朝、目が覚めたときに、パンツに手を入れる。
アレがついているのを確かめるためだ。
というのも、男のアレをちょん切られる悪夢を
よく見る。
最近、夢の中で、同じ女にちょん切られる。
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「さて、今日は切られずにいられるかしら?」
またあの女が、俺の夢の中にやって来た。
右手に大きなハサミを持って、ニコニコ笑っている。
「もう7回くらい切ってあげたっけ?
そろそろやばいんじゃないの?」
夢の中に現れては、俺を追いかけまわして
ひきずり倒す。
ズボンを下ろされて、ハサミであっという間に
ちょん切られてしまう。
この女が言うには、夢の中とはいえ何回も
切られていると、本当にチン無しに
なってしまうそうだ。
「ほら、逃げないと切っちゃうよ?
どうせ今日も切られるんだろうけどね」
夢の中の世界を、全力で逃げ回る。
今日はいつもより早く動ける。体が軽い、
この悪夢は今日で終わりだと思った。
「ずいぶん軽やかに動けるように
なったのね。もしかして、コレを切ってあげたからかな」
女は何かをつまみ上げている。
丸ごと一つの男性器をつまんで持っていた。
手で自分の股間をまさぐると、もうすでに付いていなかった。
また切られてしまった。
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この悪夢はいつ終わるのだろう。
眠りから覚めて、トイレに行く、
体が軽い感じがする。特に股間がすずしい感じがする。
嫌な予感がした。
トイレに入って、パンツを下げると、
付いているはずのアレが跡形もなくきれいに
無くなっていた。
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投稿:2018.02.07
切られる夢
著者 ゆめ 様 / アクセス 7155 / ♥ 4