高校2年の6月俺は好きな子に初めての告白をした。
私、女の人が好きなの。だからごめんね。
好きになった女の子は性の対象が女子だった。そう言われフラれた日から悩み続けて1ヶ月そこで確認したいことが思いついた。
その確認をしたく彼女を人気の少ない体育館の裏に呼び出した。
「前に好きと言ったのはまだ変わらないんだ。それは俺を断る為についた嘘なの?俺はどうしてもそれが聞きたくて。」
「君の事は嫌いじゃないよ。うーん。私ね。女が好きと言うより女の子のあそこが好きなんだよね。変態かな?」
「それってレズってこと?」
「なんだろう?自分でもハッキリまだよくわからないんだけど、、男の人の。。ほら。。あそこ、、、が好きじゃないんだよね。でも男の人の体は好きというか。。」
「。。。よくわかんないけど。性の対象は男だけど女の性器が好きってこと?」
「まぁそんな感じかな?」
「じゃぁ俺も男の性器じゃなければ可能性はあるってこと?」
「さーねー??君の事は嫌いじゃないし今は好きと言うことでもないから。でもそうだったら気持ち変わるかもね。じゃーバイトあるから行くねー。」
こんな会話をして走っていなくなる彼女。
短いスカートがヒラヒラ揺れていて俺はドキドキしながら見送った。
家に帰ってきた俺はあの子の言っていた事が気になってしかたがなかった。
自問自答を始める。
俺はあの子がやっぱり好きなのか? はい
俺はあの子とHがしたいのか? はい
俺はあの子の言うような体になれるのか はい
俺はあの子の性癖に合わせられるのか はい
俺は男の性器を失う事はできるのか はい
俺はあの子と付き合いたいのか はい
いろんな角度で考える。だが結論は出せずにいた。
最後の自問自答。これで気持ちをハッキリさせよう。
俺は男のままであの子の為に女の性器にしても悔いは残らないか
はい
俺の決断はそのようになった。その気持ちに二言はないっ!それだけあの子が好きで好きでたまらないッ!
俺はあの子に振り向いてもらう為にそうするように決めたのだった。
それにしてもどうしたらいいんだろう。
女の性器もあまりよく知らないし実際見たこともないしな。。
そう考えた俺はネットで検索して画像を見てみる。
それは想像と違いワレメがあるだけと思っていたがワレメの中は意外と複雑だった。
俺はこうしないといけないのか。
自分のペニスを眺める。そこには女の性器を見たこともあり反り立っていた。
俺はあの子のアソコを想像しさらに大きくなっていた。でもあの子のアソコを見れるようにするにはこれがあっては叶うことが無い。
俺は試しにハサミを持ち出しペニスにあてがいそう力を入れる。
グッ!手に力が入る。ハサミの刃が食い込んだ辺りで痛みが襲い力を緩める。
ダメだ。自分ではできもしない。。
自分で切り取るのは無理だと認識したときにあの子の裸が頭をよぎる。
そして勃起しているチンポをそのまましごき始める。
すぐさま飛び出る精液。そのまま小さくなっていくペニス。
射精した後でもあの子の事が頭に浮かんでしかたがなかった。
どうしたら女の性器に変えることができるのか必死で悩んだ。
パソコンでいろいろ調べているうちに性転換手術という文字が目に入り全てを読み干す。
それには数百万かかるようだった。
高校生の俺にはそんな現金を用意することも出来ない。どうしたら。。
するとニューハーフ支援サイトというものが目に入った。
それにはニューハーフ好きの人間が支援するという無いようで費用を用意する代わりに手術内容を医療サイトに提供するという事だった。
俺はこの内容を隅々まで読みそこに応募をした。
そして返信が来るのを数日待った。
数日後メールが届きその指示によると一度面接をし判断をするとの無いようだった。
俺は返信し応募をした。
返信するとすぐ面接場所と日時の連絡が来たのだった。
面接当日
「えーと。未成年の方ですね?ですとご両親の承諾が必要なのですが」
「両親に言っても承諾をもらえると思いませんッ!ですが性転換は下半身だけでその後も男性として生活するので両親には絶対に貼れないようにするのでお願いいたします!」
「そう言われましても。」
「お願いいたします。」
「ちょっと複雑な話になりそうですので当社は見送らせていただきます」
結果はこのような内容だった。
諦められない俺はインターネットで探しまくり同じような内容を探していた。
すると一件のメールが届いた。
内容はこうだった。
先日の面接した者です。もう一度お会いしたいのでと日時と場所の連絡だった。
俺は考えてもいないところからの連絡で胸が弾んだ。
当日
「お久しぶりです。前置きなしでお聞きします。まだお気持ちは変わりませんか?」
「はいっ!変わっておりません。」
「そうですか。ここからは完全に極秘ですがあなたのその気持ちが変わらないのであれば会社としてではなく私が費用を提供するのでお受けしていただけないかと」
その無いように俺はビックリして
「お願いしますッ」と即答した。
その手術の日時は夏休みの8月の2週目
そして待ち合わせ箇所から目隠しで病院に入り手術後は目隠しのまま一泊して自宅に帰る。そしてオンラインの動画で自宅で本人の治療とその経路を全てを提供するという内容だった。
一泊であれば両親にバレることもなく性転換が可能だ。
この頃は後先を考えず自分の性器よりもあの子と付き合いたいそれしか頭に無かった。
そして待ちに待った夏休みに入り手術の待ち合わせの当日を向かえた。
両親には友達の家へ泊まりに行くと言い簡単な着替えだけを持ち待ち合わせ場所に到着する。
「この車に乗って、そしてこのアイマスクをつけてもらってていいかな?」
俺はいう通りにしそのまま車は走り出した。
車が止まるとストレッチャーのようなベッドに寝かされ病室に運ばれる。
寝たままの状態で予め言われていた事前準備が出来ているかを問われた。
前日から何者食べず言われた通りの事はしてあった。
そのまま目隠しのまま全裸にされ、陰毛を全て剃られ腸の中を下剤で空にされる。
「それでは麻酔を始めます。性転換の方法は腸を使って行うものです。予めお伝えしてありましたが術後に再度説明致します。それでは麻酔を開始します。」
俺はドキドキしながら気持ちを落ち着かせそして知らぬ間に意識は無くなっていた。
手術では
丁寧にペニスの皮を剥ぎ剥き出しになったペニスを尿道と海綿体を切り分けていく。
そして玉袋を切り裂き睾丸を抜き取りパチッと体から切り落とす。この瞬間に俺は男としての必要なものが失われたのである。
そのまま玉袋は体から切り離さず残したまま丁寧に広げ女性器の形成に使用する。
玉袋の無くなった股間は体内の海綿体が姿を表しそのまま体外へ引き出される。
そこには埋まっていたパイプが無くなった跡のような窪みだけが残り根元から尿道と分離された海綿体が亀頭の一部を残し体から切り落とされた。そのまま尿道だけが残され亀頭を小さく切り落としては形成しクリトリスに作り変えている。
玉袋があったであろうその跡地の奥に体の中に向けて穴を作っていきその穴に腸と融合させる。ペニスと玉袋の皮で股間の表面を形成し皮に開けられた小さい穴から細い管のような尿道が引き出され男として最後の部位を短くされる。
その短くする音はパチッと簡単に切り離し女性と同様の尿道の長さに調整された。
この瞬間に立ションが不可能な体になったのである。
ペニスを中から支えていた股間の一部がペニスの皮を窪みに引っ張ったせいで大きく盛り上がり膨らんでいる。この膨らみを利用して大陰唇いわゆるワレメを整形したのだった。
その作られたワレメのスタート口の少し下に亀頭で形成されたクリトリスが埋め込められ残りの整形だけを残し俺の股間は偽りの女性器に作り替えられた。
数時間後俺は目を覚ました。
そこは病室ではなく真っ白な壁紙でベッドしか無い部屋の中だった。
目隠しは外されてはいるがここがどこなのか何時なのかは解らなかった。
ベッドから起き上がろうとしたとたん下半身に激痛が走る。
布団を捲り股間を見た瞬間にガーゼのみが貼られておりそこにはいつも毎日のように触っていたあの膨らみは無かった。
そして自分の股間を見たとたん涙が溢れ落ちここで初めてとんでもないことをしてしまったという喪失感が襲いかかってきた。
ただ、ただ、股間に手をあてついていない事を思い知らされ俺は泣き続けるしかった。
「目が覚めたのかい?手術は無事に成功したよ。」
俺は股間を触りながら泣きながら話を聞いている。
「作った膣はピアスの穴の様なものだから定期的に穴を広げるリハビリでダイレーションというのをしてもらわないといけない。そしてその膣は腸の一部を使って形成しているた為に腸液が滲み出てくる。それを受け止める為にナプキンを毎日のようにつけてももらわないといけない。」
「。。。」なにも言えない自分
「それと君の膣は男性器を受け入れることが出来るが以前のような快楽は無いかもしれない。唯一快楽を感じれるのは亀頭から形成したクリトリスは感覚が亀頭に近いと思われる。そして肝心なのは今後のトイレは立ってする事は難しい、女性のように座ってしてもらうほうが良いと思う。ただ、まっすぐ尿が飛ぶかはまだハッキリしていない、これは後に試してもらいたい。」
俺の返事も聞かず
「それでは今は夜の9時だ、明日の12時に待ち合わせ場所だった所まで送らせてもらうからゆっくりして欲しい。」
そう言いながら部屋からいなくなった。
俺はそのまま朝まで喪失感と罪悪感で泣き続けた。
この時はあの子の事は頭に過ることもなかった。そして帰宅の時間になり目隠しをされ車をおろされる。
「渡した書類に書いてあるように今日から2週間自己治療をオンラインで送ってほしい。」
そう言われ車は走り去って行った。
いつもの駅のロータリー。
ズキズキ痛む股間で少しガニ股でゆっくり歩きベンチに腰をかけた。
「ひしぶりっ!何してるのよ」
バンッと背中を叩かれ衝撃で股間が痛み前屈みになる。
そのまま横を見ると大好きなあの子が男と手を繋いで俺の横に立っている。
「えっ!」俺はその子に向かって言えたのはその一言だった。
「紹介するね。彼氏!」その子は言った。
「そんなっ。。。」
「初めまして。彼氏というか彼女?よくわかんないけど彼氏です。」と美形の中性的な男の子が俺に向かって声をかけてくる。
「ついに理想の彼氏できたんだ。」にこやかに俺に紹介をしてくる彼女。
「この子なら言ってもいい?」
「いいよ。」
そんなカップルの会話の後に聞かされたのが
性同一性障害の女の子で中学に入るときから男性ホルモンを摂取しており男として生活しているようだった。
俺は頭が真っ白になり勝ち目が無いと悟った。
複雑な気持ちがいっぱいになりその子に向かって怒鳴りながら手を掴み俺の股間へ導いた。
「俺は男のまま女のアソコが好きと言うからチンポを切り取って女のアソコに作り替えてきたんだ。触ってみろよっ!ほらっついてないだろーっ!」
その子は「えっ」という顔をして俺の顔を見つめてくる。
「嘘じゃないぞっ見てみろっ!」
人の目も気にせず俺はパンツをおろし股間にあてがってあるガーゼをベリッと剥がした。
そこには縫い目が目に入り腫れているワレメ。そして尿道に繋がるカテーテルがワレメから飛び出ていた。
その股間を見るなりその子は「私が頼んだ訳じゃないっ」
そう言いながら彼氏の手を引っ張り逃げるようにいなくなった。
俺は無くなった股間を駅前で人に晒しながらわめきながら泣いていた。
隣のベンチの20代と思われる女性が立ち尽くす俺の姿を見てパンツとズボンを履かせてくれていた。
その女性は俺の頭をポンポンと撫でてくれて「男の子なら泣かないのっ」と声をかけてくれた。
「もう、男じゃないもんっ」泣きながら突き返す。
「何があってそうなっちゃたのかお姉さんには解らないけど、男の子は泣かないのっ」と言ってくれる。
そしてそのお姉さんはバスに乗り去っていった。
そこにはお姉さんの落とし物である手帳が落ちていた。
俺はそれを拾って野次馬が大勢見つめるなか泣きながら逃げるようにタクシーに乗り込んだ。
家につくなりお帰りと母親が声をかけてくれたが無視をして部屋にこもり鏡越しに自分の股間を見つめた。
体は男で股間には作り物の女性器が涙をそそった。
そして今日からの2週間オンラインにて消毒、そして作った膣のダイレーションを毎日送りようやくカテーテルが抜ける日が来たのだった。
その初めての性器での放尿をオンラインで送らなければならなかった。
その日の指示は風呂場で全裸で放尿とカテーテルの抜き方の指導だった。
言われるまま俺はカテーテルをゆっくり引き抜き初めて股間ななにもついていない状態を感じていた。
そのまま座ってオシッコをしようと試みるが出し方を忘れてしまったのかなかなか出てこない。
そのまま下っ腹に力を入れ続けるとプシュッとお尻と太股をつたいながらチョロチョロと尿が出る。そして尿の勢いがつくと濡らしながら男には出せないような音をたてて前に飛び始めた。
俺はこれなら立って出きるかも知れないと思い放尿したまま立ち上がった。
それは無理だった。
立ち上がるとオシッコの角度は変わり下に向き始めピタリと閉じたワレメが邪魔をして前に飛ぶことはなくダラダラと足元に勢いよく流れていくだけだった。
オンラインから希少な動画でした。
今日は終わりますとオンラインが終わった。
俺は本当に立って出来なくなったオシッコが悔しかった。
そして数日が経ち傷も癒えて完治しオンラインも無くなった。
最後の日にメールで容量の大きい動画が送られてきてそれを開くと自分の男の性器が女性器に作り変えられていく動画だった。
俺は無言で後悔をしながら分解されながら切られていく元の自分の性器を見つめていた。
その時、好きで仕方ないあの子から連絡が入った。
続く
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投稿:2021.03.19更新:2021.03.21
高校生の決断.彼女の為の性転換
著者 よーこ 様 / アクセス 7302 / ♥ 15