『ねえ!さとしくん早く一緒に帰ろー!』
俺の名前は悟史。17歳の高校生だ。で、この子はハルカ。俺の可愛い彼女!!
そして、俺たち二人はいつも一緒の仲良しカップルなんだ。
本来、俺たちぐらいの年頃のカップルならsexしてて当たり前なんだろうが、俺たち二人は健全な付き合いをしている。
理由は......俺には今、ぺニスが付いてないからなんだ!
去勢されたって?まぁ、そうとも言えるかもしれないが、実際は違う。ぺニスの一時的な保管というのが正しい。
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今から50年近く前、日本に謎の奇病が流行した。
その病気は、10代半ばのぺニスにウイルスが入り込み、一気に増殖してぺニスの先端、ぺニス全体、睾丸、前立腺と転移していき、最終的には全身に転移して死に至らしめるという悪魔のウイルスである。
最初の頃は早めの検査を行い、発病者は初期段階のぺニス先端の摘出で対応する方法を取っていたのだが、ある時に進行性の早い突然変異の悪性ウイルスが発病。
発病者は少ないが、ぺニスと睾丸と前立腺の全摘出をすることになった人もいたらしい。
いつ、突然変異型が蔓延するか分からないことに危機感を感じた政府は、10歳から24歳までの男子のぺニスと睾丸を保管するという方法を選んだ。
ぺニス保管というと、手術など大がかりなものをイメージするかもしれないが、今は機械で簡単にできるようになった。
満10歳の男子は、ぺニス保管装置にぺニスと睾丸をセット。あとは5分程度でぺニスと睾丸が切り離されて保管されるという訳だ。
なので、俺だけぺニスが無いわけではなく、俺ぐらいの年齢層はみんなぺニスが保管されている。
ホルモンバランスの調整は、今も着けてる青い首輪から自動的に注射されてる。
時々、性欲が強く出ることもあるが、射精感を味わえる特別な薬が支給されてる。
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と、この政策は元々は病気のために考えられたものなのだが、意外なところに効果が出ることとなった。
まず、ぺニスを返してもらうのは『標準』で24歳なのだが、社会的貢献をした最に期間が短縮されるシステムになってるんだ。
例えば、ボランティアに参加したり学校での態度や成績、全国一斉試験の結果、スポーツの成績などで大きく短縮される。オリンピック選手になった人などは17歳でぺニス返却されたりしてる。
逆に、素行が悪かったりした場合などは返却が遅れたりするんだ。DQNなどしてると、いつになってもぺニスが返してもらえない。
他にも、生活保護者や年金や税金未納などの人も年齢に関わらず強制的にぺニス保管されることととなる。
もちろん犯罪者にも適応される。刑務所を脱走しても、ぺニスは帰って来ない訳だ。
今、この国ではニートや生活保護者、犯罪者は激減してる。そう!ぺニスを国に管理してもらうことで、生活の全てが向上したんだ!!!!
あと、ぺニス保管もしっかりしている。返してもらう頃にはたくましく大きくなるように管理されてる。ぺニス平均サイズは世界的にもトップクラスだったりするんだ(笑)
俺も、頑張って勉強して十代のうちにぺニス返却してもらい、ハルカとsexをするんだ!!!
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......お待たせしました。今回のメニューは、ぺニス豚のソテーにぺニス米でございます。
『ふぉっふぉっふぉ。今年のぺニス豚はどうなのかのぅ』
『はい。ぺニスのミンチのみを食べさせて飼育したので、多少の臭みはありますが、まずまずの出来です』
『こっちの米のほうはどうじゃ?』
『やはり、ぺニスを肥料にした米というのは、最初は難しかったですが、ようやく満足のいく出来になってきました。』
『ふぉっふぉっふぉ、馬鹿な国民は知らんじゃろうな。お前らのチンポはとっくの昔に豚の餌や田んぼの肥やしになってることをな!!!』
『そうだ。馬鹿な国民のDNAなど残すことなど必要ないですな!!』
『うひゃひゃひゃ!俺様達の高貴なチンポこそ国民の女たちには相応しい!!』
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今から数十年前、クローン技術が研究されていた時代があった。
ただ、倫理的な問題で世界的にクローン技術は禁止され、その技術は廃れていった......
だが、水面下でクローン技術は密かに進んでいたのだ。
この国の権力者は、自らのぺニス&睾丸のクローンを制作。
そして......国民のぺニスを自分のぺニスに入れ換えるために『この』政策を行った。
今や国民のほぼ全員が自分たちの知らない間に『去勢』され、代わりに別のぺニスを移植されている。
『ふぉっふぉっふぉ。今、この瞬間にもワシのチンポがこの国の女たちを犯し、孕ませてると思うと、本当にたまらんのぅ』
『ははは。知ったら驚くだろうなぁ!!自分のチンポで愛する妻や恋人を喜ばせてると思ってるだろうが、実は他人のチンポに犯されてるなんてなぁ!』
『うひゃひゃひゃ!まぁ、世の中の女も俺様達のたくましいチンポに犯され孕まされたほうが幸せだろうけどなぁ!!!むしろ感謝してほしいぜ!!!』
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『......ハルカ。俺、頑張って早くぺニス返してもらうから......そしたら、しようね。』
『うんっ!あたし、早くあなたの赤ちゃん欲しいもん。いっぱいがんばってね。』
......これからも、国民として国のため、生活のため、そしてハルカとの未来のためにがんばるぞーーーーーーーー!!!!!!!!!
おしまい
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投稿:2015.07.08更新:2015.07.09
とある病気の未来の話
著者 もりそば 様 / アクセス 11133 / ♥ 1