とある男女の話しである。
男「去勢して下さい」
気が付くと男は手を後ろに組み、ペニスを前に突き出した体勢で彼女にお願いをしていた。
彼女は嬉しそうにニコッと笑いその場を立ち台所へと向かう。
彼女が戻ってくるとその手にはまな板と包丁が握られていた。
男は彼女がそのまな板と包丁を何に使うのか直ぐに理解した。
女は机の上にまな板を置くと、包丁を握ったまま優しく微笑み男に近づく。
女「んふっw🎶こっち来て♡」
彼女は男のペニスを握り机に向かうと、まな板の上にペニスを引っ張る。
そのペニスは小さく萎え力無く項垂れている。
その下にある金玉袋もペニスと同様にペラペラとして縮こまり、男として一番大事なある物が二つとも無くなっていた。
何故なら男は先月、二つの金玉を彼女にプレゼントとしていたからである。
金玉を失ったペニスは男としての役目を終えオシッコをする為だけのただのホースになっていたのだ。
そんなペニスが彼女に握られ今だけはムクムクと少しづつ大きく勃起し始めている。
男はこれから彼女にペニスを切り取られようとしているのに、抵抗する事無く言われる通りにまな板の上にしっかりとペニスを突き出す。
それは男が自ら望んだ事かも知れないが、少しぐらい心残りがあってもおかしくないのに、男は素直にペニスの最期を受け入れていた。
彼女はペニスをキュッと掴むと反対の手に持った包丁を振り被り嬉しそうにニヤッと笑う。
包丁の刃がギラッと光、ペニスの根本へと振り降ろされる。
ヒュンッ!!
彼女は何の躊躇いも無く、男のペニスに包丁を振り降ろし、ペニスの根本を勢いよく叩っ斬ろうとする。
男の目には振り降ろされる包丁がスローモーションの様にゆっくりと見え、彼女との思いでが走馬灯のように甦る。
これから切り落とされるペニスから切り落とそうとする彼女の顔へと視線を動かす。
ペニスを切り落とそうと包丁を振り下ろす彼女の顔は、最近見た笑顔の中で一番輝いており、心から楽しみ笑っているようだった。
男は彼女のそんな笑顔を最後に見られて幸せに思い、切り落とされて行くペニスにお別れを告げる。
ペニスは別れを惜しむかのように、彼女の手の中で大きく勃起しヒクヒクと脈打っているのが分かる。
彼女にペニスを切り落とされる事が何故か幸せに思える程の笑顔で、彼女にペニスを切り落とされる為に男は男として産まれて来たのだと思えるほどに満たされていた。
ほんの数秒の事なのに男には時間が引き伸ばされているかの様に長く感じる。
彼女の握る包丁がペニスの直ぐ側まで振り降ろされており、これでペニスとお別れだと男は心の中でペニスにお礼を言う。
“今までありがとう”
キュッ!グニュッ、
彼女のペニスを掴む指に力が入り、包丁がペニスに当たった瞬間ペニスがグニュッと曲がり、彼女の指に力が入る。
もしかすると、包丁で押された圧でそう感じたのかも知れない。
グッ!スーーッ、、
ペニスは少しの抵抗とともに皮膚が切れ、包丁がペニスの断面に入って行く。
そこからは何の抵抗も無くあっさりと刃が通り、ペニスの断面を包丁が通り過ぎ、まな板に包丁の刃が当たる。
スパーーーンッ!!
包丁がまな板に到達した瞬間、気持ちの良い音が部屋に響き渡った。
それは男がペニスとお別れした合図でもあった。
男は彼女にペニスを切断される瞬間、何かしらの快感を感じたのか、それとも男としての最後の防衛本能が働いたのかペニスが最後の射精運動をしていた。
切断されたペニスから透明の液がピュッ!と飛び、ペニスと身体の間にある包丁に透明な液体がドピュドピュとぶつかり血が混ざって行く。
切り取られたペニスの部分からは冷たい風が吹いたような感覚があり、そこから火が付いたように次第にドクドクと熱くなって行く。
女「んふっw♡ありがとう🎶」
彼女は切り取った男のペニスを嬉しそうに掴みあげると、ニコニコと微笑みながら男に一言お礼を言う。
男は彼女からのお礼の言葉に全てが満たされた思いで幸福感を感じていた。
女は切り取ったペニスを持って台所へと向かうと、水道の蛇口を捻り血を洗い流す。
男はと言うと切り取られたペニスの根本をタオルで押さえ止血をしていた。
そんな男に女が戻って来て嬉しそうに声をかける。
女「ねぇ、このおちんちん貰って良い?」
女は洗い終わったペニスをブラブラさせながら男に訪ねる。
男「う、うん、そのおちんちんあげる」
女「ヤッタァー🎶ありがとう🎶」
女は男が答えるより先にペニスをお酒の入った瓶に入れようとしていた。
最初から女はペニスを貰うつもりだったのだ。
そのお酒の中には先月男からプレゼントしてもらった金玉が一つ入っているのが見えた。
元々二つプレゼントしたのだが、どうやら一つは既にお酒のつまみとして食べられてしまったようだった。
女は貰ったペニスをそのお酒の中に入れ、嬉しそうに蓋をして軽く上下に振った。
瓶の中に入ったペニスと金玉がお酒の中で踊る。
彼女に今プレゼントしたペニスも近いうちに彼女のお酒のおつまみとして食べられてしまうのだろうと男は少し嬉しそうな哀しい顔をしたのだった。
女「これ、大事にするね🎶」
彼女のその言葉には、大事に調理して食べちゃうねと言う意味があった。
女はニコッと笑いそう言って部屋を出て行ったのだった。
その後、数週間が過ぎたある日の夜の事だった。
彼女から一通の連絡が来て写メが添付されていた。
こんにちは。
久しぶり、元気してる?
君のおちんちんとタマタマ良い感じに
食べ頃なので美味しく調理しました🎶
凄い上手に出来たから送るね🎶
これ写真です🎶
これから頂きます♡
写真には薄切りにスライスされた金玉とこんがりと焼かれたペニスがお皿の上に盛られ、その隣にはお酒の入ったコップが置かれ、笑顔で微笑む彼女の姿があった。
男は調理された自分のペニスと金玉を眺めながら彼女の微笑む姿をジッと見つめて思い出にふけっていた。
するとまた彼女から連絡が来る。
ご馳走さまでした🎶
君のおちんちんとタマタマ
美味しく頂きました。
凄く美味しかったよ♡
ご馳走さま🎶
バイバーイ🎶
送られてきた写真には空になったお皿とコップが机に置かれ、自分のペニスと金玉が彼女に食べられた事を意味していた。
最初の調理された写真をもう一度よく見るとその写真の隅の方には男と同じように誰かが彼女に捧げたと思われるペニスと金玉入りの瓶が数個置いてあるのが見えた。
男は彼女に連絡を送った。
美味しく食べて貰えて良かったです。
その調理した写真の隅に置いてある瓶は何ですか?
直ぐに彼女から返信が来る。
先週貰ったおちんちんだよ🎶
どう?美味しそうでしょうw🎶
3個もあるんだよ🎶
僕のおちんちんと何方が美味しいですかねぇ?
食べてみないと分かんないけど多分君のおちんちんかなw♡
また生えて来たらご馳走して欲しいなw♡
それ皆んなに言ってるんじゃ無いですか?
あはっwバレたw♡
ぶっちゃけ男じゃなくなった奴に興味ないからw
コレもただの社交辞令だしねw
最後にお別れも踏まえて連絡してあげただけだからw感謝してよね🎶
それじゃあねwちん無しの玉無し君w🎶
その後彼女との連絡は一切付かなくなった。
男は取り返しの付かない事をした事にようやく気がつくもそれは時すでに遅く、後悔しながら盛り付けられた自分のペニスと金玉の写真を見るのだった。
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投稿:2021.02.28更新:2021.03.07
彼女への贈り物〜そして後悔
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