とある町の高校生、みおりとケイト。二人は空手道場に通っている。
この頃、みおりとケイトには大きな力の差があった。組手をしても、試合をしても、はたまた喧嘩だってケイトはみおりに勝つことはできなかった。
それは反則などではなく、みおりは純粋に強いのであった。
ケイト「ま、、まだだ!俺は負けてねえんだよ!」
みおり「まだやるの〜?もう30分だよ?今日はこのくらいにしとこ?」
ケイト「…クソッ見下しやがって、、、見てろ!すぐにお前に泣きべそかかせてやる」
みおり「ふ〜ん、いいわよ、でもどんなに頑張っても、ね…」
ケイト「なんか言ったかクソ女!」
みおり「何も言ってないわよ!せいぜい私に一発くらい入れられるように頑張れば?」
ケイトは女に負けるという屈辱、ズタズタにされた男としてのプライドを奪いかえすべく、朝から晩まで練習に励んだ。
並みの努力ではない。男子県大会では二位という結果を残し、道場でも誰もが認める空手家となっていた。
一年以上の月日を経て、最強の名を欲しいままにしたケイトは今度こそとみおりに決闘を申し込んだ
ケイト「俺もなぁ…ここまで強くなれたのは自分でも驚きだよ、さすがの俺も女に手を出すわけにもいかねえし、不戦敗でもいいんだぜ?」
みおり「なに少し強くなったからって調子乗ってんの?不戦敗なんてしないわよ!また泣きべそかかせてあげるわ」
ケイト「ふぅ。ま、いっかやろうぜ、その代わりギブアップは無しな」
みおり「あなたこそ、男子の中で強くなったからって甘く見ない方がいいわよ」
決闘が始まった。審判は同じ道場のゆかり、観客も集まってきた。みおりの友達のももこ、よしかも応援に来ていた
さすがのケイトはみおりを力で押していく。
みおり「(、、、!まさかここまで強いだなんて…)」
ケイト「オラッ!オラッ!この程度かよ!」
みおり「キャッ、や…やだ、胸がはだけて…」
ここで審判のゆかりが一旦試合を止めた。ケイトも余裕があったのか文句は言わなかった。
みおり「あんた、認めてあげるわ。並みの努力じゃないはずよ、でもね…男と女じゃ初めっから勝負は決まってるのよ」
ケイト「…?」
みおり「これ…ファールカップ。付けなさいよ」
ケイト「お前、俺に一発も入れてないくせにそんなこと言えるのか?馬鹿らしい、いらねえよそんなもん」
みおり「そう…分かったわ。そういえばゆかり覚えてる?私と組んだあの男、金的蹴りで一発KOよね笑笑」
ゆかり「あったわねぇ…壮絶だったわぁ、あの顔(笑)痛かったんでしょうね〜」
みおり「泡吹いてピクピクしちゃってさ、ほんと、一発なんだよねー」
ゆかり「男子は玉がぶら下がってるから、女子との試合じゃ勝負にならないんですよ、最初から」
みおり「そうそう、だからやりたくなかったの、私が最初から玉狙ってたらケイト、今頃気絶してるよ?」
ゆかり「そうよね、可哀想。私たちには分からないけど、今までの努力とか全部意味無いもんね、蹴られたら終わり、そこで終了なんだもん」
みおり「そういうことだからさ、まあ頑張りなよ、必死に玉守りながらね笑」
試合は再開された。みおりが積極的に攻めている、さすがのみおりもケイトの攻撃パターンは読めてきた
みおり「ふふっ必死に腰引いちゃって笑、勝負にならないわよ」
ケイト「うるせえ、、ぶっ飛ばしてやる」
その瞬間、ケイトの意識が途切れた。
みおりの足の甲はケイトの玉をしっかりと捉え、普段はありえないような変形を金玉に与えた
みおり「あー、ほら。終わっちゃった、これどーしよ」
ゆかり「まあこうなるわよね(笑)起きるまで待ってあげましょう」
10分が経過した。ケイトは目を開け、股間を襲う激痛に丸くなって泣いた
ケイト「あ、、アッアッい…痛いいぃぃぃぃ!!」
応援しに来た二人はこれに笑い出した
ももこ「あははっ!玉蹴られただけじゃん!どうしたのよ笑」
よしか「私たちには分からない激痛を感じてるんだよコイツ、無様でしょうがないわ〜」
みおり「私もこれは使いたくなかったけどね。悪かったわよ、あなたの努力も全て、なかったことにされちゃったものね、、、」
ゆかり「だから最初から勝負は決まってたのよ。女子には勝てないわけ」
みおり「そうね、あなたが玉をぶら下げて産まれてきた時点で敗者なのよ、可哀想な話だけどね」
ケイト「ふ…ふざけやがって!反則だこんなの…」
みおり「まだ言うの?あなたをバカにしているのではないのよ、これは自然なことなの。玉を蹴られたら男の子は終わりなんて仕方のないことじゃん。私たちは何も思わないよ」
ケイト「てめぇら…」
ケイトは油断していたみおりの顔を本気で殴った。みおりは唇から血を流して1メートルは飛んだ
ももこ「ちょっと!なにしてんの!」
みおり「もう怒ったわ。あなたに手加減は必要無いわね。あなたが男女対等を望むのならそうしてあげる。私も本気であなたを倒すわ!」
ももこ、よしか、そしてゆかりはケイトの四肢を広げて抑えつけた。もがくケイト、それすらも押さえつけてしまう三人はやはり空手上級者なのだろう
みおり「、、、、、潰すわ、、」
ケイト「待っっっそれだけはああああああお願いです!潰すのだけはやめろ!!!」
ももこ「な〜に一生懸命になっちゃってんの?みおりは女として、男を終わらせてあげるんだよ?」
よしか「あなたが望んだのよ、男女の差がわからないのでしょう?思い知らせてあげるわ」
みおり「はあ…こんなもの二つでコイツは終わりなのね…」
ゆかり「さあ、どうぞ」
ケイト「やめろおおおおおおおお嫌だあああそれだけはそこだけはあああ」
みおり「グッッッッ」
ブチッブチブチッグシャアァアアア
音を立てて潰れた。それと同時にケイトの叫び声も糸が切れたように消える
みおり「あなたの男としての人生もここで終わりね」
ももこ「ま、ある意味自然よね、使えない男は女に玉を潰されればいいのよ」
ゆかり「泡どころじゃないわ、痙攣に鼻水にもう…悲惨ね」
みおり「あっけなかったわ、こんなものよ、男なんて」
4人は無惨にも潰されてしまった金玉をまだ股間にぶら下げているケイトを振り向きもせず道場を後にした
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投稿:2016.01.11
可哀想な男の物語
著者 美少女JK 様 / アクセス 18157 / ♥ 3