菅野莉央と結城明日香、富田美香の残酷女子小学生トリオが、あるきっかけで意外な道へ進む事になる。
○○都の北部、○○区某所にある北部ドーム、収容人数五千人。
人気絶頂の女子アイドルグループ(絆GIRLS)が、今日も満員御礼での大きなライブを行っている。
この国で一番大きい規模を持つ大東ドーム五万五千人の収容人数と比べると、五千人は小さな規模だが、毎月三回は公演を行う地元にある百人収容の劇場と比べれば、十分立派な規模であった。
「皆さん、今日は私たち《絆GIRLS》の半年に一度の北部ドームでのライブ《桜花乱舞》を見に来てくださりありがとうございまーす!! この度も無事に皆さんと楽しめました! また半年後の秋もこのドームに会いに来てくださーい!! 今月は5の付く日に劇場公演を三回やりますので、そちらの方にも遊びに来てくださいねっ!!」
「ワーー!! ワーー!!」
その後、アンコールも無事に終え、半年に一度の五千人収容北部ドームでのコンサートが閉幕した。
結成してから一年間で、爆発的に売れて今のところ女子アイドルグループでは堂々一位の人気、CD、DVDの売上も一位を誇っている。
小学高学年から高校三年生までのグループだが、去年の春にオーディションを行い、千人の参加の中から選ばれた十人の精鋭たちだった。
少し事情のある十人だが…………。
――――――――菅野莉央の自宅。
小学生の菅野莉央の携帯が鳴る。
「こんにちは。菅野莉央さんだね?」
「はい。そうです。特殊任務省の方ですね?」
「そうだ。先月の四人の処刑はご苦労様。いや、正式には三人か。君の提案で御手洗愛子だけを生かしておくようにしたそうだが…………それを最終的に認めたのは、特殊任務省長官であるこの私、藤堂だ」
「あ、はい。その節はありがとうございました。あたしの我儘を聞いてくださって…………」
「うむ。だが園児とゆう幼さで四肢切断……これはあまりにも残酷な処置であると思う。しかも現在は君たちの奴隷と化してるみたいだな? 御手洗愛子には処刑された家族三人の分までこれからの人生、生き地獄を味わってもらうことになるだろうな。まぁ死刑を免れたのだから当然と言えば当然だがな」
「あの…………あたしは何をすれば良いのでしょうか?」
何かを察したように菅野莉央が催促するように問いかける。
「ふっ。話が早いな。さすが小学生とはいえ残酷処刑人の一人だ。運動神経だけじゃなく勘も良いんだな」
「頭は良いとは言ってくれないんですね? 誠に失礼ですが、何となく恩着せがましくおっしゃられてましたので……」
藤堂長官の長話が始まった。
延々と話を聞いている内に、少し眠気を感じてきた莉央だったが、顛末を理解する頃には、かなりの怒りが込み上げてきていた。
「そうですか……最終選考に残った二十人の内、受かったのは当然ながら今の《絆GIRLS》の十人。落選した残り十人の内、自殺が二人、残る八人も全員鬱状態で通院、または引きこもり……ボーカルの高校生、前島敦美が主犯となって、中学生の岸峰美波、小学生の吹矢こなみの二人と手を組んで徹底的に辞めさせた十人を苛めた可能性があるってことですね?」
「そうだ。自殺者以外の鬱状態である八人の親御さんたちから、娘さんが鬱になる直前の状態とかの詳細を聞く限り、どうやら主犯格のその三人の名前が上がっておるのだ」
「最終選考に残った二十人が宿泊したグループ運営会社が所有する秋葉ホテル……。このホテルで発声練習とかダンスの指導とか最終選考試験もあったのですね。その最終選考試験の前に、恐らく三人からの苛めで棄権した者が十人。最終選考の意味などなく、残った十人が全員合格。あり得ないですねこんなこと……」
「アイドルの事情はよく理解できんが、全国各地から夢を叶えるために集まった女子たちが、十人も自殺と鬱で棄権するなんておかしいからな。……という訳で、今年の《絆GIRLS》のオーディションを12歳の君たち菅野莉央、それと君の二人の親友との計三名で受けてもらうことにしたのだよ」
「あの……あたしたちが不合格になったら笑えないんですけど? しかも三人の内、あたしだけ落ちたりなんかしたら……あたしが自殺しちゃうかもですけど?」
別の次元での恐怖を感じる小学六年生の菅野莉央であったが、すぐさま救済措置が告げられる。
「心配ない。君はそんなに弱くない……とゆうか、犯人捜しが目的なので、今回のは特別な君たち三人だけの特待生オーディションだ。すでに飽本支配人に話をつけてある。運営側も事を大きくしたくない姿勢だから、隠密に主犯格の三人を辞めさせるように持っていきたいみたいだ」
「だって主犯格の三人の内の一人はメインのボーカルですよね!? 辞められたら運営のダメージ大きくないですか!?」
「…………心配ない。これを言ってしまえば君が調子に乗るので言いたくはなかったのだが……」
「な、なんですか? あたしが調子に乗るって? どうゆう意味でしょうか!?」
ムッとした莉央は、ついつい藤堂長官に対して大声で聞き直してしまう。
「ボーカルとやらの前島……敦子だったかな?」
「…………《絆GIRLS》のボーカルは前島敦美とゆう高校生です」
「そ、そうだ! その前島敦美を今回の自殺者たち、鬱になった者たちを生んだ主犯格だと確定すれば……」
「確定すれば?」
「……………………」
5秒ほど沈黙する特殊任務省の藤堂長官。
「あの……確定すればどうなるんですか?」
「…………君がだね…………君を…………」
「あたしを?」
「ボーカルにしたいらしい…………飽本支配人が君のことを千年に一人の美少女だとおっしゃっていたのだ」
まさかの展開に一気に頬が赤くなる莉央。
「…………あたしが…………嘘ですよね?」
「本当だ。今回は処刑とかけ離れた潜入捜査とゆう特殊な任務だが、飽本支配人がそうおっしゃるなら君をアイドルにするのも良しとするか……と思っている。だが君は残酷処刑島の処刑執行人……殺人経験者だ。調子に乗り過ぎるではないぞ? アイドルになれても処刑島には呼ばれる運命だからな。…………あ! そう言えば、君の写真と動画を見たときの飽本支配人の反応は凄まじかったよ」
藤堂長官の意外と早口での長い説明を聞き終わった後、間髪入れずに即、問いかける莉央。
「あたしの写真と動画? …………それらはいつの間に撮ったのでしょうか?」
「うむ。君が知らぬ間に。だ……」
「……………………それって盗撮ですよね?」
「…………盗撮などではない。君が気付いていなかっただけである。ちなみに君の友人である、結城明日香と富田美香も十分魅力あるようにおっしゃって下さっていたぞ。レッスンでタップリ修行したら、仲良く三人揃ってデビュー出来るかも? だぞ!」
「盗撮とゆう行為も最低ですが………殺人経験者とかゆう相手を傷付けるような言い方…………それも止めて頂けますか?」
「うむ。に……任務だから殺人と言うのは失礼だな確かに。取り消す」
引くに引けない藤堂長官の動揺が手に取るように分かった莉央は、非を認めて謝ることを全く知らない上司をこれ以上責めても仕方がないと思い、話を変える。
「分かりました。ともかく早目にあたしの親友二人に連絡を取り、今年の特待生オーディションを受けさせてもらいますね」
「うむ。必ず受かるのでよろしく頼む! それと……主犯格のボーカルと残りの部下二人が黒だと確信した場合……処刑は許可出来ないが、いつものように徹底的に痛め付けてもらう。その上でその三人には《絆GIRLS》を辞めさせるように事を運んでほしい」
「はい。それも分かりました。ボーカルの前島敦美、残り二人、岸峰美波、吹矢こなみの三人とも徹底的にお仕置きしてきます」
「うむ。君たちの大好きな拷問だな。そりゃ破壊力抜群だ! あの三人も猛反するであろう……。間接的にも二人を殺してるのと同じだからな。しかしくれぐれも黒だと確定してからの話だぞ? 決して殺さぬ程度にな。ではよろしく頼む」
――――――三月二十日。
秋葉ホテルにて、《絆GIRLS》に特別な三人を追加する《特待生オーディション》が始まる。
決められたレールの上を走る電車の様に、次々と全ての試験をパスしてゆく三人だった。
様子を見に来ていた飽本支配人が、ダンスの指導員に話しかける。
「例の私の推薦した女子小学生の三人はどうでしたか?」
今回の推薦が、国の特殊任務省からのお願いとゆうことは、飽本支配人以外はどの担当スタッフも指導員も知らない。
極秘事項であった。
「一応午前中の半日だけ先月発売された新曲のビデオを見させて、覚えられる範囲でいいから覚えてきてもらって、昼から三人に一人ずつ踊ってもらいました。飽本さんのお申し出により、今回のオーディションは形だけと思い、正直適当に見てました。でも運動神経と素質は天性のものをもってますね! 今月一杯みっちり練習すれば、来月には即デビューも可能かと思いました」
「発声も歌唱も、午前中少し基本だけでもと指導したのですが、三人とも十分合格ラインでしたね。特に菅野莉央は、何か人を惹き付けるような魅力的な声を持っています。彼女は逸材ですね!」
発声の指導員も続けて感心する。
「僅か半日だけの御指導の後の即日試験、お世話になりました。無理を通して頂きありがとうございます。私も彼女の容姿は千年に一人の逸材だと思ってます」
結局合格の報せを聞いた三人は、《絆GIRLS》の十人と合流して秋葉ホテル屋上にてバーベキュー方式の夕食パーティーに参加した。
三人はまずイジメの主犯格のボーカル、前島敦美を捜す。
岸峰美波と吹矢こなみも同じテーブルを囲んで焼肉を頬張っていた。
ゆっくり近付いてゆく三人。
菅野莉央が前島敦美に声をかける。
「こんばんは。本日早朝からこの秋葉ホテルに入り、昼から行われた特待生オーディションに合格させて頂きました菅野莉央と申します。この二人もあたしも今年12歳になりました。前島さんに憧れて今回の特待生オーディションを受けました。いつも本当にお綺麗ですよね?」
早速真実を探る第一歩として、機嫌を損ねないようお世辞を盛り込む。
前島敦美。《絆GIRLS》のセンターポジションでメインボーカル。薄い茶色のショートカットで軽く決めて、目は大きく唇は厚い方で、色っぽいが気は強そうな顔付きをしている。
「結城明日香です。こんばんは」
「富田美香です。こんばんは。前島さんも、岸峰さんも、吹矢さんも大ファンですので、お会い出来て光栄です」
「こんばんは。こちらこそよろしくね。菅野莉央さん……あなた本当に可愛いわね? 同じく富田さんも可愛い系だし、結城さんはどちらかとゆうと綺麗系なのよね……三人はお友達かしら? 特待生ってあまり意味が分からないんだけど?」
「いえ、別々の区から偶然選ばれまして……あたしたち三人は今日の朝に、このホテルで初めて顔を合わせました。結城さんも富田さんもたまたま同い年だったんだよね?」
「そうなんです! 今回の特待生オーディションは小学生が目的だったようですね。三人とも一緒に受かって本当に嬉しいです」
莉央の咄嗟の嘘に、明日香も慌てて合わせた。
「ともかく菅野さん、結城さん、富田さん、今日は本当におめでとう。心から祝福するわ」
『パチパチパチパチ…………』
『パチパチパチパチパチパチパチパチ』
ボーカルの前島敦美が莉央たち三人に対し、拍手を始めると、他の九人のメンバーも会話を止めて、一斉に拍手を始めた。
「聞いてると思うけど、特待生のあなたたちが加わると、私たち正規メンバーの三人と入れ替わりになるの。小学生がたくさん欲しいみたいだから運営は……」
莉央の目を見ながら話す前島敦美の目が、一瞬鋭く光ったように見えた。
黙ったまま頷いていると、そのまま途切れることなく話しかけてくる。
「今晩は二階にある大部屋で、私たち十三人が一緒に寝ることになったみたい。さっき飽本さんが教えてくれたんだ。異例よね? こなみちゃん」
隣で真っ黒のポニーテールが良く似合う小学生の吹矢こなみに問いかける。
「うん。ベッドがない……。畳の上にお布団敷いてアイドルを寝かせるなんて……なんか悲しいね? 岸峰さんもちょっとムカつかない?」
「何か意味があるのかしら? 運営も無理矢理感が半端ないよね……特待生オーディションを行うだけでも異例なのに、その日にいきなりメンバー全員合流させて、しかもバーベキュー? その上みんなでお泊まり? ほんとこんな展開初めてだわ」
茶髪のショートボブで大人っぽい魅力を醸し出している中学生の岸峰美波も、運営への不満をこぼした。
少しポッチャリした顔を持つ一見優しそうな少女である。
大人も含むアルコール類無しのバーベキューも終えて、アイドルたち一行は一階の大浴場に浸かっていた。
「先に身体を洗わないで浸かる人種ってあたしは許せないわ」
湯でサッと身体を流して湯船に浸かりにいく子たちを見ながら莉央がボヤく。
明日香も美香も莉央と同じく先に身体をナイロンタオルで擦っていた。
「そう言えば私たち三人で裸でお風呂入るのって……初めてだよね?」
結城明日香が莉央と美香を交互に見ながら呟く。
莉央を真ん中に挟むように左右に明日香と美香が座っていた。
「そう言えば……あたしは真紀さんたちと四人では藤堂長官から秘境の温泉に招待されたことあったけど。同級生のあたしたちはほんと初めてだね……」
富田美香の小さな小さな胸を見詰めながら菅野莉央が答えた。
小学生にしては一番立派な胸を持っているのは結城明日香だったが、一番小さなペッタンコは富田美香であった。
「莉央ちゃん! あたしの胸をジッと見ないでくれる? 恥ずかしいじゃん……」
「ちょっと触らせてよその乳首……」
莉央的には美香は同性とはいえかなり可愛いと思っていたため、冗談も少し過ぎてしまった。
真横を向き、両手で美香の乳首をつまむ。
「やっ!? 莉央ちゃん! やめてよっ!!」
「良いじゃん! いつか去勢してやった女の両親に会いに行ったとき、あたしの指を美香ちゃんのマンコに突っ込んでやったの覚えてる?」
「あ! そう言えば……でも処女膜破れない程度で抜いてくれたんだよね……ありがとう」
「次あたしに逆らったらバージン奪っちゃうからね……」
「ひっ……莉央様には決して逆らいませんっ!!」
莉央はニヤけながら美香の陰部へ手を滑らす……少し大陰唇に触れた瞬間、ビックリして椅子から後ろへ仰け反る様に転げ落ちてしまう。
『ステン!』
「痛っ!!」
「あはは! そんな股開いて転げたらアソコ丸見えだよ? 美香ちゃん」
結城明日香がモロに美香の膣口を見てしまい、吹き出す。
「だ、だって……ほんとに触るんだもん莉央ちゃんってば……」
「あはは! あたしはたまーに……レズ化しちゃうから気を付けることね! 同い年の真理香の拷問の時も少し抱いてやったら少し濡れちゃってたの……」
「処刑する相手を抱いて濡れちゃったの!? そんな感情になるときあるんだ……」
思わず意外と言わんばかりに莉央の方を向いて頬を赤くする明日香。
「あの子も可愛かったからなぁ。縦笛マンコから差し込んで子宮抉りながらも何か興奮しちゃってたなぁあたし」
「ゴクリ……それ、あたしには絶対しないでね……莉央ちゃん」
「わ、私も痛いのはイヤ……するのはいいけどされるのは……」
「あはは! 心配しなくても美香ちゃんも明日香ちゃんも殺る側の立場だから。また残酷処刑島で悪い奴等を成敗しちゃおー!」
「そんなこと言いながら今回私も美香ちゃんも呼ばれなかったじゃん? どうしてなのかな?」
明日香が口を尖らせる。
「今回は囚人四人に対して、初期のメンバー四人で調度良かったから……またそのうち呼ばれるときが来るよ」
笑いながら盛り上がっているところにいきなり激痛が走る。
『ドカッ!! ガンッ!!』
「きゃっ!? ぶはっ!!」
背後から同い年の吹矢こなみが思いっきり明日香を蹴飛ばした。
勢い余って正面の鏡に顔をぶつけて、豪快に鼻血を流す。
「いたたた……」
「だ、大丈夫!? 明日香ちゃん!? ちょっと! 何すんのよいきなりっ!?」
貧乳の美香が立ち上がって睨み付ける。
莉央も、椅子に座ったままでジッと睨んでいた。
「え? 歩いてたら何かに足がぶつかったみたい……ごっめーん! あはははは! 年頃の他の女の子たちもいるんだから変な事しないでくれます?」
嘲るように笑いながら湯船に戻ってゆく小学生のアイドル吹矢こなみ。
「今から始まっちゃったみたいね……あたしたちへのイジメが」
菅野莉央が明日香の背中に手を当て、気遣いながら呟く。
『ザバァッ!!』
『バシャアッ!!』
「きゃあっ!? 冷たいっ!!」
「ひゃっ!! うわっ!?」
今度は両隣のアイドルから洗面器の水攻撃が始まった。
明日香と美香はモロに食らった。
真ん中の莉央が立ち上がり、まず美香に水をかけた一人に、顔面へサッカーボールキックを食らわせる。
その中学生らしきアイドルの名は畑中奈緒。鼻の骨を一瞬でへし折られ、その場で顔面を両手で押さえて泣き叫ぶ。
鼻血がどくどく出ているが、お構いなしに両手で両足首を掴み、莉央の電気アンマが始まった。
思わず両手を顔から離し、鼻血を撒き散らしながらアソコを蹴り込む莉央の右足首を全力で掴むが、力強い莉央の足は勢いを増してゆく。
『ずぷ……ずぷぷぷ』
莉央の右足の親指が少しずつ、畑中奈緒の膣口へめり込んでゆく。
左側の小陰唇まで内側へ巻き込みながらどんどん深くめり込んでいった。
「ほら……早く侵入止めないと処女膜破れちゃうよ? あたしの足の指って長い方なんだから。うふふ」
「ひいっ!? やっ! やだっ!!やめ……」
『バリッ!!』
思いっきり力を込めると一気に莉央の親指は根元までズッポリめり込み、処女膜を突き破った。
「痛ああっ!! 足なんかで私の処女が……イヤアアアッ!!」
『ポンッ……ドカッ!!……バキバキ!』
「残念でした。恥骨も破壊しておいてあげたからね?」
親指を膣から抜いたと思った瞬間、思いっきり右の踵を性器に直撃させる前蹴りを食らわせた。
音を立てて恥骨が粉砕する。
処女喪失よりも、恥骨が砕けた痛みのショックで、気を失って倒れ込む中学生アイドルの畑中奈緒。
股間からは処女膜からの少しの出血が、水に混じって排水口に流れ込む。
逃げようとするもう一人も中学生アイドル、松山樹里。
手を掴んで莉央の前に引っ張り込む美香。
「人に水かけといてそのまま去る気なのですか? 先輩」
「は、離せっ! 私たちにこんなことして……ただで済むと思わないで! 友達の岸峰美波ちゃんに酷い目に合わせてもらうんだからっ!!」
水をかけてきたこの二人は、中学生とゆうこともあり、容疑者三人の内の中学生アイドル、岸峰美波の仲間だった。
鼻血を出しながら明日香も反対側の手を掴む。
明日香と美香に両手を押さえられ、そのまま莉央の制裁に入る。
据え置きのシャンプーを手に取り、松山樹里の肛門へ先端を突き刺す。
そのまま容器を思いっきり絞りこんで、シャンプー浣腸の刑が始まった。
「つ、冷たいっ!? ひいっ!! 何かが入ってくるっ!? ヒャアアアアッ!?」
「髪の毛も綺麗になるし、大腸も綺麗になるかもよ?」
「ひいっ!! あたしのお尻の穴に、まさかシャンプー!? やめて……死んじゃう……」
『プチュウウウウ……』
「お腹壊すくらいで死にはしないよ……きっと多分」
莉央は冷たくそう言い放つと、一本全てを直腸から注ぎ込み終わった。
肛門からブクブクと泡を吹きながらお腹を押さえて苦しむ松山樹里。
「あなたたち!! 何をやってるの!? 誰がこんなことを!?」
他のアイドルの子が呼んだのか、40歳のマネージャーの女性が服を着たままで飛び込んできた。
明日香と美香に水をかけた二人は、医務室に運ばれたが、飽本支配人の計らいでお咎めは一切無し。
そのままその二人は《絆GIRLS》を脱退させられた。
何事も無かったように残り八人のメンバーと共に大部屋の寝室へ移動する莉央たち三人であった。
残り八人も三人に対して完全な無視状態になり、挨拶したときの笑顔は微塵も見られない。
「そりゃこんな事をずっとされ続けてたら普通の女の子なら参っちゃうわなぁ」
「美香ちゃんはまだいいわよ? 私なんて背中蹴られて顔面強打……鼻血ブーなんだから!」
美香の独り言に即突っ込みを入れる明日香を慰める様に低い声で菅野莉央が話し出す。
「吹矢なこみ……同い年と思ってナメてたけど、なかなか強かなやつね……。去勢刑はボスであろう高校生アイドルの前島敦美だけでいいや、と思ってたけど……医務室に運び込まれた二人の友人を持つ中学生の岸峰美波と共に、三人仲良く子宮抉り出してやるわ」
一番奥に陣取っている前島敦美たち三人が向こうからやってきた。
座って話している莉央たち三人を見下ろしながらボーカルの前島敦美が口を開いた。
「ちょっとお願いがあるんだけど?」
「…………なんでしょうか?」
静かに睨みながら返事する莉央に、笑みを浮かべながら続ける。
「25日にある劇場公演は、取り敢えず今の十一人全員出場できるらしいんだけど……その公演であなたたち三人はノーパンで踊りなさい」
「え? 意味が分からないんですけど? あのダンスでは間違いなく観客に股間を見られちゃいますが?」
「見せるのよ。チラチラ躍りの合間で見せてやりながら、公演終了間際に三人揃ってすっ転んで大股開き……観客たちは大喜びだよ! ファンのハートを鷲掴みにできるよ!? うふふ」
一度目で辞める気配がなければ、二度も三度も仕掛けてくる。
ひつこいのがイジメっ子の特徴であるが、前島敦美も負けてはいない。
続いて中学生アイドルの岸峰美波も続ける。
「そのまま観客の前でオナニーもしてもらおっかな? そしたら私たちの仲間と認めてやるよ! ねぇ、なこみちゃん。私の親友の樹里と奈緒をあんな目に逢わせてくれた奴らめ…………これからずっといたぶってやるんだから!」
「いやん……敦美さんも美波さんもエッチなんだから……」
頬を赤くする小学生アイドル、吹矢こなみだったが、一番イヤらしそうな顔で莉央たちを見ていた。
「はい。また三人で相談しておきますので……先輩方に喜んで頂けるよう、精一杯頑張ります」
「ふん! もしできなかったら八人がかりでリンチしてやるから覚悟してなよ?」
「はい。わかりました」
菅野莉央は我慢して素直に返事した。
取り敢えず25日の劇場公演で恥をかかせてから、拷問してやろうと決めた三人は、秋葉ホテルで爆睡タイムに突入した。
――――――――三月二十五日。◯◯区某所、《絆GIRLS》の劇場公演が開演された。
覚えた曲をどんどんこなしてゆく莉央たち三人。
昼から始まった公演も夕方を迎え、ついにアンコールのラスト一曲を残すのみとなった。
「本日も劇場公演に来て頂き、ありがとうございます!! アンコールにお応えしまして、私たちの一番大好きな曲、《絆女子》で締め括りたいと思いまーす!!」
「ワーワー!! ワーワー!!」
「どんな時も~♪ 信じ合い助け合い~♪ 自分じゃなくて友のために泣くこともあった~♪ そう全ては私たちの絆~♪」
「ヒューヒュー!! いいぞーっ!! あっちゃーん!!」
「美波ちゃーん!! 最高っ!!」
「なこみちゃーんっ!! 娘になってくれーっ!!」
ファンたちはここぞとばかりに声援を送るが、やはり前島敦美と岸峰美波と吹矢こなみの人気は凄まじいものがあった。
『ドカッ!!』
「痛っ…………」
急に倒れ込む小学生アイドル吹矢なこみ。
その両手は股間を押さえていた。
背後から莉央の強烈な蹴りが、なこみの股間を捉えていた。
『ストーン!!』
「ひゃあっ!!??」
次は中学生アイドル岸峰美波のスカートとパンツが一気にずり下ろされ、ファンたちの前でまともに陰部を晒してしまう。
あらかじめサッと脱がせる事が出来るように細工されていた衣装だった。
どよめき始める劇場…………。
スタッフが飛び出してきて、照明全てが切られた。
「本日お集まりのファンの皆様、誠にありがとうございます。只今、思いがけないトラブルが発生致しましたので、本日の公演は急遽終演とさせて頂きます。お気をつけてお帰り下さいませ。またのご来場を《絆GIRLS》と共にスタッフ一同、心よりお待ち致しております」
アナウンスも流れてついにアンコールの最中、異例の終演となった。
ここからは飽本支配人の力が凄かった。
他のアイドルたち五人は帰らせて、例の疑惑の三人と、莉央たち三人の、六人だけを秋葉ホテルの地下にあるジムに集めた。
「どうしてこうなるの!? 何で? 美波となこみまで……私を裏切ったのね?」
莉央たちに公演終演した直後、殴りかかった時に徹底的にボコられて、返り討ちに逢った岸峰美波と吹矢なこみは、公演時の仕返しどころか、あっというまに莉央たちの手下になっていた。
「このベンチプレスの台に紐で縛り付けてくれるかな? ついでに素っ裸にひん剥いてからね……」
菅野莉央の命令に素直に従う美波となこみだった。
スルスルと二人がかりで前島敦美を全裸にする。
「やめろよ! 裏切り者!! 五人相手に私でも敵う訳ないじゃん!! 卑怯だぞお前ら!!」
「ゴメン、前島さん……菅野さんたちの言うこと聞かないと、こなみも美波ちゃんも子宮抉り取られちゃうの。ほんとゴメンね」
「こなみちゃん!? そんな……」
医療用のメスを取り出しながら莉央が囁く。
「かなり悲惨な目に合わす代わりに、苦痛だけは和らげてあげるから。美香ちゃん、痛み止めと、血止めの注射打ったげて!」
「痛み止めは……いらないんじゃ? こんな冷たい女子高生なんて、徹底的に苦しめてやろうよ? 莉央ちゃん」
「私もそう思うよ! 何でこんな奴に痛み止めなんて?」
明日香も不思議に思い、莉央に問いただす。
「いいの……こいつはね……シャニーズJr.とかゆうデビューしたての美男子アイドルの西山紀夫と密かに出来ていてね」
「ええっ!? あの超美男子の西山紀夫と!?」
密かにファンだった結城明日香が焼き餅を妬きながら立腹する。
「あたし、全く知らない……」
アイドルに興味ない富田美香はノーリアクションだった。
「しかも西山紀夫との間に……妊娠四ヶ月……12週ね」
「12週と言えば……もう男女の区別も出来て、外性器も形成されてるころじゃないの?」
「良く知ってるね? 明日香ちゃん。だからかなり悲惨で残酷な目に合ってもらうから、せめて痛みだけは和らげてやろうかな……と思った訳。言いたいこと分かる?」
薄々気付き始める明日香と美香だった。
「まさか……いつもの様に子宮抉り出しちゃうってことは……赤ちゃん死んじゃうよ? 莉央ちゃん、本気なの?」
「そ、そうよ! 拷問は許されていても、今回は殺人はダメだって言ってたじゃん!? 莉央ちゃん、やめとこ」
「は? 胎児なんてまだ意識も何もないのよ? 自分の存在すら認識出来てない上に、恐怖も痛みでさえも分からないモノなんだけど?」
そう思えばそう思えてきた二人だった。
「確かに……残酷なのは残酷だけど、痛みも恐怖も分からない内に死んじゃったら何も可哀想じゃないよね……美香ちゃん」
「そう……かな? まあ、莉央ちゃんの決定と、明日香ちゃんの同意があれば、あたしに止める権利はないわよね……はーい。分かりました! じゃあボーカルの前島あっちゃん……注射の時間ですよぉ……」
『プスリ……プチュウウウ……プス……プチュウウ……』
手際よく二本の注射を打ち終わった富田美香。
「出血多量もなく、痛みも殆ど感じない様にしてあげたから……西山紀夫とかゆう美男子アイドルとの赤ちゃん……産めなくなるけどゴメンね?」
「やっ! やめてっ!! 来年にはアイドル辞めて西山君との赤ちゃん産んで周りに自慢するつもりなの! お願いだから産ませて!!」
「ダメだよ。あなたは十人の少女の夢を奪った挙げ句、二人も死に追いやっているの……処刑されないだけマシと思いなさいね?」
非情にも、莉央のメスは極秘で妊娠しているアイドル、ボーカルの前島敦美のおへそに突き刺さり、そのまま腹部を下に向かって切り裂いてゆく…………。
「やめて……許して……ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……莉央ちゃん!! お願い許してええっ!!」
「だーめ。男の子か女の子か楽しみだね? 最後にそれだけは確認させてあげるよ前島あっちゃんさん? このままクリトリスまで切開してあげたいよ……」
15cmほど腹部を縦に切り裂いた後、結構ボウボウの陰毛の生え際辺りでメスを止める。
メスを美香に渡すと、すぐさま右手を腹部に突っ込む莉央。
「ギャアアアアッ!?」
「殆ど痛くないくせに大袈裟言わないの! ばーか」
『ぐちゅちゅ……ニュプニュプ……ぐちち』
異様でイヤらしい卑猥な音を立てながら、莉央の右手は敦美のパックリ切り裂かれた腹部から同じく縦に切り開かれた子宮の内部を捏ね回す。
痛み止めの注射がなければ、苦痛でショック死してもおかしくないレベルだ。
やがてパクパク開閉している腹部から血まみれの白っぽい物体が取り出される。
ヘソの緒を強引に引きちぎった。
何となく人の形をしたその物体をつまみ上げ、両足を開ける。
そこには小さな小さな割れ目が付いていた……。
確かに確認できる……女の子だった。
「い、いやっ!?……私の……赤ちゃん……? いやああああっ!!」
自分の子宮から無理やり抉り出された胎児を見せ付けられ、気が狂ったかの様に泣き叫ぶ前島敦美。
明日香と美香に胎児の両足を持たせて、開脚状態で逆さに吊り下げさせる。
「女の子だったみたいね? 無事に産めていたら男女アイドル同士の娘……さぞや可愛い女の子に成長してたんだろうけどね……。可哀想だけど……。じゃ、胎児のマンコ……切開しまーす♪」
「うそっ!? や、やめてええええっ!!」
『ズ……ズズズズズズ……』
胎児の性器らしき小さなワレメにめり込んだメスは、一直線に性器と肛門を切り裂き、頭まで真っ二つにした。
「さすが胎児の女の子! 骨盤も柔らかいし、頭蓋骨もフニャフニャ……あはは。見事に真っ二つになったよ? 脳ミソ殆ど入ってないかも? アハハ」
「う、うわあああああんっ!! うわあああああんっ!!」
楽しみにしていた美男子アイドルとの間にできた女の子……無惨にも胎児の内にマンコから真っ二つにされ、たまらず号泣する前島敦美だった。
真っ二つになった女の子の胎児を地面に叩き付け、足で踏み、グリグリと踏み潰す莉央。
原型を止めなくなってしまったその肉塊は、道路で車に擦り潰された動物のミンチのようになってしまっていた。
切り裂かれた敦美のお腹に再度右手を突っ込み、そのまま子宮のあった場所を通りすぎ、膣内を通り、膣口から右手を付き出した。
そのまま上部にある尿道とクリトリスを中指で超高速で擦る。
「あ、あんっ!あんっ!? ひゃあっ!! き、気持ちいい……どうしてこんな状態で気持ちいいの? 私……」
「痛みと出血はなくても、気持ち良く感じる神経はそのままにしてあるから……ほら、赤ちゃん殺っちゃったお詫びにイカせてあげるよ。イキなさい! 変態女子高生、前島敦美っ!!」
「あ、あんっ!! だめっ! イクっ!! イクうううっ!!」
『プシャアアアッ!!』
「あーあ、こんな切り裂かれたお腹に腕突っ込まれて……マンコから突き出されて……そのままクリトリスオナニーでイッちゃう? 哀れ過ぎて笑えないなぁ」
結城明日香は呆れて血と愛液にまみれた人気絶頂アイドルの陰部を眺めていた。
『グボボッ! ずちゅっ!!』
マンコから突き出していた右手を切り裂いた腹部から引き抜く莉央。
「消毒して縫合しといてあげるから……あなたは死なせないから安心してね? もう《絆GIRLS》ではいられなくなるけどね……」
縛り付けられているベンチプレスの台に右膝を乗せて、かがみ込む様にして前島敦美の顔へゆっくり莉央の顔を近付けてゆく。
顔をしかめて唇を噛み締めて、ボロボロ涙を流しているその唇へ、そっとキスをした。
「…………んっ!?」
不意打ちの唇への感触に思わず目を見開く敦美。
「あたしの顔、可愛いって本気で言ってくれてありがとね。センターのあなたに誉められるなんてスッゴく嬉しかったよ」
「菅野……さん……無茶苦茶可愛い……けど……無茶苦茶……残酷なんだね? どうして……大事な子宮を奪っちゃうの? 意味あるの?」
「意味? 無いよ。あたし、エッチで残酷だから。男だろうが女だろうがチンポやマンコやアナルをズタズタにするのがダーイ好きなんだっ。去勢が趣味なのでーす。でも胎児はいきすぎたかな? てへっ。許してね……あっちゃん……」
未だにヒクヒク軽く下半身が痙攣している敦美。
縫合が無事に終わり、さぁ解放かとおもった矢先……。
肛門へ白く長い指が突き刺さる。
富田美香の人差し指だった。
「こんなピンク色した綺麗な肛門見せられたらあたしも……じっとしてられない! ゴメンね! 腸液タップリ扱き出してあげるから……あは♪」
『ぬぽぬぽ……ぐちゅぐちゅ……くちゅちゅちゅちゅっ!!』
痙攣がおさまったと思いきや、アナルへの強烈な指での掻き回し責め……。
「ぴぎいいいっ!! お尻の穴……き、気持ちいい……あ、あん……」
「美香様、アナルでイカせて下さいっ! って言えっ!!」
「あはあっ!! み、美香様っ、敦美のアナル掻き回してイカせて下さいっ!! あっはああっ!!」
「ほら、イケイケ!! 女子高生の癖に女子小学生なんかにクリトリス擦られてケツ穴掘られて二度もイカされるなんて……笑っちゃうね!」
「い、イクっ!! イックウウウッ!! 美香様あああっ!! あひいいいいっ!!」
『ガクガク……ビクンビクン……プシャー!!』
腹部を切開され、子宮と共に胎児を抉り出され、クリトリスオナニーでイカされ、更にアナルでイカされ……白目を剥いて痙攣しながら潮を噴く女子高生アイドルでありボーカルの前島敦美。
女子高生にしてはかなりの豊胸を二つとも両手で鷲掴みにしてグリグリと揉みしごきながら莉央が再び話しかけた。
「美香ちゃんもエッチだね相変わらず……。さぁ、もういつまでもオシッコ漏らしたり潮を噴いたりしてないで! あのね。もし次ココを舐めてくれる彼氏が出来たら、付き合えても子供は諦めて! って、きちんと言うのよ? 分かった?」
「……はい、分かりました……ぐす……ぐす」
「こらこら! 泣くのは勝手だけど、潮を噴くなと言ってるでしょ? もしあたしの脚にかかったりしたら、小陰唇やクリトリスや膣をバラバラに解剖してやるんだから。そして肛門も抉り取ってから尿道引き摺り出してやるからね?」
結城明日香も続ける。
「あんたがスッゴく可愛いと思った菅野莉央ちゃんに色々責められて良かったねぇ? 子宮と赤ちゃんだけで済んだのは莉央ちゃんの情けだから感謝しなさいよ? うふふ。いつもなら直腸、大腸とかまで抉り取られてるわよ? 何なら私がそこまでやってあげようか?」
「ひっ……勘弁してっ!! うわあああんっ!! わあああああんっ!!」
更に激しく号泣して、ただただ泣き喚くしかできなくなってしまった前島敦美だった。
一部始終の拷問を見ていた中学生アイドル、岸峰美波と、小学生アイドルの吹矢こなみは、共に小便を漏らし、しゃがみこんでシクシク泣き続けていた……。
「こなみ! 美波! オシッコ漏らしてる場合じゃないでしょ? 今すぐパンツ脱いで両脚開いてあたしたちにマンコ見せるの! 早く!!」
富田美香が、二人のアイドルに強く命令する。
「は、はいっ!!」
「ひっ……はいっ!!」
衣装のヒラヒラスカートと、小便でビショビショになったパンツを足首まで完全に脱ぎ終わると、ゆっくり両脚を開いてゆく二人……。
「私、中身が見てみたい」
結城明日香が目を細めながら冷たく言い放つ。
「えっ? 中身って……何ですか?」
鼻水をすすりながら涙声で問いかける小学生アイドルの吹矢こなみ。
富田美香が歩みよって、思いっきり頬を右手で平手打ちした。
『パァンッ!!』
「ひぎゃっ!?」
「両手でパックリと腐れマンコ開けて奥まで見せろっつってんだよっ!?」
「美香ちゃん……スケバンみたいになってるよ? はは……」
「私も莉央ちゃんと同じ事思った……言葉遣い悪すぎ~」
「え? そうかな? コイツらが頭悪いからついつい。あはは」
グスグス泣きながら二人は大股開きの体制で、更に両手の指で性器を限界まで全開に開いてゆく……。
『くぱぁ~』
『ぱっくん……』
しばらく二人の性器内部をジィーっと見つめる莉央たち三人。
ピンク色で艶々の女性器を見ていると、莉央は頬が赤くなってきていた。
「ほら、次はお尻の穴……思いっきり開けて直腸まで見せろ」
美香が更に催促する。
子宮を抉り取られるかもしれない恐怖と戦いながら、言われるがままに恥部を開いて見せ続けるこなみと美波だった。
「もう三人とも二度と姿を見せないでね! もし辞めなかったらあんたら二人も白目剥いて潮から泡から吹いてる女と同じ目に逢わせてやるからね? いい?」
開脚したまま陰部と肛門を交互に指でパクパク開閉させる惨めな小学生と中学生を、腕組みして見下ろしながら話しかける菅野莉央。
「はい……ぐす……ぐす」
「はい。分かりました……アイドル引退して二度と貴女方の前にも芸能界にも現れませんから……許して下さい……」
「分かった……じゃあもう二人とも汚いマンコしまっていいから」
莉央に許しを得た二人は泣きながらゆっくりパンツとヒラヒラスカートを履いてゆく。
「この淫乱女子高生アイドルの前島敦美も叩き起こして連れて帰ってね? じゃあさようなら」
莉央に続いて明日香と美香も手を振りながら笑顔で見送る。
「バイバーイ」
「もう他人を苛めちゃダメだよーっ」
岸峰美波と吹矢なこみは、子宮と胎児を抉り取られて、縫合された惨めな腹部をした前島敦美を両側から抱えながら、フラフラしながら地下のジムから去っていった…………。
――――――数日後。
次の公演に向けてレッスンする菅野莉央たち三人と、残ったメンバー五人との合計八人での新ユニットが組まれた。
八人に因んで《末広がりGIRLS》=《末広がーるズ》………飽本支配人が名付けた。
最終決定グループ名 《スエ広GIRLS》
カタカナと漢字と英語の混じった上に、洒落の入ったネーミングは、八人とも大いに気に入っていた。
三人が前列に並び、五人は後列、二列に別れての編成だった。
ど真ん中のセンター、メインボーカルは勿論菅野莉央、12歳だった。
気合い入れて叫ぶ莉央。
「明日香ちゃん、美香ちゃん、こうなったらアイドル界の天下獲ってやろーねっ!!」
ついにイジメっ子の制裁に成功して、アイドルデビューを果たした莉央たち三人の残酷女子小学生。
勉強と、義務教育中のアイドル活動と、残酷処刑島での死刑執行……三つを同時にこなしていけるものかどうか…………。
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(怖い女)
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投稿:2020.05.11更新:2020.05.19
残酷処刑島 17 アイドルデビュー? イジメっ子を制裁せよ!
著者 怖い女 様 / アクセス 2951 / ♥ 1