これは、消滅した某有名だったサイトからの転載です。
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「かならず三人以上のグループで行くようにしてください」
担任の先生の注意を守って、にぎやかな博覧会の門を、カリン、ベス、マリサがくぐりました。
この仲良しの三人の物語を中心にして、事の次第をお知らせすることにします。
「どうして三人以上じゃないといけないのかしら」
一番幼く見えるカリンが先を行く二人に尋ねましたが、ベスもマリサもどんどん進んでいきます。
「なにか危ないことがあるのかしら」
仕方なくベスが自分で自分の質問に答えています。
三人の学校は教団付属の学校ですから、博覧会の会場を裸で歩き回っている人々がいても驚きはしません。学校のキャンバスも同じようなものです。
男性も女性も性器の見えない人がいますが、それも教団が主催する博覧会ですから、別にびっくりはしません。
三人ともが、もうしばらくしたら、その人たちと同じように去勢の処置を受けるのです。
「服を買い取りましょうか。皆さんそうされます。この肩掛けのポーチをサービスしますから、貴重品はそちらに入れたらいいですよ」
目印の黒い山高帽をかぶった会場係員がベスとマリサに勧め、カリンが急ぎ足で追いついた時には、二人はもう服を脱ぎ始めていました。
「服を着ていると汚れますよ。それにもし必要なら帰りに同じ値段で買い戻すこともできますから」
カリンも促されてシャツとパンツを下着ごと脱ぎました。
「ロッカーか何かをつくったらいいのに」
そうカリンが呟きますと、
「いえ、この方が便利なのです。もう服がいらなくなる人も結構多いですから。それに会場は何でも高いですから、お金は少しでも多く持っていた方がいいのです」
三人は100ドルづつを受け取りました。
全裸にスニーカー、靴と肩掛けのポーチだけの三人が、浮き浮きとした足取りで進んでいきますと、会場の大通りの真ん中に何本もの杭が打たれている場所があります。
一本一本の杭の下に男性が立っています。
「キャッ、みんなアレが付いてるわよ」
マリサが叫んで、三人が駆け寄りました。
看板が出ています。
この者たちは鞭打ちを望んでいること、遠慮なくいつまでも全力で打ちつづけていいこと、料金は100ドルであること、などが書いてあり、去勢するなら別に100ドルが必要なことも付記してあるます。
「やる ?」
マリサの陽気な声にベスがすぐ同意しました。二人の楽しそうな様子に、内気なカリンの心も弾んできました。三人が取り囲んだ青年が結構ハンサムだったせいもあるようです。
山高帽が近づき、ベスとマリサに黒皮の鞭を、最後のカリンに太いナイフを渡しました。
三人はポーチを開き、100ドルづつを払いました。全部で300ドル。
服を売ったお金は、もうなくなってしまいました。
やっばりここは係員の言ったように何でも高いのだな、とカリンは思いました。
何となく、全部で、つまり鞭打ちと去勢をしても200ドルだと計算していたので、ちょっと騙されたような気がしたのです。
しかし、青年を杭に縛り付け、若々しい肌に鞭が食い込み始めると、そんな気持ちは吹き飛びました。
ベスとマリサが歯を食いしばって鞭を打ち込みます。思いがけず、凄い迫力です。青年も端正な顔を歪め、ウッウッと呻き声を上げて耐えています。
カリンの胸がいっぱいになりました。青年の肉体と自分の肉体がシンクロしたようです。
二人の裸女が汗まみれになって振るう鞭が、たちまち青年の全身を無惨な傷だらけにします。血も幾筋にもなって流れ落ちます。
カリンは自分が鞭打たれているように感じていました。
両足を踏ん張り、乳房を振るわせて鞭を振うたびに、ベスとマリサの性器が開き、赤く充血している中を見せます。
気が付くと、自分たちの周りを見物人が何重にも取り囲んでいました。
カリンは自分の性器も充血していると確信して、真っ赤になりました。気が遠くなりそうです。
「あたたの番よ」
突然声をかけられて、カリンはとまどいました。
「何のためにそのナイフを持っているの。早くしないと、彼、いっちゃうわよ」
マリサに押し出されて、カリンが青年の前に立ちます。
青年が何かを言っています。カリンが青年の口に耳を寄せました。
「君は僕のタイプなんだ。最後に君に会えてよかった」
「私も・・」
子どものような熱心さで、カリンが頷きながら答えています。
カリンが杭に縛られたままの青年を抱きしめました。
そのまましなやかな裸身を下げていきます。青年の血がカリンの真っ白い肌に移ります。
半立ちの青年の性器がカリンのあごに引っかかり、ゆらりと揺れます。
揺れた性器を口でとらえ、そのままくわえ込みました。
ベスとマリサが子どもだとバカにしていたカリンの意外な練達です。
瀕死の青年の性器が青筋を立てて膨らんできました。
カリンが青年の前に屈んだまま、声をかけました。
「切る前に、最後に私に入れたい ?」
今度は青年が、子どものような熱心さで首を振りました。
取り囲んだ観客から拍手が起きました。
屈強な男たちが真ん中に進み出て、カリンの身体を抱え上げ、股を開かせて青年の性器に当てました。ゆっくり進めます。
若さのわりに豊かな潤滑液が、ずずずと太い男性器を迎えました。
男たちはかけ声をかけながら、カリンの身体を前後させます。
カリンは青年の首を抱きしめていましたから、腰と太股がピストンのように動きます。
たちまちカリンが声をあげ始めました。
青年の苦痛とも快感とも分からない呻き声が聞こえます。
カリンが首を反り返らせてエクスタシーに達しました。
青年の射精はありまぜん。
激しい鞭打ちと異常な状況に生理が狂っているようです。
ふたたび青年にしがみついたカリンの耳元に、
「ありがとう。そろそろ切ってもらわないと、身体が保たないかもしれない」
カリンは顔を放し、青年の瞳に覗き込み、接吻をしました。
男たちはカリンを下ろし、円陣に戻ります。
青年の性器は屹立したままでした。
カリンがナイフを掲げ、青年の前に膝を折って立ちました。
自分の肉液で湯気を上げる男性器を清めるように舐めあげます。
青年の焦げ茶色の陰毛とカリンの輝くような金髪が重なって見えます。
亀頭部の先端に唇をつけたまま、カリンの左手が陰茎の中程を掴みました。
右手のナイフを根本に当てます。
青年が全身を硬直させます。観客が息をのみました。
カリンがナイフを上下させます。全然進みません。
「もっと刃を立てて、もっと力を入れて」
ベスとマリサが声をかけます。チアガールのように興奮しています。
カリンがナイフを持ち直し、お尻を持ち上げて全身で切り込みました。
青年の呻き声が大きくなり、性器の根本から新鮮な血が流れ出ます。
カリンは自信を取り戻したように、ナイフを盛んに上下させ始めました。
青年の肉棒の半分ほどが切り込まれると、突き立っていた先端が左右に揺れ始めました。
カリンが左手で先端を倒し太股に押しつけました。青年の性器の硬直は解けません。いよいよプリプリと震え、立ち上がろうとしています。
かまわずカリンは、開いた傷口にナイフを入れます。
今度は簡単に青年の肉が刃物を受け入れ、さくさくと切れていきます。
肉棒が最後の皮を切断され、カリンの左手に載りました。どっと歓声がおきます。
二の腕で額の汗を拭ったカリンが、青年の顔を見上げました。
青年も力を抜き、笑顔を返したように見えました。
山高帽の係員が近づき、掲げた銀色の器をカリンに差し出します。
カリンは左手の青年の性器をその上に載せました。二十センチほどの見事な収穫です。取り巻いた観客の男女が、それぞれに溜息をついたようです。
係員がカリンに青年の陰嚢を示しています。
青年も頷いています。
カリンが肉の袋を引っ張りました。陰茎がすでにありませんから、動作はやりやすいようです。
ずるずると引き出されています。青年の肉の袋が三十センチは伸びました。陰茎との境の上半分がすでに切り離されていたからでしょうか。
伸びた肉に無造作にナイフを当てると、簡単にさくさくと切れます。
青年も痛みを感じないようです。むしろ恍惚とした表情に見えました。
切り取られた陰嚢はカリンの左の手の平いっぱいになりました。
山高帽が大げさな身振りで受け取ります。
青年は使命の大方を無事果たして安堵したようです。
カリンが立ち上がり、青年を抱きしめ、キスをします。
大きな歓声です。
(注:この話はこの後も去勢とは関係ないストーリーが続きますが、このストーリーの転載は、去勢描写に関する部分(ここ)までです)。
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投稿:2020.02.17
323話 去勢するなら別に100ドルが必要なこと & 324話 カリンが肉の袋を引っ張りました
著者 甜菜てれびくん 様 / アクセス 3923 / ♥ 2