大阪K橋を降りた近くに奇妙なGIRLS BARがある。開店17時というのに、そこには既に10人程の列が出来ていて、どことなく落ち着きなさそうな若者や中高年サラリーマンが並んでる。よっぽど人気ある店なのか?
気になったので僕も最後列に並んでみた。
看板を見ると、1時間1000円ポッキリと書いてあり、その代わり延長なし。つまり、どんだけ飲んでも1000円のみなのだ。
店が開き、お目当ての女の子にそれぞれのお客がテーブルに着くのだが、何か様子が変な感じがする。
ザワザワしていて言葉が分からないのだが、共通してるのはほぼ全ての客が何か頼み事してる様に見える。
「初めて?」と僕に声を掛けてくれた女の子が居た。
「私、Y子と言います。この店って安いって評判なの。詳しい事はこの紙に書いてあるから、家に帰ってからでも読んでみて。」と言ってY子は指名客に行ってしまった。
それから数分後、奥のテーブルから叫ぶ声が。
「もぉ―頼むから返してくれよ~。」と男性客の声とグラスが割れた途端、数名の女の子がその客を従業員室へ押し込む様に連れて行った。
何事?と思った瞬間、隣に居た女の子が「気にしないでね。」と語り掛けて来た。
しばらく1人で飲んでると、H美と言う女の子が相手してくれた。やたらと下ネタを振ってくる。アルコールが入ってるから話も弾む。
「お兄さんのオチンチンってどんな形してるの?」と顔を赤らめながら言ってくるH美が可愛く見えて、つい「小さいけど見る?」と言ってしまった。
横に座ってるH美に、座った状態でチャックを開け、少し見せてみた。
その瞬間、「アウト!」とH美が声を出し、僕はさっきの連れて行かれた客と違う部屋へ連れて行かれた。
「貴方はこのお店の規則を違反しました。」
後で分かった事だが、このお店では女の子に触る事は勿論、男性器を出すなど変態行為は全て男の責任として、陰茎切断と書いてあった。
「さっき連れてかれたお客さん、どうなってるか教えてあげよっか。こちらの窓を覗いてみて。」
そこには体格の良い女王様風の女性と数人の女の子がお客を真ん中に囲んでいた。
「このお客は以前、貴方と同じ様に粗相な物を出して陰茎を切断されてたの。それで、どうしても返して欲しいと言って暴れた結果、先ほど残ったタマも切断して女性器に変えたところ。私達はオチンチン欲しい訳じゃないけど、店の方針でやってるの。」
よくみると、その男性客の股間には幼女の様な一本筋のマンコが付いていた。
「お前の股間に付いてる物は何だ?」と女王様の答えに、身を小さくした男が「ぉ、ぉまんこです。」と小さな声で言った途端に
「声が聞こえない!!」
「ぉ、おまんこです。」と男が顔真っ赤に答えると同時に周りの女の子から笑い声が。
「そぉ~だよねぇ~。そのオマンコは、男が付けるものか?それとも女が付けてるものか?」
「ぉ、ぉんな…です。」
「だから声が小さいって言ってるだろ!」
「女です。」と そこには自尊心をズタズタにされた男が項垂れながら泣いていた。
「女なら何も問題無いだろぉ~。これからは女として生きていけよ。」と裏口から追い出されていた。
H美が言った。
「それぞれのお客さんを見てごらん。あの若者も年配のサラリーマンや、あのイケメンの兄さん…みんなオチンチン無くてタマが付いてるだけなのよ。あの中年の男性なんて、奥さんと娘が3人居るんだけど、どうやってオチンチン無いのを隠しているんだろうね。イケメン兄さんも彼女にオチンチン無いのバレだら恥ずかしいよね。だからみんな必死にオチンチン返してもらう為に店に通ってるの。でもタマだけだと男性って苦しいみたいね。タマだけのお客さんがあまりにも苦しそうだったので、別料金で抜いてあげたんだけど、オチンチン無いから結局は私が女の子犯す様に指でなぞってあげたら、パンツにシミが付く感じで精液が全体に広がっていくんだぁ。その時点で男として失格だと思うんだけど、なかなか諦めないんだね男性って。」
このお店の地下室には切り取った男性器が並んでいる。それぞれの男性器の入った容器には切り取られた男性客の顔と、その時の女の子の名前が書いてあるらしい。
多分返してもらえる可能性は無いけど、
僅かな期待を込めて僕は竿無しになった状態を嫁に隠し、H美の元へ通う。
そして今日も別料金を払い、ペタンコになった股間を笑われながらタマを握られて、女の子みたいにパンツの前部分一杯に精液のシミを溢れさせられた。
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投稿:2019.08.19
奇妙なGIRLS BAR
著者 バイチン 様 / アクセス 6288 / ♥ 4