もう行われることがないと思われていた凶悪犯罪者の死刑。
数ヶ月を経て再び任務につくことになる。二人の友人と共に……。
暖冬続きで、冬らしい寒さが数日しか感じられないまま春を迎えようとしているとある小学校。
菅野莉央の周りではここ数ヵ月では色々なことがあったが、最近は落ちついた学校生活が続いていた。
国の機関である特殊任務省から菅野莉央に連絡が入った。
「○○県○○市、○○小学校の菅野莉央に命ずる。犯人、宮崎俊男55歳は、同じく○○県に住む一家五人を惨殺。父親52歳を包丁で刺殺、妻42歳をレイプした後、絞殺。娘の三姉妹全員を拘束して順次レイプして、その後で三人全て首を切断して殺害。更に金目のものを奪って逃走。稀にみる最強レベルの犯罪者のため、一度は廃止した残酷処刑島での拷問処刑の再執行を命ずる」
「あの……真紀さんたちは来てくれるのですか?」
「木村真紀、大山加奈、鬼頭美紅の……君以外の死刑執行人三人は、今回身内の喪に服すため、免除となる。君のクラスメイトの結城明日香と富田美香の二人を新たに残酷処刑島での処刑執行人として命ずる」
「…………あの、ちょっといいですか? あの子達は残酷な気性とはいえ、人を殺せるほどの器は持ち合わせてないと思います。まだ小学生で女の子だし。どうかあたし一人でお願いします」
莉央は二人の友人に、処刑任務をさせまいと特殊任務省の長官にお願いした。
「実は、今月に起きた映画館での爆弾テロ、死者数15人の犯人、18歳の男女二人の処刑も重なっている。菅野莉央一人では荷が重すぎるため、友人の二人の協力は命令である。あの二人は私達の情報によると、尋常ではない残酷さを持ち合わせているようだ。二人に処刑方法を教育しながら執行してくれたまえ。分かったね?」
「はい。わかりました。仕方ありませんね……。まぁ確かに拷問中でもかなり楽しそうな二人だから心配ないか……」
携帯での会話を終えて、教室に戻る莉央。
結城明日香と富田美香が談笑している間に割って入る。
二人に国の特殊任務省からの命令を告げる。
「え? 冗談でしょ? 莉央ちゃん……私は人なんか殺せないよ」
結城明日香はひきつった笑顔で断る。
「ごめん、あたしも無理だわ……やっぱ拷問と違って殺してしまうのは勘弁して……莉央ちゃん」
富田美香も正義の処刑とはいえ、殺人には拒否反応を示した。
国の命令だからどうしようもない旨を二人に説明して、半ば強引に残酷処刑島への出港を納得させた。
残酷処刑島での特殊な死刑執行の話は、莉央から聞いて少しは知ってはいたが、現実味がない上に他人事のように思っていた。
明くる日、特殊任務のため、学校を休む許可をもらった死刑執行人の女子小学生三人は、目隠しをされたまま早朝から小型ボートにて海を渡る。
「ふぁあ~……四時起きなんて最悪。眠たいなぁ。あの、莉央ちゃん……死刑囚ならまだ分かるんだけど……どうして執行人の私と美香ちゃんまで目隠しをされてるのかな? それと、何であたしと明日香ちゃんは体操着で莉央ちゃんだけセーラー服なの?」
「国の機密処刑だから、いくら執行人でも残酷処刑島の場所は教えてくれないのよ。あたしだって目隠しされてるんだから。それと、ブルマ姿の方が色々と動きやすいでしょ? それだけのことよ。あと半時間ほどで着くからもう少し目隠しで辛抱していてね」
莉央達三人を乗せた小型ボートが、簡易な港に着いた。
「今回は処刑方法について特殊機密会議で決定しておりますので、別の処刑方法は許可できません。三人のうち、三種類ありますが、どの死刑囚にどの処刑方法で執行するかは執行人に任せます。とのことですのでよろしくお願いします」
「指定の処刑方法は何ですか?」
「凌遅刑――――鋸挽き刑――――白檀の刑(串刺し)――――となります。刑の執行にあたり、出来るだけ時間をかけて苦しめて罪を後悔させるようにとのことです。遺族の気持ちになって執行願います」
「はい。わかりました」
「では夕刻にはお迎えに参りますのでよろしくお願いします」
莉央達三人に敬礼しながら去ってゆく看守達。
「島の浜辺の方へ三人の死刑囚は拘束してあるみたいだから、早速向かいましょう」
「あの……莉央ちゃん……私と美香ちゃんが執行したことにして、莉央ちゃんが三人ともやってくれない? とか思っちゃったりして……ね? 美香ちゃん」
「そ、そうだよ! そうゆう手があったか! これは勉強とゆうことで見てるだけの方がいいかもね? 莉央ちゃん」
「一人一殺のつもりだったけど、あんた達二人がやり易いように、三人一殺を三回やりましょう。要するに同時じゃなく一人一人処刑していくから、残っている囚人生存者に処刑シーンを見てもらうことが出来るね。最初の一人目は誰が死ぬとこも見れないけど……でもその方が幸せかもね。殺人シーンなんて見たい人いないと思うから」
「はぁ――――――やっぱり無理なのね……わかった。国の命令だから私も勇気だしてやってみるよ」
覚悟を決めた結城明日香であったが、深い溜め息を抑えられなかった。
隣で富田美香は未だに震えている。ぼやきながら涙が溢れてきてしまう。
「まさかあたしまで殺人者になってしまうなんて……信じられない。お母さんお父さんに何て言えばいいんだろ……こんな娘を許して下さい。ぐす、ぐす」
「あのさ、美香ちゃん。殺人者なんて人聞き悪い言い方しないでくれる? 公に出来ない機密事項とはいえ、国の命令で処刑してるんだから、殺人犯人とは似て非なる存在だから。そこ履き違えないでね? あたし達は遺族の代わりに仇を討ってる正義の人なの。復讐刑が禁じられているこの国でも、あまりに酷い殺人事件ならこうゆうお仕置きも必要だと思うよあたしは」
緩やかな斜面を登り、しばらく下っていくと、真っ白な砂で彩られた美しい砂浜に辿り着いた。
そして拘束されている三人の死刑囚の姿が見えてきた。
刑を執行しやすいように、三人とも既に衣服は脱がされ、素っ裸の状態である。
強盗強姦殺人の宮崎俊男死刑囚55歳は、周囲が1m、高さは2mはあろうかと思える立てて砂地に埋められている丸太に、首と足首をベルトで固定され、両手は前方で手首に手錠をはめられていた。腕を振り回せる状態のため、痛みは感じるが腕を動かせないよう肩に特殊な麻酔を打たれている。
18歳の女子高生は、両足を大きく開いたまま逆さ吊り状態で、二本の鉄製の杭に両足首を縛り付けられている。
頭に血が上り、顔を真っ赤にしてもがいている。
18歳の高校生、健作は木製の机にうつ伏せ状態で両手両足ともに縛り付けられている。両足は大きく開かれ、木製の棒の両端に足首を縛り付けられていた。
足が開いたたまま、閉じられない仕組みだ。
「女子高生は股間からの鋸挽き。男子高生は肛門からの串刺し。オッサンは凌遅刑。好きにしてもいいと言いながらもう処刑方法決めつけられてるし……」
愚痴を言う莉央に、55歳の中年男の宮崎俊男と、若い男女二人がほぼ同時に叫ぶ。
「おい、小学生のガキども! わしらはまだ裁判も始まってなく、死刑判決も出ていないのに早朝から教誨師に説教食らうし……。しかもなんでこんな島に連れてこられた? 何をする気なのか教えろ!!」
「そうよ! 早くほどいてくれないと頭に血が上って死んじゃう!! 私みたいな若い女子高生を素っ裸にして大股開きにさせて吊り上げるなんて! 人権侵害も良いところだわ!! 健作も早くほどいてあげて!!」
「俺はいいから早く詩織をほどいてやってくれ!! 逆さ吊りは酷い!! 顔が真っ赤になってるじゃないか!! せめてパンツくらい残してやってくれよ? 詩織は少女なんだぜ!?」
「うるさいなぁ死刑囚のくせに! 三人ほぼ同時に文句言われても理解できないよ……新渡戸稲造じゃあるまいし」
「偉人の名前間違ってない? 莉央ちゃん……」
菅野莉央はしばらく考えた。
明日香のツッコミではなく、処刑の順番についてである。
――――――その末についに口を開いた。
「宮崎俊男の凌遅刑、健作の串刺し、詩織の鋸挽き、の順番で処刑を執行します。明日香ちゃんと美香ちゃんは国から用意されている道具から出刃包丁を取り出して。みんな右利き用でいいよね?」
自分も出刃包丁を取り出して握りしめながら明日香と美香に命令する莉央。
「これって…………一番残酷なやつじゃないもしかして? 私も美香ちゃんも体操着……血まみれになるよね? きっと……」
「明日香ちゃんもそう思う? 凌遅刑って……あたしも一番痛そうなやつだと思うよ……よりによっていきなり凌遅刑なのか……」
女子小学生の三人が研ぎ澄まされた出刃包丁を握りしめ、55歳の男性死刑囚を取り囲むようにして立ち塞がる。
「最低でも1000回までは死なせないからね? 後はオッサンの運次第ですぐに死ねるか、2000回、3000回までもがき苦しむか……見届けてあげるから」
「冗談だろ? ガキども!? 出刃包丁なんて魚を捌くもんであってやなぁ……人様を切ったり刺したりするもんじゃねえと思うんだがね?」
莉央は何も答えずいきなり宮崎俊男の鼻を左手で摘まみ上げると、出刃包丁をスッと上から下へ斜めに滑らせた。
莉央の左手には切り取られた鼻っ先が握られている。
いきなり過ぎて何が起こったのか分からないその場の全員。
「ギャー!! いでええええええっ!! 痛いいいいっ!!」
切り取られた鼻のあった部分には二つの穴しか見えない。その二つの穴から大量の血を吹き出させながら叫びをあげる宮崎俊男。
「刺殺やら斬首やらISISみたいなことを日本でやらかしておいてよくそんなことが言えたわね? オッサン。ここは無人島だから猿轡も嵌めないでおくから遠慮なく絶叫しまくりながら死んでいって? 今8時だけど、昼まで4時間かけて切り刻んであげるからね?」
切り取った鼻を地面に落として右足でグリグリと擦り潰しながら宮崎俊男に囁く。
「鼻だけでもこんなに痛いのにやめてくれーっ!! やめろクソガキ!!」
「クソガキとかいつまで言ってられるかな? ほら……次は太腿」
太腿を左手で摘まみ、右手の出刃包丁で肉を削ぎ落とす莉央。
更に激しく叫ぶ声が島中に響きわたる。
18歳のカップル二人は震えていた。目を逸らしながら唇を噛み締めている。あんなに悲惨な目に遭うのか……現実逃避したい気持ちで目を逸らしていた。
莉央が友人の二人に凌遅刑の開始を命じた。
「ごめんね。恨まないでね……」
そう言いながら結城明日香は宮崎俊男の右腕の上腕二頭筋の肉をスッと削ぎ落とした。
同じく富田美香も左手の上腕二頭筋の肉を削ぎ落とす。
あまりの痛みに涙が滲み出る中年男。
狂ったように泣き叫ぶが、女子小学生達の拷問は終わらない。
両手両足、腹部など、50箇所くらいの肉を削ぎ落とした時に、泡を吹いて気を失う宮崎俊男。
「気を失うには早すぎるよオッサン? 玉一つ潰してあげるから目を覚ませ! ほら」
『ギュウウ……ぶちゅっ!!』
「んがあっ!? ぎっひいいいいいいっ!!!!」
左の睾丸を一気に潰された宮崎は白目を剥きながらも、意識を戻した。
血の混じった粘液が尿道から滴り落ちる。
「なんで粘液なのよ? もしかして精液混じってる? 四人も女性をレイプしながらまだ精液出してるんだ? 凄い性欲だね? 感心するなぁ。ほら、お食べ! 自分のチンポだよ」
左手でペニスの雁首をキュッと掴み、根元から出刃包丁でスパッと切断する。
切り取ったペニスは宮崎本人の口へ捩じ込まれた。
「んぐううううっ!? ゴボッ!?」
「よく噛んで飲み込まないと右のキンタマも潰すから」
「ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ……ゴクン…………」
あまりの痛みと恐怖に、思わず自分のペニスをよく噛んで飲み込んでしまった。
相変わらず絶叫をあげながら泣き叫ぶ宮崎俊男。
「飲み込んじゃった所で結局許さないんだけどね。てへっ。エッチな莉央様は性器とゆう性器は男女問わずグチャグチャにしなきゃ気が済まないのよ……。 ん? あんたの金玉袋って凄っごく毛むくじゃらだね? ちょっと手術させてね~♪」
陰嚢をぎゅっと掴んで拡げると、真ん中辺りから切っ先を差し込み、縦に切り裂いていく。潰れた左睾丸とまだ原型を留めている右睾丸を左手でズルズルと引きずり出す莉央。
「ほうら……こんにちは~。生の睾丸ちゃん出ておいで」
「ギャアアアアッ!? 痛いいいっ!! 助けてええっ!! お願いやめてっ!! 」
「だめ。プニプニでヌルヌルしてるね? 生のキンタマって……何かヤラしいなぁ~。うふふ♪ よっと!」
精管と神経の管を睾丸から引きちぎる。
潰れた睾丸と原型を留めている右の睾丸を更に宮崎の口内へ捩じ込む。
「ほら、キンタマも食べろ! 吐き出すと更に苦しめて殺すから」
「うごっ!? んぐぐ……ゴクン……プハッ!? おえええっ!!」
思わず飲み込んだ左右の睾丸を吐き出した宮崎俊男。
両手で受け取った莉央が再度口内へ捩じ込む。
「吐き出したらダメだよ? 全て飲み込みなさい! ほらあっ! 殺すぞオッサン!」
「んごっ?! ごっくん……がはあっ!!」
「美味しかった? 今日死んじゃうのに高い栄養採っちゃったね? 高タンパクだよ金玉は……」
ついに我の陰茎と左右の睾丸を食べさせられた宮崎俊男。
痛みと吐き気に更に大きな声で泣き叫ぶ。
美香は右の乳首を、明日香は左の乳首をギュッと思いっきりつねると、目一杯手前に引っ張り出して、一気に付け根から削ぎ落とした。
更に叫んだ宮崎は、叫びすぎて喉が潰れた。
ガラガラ声になっても泣き叫ぶのを止めない。痛みが激し過ぎて声が枯れようが叫ばずにはいられなかった。
「明日香ちゃん、美香ちゃん。グッジョブ♪ 乳首ダブルアタックだね! やれば出来るじゃん?」
「なんか、泣き叫ぶの見てると興奮してきちゃって……てへっ♪」
「私も……美香ちゃんと同じく……ゾクゾクしてきちゃった。やっぱりSっ気が強いのかな私達って……血を見てたら段々興奮してきちゃって……切り取った乳首プニプニしてる。あはは」
残酷な気性が開花した瞬間であった。
うまく返り血を交わしながらやったので、以外とセーラー服も体操着も綺麗だった。
こうなるともう富田美香も結城明日香も菅野莉央と同じく、超残酷な残酷処刑島の死刑執行人である。
三人で宮崎俊男の体を出刃包丁で1000回切り刻んだ。
足元には削ぎ落とされた肉片がぐちゃぐちゃになって散乱している。
「大きく削ぎ落とし過ぎちゃったから1000回で全身の皮部分がなくなっちゃった……首から下の全身が皮を失って、真っ赤になっちゃったね? 所々白い骨が見えてるけど……どんな感じ? 痛い?」
「がはあっ!! ヒギイッ!! はぁはぁ……早く殺してくれ……痛すぎて気が狂いそうだ……うぎぎぎぎっ」
「早く殺してほしいんだ? でもね……まだ肉片が骨にかなり残ってるから、後100回は筋肉や脂肪を削ぎ落とせそうだよ? もう少し頑張れ」
致命傷を避けての全身への肉片削ぎ落とし……生き地獄の様な苦しみを味わい続けている男は、ついに自分の犯した罪の重さを痛感し始めていた。
「ワシのしたことは取り返しのつかない事だった……切られるのがこんなに苦痛だなんて……もう意識が朦朧としてきたわ。済まなかった……殺してしまった五人へ懺悔します。許してくれ……」
全身の肉を削ぎ落とされた宮崎俊男は、死の目前にて自分の罪を認め、死を覚悟した。
「はい、良くできました。殺された人達の痛みがわかって反省して死んでいけるならオッサンはもう一度人間に生まれ変わることが出来るかもね? でもまだまだ苦痛を味わってからじゃなきゃ死なせないよ。あんたに殺された人の恐怖や痛み、遺族の方達の悲しみは、こんなもんじゃ済まないんだから……」
そう言いながら更に全身の肉片を削ぎ落としていく女子小学生の三人。
「あぱばばばば……ぴぎひひひひ」
あまりの苦痛に訳の分からない言葉を発する宮崎俊男。
「あはは! 何言ってんの? 意味わかんな~い。バカじゃないの? オッサン」
「莉央ちゃん。服が血まみれなんだけど……これって着替えどうするの?」
いきなり帰りの心配をする明日香は莉央に問いかける。
「同じサイズのセーラー服とスカート、体操着にブルマを帰りに用意してくれるらしいよ。簡易シャワー室も島にあるし。問題ないない」
「そっか。安心したよ」
男は糞尿も撒き散らし、足元は肉片と血液と糞尿でぐちゃぐちゃになっている。
「全身真っ赤に剥けたし。ちょっと違うことしよっか? 内臓出してみる?」
ヘソに突き刺すように出刃包丁を差し込み、上に切り開く莉央。
バックリ開いた腹部からは大腸と小腸がブリブリと我先にと飛び出してくる。
「ぐぎゃあああっ!!」
「うわっ!? エグッ…………」
美香は一瞬仰け反った。
「内臓って、こんなに白いんだね」
明日香はジッと見つめながら冷静に呟く。
莉央が小腸を掴み、どんどん引きずり出していく。
「このヌメヌメ感が何とも言えないなあ。横行結腸も腸液でドロドロ……解剖されて感じてんのか? オッサン? まさかね……あはは……」
まだまだ死ねない宮崎俊男は断末魔の叫びをあげているが、それでもとにかく死ねない。
ことごとく致命傷を避けての莉央の拷問は凄惨を極めていた。
「痛い? どんどん出てくるね? オッサンの腸……何か臭いのは大腸の中のウンコ? スッゴク臭いんだけど?」
「あがががが……」
もはや答えることも出来ない宮崎は再度泡を吹きながら全身をびくびく痙攣させ始めた。
「あららら……もう死亡寸前サインだね。その痙攣がまたエロチックでいいわぁ。じゃあぼちぼち死んじゃおうかオッサン。その前にちょっと下ごしらえさせてね」
莉央はそう言うと出刃包丁を握り締めて宮崎の足元にしゃがみ込み、刃を手前側に向けて肛門へゆっくり突き刺してゆく……。
「ここかな? オッサンの汚い肛門は?……お邪魔しまーす♪」
『ズボッ!! ズブズブ……』
「はうっ!? 切れるっ! ケツ穴が切れるうううっ!!」
「まだ叫ぶ気力残ってたのね。肛門括約筋と直腸切り裂いた次は……っと。お腹の方へ切り開いて行こうね♪ この辺に前立腺あったかな? ほら、真っ二つにしちゃったよ? ごめ~ん。もう二度と快感も得られないか……死ぬからいいよね?」
『ズズズズ……』
前立腺を真っ二つにした後、そのまま会陰部を深く切り裂いていき、ヘソまで切り上げる。
「さっきヘソから上に切開したから、この股間からの切り口が繋がっちゃったね。あらあら……膀胱やら切れた前立腺やらズルズルと出てきたよ? 小便と一緒に……臭いなぁもう」
出刃包丁を下に置くと、右手を割けた股間から差し込んだ。
全身の皮と肉片を削ぎ落とされて真っ赤になっている宮崎俊男のパックリ切り開かれた肛門へ莉央の右手が食い込む……。
「空洞化してるから、以外とあっさり入る入る。ガバガバアナルだね♪ じゃあ……さようなら……もう哀れすぎるから逝かせてやるよ」
莉央の肩まで入るほど腕を全て突っ込んで、心臓を握りしめ、グリグリと二、三回マッサージしてから握り潰した。
「ぱきゅっ!! ガクッ……」
意味の分からない断末魔の叫びをあげてようやく絶命出来た宮崎俊男。
肛門から心臓を引きずり出しながら不敵な笑みを見せて死体に囁きかける。
「長い時間地獄の苦しみを味わい続けて本当にお疲れ様でした。生まれ変わってこれたらもう二度と殺人なんてしないでね……」
その光景を見ていた女子高生は恐怖のあまり、小便を漏らしている。
逆さに吊られているため、自分の漏らした小便を自分の顔面に受けている。
男子高生はひたすら怒鳴り続けた。
「こんな事が許されるのか!? これが先進国のする事かっ!? 頭おかしいんじゃねえかお前ら!? 小学生のガキのクセに無茶し過ぎだろっ!? 目を覚ましてくれ! 俺たちを解放してくれ! 頼むっ!!」
「何の落ち度もない人達をたくさん殺しておいてよくそんなことが言えるね? 大した神経してるわあなた……」
抉り取った宮崎俊男の心臓を地面に叩きつけて右足で踏み潰しながら莉央が言った。
直径2cmの幅で白檀の木で作られた長さ1mの棒を男子高生の肛門にあてがう莉央。
先はナイフで少し鋭利にカットされている。
「ここね?」
『つぷっ……』
先端がわずか1cm肛門に入る。
「わあっ!? 嫌だ! 止めてくれっ!!」
「二人で白檀の棒を持って押さえててね。口の方へ向ける角度で」
美香と明日香は軽く頷き、二人で白檀の棒を肛門にあてがったまま持っていた。
「次はあなたの番よ。これは白檀の刑といって、白檀の木を肛門からお口まで貫通させる処刑方法なの。でも心臓とか急所を避けて通すからお口まで貫いても数時間は死ねないよ? あたしが下手くそで肺や心臓を貫いてしまったらあなたはラッキー! すぐに死ねるから良かった良かっただよねぇ?」
「ねえ、美香ちゃん……もうちょっと先端入れとかない? 10cmくらい差し込んどけば変な角度に進まないと思うから」
「それもそうだね。じゃあいくよ? せーの……」
『ズブブブ……』
美香と明日香は白檀の木の尖った先端部分を、10cmほど直腸へ差し込んだ。
「痛っ!? や、やめてくれ!! 痛いのは嫌だ!! しかもそんな恥ずかしい所から突っ込まれるなんて……勘弁してくれっ!!」
「あたし達三人が順番に木製の槌でこの白檀の木を打ち込んでいくから……まっすぐお口まで抜けたら覚悟を決めてね? 大腸や小腸や、胃を貫かれたまま数時間死ねないから……さぁ打ち込むわよ? 大きく息を吸って~」
「わああっ!? 止めてくれええっ!!」
「止めない……えいっ!」
『ドカッ!! ズッボォォォ!! ブチブチブチブチ……』
莉央が一回目の槌を打ち込む。
一気に40cmほど突き刺さり、この時点で直腸、S状結腸、下部の小腸壁を数枚貫いた。
想像を絶する痛みが18歳の少年を襲う。
肛門からの大出血……。
「ギャアアアアッ!? ぐわああああっ!!」
「さすが莉央ちゃん、一撃でスッゴい奥までブッ込んじゃったね!! 次は私、せーの…………えいっ!!」
思いっきり振りかぶって木の槌を打ち込む結城明日香。
『ドカッ!! ぐちゅちゅちゅっ!!!!』
これまた一気に20cmは突き刺さり、白檀の棒は小腸を数枚突き破り、少年の胃まで突き刺さった。
「がはあっ!! ごぽぽぽ……」
「んふ。決まったぁ♪ こいつお尻ヒクヒクしちゃってるぅ~♪」
口と肛門から夥しく鮮血を流し、ヒクヒク悶絶する少年……。
「あたしの一撃でお口まで貫通するかな? 莉央ちゃん、急所を避けてお口まで貫けるよう、軌道修正してね?」
「うん。お任せあれ。え~と――――この角度で打ち込めば口まで貫けそうだよ。さぁ、やっちゃって美香ちゃん」
「うごごごご……やめて。お願い。俺、死んじゃう。死にたくない。お願いします。やめて下さい!! やめてええっ!!」
「命乞い? あんなにたくさんの人達を無差別に殺していながら欲もそんな恥ずかしいマネができるわね? 彼女の見てる前で尻の穴から口まで貫通させてあげる……数時間は死なせてあげないから」
『ドカッ!! ぶちゅちゅちゅちゅっ!!……ガボッ!!』
「うこおっ!? ごぽっ!! ぶっはああっ!?」
見事に少年の肛門から口まで白檀の木を貫通させた女子小学生三人でのタッグプレイ。
微かに1cmほど口から先端が出ている。
肺と心臓を避けての串刺しでは簡単には死ねない。
少年は地獄の苦しみを味わいながらゴボゴボと血を吐き出している。
同じく肛門からも夥しい量の真っ赤な鮮血を垂れ流していた。
ヒクヒク痙攣しながらも意識はしっかりしているため、生き地獄の苦しみを味わいながらひたすら号泣する少年。
「もう少し口から先端出しとこうか? よっと。ほれほれ……もうちょっと飲み込め!」
『グリグリ……ズププププ』
莉央が足の裏で肛門側から白檀の棒を押し込むと、口から血液と大便と潰れた小腸が付着した先端が少しずつはみ出してくる。
「う~ん……これでちょうど真ん中辺りかな? お手本のような串刺し刑の完成だね♪」
「健作っ!! 死なないでっ!! お願いっ!! 口からはみ出してるじゃん!? 抜いてあげてええっ!!お願いだから健作を許して!!」
「カップルで爆弾テロなんて……欲もそんな恐ろしい事ができたわね? 時限爆弾なんて自爆するよりタチ悪いし。誰の指図? ISISなの?」
「そ、そうよ!! 私達は○○教の信者だからバカな宗教のやつらに制裁してやったのよ! 何が悪いの!?」
「自分の宗教が馬鹿げてるわよ。だいたい違う宗派だからって、殺すとかゆう発想自体が間違ってると思うのね? 彼氏の死ぬ瞬間を逆さに吊るされたまんまでゆっくり見てなさいね」
「痙攣してるじゃない!? 早く抜いてあげてっ!! このクソガキどもーっ!! 絶対に殺してやるからっ!!」
「殺してやるって……逆さに吊るされた状態で次に処刑される分際で欲もそんな強気な台詞が言えたもんだね?」
明日香が呆れながら呟いた。
「後三時間もすれば死ねると思うからそのまま見ててあげて。彼氏の最期を。その頃迎える夕方からの処刑は本日で一番苦しむ予定だから期待して待っててね? うふふ♪」
美香も呆れつつも冷ややかに呟いた。
数時間が経過した。
三人と女子高生の四人が見守る中、ヒューヒューと苦しそうな呼吸をしてはびくびくと全身をくねらせながら、痙攣を繰り返す高校生の健作。
白檀の木が気道を通ってるため、まともに息が出来ない……だがどうにか、か細く呼吸出来ている為に死ねない。
「明日香ちゃん、美香ちゃん、生きてる内にキンタマ潰しておいて! 更に全身痙攣して苦しむ所が拝めるわよ?」
莉央が促すと明日香は即座に少年の背後に移動して、右の睾丸を掴んだ。
「うん。あの玉が潰れる感触ってなかなか味わえないもんね! さあ、美香ちゃんも反対側の睾丸を掴んで! 同時にセェのでぶっ潰そう♪」
「わかった! よいしょっと」
左右の睾丸を小学生の女の子に鷲掴みにされた少年は顔を真っ赤にして左右に顔を振り始めた。
白檀の木が貫通してるため、少ししか顔も動かせなかったが……。
「ごぼぼーっ!! んごぼぼぉーっ!!」
「やめてくれって言ってるのかな? 白檀の木を口から突き出したまま叫ばれてもハッキリわかんなーい。じゃあ潰しちゃって! いち、にい、さん、ゴーアヘッド!!」
莉央の合図に同時に両手に力を込めてキンタマを握りしめる二人。
『ぎゅううううう……ぶちゅっ!! ぷちゅっ!!』
左右の睾丸はほぼ同時に潰れ、ミンチになった。
「んぐううううっ!? げぴいいいいいっ!!」
泡を吹きながら更に激しく痙攣を起こす健作。
「オシッコ漏らして情けないわね? こんなところから漏らしてるのぉ? あはは」
『ツプッ……ズボボボボッ!!』
莉央は少年の尿道へ人差し指を根元まで突っ込んだ。
首を左右に小さく振りながら奇声をあげて号泣する高校生の少年健作。
尿道へ激しく出し入れする内に、血が滴り落ちてきた。
尿道がかなり傷付いてしまっている。
「あれぇ? 早くも出血? 脆い尿道だねっ」
右手にボールペンを手にした莉央は、人差し指を引っこ抜くと同時に入れ替わりにボールペンを尿道へ突き刺す。
膀胱まで突き刺さったボールペンを上下左右に掻き回す莉央。
「ほら、ボールペンでオシッコ絞り出してやる」
『ぷしゅっ!! プシャシャシャシャァ~!!』
膀胱内側からの血液と同時に小便が飛び出してくる。
更に激しく掻き回す。
血まみれになったボールペンを引き抜く頃には少年は虫の息だった。
白目を向いて痙攣しながら涙を流し続けていた。
少年の背後に回り、打ち込まれた白檀の棒をグリグリ捻りながら胸部辺りまで引き抜く。斬首には邪魔だったためだ。
「――――さぁ、この世とのお別れだよお兄さん……。彼女の見てる前で逝っちゃおうね。後で彼女も直ぐに送ってあげるから安心して死ねばいいよ。もう咽頭に木が通ってないから頭を上下左右に好きなだけ大きく振れるよ? あはは。もう意味ないか……。じゃあ首を上に突き上げてもらうわよ?」
少年の背中に馬乗りになり、髪の毛を鷲掴みにして、グイッと手前に引っ張る。
急所の喉が前へ突き出された。
「ここ……かっ捌くから。今まで我慢してきたご褒美にもう楽にしたげる」
莉央の出刃包丁の刃が少年の喉仏と顎の間に添えられた。
「んご……んごご……がはぁ、がはぁ。やめ……てゆるし……て」
「だめ。成仏してね……頑張って30秒以内で切り落としてあげるから。いくよぉ? ほいほいほいっと♪」
『ズズッ……ズババババ!!』
少年の首に出刃包丁をあてがい、激しく左右に擦り付けながら首を切り裂いていく莉央。
「うごっ! ごぼぼーっ!!」
「ほらほら。食道切れてパックリ開いたよ? ヒクヒクしてる」
「かひゅうううぅぅ……かひゅうううぅぅ~」
「空気がここから洩れてるから肺に殆ど入っていかないんだね……かひゅかひゅと変な音出してる……もうちょっとで脛椎届くから後少しの我慢だよ?」
莉央の右手に握られている出刃包丁は、食道の切り口を確認して一瞬止まった後、再びどんどん深く少年の首に食ませてゆく…………。
飛び散る鮮血を浴びながら、薄ら笑いを浮かべながら半分くらい斬られた首から出刃包丁を一度抜き取り、左手で髪の毛を掴んで右手を大きく挙げて振りかぶる。
「首の骨って以外と固いから後部から叩き折らないと切断出来ないんだよね……えいっ!!」
『ガンッ! ガンッ! ガンッ!!』
『バキバキ!! ブチッ……ポロン』
ついに少年の首は胴体から離れ落ちた。
左手に髪の毛を掴んだまま頭部を高くかざしながら莉央が叫ぶ。
「腐れ外道の首を取っちゃったぁ♪」
「ギャアアアア!!」
狂ったように泣き叫ぶ女子高生の前に三人が立ちはだかる。
切断した少年の頭部を女子高生、詩織の眼前へ突きつける莉央。
「キスしたら? あんたの人生で彼氏への今生で最期のキスをさせてあげる」
「うっ、うう……ぶちゅっ!! うぐぐ、健作、健作っ! ぶちゅにゅ。ぐちゅぐちゅ」
詩織は頭部だけになった健作へディープキスを激しく繰り返す。
糸を引く唇と唇。健作の口からは唾液と共に血液も流れていたが、愛していた詩織は構わずに死体の口へ接吻を激しく繰り返した。
「エロいね……そんな激しく生首にキスされたら濡れちゃうじゃないの?」
莉央が性器を濡らしながら呟くと、明日香と美香の二人も性器を少し濡らしていた。
顔を赤くして切断された頭部と女子高生との接吻を眺めている三人の女子小学生。
「はい。おしまい。最期のキスタイムどうだった?」
莉央が接吻を引き離して、少年の生首を串刺しにされている本人の胴体の背中に置いた。
ゆっくりと詩織の元へ引き返してゆき、背後に回り込み、右手を詩織の股間へ伸ばす。
「ここから……鋸を入れて喉まで切り開いていきます。いいですね?」
『くちゅ……』
「あんっ!?」
詩織のオマンコに中指を差し込みながら、莉央が囁いた。
「ひいっ!! ノコギリっ!? やめてやめてやめてやめてぇっ!! そんなトコに……そんなモノ……痛すぎるじゃないのっ!? お願いだからやめて……お嬢さん達」
「お願いされても止めたげない! 詩織おねえ様は股間から真っ二つにされて本日お亡くなりになるの。お覚悟を決められて下さいな。ね? ん? なかなか膣口の肉付きがいいマンコしてるね?」
「あああんっ!! やめてっ!! お願いだから許してぇっ!! あああああんっ!!」
「仕方ないなあ……ここ、気持ちよくしてあげる。特別サービスよ? 詩織さん♪ こんな可愛い小学生の女の子に指マンされて光栄だね?」
『クチュクチュ……クチュチュチュチュ!!』
詩織の膣内を中指で掻き回す莉央。
「あんっ!? 何てことを!? やめて!! お嬢ちゃん……」
「ここがノコギリでグチャグチャにされる前に、可哀想だから最期にイカせてやると言ってるの! ほらほらほらぁ♪」
中指に加えて人差し指も差し込んで、更に激しく膣内を掻き回し始めた。
「あんっ……何か……気持ち……いい!? やだ!! イク、イックうううっ!!」
「イケ! 女子高生!!」
「あはあああんっ!! はひいいいっ!!!!」
「イッちゃったんだ? スッゴい大量の愛液垂れ流しちゃってるね? 人生最期の愛液分泌になるから良かったじゃん。でも小学生の女の子の処刑人に指でイカされるなんて思ってもみなかったでしょ? うふふ♪」
「恥ずかしいけど……気持ち良かった……ありがとう。でも死ぬのはやっぱり嫌だから許してお嬢さん。何でもするから許して……お願いだから……」
「だ~め。もう死ぬのは確定してるから逃れられないよ? ついでにアナルも切り裂く前に気持ちよくしてあげようか?」
「ぐす、ぐす……やめて。そんな汚い所……許して……」
『ズププププ……グリグリ……』
「あんっ! お尻に指が!? 痛いっ? 熱いっ!?……抜いてえっ!!……」
『スコスコスコスコ!!』
「あひいっ!? そんなトコまで擦らないでえっ!!……でもいい、気持ちいい! イクっ! イックうううっ!!……あはああああっ!!」
「肛門と陰核の同時責め……気持ちいいでしょ? あたしエッチでごめん♪ でもね……気持ちいい時間はこれで終わりなの。これから最高にもがき苦しむことになるよ。日が暮れるまで生き地獄の時間だからね! これこれ、巨木でも伐れそうな凄い鋸でしょう?」
二回もイカされながら命乞いで号泣する詩織に構うことなくバカデカい鋸を取り出す莉央。
両側に手で掴む柄がある二人で挽くタイプの特大ノコギリだった。
明日香と美香の二人に渡すと、莉央は体育座りをしながら両手を頬に当てて、肘を膝に乗せてはにかむ。
「この女は人生最期のオーガズムを味わったから……もう殺っちゃっていいよ」
目を丸くしながらお互いを見詰め合う明日香と美香…………。
「――――あの、莉央ちゃん……まさか私達にこれを挽けとおっしゃるのでは?」
「ちょ……ちょっとこれは…………荷が重すぎないかしら? 莉央ちゃま?」
「何を言ってるのかな? お二人さん。あれだけ残酷に中年オヤジをバラバラに出来たのに、女子高生の腐れマンコごときを鋸で挽けないとかゆうの無しだから……ほら、早くやっちゃって! あ……って言っても鋸挽き自体はゆっくり日が沈むまで二時間くらいかけて挽いていってあげてね♪」
「えーんえーん!! 鋸挽きなんて嫌だ嫌だ嫌だぁーっ!! やめてっ!! 許してっ!!」
「よく泣くなぁもう……18歳の大人のくせして……大人しく下半身の力を抜いて切断されなさいね? 力を入れててもそれだけ股間開かされてたら意味ないか。小陰唇がヒクヒク動くくらいだよね?……し・お・り・さん♪」
「ふぅ。仕方ない……やるか? 美香ちゃん?」
「うん。…………今更後に引けないし。無惨に爆死させられた人達を思うとやりきれないから……やっちゃお! 明日香ちゃん。これは正義の制裁なんだよ」
覚悟を決めた二人は詩織の前と後ろにそれぞれ移動して、特大ノコギリを二人で握りしめ、詩織の陰部にあてがった。
「覚悟しろ! 女子高生!! あたし達が今から股間からの鋸挽き刑を執行します!!」
美香が詩織を大声で威嚇する。
冷やかな金属の冷たさを陰部に感じた女子高生詩織は全身を仰け反らせて恐怖した。
「ひいいいいっ!! 冗談でしょっ!? お願いだからやめてっ!! 股間から切り裂かれるなんて絶対嫌だからっ!! いやあああっ!!」
「おねえさん、覚悟を決めてね? 胃くらいまで挽き裂いたら心臓を抉ってあげるよ。そしたら楽になると思うから……それまでは我慢して苦しんでね。我慢して苦しむってのも変かな……? ま、とにかく無茶苦茶痛いですよ?」
明日香が冷やかに囁いた。
「心臓を避けて首までいこうよ? その方が少しでも苦しむよ? でも小腸挽いてる辺りで失血死ショック死とかならないかな? それだけが心配だよ」
美香が心配そうに呟く。
よくぞそこまで残酷になってくれた。一生の親友になるなこの子達は。
莉央は心の中でそう呟いて嬉しがっていた。
『ズプッ……』
詩織の股間にあてがわれたノコギリが女子高生、詩織の小陰唇にめり込む。
「ひっ……!? 痛いっ!! 止めてっ!!」
思わず大声で叫ぶ詩織。
「まずは陰核と膣と尿道口、肛門を真っ二つに挽き裂きます。エッチな部分すべてが最初の五回くらいでパックリ開いちゃうけど許してね?」
美香が顔を赤くしながら詩織に問いかけた。
「嫌だ! パックリ開かないでっ!! やめて許して助けてっ!! お母さんっ!! 助けてええっ!!」
吊るされたまま顔を真っ赤にして号泣しながら母に助けを求める詩織に構うことなく最初の一挽きが始まってしまった。
「いい声……聞かせてね? ほうら、詩織さんのオマンコ……切り裂かれるよ?」
明日香は優しく囁きながら先に鋸を自分側にゆっくり挽いた。
『ズシュッ!! ザクザク……』
「ぎゃあああああっ!!!!」
島中に響き渡るほどの絶叫を上げる詩織。
構わず二回、三回とノコギリは挽かれてゆく……。
クリトリス、小陰唇はパックリ割れて、尿道口も縦方向に割かれてゆく。鮮血が飛び出してくる。
五回目を挽いたときには、今まで身体を仰け反って辛うじて避けていた肛門までもついに切開。
これまた夥しい量の血液が飛散する。
詩織の絶叫は、止むことなく響き渡る。
構わずにどんどんノコギリ挽きを続けていく二人……。
子宮まで切り裂いた時に、莉央が一度手を止めさせた。
「こいつの女の子部分……真っ二つにするの少し可哀想だから抉り出してあげちゃおう♪ よっと」
『グボッ!! ぐちゅちゅ……ズルンッ!! ぷるるんっ!!』
「ギッヒイイイッ!? いだいいいいっ!!」
莉央は詩織の子宮と卵巣を右手で抉り取った。
プルンプルンしたその臓器はお皿の上に置かれた。
生温かく、ひくんひくんしてる子宮と卵巣はお皿の上に飾られたまま、処刑は続けられた。
ズルズル……っと小腸が飛び出してくる。
「やだぁ……エゲツなさすぎ……」
明日香は真っ青になって凍りついた。
「きゃっ!! あたしの太腿に小腸が巻き付いたっ!? 気持ち悪いっ!!」
美香は必死で巻き付いた小腸をほどいている。
泡を吹いて痙攣を始めた詩織。
「まだまだ死なせてあげないよ? ほら、気付け薬を打ってあげるからまだまだ頑張って!! お姉様♪」
失神しかけた詩織に再び意識がハッキリ戻る。
戻ると同時にこの世の物とは思えない激痛が再び彼女を襲い始めた。切開された腹部から流れ落ちる血が詩織の顔面へ伝い落ちてゆく……。
「ゴボッ……ゴボッ!!」
呼吸する度に自分の血までも口に吸い込み、何度もむせ返る呼吸困難な苦しみ。
一度小腸を切断して、ノコギリ挽きを止めて休憩する二人。
ビクンビクンしながら全身をくねらせてもがき苦しむ詩織を三人で眺めながら微笑んでいる。
クリトリスや膣、肛門や子宮のあった部位は空洞になってパックリ開いてしまっている。
そこからは流れ落ちる鮮血。と共に大腸、小腸のみがブラ下がって体の動きに合わせてブランブラン揺れていた。
「足が長くなったみたいに見えない?」
「あはは! こんな長いのアメリカ人でもいないよ」
冗談を飛ばす美香と明日香。
莉央が近付き右の乳首をペンチで掴む。
「割とキレイな色の乳首してんじゃん? 殺人鬼のくせに……」
強く握りしめていき、潰してしまった。
白目を剥いて泣き叫ぶが、お構いなしにペンチを右に左にこねくり回して、ついに乳首を引き千切った。
そのまま左の乳首を掴み、同じく潰してから引き千切る。
「こんなもの、もう使わないから要らないでしょ? 子宮も無いからもう女性でもないんだし……」
『ずちゅうっ!!ズボボボボボボ……』
そう言いながら右手をパックリ開かれた股間に突っ込んだ。
「いやっはあああっ!? いだいいいっ!! やめでえええええっ!!お腹が熱いっ!! ひいいいいっ!!」
「うるさいわね? 後一時間は生きて苦しんでもらわないと困るから……ほらほら。小腸あたしの手で掻き回してあげるからイきなさい。――――ってマンコ真っ二つに切り裂かれるわ子宮抉り出されるわでイける訳ないか。あはは♪」
「わ~。えげつないなぁお腹の中って……」
「ほんと。なんか白やらピンクやらで内臓とかお腹の中ってエロいわね?」
美香と明日香は変な興奮に目覚めている。
リョナ系とゆうかSMでゆうサド系か……。
どちらにせよ人を処刑することに躊躇いが無くなってきている二人だった。
お腹の中は莉央が綺麗に抜き取った。
大腸、小腸は全て抜き取られ、生命を維持する臓器以外は全て抜き取られた状態だ。
普通ならショック死するところだが、妙に死ねない気付け薬を打たれているため、地獄の苦しみは続いて生き続けている詩織。
明日香と美香は休憩後、出刃包丁に持ち替えて、再び詩織に近付き、右の乳房、左の乳房を根元から抉り取った。
「乳首も性器もないし。ついでに乳首の無いマヌケな乳房も取ってあげるね? 嬉しいでしょ?」
「あたし達を恨んで化けて出てこないでね? 幽霊になってもあんたのマンコ切り裂いてヒイヒイ言わせて泣かせてやるんだから! あはは♪」
二人は切り取った乳房を切り裂いている股間から腹部へ捩じ込んだ。
「オッパイは母の元に還る。うん、一件落着」
「良かったね。持ち主の中へ還れて。うふふ」
残酷な行動と会話を淡々とこなしながら再び特大ノコギリを手にして詩織の前後に立ちはだかった。
胃の辺りまでスッとノコギリを落とすと、再び力を込めて挽き出す二人。
『ギコギコ……ギコギコ』
「ほらほら、もっとゆっくり時間をかけて挽いてあげてね!」
莉央が体育座りのまま二人の処刑を見守りながら指示をする。
「うん。了解! 莉央ちゃん。何かびくびく大きくケーレンし始めたけど許しませんよぉ? 恥骨も背骨も刃の小さい特大ノコギリにかかれば簡単に真っ二つになっていくね? 美香ちゃん」
「そうだね。よいしょ。よいしょ。あはははは! こいつ、血反吐吐きながら目ん玉グルングルン回してるよ? きもーい♪ 真ん中が抉り取られた哀れなオッパイも血まみれでブルンブルン揺れてるぅ。ほんと哀れな女子高生だねっ! あはは♪」
「ゴボッ!! ごほぼぼ……」
嘔吐と吐血を繰り返す詩織に最早叫ぶ生命力さえなかった。
後、数センチで心臓へ達すると思える所で再び手を止める明日香と美香。
まだ死なせてもらえなかった。
よくわかってると言わんばかりに微笑みながらペンチを持って詩織に近寄る菅野莉央。
「詩織おねぇさん、もう背骨の神経やられて自分の意思で体も動かせないでしょう? じゃあ次いくね? はい。お口を開けて。あーんして?」
「むごごご……いや……もう……はや……く……殺し……」
そう言いかけたとき、莉央の激しい往復ビンタが股間から切り裂かれて死にかけの女子高生、詩織に襲いかかる。
あっと言う間に100回のビンタが顔面を激しく左右に揺らせた。
涙とヨダレと血液と嘔吐物を辺りに撒き散らしながら、詩織は顔面の激しい痛みに耐えきれなかったが、体が動かせない……。
「仕方ないなあ。動かせないんだったよね……あたしが開けてあげる」
『グリ……グググ……パカッ!』
無理矢理大きく開かされた口目掛けて莉央のペンチが口内へ捩じ込まれる。
ペンチで前歯を挟み、一分間ほどかけてグリグリ捏ね回してついに引き抜いた。
尚更大きく口を開けたまま自分の意思で閉じれないまま絶叫する詩織に、容赦なく一本一本歯を抜いていく。
一本に一分以上かけて、苦痛を長引かせるためにグリグリ捏ね回しながら…………。
「あがががが……やめへ……やめ……へふがは……い……」
「は? 何て言ってるか聞き取れないよ? 鬱陶しいからちょっと黙っててくれない?」
ついに全ての歯を引き抜かれた歯茎は血まみれで、ズタズタに変形している。
「全部歯がないとお婆さんみたいだね? 詩織さん……次はこの、汚い舌をもらうわね?」
そう言うと無慈悲に舌の根元をグリッと掴み、潰して引き抜く。
失敗して真ん中辺りが潰れた感じで滑り抜いてしまった。
「ギャアアアッ!! ごろじでぇぇっ!! もうごろじでええっ!! お願いいっ!!」
『バキッ!!』
ペンチで鼻を殴り、鼻の骨を叩き折った。どくどく鼻からの鮮血が、足元に降り注ぐ。
最早血の海だった。
「次は目ん玉抉りだすから」
そのまま右目にペンチを突き差し、眼球を潰しながら抉り出した。
瞼を閉じて抵抗したが、お構いなしに瞼ごとペンチをぶち込んでゆく莉央……。
泡を吹いてまたまた意識を失う詩織。
そのまま左目も抉り取る。
「お待たせ詩織さん。はい、あーんして。今度は失敗しないから安心してね? 目も見えなくなっちゃったね? 怖さも半減したんじゃないの?」
左手の指を口内へ突っ込んで、再び舌を掴み、今度は右手に持った出刃包丁で根元から切り取った。
「今度は出刃だから失敗しないよ。確実に取っちゃうんだから!」
舌が巻き込み、喉を塞ぐ。
ヒュウヒュウと窒息して死にかけたとき、明日香と美香のトドメが再開した。
「ちょっと待って! まだ死んじゃダメだよ? ほうら……よいしょ、よいしょっ!」
美香も最後の力を振り絞って鋸を挽き始めた。
『ギコギコ……ギコギコ……ブシュッ!!……』
「ぴぎゃああっ!!」
『ガクッ…………』
ついに詩織の心臓がノコギリで挽かれ、絶命した。
あまりに惨めな見た目で可哀想と思い、莉央は遺体の首を切断し、足元に(遺体の首元)そっと置いて両手を合わせた。
「さっき美香ちゃんも言ったけどあたし達を恨んで出てこないでね。幽霊でも容赦しないわよ? マンコ切り裂いて苦痛で地獄に送ったげるから」
「さ、帰ろうか、莉央ちゃん、美香ちゃん。迎えのボートも着いたみたいだし」
「お疲れ様、明日香ちゃん。今日は何か強くなれた気がしたよ莉央ちゃん。また三人で凶悪犯を処刑しようね!」
島に迎えに来た看守に、着替えのセーラー服一式と体操着上下をもらった三人は、残酷処刑島の岩場に設置されている簡易シャワー室で仲良くシャワーを浴びて、新しい服に着替えてから小型ボートで帰路についた。
残酷処刑島に数ヶ月の時を経て、新たな三人の遺体が加わった――――。
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(怖い女)
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投稿:2020.05.07更新:2020.05.19
残酷処刑島 11 残酷処刑再開命令
挿絵あり 著者 怖い女 様 / アクセス 11349 / ♥ 2