初投稿です。誤字は許してください。
テレビで恐ろしい病気が紹介された。なんと男性が女性に意思とは関係なく体つきが変わってしまう病気だという。
今回はその恐ろしい病気についてみていこうと思う。
(この物語はフィクションであり、実際の人物とは関係ありません)
元ネタ 「胸が膨らんできた…」病気?体が女性化する男性 youtubeより
【学生編】
最近胸が痛痒い、そんな風に感じていました。
中学に入ると、しんじくんは胸に痛みを感じていた。触ると針が刺さったように痛痒く、また、すこし会館でもあった。
同級生の男の子たちはみんなひげが生えてきてすこしずつ男の体に代わっていった。
しんじくんも心の中でそんな風にこれから変わるのだろうと呆然と考えていた。
ある日、しんじくんが学校に行くと、上履きには画びょうが入っていた。
「おい、男女、お前胸があるんだろ」
同級生にそんなことを言われ、気持ち悪いといじめられた。
けられたり、殴られたり、先生はいじめられるほうにも原因があると助けることはけしてなかった。
そんな日々が卒業までずっと続いた。
クラスの仲が良かった子たちもすっかり離れていき、寂しい学校生活だった。
3年生になると、しんじくんの胸はもっと膨らみ、女性らしい腰回りになってきた。
しんじくんは恥ずかしくて猫背になりながら歩くようになった。
男子同級生からのいじめも、あまりにも体つきが女性らしいから気が引けたのか少なくなっていった。
しんじくんは、長いいじめの中で、少し心が疲れてしまっていた。
男の子の体になんてなりたくない。
自分もあんな乱暴者の男の子と同じなんて嫌だ
そんな気持ちがふつふつとわいてきていたのだった。
【社会人編】
しんじくんは社会に出ると工場労働者になった。
すっかり心を疲弊した彼は大学まで進学することはできなかった。
しんじくんの体は本人の意に反してすっかり女性になってしまった。
街を歩いていると、女性が耳元でブラジャー着け忘れてるよと話しかけられた。
Tシャツで歩く彼は乳首がポチっと服の上に出ていて、短髪の髪の毛で化粧をしない様相は不可解な変わった人間だと思われた。
しんじくんは髪を伸ばし、ブラジャーを買い、化粧をして生活をするようになった。
今までとは違ってしんじくんは背筋をのばして街を歩くことができた。
街を歩くと男の人に声をかけられた。
とてもびっくりしたけれど、学生の時みたいに威圧的な話し方ではなく、やさしい口調でお茶を誘われた。
すっかり女性の容姿になった彼はこう思った
男の子として生きられないなら女の子としてふるまえばいいと
しかしそれも長くは続かなかった。
しんじくんの親は心配し、彼を病院へいれたのだった。
治療をすればひげも生えてちゃんとした男になりますよといわれ、しんじくんは思ったのだった。
男の子に自分はなりたいのか?
男の子に自分はなりたくないのではないか。
【決断と結果】
都内を歩いていると同級生の姿をみつけた。
数年前高校で一緒だったしんじだった。
しんじは、結局タイにいって性転換手術をうけたようだった。
すっかり髪が伸びて、おしゃれなワンピースを着て歩く彼女は、学生時代よりも輝いて見えた。
タイで取ってきたのはしんじには不要になったペニスだけじゃなく、自信のないしんじの過去だったのかもしれない。
しんじは都内の飲食店で働いているらしい。
今の名前はのぶみらしい。
彼女の過去を知らない人は彼女を男性だったとはもう思わないだろう。
夕暮れの原宿、明治神宮から吹く風がしんじのワンピースに当たった。
ワンピース越しにしんじの大きな胸とすっきりした股間がしんじはもう俺の知るしんじじゃないことを俺は悟った。
-
投稿:2019.05.26更新:2019.05.26
実録!おかま病
著者 魔法使いの俺 様 / アクセス 4862 / ♥ 4