愛のある去勢-2
そのまま押し倒されるように香織が上になり、普段は抑圧されているのか、開放的になったことにより腰を振り乱し、騎乗位のまま「あぁ、気持ちいい、あーっ気持ちいいっ!」と興奮した声を出し続けていた。
下になった僕が激しい射精感に襲われても香織は腰の動きを止めなかった。
「あーっ、中に射精(で)ちゃいますよ」と僕も快感に苛まれて声にならない声だったため、香織に声が届く間もなく、香織の生暖かいしっとりとした女性器の中に大量の精子を発射してしまった。
と同時に香織も絶頂を迎えたのか、覆いかぶさるように僕の身体に密着してきて、お互い満足しきった感じで抱きしめあった。
一部始終を見ていた響子にとっては、紹介者としてちょっと香織にやきもちをやいたが、最後はやはり響子がイニシアチブを取る展開になっていこうとしていた。
「じゃあ香織さん準備しようか」
「うん、わかった。」というと手際よく準備を始めた。
事前の話で、おちんちんはどうやって切るか聞いていた香織は、純也の用意した調理用バサミを手にした。取っ手は緑色だが、刃の部分はステンレス製で切れ味のよさそうなキッチンばさみだった。
僕の最後の射精は、響子によるペニスと睾丸のマッサージから始まった。
「純也さんどお?気持ちいい?」
保険の仕事をする前までは、いろいろな業種を経験していたという響子だが、マッサージ店にも勤めていたらしく、睾丸を包み込むように握る力加減やペニスを上下にしごくスピード感が絶妙で、完全に勃起するまでそれほど時間を費やさなかった。
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投稿:2020.07.17
愛のある去勢-2
挿絵あり 著者 映露美倶楽部 様 / アクセス 9085 / ♥ 1