勃起した僕のペニスに軽くキスをしたかと思うと、そのままゆっくりとペニスを口に含んでいった。
舌をペニスに絡ませ、ゆっくりと顔を持ち上げるたびに吸い着くフェラチオは、睾丸の中の精液をすべて絞り出してくれるような感覚だった。
玉袋全体を包み込みながら、響子のスラリとした人差し指が僕の右側の睾丸をコロコロと転がす。
時おり副睾丸を圧迫することがあるが、これがなんとも痛気持ちいい。
「どお純也さん?そろそろ射精(い)きそう?」
「うん。そろそろかなぁ」
響子がステンレス製の調理ばさみを手にした香織に目配せした。
そして睾丸を掴む左手だけを残して、ペニスをしごいていた右手を離した。
代わりに香織の左手が僕のペニスを握った。
ゆっくりと僕のペニスしごきながら徐々にスピードが高まってくる。
響子は変わらないスピードで左右の睾丸をコリコリと転がしている。
徐々に射精感が高まってくる。「あっ、あっ、」と声が漏れてくる。
「あっ、あっ、射精(い)きそう、、」
僕の喘ぎ声を聞いた香織は、手にした調理ばさみを僕のペニスの根元に挟み込んだ。
睾丸を包む響子の左手と、ペニスをしごく香織の左手の間には、ステンレスの鈍い輝きを放つ調理ばさみがセットされている。
香織がハサミに力を入れれば、僕のおちんちんが去勢される準備が整った。
「あっ、あっ、射精(い)きそう、、」
響子に事前に伝えていたことがある。それは射精の瞬間に去勢してほしいというお願いだった。
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投稿:2020.07.27
愛のある去勢-3
挿絵あり 著者 映露美倶楽部 様 / アクセス 7075 / ♥ 1