そう思った瞬間から、病院のベットで目覚めるまでの記憶はありません。ごめんなさい。皆さんは、この部分を聞きたいと思うのですが、本当に記憶がないんです。ごめんなさい。
今、私は女の子として生きています。姉は妹が欲しかったと言って喜んでくれました。優しくしてくれます。
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投稿:2014.12.06更新:2014.12.07
女の子になりたい①(弟の希望で弟の気持ち)
著者 さくら 様 / アクセス 14896 / ♥ 9