私が小学生5年生だったときの話。
クラスメイトにY君という男の子がいました。
Y君は男の子なのに可愛い顔つきで性格もなよなよしていて体型も華奢で女の子みたいな子でした。
Y君はクラスの男子から「オカマ野郎」とか言われていじめられていました。
Y君へのいじめは日に日に酷くなり、プロレスごっこという名の技掛けやズボンをズラすなどの行為にエスカレートして行きました。
そんな事が続いていたある日のお昼休みの事です。
クラスのA君がいつものようにY君にプロレス技をかけていると、
Bちゃんが声をかけてきました。
「Y君ってさあ?本当にちんちん付いてるの?」
Bちゃんは色白で頭も良く大人びた美人でクラスの女子の中心的な女の子でした。
A君が技を掛けながら言いました。
「お前変態かよwwでもこいつカマホモだから付いてねーんじゃねーの?」
Bちゃんが笑いながら言いました。
「確かめてみようよ。」
Bちゃんはそういうと技をかけられて動けないY君のズボンを脱がせました。
「一応ついてるんだ。」
Bちゃんが言います。
続けてA君が言いました。
「お前wwマジかよwwやりすぎだろwww」
Y君が言います。
「もう許して。A君も離してよ…」
A君は離しません。クラスメイト全員の前で股間を露わにされて、Y君は泣いてしまいました。
「男のくせに泣き虫なのね。」
Bちゃんが見下したような顔でY君に言います。
「もう男辞めたら????」
Bちゃんはそういうと筆箱からカッターナイフを取り出しY君のペニスを切りとってしまいました。
クラスが一気にどよめきたちました。A君は慌ててプロレス技を解きました。
「お、おい…マジでヤバイってマジでどうすんだよ。」
クラス女子の一人が先生を呼びに行きました。
「うぅ...あぁ...痛い。助けて...」
Y君のうめき声がクラスに響きました。
「ふーん。くだらない。こんな泣き虫のちんちんなんて取っちゃえばいいのよ。」
Bちゃんはそう言うと持っていたペニスを窓から投げ捨てました。
Y君のズボンとBちゃんの白いワンピースは赤く染まっていました。
先生が駆けつけてきました。
「どうしたの?何があったの?今救急車呼ぶからね。どうしてこんな事に...」
野次馬だらけの教室に救急車が来てY君は連れて行かれました。
そして、BちゃんとA君は駆けつけた先生に連れて行かれました。
その日の午後の授業は休みになって次の日も休みになりました。
4日後の週明けに学校は再開されました。
BちゃんとY君はそれ以来二度と学校には来ませんでした。先生は転校したとだけ話しました。
A君はそのできごと以来すっかり大人しくなって、人をからかったりプロレス技をかけたりしなくなりました。
幼少期のトラウマをたまに思い出して私は「あの二人は今頃どうしているんだろう」と物思いにふけるのでした。
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投稿:2019.06.19更新:2019.06.19
小学校であったこと
著者 シュガー 様 / アクセス 12243 / ♥ 12