私がとある男の子に行ったことをここに残していこうと思う。
私は女装子や男の娘が好きで、SNSなどを通じて出会った子を自分好みに
仕立てていくのが生きがいだ。
そんな私と彼が出会ったのは、昨年の春。
彼の名前は「カナ」。もちろん偽名だが、地方出身の20歳の大学生で、
細身で色白の男の子だった。
新型ウイルスの影響で学校もリモート授業、バイトも休業ということで、暇はあるけど、
お金はない。そんな状況下で彼は、もともと趣味にしていた女装でウリをやりながら、
生活していた。女装とはいうが、彼の女装はそこらの女よりかわいく見えていた。
とあるSNS経由で出会った私達は、互いのニーズを満たすべく頻繁に会い、
日々、関係を深めていった。
初めの3ヶ月は一緒に食事をしたり、ホテルで男女のように普通のHをしてきたが、
4ヶ月目に私は彼にある提案をしてみることにした。自分の欲望をより満たすために。
「カナちゃん、前に、私は相手を自分好みにしていきたいって言ったのは覚えてる?」
「はい、覚えてますよ。」
「実は、カナちゃんの玉を取りたいと思ってるんだ。いわゆる去勢だよ。」
「えっ?冗談ですよね?」
「冗談じゃないよ。本気。もし、応じてくれたらこれまでの金額の3倍出すよ。」
「残りの学費も出してあげるし、あと卒業後、私が経営する関連会社での就職も保証するよ。」
「え、でもそんなことしたら男じゃなくなるってことですよね?」
かなは動揺しながら聞き返してきた
「そうだね。男としての機能はなくなるね。」
「でも、私にとってはそれが望みで、カナちゃんにそうなってもらいたいんだ。」
「あとよく考えてみて。世の中こんな状況じゃ、このまま大学も続けられるかわからないし、
もし、嫌だというのなら、私はカナとはもう会わないことにする。」
「・・・」
カナはうつむいたまま、黙っていた。
卑劣なやり方とは感じていたが、自分の目的を達成するには手段は選ばないことにした。
「すぐには決められないだろうから、1週間猶予をあげよう。
来週の同じ時間までに連絡をもらえる?」
カナが、黙って下を向いたまま軽く頷いたのを見て、私はホテルの部屋を後にした。
それから連絡はないまま、諦めかけていたが最終日に
カナから「会いたい」と連絡がきた。
私はホテルを予約し、カナが到着するのを部屋で待っていた。
部屋の呼び鈴が鳴り、扉を開けるとカナが立っていた。
軽く挨拶をしながら、彼を中に招き入れ、ソファーへ座らせた。
「来てくれてありがとう。早速だけど、答えを聞かせてもらおうかな?」
「はい。。。お受けしようと思います。。。」
「でも、本当に学費・生活費のサポートと卒業後の仕事は約束してもらえるんですよね?」
カナは小さな声で淡々と答えた。
「もちろん。それは必ず約束するから安心して。なんなら、お金は先にあげてもいいよ?」
その言葉を聞いた途端、カナはボロボロと泣き出した。
「泣かないで。今からやるわけじゃないんだから。」
「それよりいつ、どうやってやるか一緒に決めよう。」
カナは涙を拭きながら、黙って頷いた。
「カナちゃんは来月21歳の誕生日だったよね?その日にやろうと思うんだ。」
「あと、私の友達に開業医のお医者さんがいるから、その人にやってもらおうと思ってる。」
「カナちゃんの要望はなにかある?」
「ゔぁりまぜん。。。」
カナは泣き声のままそう答えた。
返事を聞いた私はそのまま、医者の広沢に電話をかけた。
広沢は中学・高校時代の同級生で、私とは似たような性癖をもっているので、理解が早い。
何度も睾丸摘出手術をやったことがあるベテランだ。
「よう。玉抜きをお願いしたい子がいるんだけど、来月の○日は空いてるか?」
広沢も2つ返事でOKしてくれ、かなの手術日が決まった。
「カナちゃん、来月の○日で決まったよ。ただ、普通にやっても楽しくないから、
やることを細かく指示をさせてもらうね。必ず守るんだよ?」
カナは私からの指示を聞いた後も、黙って頷いた。
私が彼に指示したことは5つ
・手術1週間前から、禁欲すること。オナニー、射精は絶対に禁止
・監視のために直前1週間は私の持つ空きマンションで過ごすこと
・手術の直前に最後の射精をさせること
・手術の様子は録画すること
・取った玉は私がもらうこと
そして、手術の1週間前となり、カナが私のマンションへやって来た。
「いらっしゃい、言っていたとおり、今日から当日までここで過ごしてもらうね」
「一通り家具家電も揃っているし、食事は自由に注文してもらって構わない」
「念押しだけど、全部屋にカメラを置いてあるから、オナニーとかしてもバレるからね」
カナは最後に「わかりました」と言い、大人しくここでの1週間を過ごした。
途中、カメラも念の為、チェックしたが本当に禁欲したまま過ごしていた。
いよいよ手術当日となり、私はカナを車に乗せ、広沢の病院へと向かった。
今日は幸い日曜日で休診日のため、病院には他に誰もいないし、
何事もなく診察室までに到着した。
ここまでの車中、カナは黙ったまま、外をぼーっと眺めていた。
診察室に入ると、広沢が出迎えてくれ、私とカナは中の椅子に座らされた。
「じゃあ、早速だけど、手術に向けて色々と準備を始めようか。」
「まず、今日やることだけど、君はわかってるかな?」
「はい。玉を取ってもらいます。」カナは即答した。
「そうだね。手術には同意書が必要なんだけど、成人してるから君自身の同意でOK。」
「これを読んでもらって、一番下に署名をもらえるかな?」
かなはさっと目を通した後、特に躊躇することなく同意書に署名をした。
ただ、書くときに手が震えていたのを、私は覚えている。
「よしこれでOK!手術室に行って始めようか。」
「お前も色々とやりたいことあるんだろ?指示があったら適宜言ってくれ。」
私達3人は手術室へと向い、各々準備を始めた。
広沢は手術器具などの用意、カナは手術着に着替え、私はカメラの設置などを行った。
準備が終わり、3人が手術台の前に集まった。いよいよだ。
まず、私は広沢にカナを手術台に寝かせ、固定するように言った。
手術台に寝かされたカナは、足を開かれ、M字開脚の状態で固定された。
そのまま、下半身の手術着をまくりあげると、ペニスと睾丸が露出した。
そして、露出した性器を手術灯が煌々と照らしている。
カナの性器はペニスも睾丸も大きく、色白で綺麗だった。
私が惹かれた理由でもある。
ちなみに陰毛の処理は事前に済ませており、必要はなかった。
そんな格好をさせたまま、私がカメラの位置やピントを調整していると、
カナのペニスが勃起していき、見事なくらいに上に反り返って、
血管が浮き出て紅潮していた。
「どうしたの?興奮してきたの?」と私が笑いながら尋ねると、
「怖いし、恥ずかしいはずなのに、興奮が止まらないんです」と返してきた。
「そうかい。じゃあ、そろそろ最後の射精をさせてあげようか。」
「1週間我慢したし、男として最後になるからとびきりのを見せて。」
私はカナのペニスに手を伸ばし、ゆっくりとしごきながら、刺激していった。
カナがより気持ちよくなるようにローターやローションも使って刺激を高めていくと、
だんだんと呼吸を早めながら、絶頂に向かっていっているようだった。
そしてついに「ああっ!イクっ!」と言って、絶頂を迎えた。
これまでで一番多いだったと思う。少し黄味がかった濃度の濃い精液が噴出してきた。
それを見ていた広沢も「おお!スゲーな〜」と言って喜んでいた。
男としての最後の儀式を終え、ついに手術本番に取り掛かる事になった。
広沢は麻酔の注射器を持ち、カナに「少しチクッとするよ」と言いながら、
左右の睾丸と玉袋の何箇所かに麻酔をしていった。私はカナの反応を見ていたが、
射精の快感がすごかったのか、放心状態のような感じで反応なく横たわったままだった。
麻酔が終わり、メスに持ち替えて始めようとした時、広沢が声をかけてきた。
「おい、見てみろよ。まだ勃起したままになってるぜ。」
カナのペニスを見てみるとたしかに先ほどと変わらないまま、勃起が続いていた。
私はカナに声をかけた。
「どうしたの?まだちんちんが勃起してるよ?まだ興奮してるの?」
「わからない。でも堪らないくらいドキドキしてる。おかしくなりそう。。。」
カナは両手で顔を覆ったまま、言ったが、明らかに興奮状態であるのはわかった。
「でも仕方ないから、このまま始めるよ。」と言い広沢に始めるよう指示を出した。
カナの玉袋の真ん中あたりにメスが当てられ、まっすぐと切り開かれていった。
血は少し出ていたが、何重にもなっている薄皮をさらに切り開きながら、
睾丸本体を露出させていった。精管と繋がった右の睾丸が広沢の手の上に出てきた。
それは少し血がついていて、青味がかったうずらの卵より二周りほどの大きいものだった。
私はカメラに接続しているモニターをカナに見せながら、
「ほら、見てごらん。カナちゃんの睾丸だよ。大きくて綺麗でしょ?」
「じゃあ、いよいよこれを切り離しちゃおうか。」と聞かせた。
カナは涙目で「嫌〜、見たくないよ。」と言っていたが、
しっかりと見るように命令して、モニターを注視させた。
「本当にそろそろ切るけど、最後はカナちゃんに、
「切ってください」って合図してもらおうか。」
それを聞いたカナは、目を見開き、首を振りながら、
「無理、本当に無理!」と何度も拒否してきた。
私は「無理じゃない、言いなさい。命令だ。」と強い口調で命令をした。
もうどんな抵抗もできないと観念したのか、ついに「切ってください」とカナは言った。
その合図とともに広沢が、カナの精管と睾丸をメスで切り離した。
その瞬間はカナ自身もモニター越しに見ており、目を見開き、口をパクパクさせていた。
と同時にカナのペニスから再び、大量の精液が溢れ出てきた。
「あ〜、この子まさか射精しちゃったよ。」と広沢が思わず、言葉に出す。
私もその瞬間を一緒に見ていたが、情報量の多い光景に言葉が出てこなかった。
「どうしたの?また射精しちゃったね。」とカナに声をかけるも
放心状態で何も返事はなかった。
広沢が「この後どうする?」と聞いてきたので、私はもう一つも切り取るように指示をした。
もう一つの方は何事もなく、淡々と同じ工程を経て無事に切り離された。。。
最後に切開した玉袋を縫い合わせて、カナの睾丸摘出手術は終わった。
手術後、カナに話しかけたが、あまり反応はなく放心状態に近いままだった。
帰りは私が彼を車で自宅アパートまで送っていき、そこで別れた。
その後、彼と連絡が付くことはなかった。
自宅のアパートも引っ越したようで、訪れるも、もぬけの殻だった。
昨年と同じ季節になり、手元にある彼の睾丸を見ると、彼のことが思い出される。。。
終
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投稿:2021.04.02更新:2021.04.02
去勢の記憶 〜出会いと別れ〜
著者 CX5918 様 / アクセス 14606 / ♥ 57