僕はつまらない。
人生がつまらない。
なぜこんなにもつまらない、そしていやなのか。
わからない。
わかりたくない。
他人に自分のことをわかってもらえない。
わかったうえで認めてほしい。
ただ、今まで僕の本性を見せて、僕を見せて、僕と僕が望むように接してくれる人はいなかった。
だから、あのとき僕は彼岸を求めて
彼岸にはそういう世界があると信じて
あの道を踏み出してしまったのだろうか。
これは僕があのときやってしまったことの備忘録だ。
あのとき僕は彼女を…
あの女を愛してしまった。
それが故に、今の現状がある。
彼女との未来を空想し
彼女と生きていく人生を渇望し
それが今やこのざまだ。
もう僕には彼女との未来が見えない。
あのときは現実と地続きになっていた空想が、今となっては妄想でしかない。
だから僕は決断した。
僕はもう僕のやりたいようにやると。
人に愛されるために努力するのではなく。
僕が僕のありたいように在る。
それができればどんなにいいか。
そうして僕は…。
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投稿:2017.07.13
なま
著者 燃えカス 様 / アクセス 9316 / ♥ 0