あれから数日。
監禁されていた半年の行方不明の後処理は両親が対応に追われていた。
当然俺と妹も事実上を聞かれたが監禁されていた場所が不明な為、それ以上の捜査は行われていない。
その監禁の内容は両親には妹も含めまだ言えていなかった。
だが、自分も妹も性の変化がホルモンにより活発に変わっていっていた。
妹はうっすらではあるが高校二年間の男子には少し多いくらいの髭に悩まされていた。
俺は腹の中に宿っている命が日に日に大きくなってきている実感を感じていた。
お互いに異性のホルモン作用により無意識にも異性の体つきと性質に変わる中、不安な気持ちは増大していった。
計算すると残り3ヶ月と少しで出産になる。
俺の腹はまだ、大きめな服を着ていれば目立ちはしないが全裸になるとその膨らみは一目で解るくらいになっていた。
妹の気持ちはどんな感じなのだろう?
みるみる変わっていく身体。
俺は身体に丸みが出てきており、うっすらであるが胸が大きくなってきていた。
高校3年の俺は同学年の女子より少し小さいくらいの胸になっている。
両親からは太ったと言われているくらいだ。
父親は監禁していた奴らを探すべく朝から夜中まで外で情報収集に明け暮れている。
その変わりに母親は今まで以上に神経質になり変に俺達に気を使ってくれている。学校は休学届けを出してあり当面は自宅にいる予定だ。
そんな中、妹が嫌がっていた身体を以前より受け入れ始めているように思えてきた。ホルモンのせいなのだろうか?それとも身体の事がバレないようにしているのだろうか。
俺は妹のこの数日を盗み見してしまった。
高校2年頃の男子なら覚えたてのサルのようにぺニスを弄り回しマスターベーションを毎日のように欠かさず行っているだろう。
妹も毎日ぺニスをしごかれていたせいなのか意思とは別なのか手慣れた手つきでチンポを擦っている。
そして射精した後には必ず泣き崩れている。
本人も抑えられない衝動なのだろう、その気持ちは以前の自分もそうだった為に気持ちは解る。射精後には一瞬にしてその気持ちが冷め素面に戻る、その時に女子の気持ちが戻るのだろう。
俺は女性ホルモンのせいか性欲がまったくといっていいほど湧いてはこなかった。
ただトイレに行くと悔しく無惨な気持ちに襲われる。
便器に座って小便を放出する際、お尻まで垂れ流れてしまいこれを拭き取る作業で女の股間という事に直面される。
そして1ヶ月が過ぎていった。
なにやら部屋の外で大きな話し声がする。
俺はダボダボの上着をはおり腹の大きさがばれないよう声のする廊下を階段から盗み聞きした。
母「どうしたのっ!その。。」
妹「。。。」
母「こっちに見せなさいっなんなのこれはっ!?」
妹「嫌っ!見ないでっ」
母「いつからそうなってるの?」
妹「お願いっお母さん見ないでっ」
どうやら妹がトイレの鍵を閉めずに小便をしていたところを母親がトイレにいこうと開けてしまったらしい。
その時に妹はペニスが付いているのが慣れてきたせいか座ってしてはいなく、女の子ではあり得ない立ちションをしていたところを母が目の当たりにしてしまったらしい。
妹の異変に母は動揺し、妹は下半身丸出しのまま泣き崩れている。
その連絡を父は母から受け帰宅する。
父はリビングのソファーに妹を座らせ悪気は無いのであろう下半身を妹に脱ぐように指示し、顔を手で隠しながら妹は父親に下半身を見られ、父はその股間を確認している。
母に俺を呼ぶように言い付け俺はリビングの妹の横に座らされる。
父「これはどういうことだ。お前達はなにか隠しているだろう。怒ることではないし、お前達も悪いわけではない、正直に話なさい」そう言う。
妹が話し出す。
「あの監禁されたときに。。私のあそことおちんちんを交換されちゃったの。。」
父「なんで今まで黙っていたんだ!」
妹「だって。。おちんちん付いてるなんて言えないもん。。」
母はうつむいてなにも言わずに泣いている。
父「お前はなにもされていないのかっ?!」
俺に問いかける。
俺は正直に言いたかった。けど。。
言えなかった。
そのチンポが俺のだとは妹に告げられなかった。そして妹の性器が俺に移植されているとも言えなかった。さらには妊娠までしている。
「俺は大丈夫だよ。」そう言ってしまった。
父「とにかく明日病院へ行こう」そう言うと俺達に部屋に戻れと言ってきたのだ。
妹は見るにも可愛そうに脱いでいた女性用のパンツを履きそこには女性では存在しない膨らみが目に焼き付く。
その女性用の下着を身に付ける妹を見ながら心では女の子なんだな。と痛く感じた。
母が妹と一緒に部屋についていく。
父親は頭を抱えて悩んでいるようだった。
俺はその姿を見ながら部屋にもどった。
部屋に入るなり俺は姿鏡で自分の身体を見つめた。
胸はすでにBカップほどに膨らんでいるだろうか。腰回りが以前より肉がついて丸みをおびている。
当然、股間には数百人に犯された無惨にもワレメからはみ出している小陰唇が経験豊富な女の股間を演出している。
俺は父親と同様頭を抱えてベッドに潜り込んでいた。
隣の部屋からは
「明日病院に行くからきっと大丈夫よ。心配しないで。だからなかないの」
「お母さん。私女の子に戻れるかな??」
「そうよ。戻れるわよ。おちんちんなんてとっちゃえばいいんだから。安心して。」
「うん。」
そんな会話が聞こえてくる。
翌日、病院に行き検査を受けた妹は母と戻り夜に父親と検査の話をしていた。
俺はリビングの外から盗み聞きしていた。
母「検査の結果は女性器が全て失っていて男性器が移植されているみたい。」
父「それは元に戻せるのか?」
母「男性器は取り除いて女性器の形を形成することは出来るみたいだけど。。。あくまでも形だけのものであるみたい。。」
妹「お願いっ手術させてっ」
父「わかった。部屋に戻ってなさい。」
妹がリビングから出てきて俺を見つける。
そしてそのまま俺と部屋に戻り妹が俺に話しかけてきた。
「お兄ちゃん。私どうしたらいいのかわからないの。。」
そのまま泣きながら俺の胸元に顔を埋めてきた。
ヤバイっ!胸がバレるっ俺はとっさにそう思った。
それは的中した。
妹は俺の胸の違和感を瞬時に感じ、なにかを悟ったのだろう。それは俺には女の性器が付いている、しかもそれは自分の性器だと。
妹は胸元から顔を離しいきなり俺のズボンととパンツを勢いよく脱がした。
俺「わっ!バカやめろっ」
その声が届く前に俺の股間の前に妹の顔があった。
妹「私のあそこ。。。」
俺「違うんだっ!だから。。」
妹は元の自分の性器を見るなり見た目が変わり果てた性器を指で触りながら
「なんで。。私、処女だったんだよ。。」一言そう言いながら泣き崩れた。
その鳴き声は大きく下の部屋の両親にも聞こえ部屋に上がってきた。
そして
俺の身体も
下半身を剥き出しで
そのままの姿を両親に見られた。
父も母も妹の時と同様に唖然とし翌日病院に連れていかれた。
そして妊娠が発覚。
医師によると中絶期間はとうに過ぎており無理という診断だった。
この性器が妹のものとわかったからには再度移植手術を検討されたが妹は処女ではない自分の性器を受け付けようとはしなかった。
更にはすぐに妹に付いている男性器を切り取って欲しいとの事だった。
医師もそれはすぐに可能だが切り取った男性器をすぐに移植しなければ保管方法は無いと告げた。
父は妹の事を考え先に手術する事を受け入れた。
俺はそのまま新しい命を産む事を押し付けられた。そこまで育った命を殺める事は両親の考えには無かったのだ。
翌週
妹は性別適合手術を開始される。
それは男性が女声に性転換する方法と同じだった。
見た目は女性器に似せるために男性器を切り刻み女性器に似せるものだった。
3日後、妹は股間に取り付けられたペニスと睾丸を抜き去り完璧ではないワレメを手にしたのだ。
俺のチンポは皮をはがされ亀頭を切り取られ剥き出しの睾丸だけがホルマリン漬けにされ父親が瓶に入った俺の性器を持ち帰ってきていた。
亀頭は妹の新しいクリトリスに整形されたようだった。妹の性感帯の為にだけらしい。
妹は女でありながら形だけ女のニューハーフのような身体となったが以前より見た目が女になり本人は少し女の気持ちに戻りつつあった。
そして出産の時期。
俺はとてつもない痛みに叫びに母親が手を握ってくれている。
産婦人科につくなり分娩室に入らされ子宮口の開きを確認される。
陣痛が定期的にやってくる。
男として。。
俺は男なのに。。
ずっと気持ちで思っていた。
その陣痛の痛みに意識が無くなり目が冷めた瞬間激痛が走った。
そのまま破水。自分に取り付けられている膣がめいいっぱい開き男であるはずの俺の股間から子供が産まれる。
その子は女の子だった。
この子は父親も母親も訳がわからないまま過ごしていくことになるのだろう。
母親は俺によく頑張ったね。と一声かけた。
俺はなにも言えないまま1年後、乳房と子宮と卵巣を摘出し女の性器の付いたまま男として生活をしている。
あの時の子供は妹として家族になった。
男性ホルモンを接種しているせいか性欲は普通にある。だがオナニーは女の子と同じ方法しか俺にはなくなっていた。
今後も座って小便、性欲はクリトリスと膣。
あのペニスの射精感がいとおしく感じながら。。。
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投稿:2021.04.19更新:2021.04.19
女性器移植そして男性器を妹へ その後
著者 よーこ 様 / アクセス 6272 / ♥ 10