南はかろうじてスカートを捲られるずにすんだ。
友人は股間を押さえながらなんとか立ち上がり、
「痛いじゃないかよ」
と言ってまた膝をついた。
「ふ~ん、そんなに痛いんだ」
南は不思議そうに友人の顔と股間を交互に見た。
「でも胸揉めたんだからよかったでしょ」
「ふざけんなっ、お前のない胸揉んでも楽しかねーよ」
南の顔が凍りついた、それから徐々に赤くなり始めた。
股間を覆っている友人の両手を無理やり引放し、手首を掴んだかと思うと
南の蹴りが友人の股間にヒットした。
「ぎゅっ」
膝をついている上に両手で防御もできない状態で蹴りを入れられたら
相当な痛みのはずだ…思わず自分の股間を押さえてしまった。
声にもならない声を上げて、友人は苦悶の表情を浮かべた。
「私の胸のことバカにした罰よ」
手首を離すと友人は股間を押さえ横に倒れた。
友人に近づき、
「おい、金玉は大丈夫か」
「わからない、とにかく痛い」
「もしかして金玉潰れちゃった?」
南が少し心配そうに聞いてきた。
「うーん、たぶん大丈夫だと思うけど、金玉って女子の握力でも
潰せるって聞いたことあるし」
「じゃあ確かめるしかないわね」
そう言うと南は友人の両手を股間から引き離し、ベルトを外し
スラックスを脱がし始めた。友人は痛みのせいで抵抗できず、
されるがままになっていた。
「おい、何やってんだ」
「何って、金玉潰れてないか調べるのよ」
確かに金玉が潰れていたら大惨事だが、蹴った張本人、それも女子が
調べていいものか…本来なら止めるべきなのかもしれないが、
こんなことそうそうないので見守ることにした。
「ちょっと、利矢子も手伝ってくれる?」
二人でスラックスを脱がせ、友人の下半身はトランクス一枚だけとなった。
「じゃあパンツも一気に脱がせましょ」
二人はトランクスに手をかけると、一気に引き脱がした。
友人のぺニスと金玉が女子二人の目に晒されてしまった。
続く
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投稿:2017.06.18
断れなくて2
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