「そう、じゃあ早速脱いでもらおうかしら」
そうは言われたものの、いざとなると女子二人の前でぺニスと金玉を晒すというのは勇気がいった。
「脱がないの、脱がないなら」
南は友人の金玉にデコピンした。気絶しているとはいえ、その痛みに身体を硬直させた。
「わかったよ、脱ぐよ、脱げばいいんだろ」
ベルトに手をかけファスナーを下ろし、スラックスを脱いだ。まだボクサーパンツが残っているが、ここからなかなか手をが進まない。
「何してるの、早く脱ぎなよ」
南が急かしてくる。利矢子もジーッと自分の股間を見つめている。
急に南が近づいて来て、
「早く脱いだ方がいいよ」
と言った瞬間に南の爪先が股間にめり込んだ。
「ぎゃっ」
味わったこともない痛みが股間から全身に走った。股間を押さえ、女座りのように座りこんでしまった。
「ねえ、早く脱いでちんちん見せてよ」
南はニコニコしながら言った。脱がなかったら何をされるかわからない、仕方なく痛みに堪えながら立ちあがり、パンツを脱いだ。
二人の視線は今、自分のぺニスと金玉に注がれてる。こんな情けなく恥ずかしい思いは初めてだった。
「あっ、包茎だったんだ」
南がストレートに気にしていたことを言った。
「利矢子見て、これが包茎って言うんだよ」
「包茎ってちんちんの先が隠れてることだっけ?」
「そう、今倒れてるあいつは小さいときでも皮が剥けてるじゃない、でも包茎は見ての通り常に皮が被っているの」
さんざん包茎であることをバカにされて、悔しくてしかたがなかった。
「包茎だと早漏で短小なんでしょ、かわいそうだね」
南は笑いながらぺニスを指差しながら言った。利矢子もちょっとかわいそうだね、と言いながらぺニスをバカにしたように見ていた。
「もういいだろ、見せたんだから」
早くパンツを履きたかった、これ以上、自分のぺニスが女子にバカにされるのは堪えられなかった。
「そうだね、約束だしね。パンツ履いていいよ」
南がそう言いながら、しゃがんでぺニスをまじまじと見始めた。
早く履こうとパンツに手をかけると、その視線の先には、南のパンツが見えていた。
ギンガムチェックのかわいい感じの…その瞬間、ぺニスが反応してしまった。
「あっ」
南が小さく声にだすと、笑いながら、
「どうしたの、なんかちんちんピクピク動いてるけど」
続く
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投稿:2017.06.19
断れなくて5
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