子供は欲しいけれど経済的に余裕が無い。
そんな新婚カップルへ向けての「サービス」が提供されるようになった。
水野夫妻はこの「サービス」を利用して現在4人の子供を授かっている。
とある事情で異様な身体となった妻、水野リサは一枚のDVDを見せてくれた。
こうした記録映像を形にして残してくれるのもサービスの一環であるということだが。
それは一見すると結婚式のメモリアル映像のようにも見える出だしだった。
華やかなブライダル用のBGMが流れる中でリサは、用意してもらったウェディングドレスに身を包み、恥ずかしそうに微笑んでいた。
この頃は腰がしっかりと細くくびれており、露出した背中や肩も綺麗な、初々しき花嫁であった。
しかし、これは例のサービスを受けることを決めてからの姿である。
つまり子供を授かるには経済的に不可能だと分かったあとの姿、ということになる。
そして場面は替わり、リサと夫が二人で仲睦まじくソファに並んで座っていた。
出会い、交際時代、結婚へ至るまでのインタビューが続く。
そしてこのサービスを受けることを決断した経緯に話が及んだのだった。
「そうですねー。やっぱり夫婦の間には子供が欲しいなっていう思いですね。それが一番強かったですよ。女として生まれたからには子供産みたいって思いもありますし。
それに、少子化が進んでる今は二人以上の子育てが義務付けられているじゃないですか。そうなるとこうしたサービスに頼るしかないな、って、ね?」
「うん。初めはどうかなって思ったんですが、僕の周りの若い夫婦もこういうの利用して子供を授かるところが多いって知りましたし」
そして二人は促されるまま「ラスト・セックス」に臨むのであった。
「えー、やっぱカメラの前でセックスって緊張しちゃうー。マー君大丈夫?ちゃんと立つ?」
「大丈夫だよ。リサも笑わないように気を付けて」
そんなやりとりもしっかり映されながらも、二人は再び始まったBGMに乗せて脱衣を始めてゆく。
セーターを脱ぎ捨てるとリサのブラジャーが露わになり、ブラも外すと当時Cカップであった綺麗な乳房が露出する。
ロングスカートを下し、パンティーを下し、一糸まとわぬ姿となった。まだどこも改造されていない自然な裸体だった。
そして夫のマー君のペニスには妻の手でコンドームが装着される。これは万が一にでも夫の精子で孕んだりしないためだ。
この日、リサは婦人科で検査を受けており、この時点で誰の子も妊娠していないことが分かる証明書を貰っている。
また、数か月前から食生活や薬などで生理周期を調節しており、さらに排卵誘発剤も多用し、この日にバッチリ危険日が来るように合わせてもある。
「えへへ、じゃあマー君、最後のセックスお願いします」
「こちらこそ、お願いします」
美しい音楽となめらかに加工された映像の中で、二人の最後のセックスは記録された。
夫が妻に挿入し、妻が夫に挿入されるのは、これがラストということになる。だからこそ思い出をDVDという形にしたのだ。
「あうっ」
という声と共に射精して少しばかりの余韻を残してペニスが引っこ抜かれた。
二週間以上溜め込んだだけあって精液はたっぷりとコンドームに残っていたが、その精子が妻を受精させることはない。
「ちょっとマー君、いつも以上に早くない?」
「ご、ごめん」
「もう。二度と私とセックスできない身体になるっていうのにさ」
ふくれっつらを見せるリサだが怒ってはいない。そういう夫だと思って今は愛し気な気持ちでいっぱいなのだ。
その際に使用したコンドームと中に残された精液は、記念品として今も水野家に置かれている。
「じゃあそろそろ準備しよっか、マー君」
裸のまま長々とじゃれ合ってたリサは、そのままシャワーを浴びて身体を清めた。ここから先は夫の匂いを残してはいけない。
そしてウェディングドレスの着付けへと向かう。つまり、冒頭のシーンは時間が前後したものなのだ。
わずかな緊張を顔に見せながら、花嫁衣裳を着たリサはバージンロードを一人で歩んでゆく。
そして向かう先に待っていたのは、マー君ではない、タキシードを着た別の男性だった。
マー君は、局部に文字通り局部麻酔をかけられて壇上で性器を露出させ、M字開脚の姿勢を取ったままリサを待っていたのだ。
リサと男は視線を合わせ、ニッコリと微笑んでから「儀式」を行った。ここがクライマックスとばかりにBGMは盛り上がっていた。
まず初めにメスを手にしたのは男だった。
リサに手本を見せるかのように陰嚢に刃を当てて滑らせた。パックリと割れた袋から指で精巣を引っ張り出す。
慣れた手つきだった。そして手術用のハサミに持ち替えて、血管と精子の通る精管が束になった精索という管をパチンと切断した。
白みを帯びた精巣を指でつまんで陶器の小さな皿に乗せて去勢は完了した。
次は花嫁であるリサの番である。
マー君には意識があって男に去勢された瞬間も見ていたし、これから妻の手で去勢されるところも見ることになるのだ。
リサは白いウェディンググローブでメスを手に取り、男がそうしたように陰嚢を切り裂く。
緊張していたせいもあり、なかなか上手く裂けずにしばらく手間取っていて、ようやく刃がすんなり流れたと思ったら大胆にスッパリと大きく裂いてしまった。
リサの顔にちょっと苦笑いがこぼれた。ともあれ、精巣を引っ張り出して、ハサミへと持ち替え、精索にあてがった。
この時、リサの目元には涙が浮かんでいた。
それは「これでようやく子供を授かれる」という幸せに満ちた嬉しさの涙だったということだ。
リサはバイバイと呟きながら夫の最後の精巣をパチンと切り取り、皿に乗せた。
これは、二人が新しい人生を歩むための儀式なのだ。
妻を孕ませることのない夫の睾丸を、完全に摘出することによって未練から解き放たれて一歩を歩める。
「マー君へ。他の男の人の精液で子供を授かることに理解をしてくれてありがとうございます。あなたにいっぱい愛された身体は今日、他の人のモノになります。
これからはたくさん種付けしてもらえるように一生懸命腰を振り、ティッシュや、便器のように、気軽に利用してもらえる私になれるよう頑張ります。
私たち夫婦の間に子供が産まれたら、一緒に育てて明るい家庭を築いていきましょう」
そして、リサは男に、男はリサに、自分が摘出した睾丸を指でつまんで、手をクロスさせるようい相手の口へ運んでいった。
男は、他の多くの女性とこうした儀式を繰り返してきたため、何個も何個も睾丸を飲み込んできた。
やや直径があっても表面がつるつるしているので一息で飲み込んで見せたのだった。
一方のリサは無論初めてなので、喉を詰まらせないようにと事前に指導があり、奥歯で一度噛み砕いてから飲む。
これまで何度も妻を愛し抱いてきたマー君の玉は、ぐちっ、ぐちゅ、ぐちゃ、と音を立てるように妻の口内で何度も何度も噛み潰されて、飲み込まれてしまった。
もうこれで決して夫は妻を孕ませることができない。可能性という名の未練は完全に断ち切られたのだ。
ちなみにその食感は「砂肝を生で食べたみたいな感じでマズかった」だそうだ。
リサと男は、去勢された夫の前で熱烈なキスを交わした。
このDVDにはもちろんまだ続きがある。
一応の処置を終えた夫のマー君は、妻が孕まされるところを目の前で見届けるのだ。
リサは夫に付き添われ豪華なベッドルームまで通され、そして夫は妻を他の男へと差し出した。
振り返ったリサは夫に深々と一礼した。そして男も深々と一礼。
「私に種付けをお願いします」
緊張のため少し声がうわずり、見ていた夫のマー君が苦笑いした。
ドレスはアシスタントたちの手伝いもありすぐに脱がされ、ふたたびリサは全裸になった。夫以外に捧げる裸体だ。
男の前にひざまずいたリサは男の二つの精巣に恭しいキスをし、ここからは自由なセックスの時間だ。
「旦那さんのと比べてどう?」
「むごっ、うごぅ、ぷはっ、おっきいです、すっごく、」
頭を前後に降り、喉の奥まで使ったフェラでご奉仕をする。
そして男はベッドに横たわり、リサが騎乗位の恰好となって挿入した。
先程のラストセックスとは違い、生の粘膜が触れ合い、子宮に精液を注ぎ込む生殖行為そのものだ。
種を望む側のリサが一生懸命腰を振り、男はゆったりと射精を待つのが当然というものである。
髪の毛を見出し乳房を揺らして膣を使って男のペニスをしごく。その姿を見守っていたマー君がリサと男に訊ねる。
「どう?リサ?」
「あんっ、あんっ、あはっ、すっごいきもちいよマー君、あんっ、夢中になっちゃう、あはんっ」
「僕とのセックスより気持ちいい?」
「あははっ、そんなの当たり前じゃん、あんっ、あんっ、相性、すごくいいっ、あっ、」
「リサの膣の具合はどうですか?」
「うーん、中の下くらいかな。締まりがイマイチ良くない。射精できないほどじゃないけどあえてセックスしたくなるようなものでもないってところだね。
でもこれから改造していくから、俺がどれだけ使うかはそれ次第だ。まずは乳房が貧相だから豊胸してみるよ」
貧相なCカップの乳房を揺らし、中の下の膣で腰を振るリサはその話を黙って聞いていた。
マー君が「気持ち良いよ」と言ってくれた肉体を貶されても腹は立たない。自分の身分はその程度のものだと理解しているからである。
「中途半端に大きくしても面白くないからバスト1m以上のJカップくらいの超爆乳にしてさ。それだとバランス取れないから白人みたいにしてみよっか。
髪の毛は金髪に脱色して、お尻も増やして、顔も整形してみよう。そうなるとピアスだらけのほうが似合うよね。あと全身にタトゥーなんて入れてみようか?」
「あんっ、はいっ、あなた好みの私に変えてくださいっ、あはんっ」
「旦那さんはどう?」
「どうぞリサを改造してやってください」
「よし。でもまあ今は孕ませるのが先かな。さっき喰った君のタマが精力剤みたいになって効いてきたぞ。今から君の女を妊娠させるから見てろ」
「あああんっ、あはっ、あんっ、お願いしますっ、私にあなたの子供を産ませてくださいっ、あはぁんっ」
男はこの「サービス」の提供者側の一人である。
大多数の貧困層と、ごく少数の超富裕層に分かれたこの国では、擬似的な一夫多妻制を行っている。
一組の男女が結婚し家庭を築く形式は旧来の通りだが、それでは金銭的事情で子育てができなくなる世帯があまりに増えてしまった。
なので超富裕層と呼ばれる者は、新婚夫婦に一定の養育費を支給した上で、その家の妻に自分の子を産んでもらい、その家で育ててもらうのだ。
カッコウの托卵のようなシステムである。完全な一夫多妻制を実施しなかった理由は、一対の夫婦で子供を育てることが当たり前という保守層の意見からである。
また、優秀な者の精子を優先させるため、また先述の未練を断ち切る意味合いを含め、夫には去勢が推奨されている。
妻は実質的に超裕福層の所有物となり、その身体は精子を提供する者に委ねられる。
それでもやはり金銭を支払ってもらい生活を安定させてもらった上に子宝まで授かれるのだから、これは「サービス」なのだ。
DVDはリサが無事受精したところで終わった。
そしてリサは受胎し、そして第一子の出産へ至った。
その間、リサの身体は男の物となっていたので、妊娠中の腹を抱えてでも性欲処理に出向いていた。
もちろんそんなリサも所詮は男の抱える多数の女性の中の一人でしかないので、特に大切にされるわけでもない。
オナホールのように中の下の膣を差し出して腰を振り、射精まで導く作業を行うのみである。
定期的に呼び出される乱交パーティーでは完全に数合わせの人員。臨月になっても色々な男たちに使用されたのだった。
第二子を身籠った頃にはバストはHカップほどになっていた。
乳首や性器にはピアスが開けられており、髪の毛は金髪に脱色され、顔もずいぶん整形が加わった。
だが、男に悪意があるわけではない。人妻を弄ぶようなサディストでもない。
男にとってリサはその程度の存在でしかないのだ。
自分のおもちゃをなんとなく改造してみるといった程度の気持ちで動いており、悪意はないのだ。
第三子を身籠った頃には夫のマー君ですら見覚えのない顔へと変えられていた。
もはや以前の妻の面影はまったくなく、目も鼻も可愛らしい白人女優のようだ。胸もJカップほどの卑猥な爆乳だ。
全身のタトゥーは頬にまで及び、男の経営する会社のうちの一つのロゴが掘られていた。これも理由は「なんとなく」である。
嫁の肉体に手を加えられてゆく様子をマー君は黙って見ている他ない。
第四子を身籠った頃には胸囲は1m20cmを超えてしまい、臨月にもなると華奢な身体に三つの大きな膨らみが異様に目立つ。
背中側から見ても横乳がはみ出るほどの超乳と、人前に出れないほどの過激な刺青の数々。
徹底的に蹂躙され尽された妻の過剰なまでのエロティシズムを見て、夫のマー君は勃起もしないペニスをひたすらしごき続けたのだった。
だがリサへの執拗な肉体改造も、男の「ちょっとやりすぎたかな」の一言で終わることとなった。要するに改造し過ぎて飽きてポイしたのである。
もちろん、こんなケースは稀である。
他の超富裕層の男たちはもっと良識的なのだ。相手夫婦の精神的負担を避けるために人工授精などの手段をとるケースもある。
本来は社会を健全に回すために「サービス」なのだ。彼ら良識派は精子だけ淡々と渡して自分のDNAの繁栄を目指すのみである。
また、資金援助の他に風俗店を紹介してもらえるケースもあり、ソープ嬢として働けるよう話をつけてくれる場合もある。
その一方、悪質な支配欲を抱えている者の場合は苦痛や負担を増やす方向に動く。
麻酔無しで睾丸を万力に固定し、嫁にギチギチと締め上げさせじわじわ破裂させるケースだってある。
その嫁だってキャハハと笑い面白がっている場合ではない。後に同程度の暴力をさんざん振るわれるのが末路なのだから。
去勢された夫の目の前で、妻を苦しませ呻かせることがたまらなく楽しいといったサディストだ。
さて、ずいぶんと変わり果てた姿となった水野リサだが、子育てをしている様子を見るに不幸せそうな感じは見受けられない。
金髪もピアスも整形も刺青も豊胸も、異様といえば異様だが、ただの海外のスレた売春婦に見えないこともない程度だ。
ただ、笑顔だけはかつてのDVDと同じ優しい表情をしており、中身は変わっておらず、4人の子供を大切に育てる健全な人妻である。
種がどうあれ、授かった子宝は紛れもなくリサとマー君とで育てる家族ということらしい。
そのマー君はといえば、リサ以上に異様なことになっていた。
この家には夫がいないんじゃないかと思ったほどである。元々女顔だったマー君は全身脱毛から始まり徹底的な改造手術を受けて女性へと変わっていた。
原型をほとんど留めないまでに徹底した改造は、他の女性と比べても遜色が無いほどである。
例の男は水野家に金銭援助を増額させることを引き換えとして、夫の女性化に着手したのだ。
そのバストもようやくかつての妻のように形の整ったCカップにまで至った。妻はそんな夫をマミちゃんと呼ぶようになった。
今では、男はリサと共にマミを呼び出して性的な奉仕をさせている。
妻の熱心な指導もあり、元夫のマミも男の肉棒を咥えるのが上達してゆき、精液も喜んで飲めるようになった。
こうした女性的な仕儀に加え、ペニスを切断したおかげで精神も女性化していった。
リサは切り取られた夫のペニスを夫自身にしゃぶらせて「あららー?大きくならないよー?」などと遊んだ。
その後ペニスは尿道から半分に裂かれて妻と男に精力増強剤として振る舞われ、第五子を作るために用いられたのだった。
マミは男の前にひざまずき、二つの睾丸にうやうやしくキスをして「妻を孕ませてください」とお願いする。
セミロングの髪を振り乱し頭を前後させ、かつてリサがしたように男の太く硬くたくましいペニスを喉奥まで使って快楽を与える。
完全に勃起してきたペニスは妻の膣を奥深くまで貫き、射精し、愛液と精液の混ざったドロドロのペニスをマミは口を使ってきれいにする。
尿道の奥に残っている精液を唇でしごくように吸い出し飲み干し、亀頭もカリもトロンとした目付きで愛し気に舐めまわすのであった。
歪な関係だが、水野婦妻は幸せそうであり、家庭も円満なので問題は何一つないのであった。
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投稿:2015.10.09
夫の去勢。妻の改造。代理種付けサービス。
著者 issei 様 / アクセス 28127 / ♥ 16