「お嬢様、朝の乳搾りに参りました」
そう声がして扉がガラガラと開けられる。
マイクを持った女性と看護師、黒服の男たち、それにカメラマンだ。
私は思わず股間を手で隠して後ずさった。そんなことをしても硬い鋼鉄の「馬」に乗せられるのはわかっているのだが。
「お嬢様、おはようございます」
あっと言う間に、男たちに両腕を掴まれ、石の壁に押さえつけられる。
股間と乳首だけ切り取られた恥ずかしい女子用スクール水着の股間には肉棒がそそり立っている。
カメラは非情にも、硬い肉棒と私の身体を包む変態的な水着、そして、私の顔を舐めるように映す。
「おやおや。お嬢様、もうこんなにいきり立ってしまって。恥ずかしいことをされるのがそんなに好きなんですか? 変態お嬢様でちゅねえ」
女性はそう言いながら男たちと看護師に合図をする。
「はい、サドコさま」
彼らにひっくり返され、おしりに痛みが走った。女性ホルモンの注射らしい。そのせいか、最近は明らかに胸が膨らみ始めている。
終わると尻を叩かれてまたひっくり返された。
「それで去勢する気になりましたか?」
女性はマイクを私に向けた。
私は首を振って否定した。
「さあ、カメラの前の皆さんに」
実は私は大富豪「美耶野川」(みやのがわ)の跡取りなのだ。
しかし、何者かに誘拐され「去勢」を迫られている。
おそらく、私が「美耶野川」の次期当主になれないようにと願う一派の仕業なのだろう。
「去勢」するまで男たちに陵辱され、しかも、その様子がネット配信されているらしい。
「去勢なんかしない」
「まだ去勢しないなら今日もたっぷり乳搾りしましょうね」
言葉は優しいが伸びた爪をカリに突き立てる。
「ぐぐ」
サドコは、腰に下げたカバンから黒いハサミのようなものを取り出した、
「これが去勢器具なんですよ。牛か馬を去勢するやつ」
ハサミをカリに押し付ける。
「お嬢様もいつまでも去勢をしぶっていると、こういうので無理やりに去勢することになっちゃいますよ。それとも、馬か牛みたい去勢されたいのかな?」
「そんなわけないだろ!」
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投稿:2017.07.05更新:2017.07.22
お嬢様と呼ばれる奴隷にされて(まだ作成中です)
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