「よく見ると、ナギさんのすげぇ」
バスルームでケイがナギのピアスが入っている肉棒を見ながらシャワーを浴び、彼に言った。
改めて見た亀頭にピアスを入れているナギのペニスには包茎手術特有のラインがうっすらと見え、しかも太く長く、その根元から爆弾テロで失った袋の跡に向けて縫合の傷跡がうっすら残っていた。
「触ってもいいよ」
ナギが言う。
ケイがおそるおそる手を伸ばしてナギのモノに触れた瞬間、一緒に入ることになったサスケがケイのペニスを眺め、そして指先でつついた。
「どうしたの。サスケ君」
「いや、ちょっとうらやましくて触っちゃったよ」
サスケがケイに言った。
「何が?」
「ズル剥けちんぽ。オイラもズル剥けにしたい……」
切実な願いをサスケが言う。
ケイはどうしようかと悩んだが、サスケに
「じゃぁ、剥いてあげようか」
と言った。
サスケはケイの言葉にちょっと驚いた様子だったが、
「ほんと?」
と聞き返した。
「うん。じゃぁ、目をつむっていて」
ケイがサスケに言う。
ケイがサスケの包茎ペニスに触れると、サスケのモノはたちまち元気になった。
ケイがゆっくりと被っている皮を下に下げると亀頭が現れ、その痛みにサスケが顔をゆがめた。
完全に現れた亀頭の恥垢をケイが洗い流す。
するとそれを見ていたナギが、
「ケイ。これを嵌めるんだ」
と、どこに隠していたか知らないが、シリコンゴムで作られている矯正リングをケイに渡した。
「うっ……」
矯正リングを亀頭の下の溝に嵌められたサスケがびくりと体を震わせ、呻き、射精した。
「終わったよ」
ケイが射精したサスケに言った。
「どう?」
「ありがと。でもなんだか、変な気持ちだぁ」
サスケが率直な感想を言う。
体を洗い、そして寝室に戻る。
「サスケ君ってさ。すごいよね。一枚布をパンツにしちゃうんだもの」
ケイが脱衣所で長い木綿布でささっと局所を覆い隠したサスケに言った。
「フンドシのこと? 長いのがタマにキズだけど、締め付けがたまらんのよ」
サスケが答える。彼は褌フェチらしい。
そのうちサスケとケイがいろいろと話すうち、だんだん打ち解けていった。
「そ、そうだったんだ。へぇ」
両方のタマをなくして偽睾丸を入れられたことをケイがサスケに話すと、サスケは目を丸くした。
「ケイちゃん。オイラを見てどう思った?」
サスケがケイに聞いた。
「ちょっとびっくりしちゃったけどね」
ケイが苦笑する。
サスケがナギと出会ったのは、爆弾テロ事件に遭い負傷して搬送された病院内だったかららしい。
サスケは両親をテロで失い、飛んできた破片で左目を失明し、負傷した左足も治療中に細菌感染が起こり、経過もあまりよくなくて切断されたことをケイに話した。
「そのとき、アニキがオイラを引き取ってくれたんだ」
サスケがケイに自分のことを話した。
「どうやら、仲良くなったようだな。さて、レクチャーするかな」
二人の会話の外に投げ出された感じのナギが準備を始めた。
「二人とも。裸になれ」
ナギが会話を楽しむケイとサスケに言った。
「アニキ。するっすか?」
何かを勘違いしているようなノリで、何か別の期待をしているようなサスケが言った。
「するけど。尿道オナニーのやりかただな」
ナギが言う。
ケイはドキドキしてきたし、サスケはやはり何かを勘違いしていた。
「じゃぁ、このシリンダー被せるよ」
ケイの肉棒の根元にゴムパッキンを装着したナギが、興奮気味のケイに言い、ガラスの円筒を被せた。
ナギは続いてゴム球を握り空気を抜いてゆく。
「あああっ ち、ちんぽが。ちんぽがぁぁ」
ガラスの円筒の中の彼の肉棒が、空気を抜かれるに従い、赤黒く怒張しはじめ、茎の表面に血管が浮き出てカチカチに勃起した。
ナギがガラスの円筒を外すと、勃起したケイの肉棒にローションをたらし軽くこすると、ケイが刺激に悶えた。
「じゃぁ、入れるよ」
ナギが先に細長い球体のついたステンレス棒を、ケイの尿道口に軽く突っ込んでは抜き、徐々に深く差し入れていくと、苦痛の表情を浮かべていたケイの表情が変わり、喘ぎ始めた。
「あ、ああ。イクッ イクゥゥ…」
それでもナギの手は止まらず、尿道内をこすり、抜き始めると
「ぬ、抜かないでぇぇ」
とケイが言った。
ナギがステンレス棒を抜くと、ケイが次々と襲ってくるドライオーガムにカウパー液を発射して、ぐったりとその場に横たわった。
「次は。サスケ。お前は、包茎矯正中だから、アナル開発してやる」
ナギが言うと、サスケは不満を漏らしたが、ナギの手によって貞操具をつけられた。
四つん這いにさせられて、菊門にローションをたらされたサスケはだんだん興奮してきた。
ナギの義手がサスケの丸い尻を撫でまわし、右手が袋の付け根と菊門のあたりを刺激する。
ぬちょり、と菊門にナギが指を入れ、かき回すようにして広げると、サスケの口から喘ぎ声が漏れた。
ナギが指を抜くとサスケがびくりと体を震わせ、ナギがクスコを差して菊門を広げた。
しばらくそのまま放置されたサスケは、ブットプラグを挿入されて調教ベルトで固定された。
「い、イクッ イクゥゥ~」
貞操具で勃起を封じられ、挿入されたブットプラグで前立腺を刺激され、どっちにもならぬ快楽にサスケは溺れる。
ナギは自分の菊門を自分で広げると、極太のディルドをまたぎ、菊門に挿入してアナニーを始めた。
「う、ぁッ」
ナギが絶頂を迎え、透明なカウパー液を大量にピアス入りの肉棒から出した。
その狂宴は数時間に及んだのだった。
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投稿:2019.07.25更新:2019.07.25
宦官になっちゃった(その4)
著者 石見野権左衛門 様 / アクセス 3588 / ♥ 2