女子二人の目に晒されてしまった友人のペニスは痛みからか縮こまっていた。それでも包皮は剥けており、包茎の自分としては少し羨ましかった。
金玉のほうは腫れもなく、無事そうだったので安心した。
「利矢子ってちんちん見たの初めて?」
南がそう話しかけると利矢子は頬を赤くしながら小さく頷いた。
「今は痛みで小さくなってるけど、男子ってちょっとしたことで興奮して大きくなるんだよ、そうでしょ?」
自分の方を向きながら同意を求めてきたのでしかたなく
「まあ興奮すれば勃つよな、勃たなかったら男としては問題あるだろ」
とぶっきらぼうに答えた。そんなことより金玉は無事そうだったので、早く友人にパンツを穿かせてやりたかった。
「とりあえず金玉は腫れもなく無事そうだから、パンツ穿かせてやれよ」
「さわってみないとわからないじゃない、これから確認するから」
「さわるって本気か、南恥ずかしくないのか?」
「もうこの状況で十分恥ずかしいわよ、でもこんな機会めったにないから」
どうやら南の興味は金玉が潰れているかよりも、そのほかのことに移っているらしい。
「よーし、まず金玉が本当に潰れてないか調べましょ」
南は右手で袋を包むと、親指と人差し指で中の金玉をつまみだした。
「ぎっ」
友人はまだ痛む金玉をつまれて痙攣を起こしたようにビクッと腰を動かした。
「さわんな」
友人は両手で南の手を引き離しに行ったが、南が親指と人差し指にさらに力を加えると、手首を握るので精いっぱいだった。
「ちょこっとつまんだだけでこんなに痛いんだ、男子って大変だね」
南は軽く笑いながら金玉をコリコリしだした。
友人はもう声も出せないのか、呼吸が浅く早くなっていった。南の手首を握っていた手も、そんな余裕なく握り拳を教室の床に押し付けていた、
拳を押し付けることによって、痛みから少しでも備えようとしているようだ。
続く
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投稿:2017.06.18
断れなくて3
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