ふたなりの高校生
それは男性、女性その両方の性器をどのような形であれ持ち合わせている者の生殖器である。
俺は見た目は男だがぺニスと膣の両方を持ち合わせていた。医学的にはパチンコ玉ほどの小さい睾丸と陰嚢、体内には卵巣がない子宮を持ち合わせている。
肝心の性器の容姿は正面から見れば一般的なサイズの陰茎、かなり小さな睾丸と陰嚢、そしてその小さい陰嚢の後ろに大陰唇がありそのワレメの中に膣と尿道が存在している。
性格も容姿も男の俺には屈辱であるが陰茎には尿道が付いておらず立っての放尿は出来ない体であった。
俺はこの身体を友達や彼女、親以外の親類にも隠し通し高校三年なっていた。
両親には高校を卒業して自分の性別を自ら判断しその性別に合わせた性器に手術すればよいと小さい頃から言われ続け俺は高校を卒業と同時に純粋な男として手術を考えていた。
卒業まであと一月。
俺は将来を夢見てこの忌まわしい体からも卒業出きるという希望溢れたまま卒業式の練習に投稿していた。
事件が起きたのは式の練習中だった。
俺の彼女は同じクラスでありとても可愛く学年で1番人気のある彼女だった。当然この体の為、性行為はしていない。何度もそのシチュエーションはあったが高校卒業してからにしようと俺から言い続けていたのだ。
式の練習中。下半身になにか湿り気を感じた。少しトイレを我慢していた俺は恥ずかしながらも漏らしてしまったと思い席を立ちトイレに向かった、トイレに向かう最中でも太股を流れる暖かい液体に俺はオシッコは我慢しているのに何故、と考えていた。
トイレにつくなり当然俺は男子用のトイレを使用することは出来ない体。
いつものように人がいないのを確認して個室に入る。
そして制服のズボンとトランクスを脱ぐ。
ペーパーで濡れている太股を拭き取るとその丸めたペーパーには真っ赤な血がベッタリと色付いていた。
俺はパニックになったがこの時初めての初潮を迎えていたのだ。
一般の女子よりかなり遅い初潮。それは特殊体質の、体によるものだった。
俺はそのまま和式トイレに座り込み形だけ付いているぺニスの下にあるワレメから赤黒いどろっとした血が便器にこぼれ落ちた。
そして俺は謎の腹痛でそのままトイレ内で倒れ込み意識を失った。
目が覚めたのは保健室だった。
そこには保健の若い女の先生が隣に座っていた。
「あら、目が覚めたのね。トイレで気を失ってたのを友達が見つけてくれたのよ。」
俺はハッとトイレで血が出ていた事を思い出した。
そのまま保健先生が話し出す。
「うーん。なんていうかなー??この事は初めてだった??」
「。。。」俺はなにも返せずうつむいていた。すると先生は
「そっか。初めてだよね。これね。うーん。先生もうまく説明できないんだけど君の体の女の子の部分から血が出る生理現象だと思うから病気とかじゃないと思うよ。一応このままでも問題ないと思うけどご両親に連絡してあるからお迎え来るまでベッドで安静にしててね。」
そう言うと先生はベッドのカーテンを閉めてベッド脇から遠ざかった。
俺はこの事が生理なのかとショックをうけ、不安な気持ちになり下半身に手を入れる。
不安とは別にぺニスが手にあたる。
下半身が女に変わってしまっているのではないかという不安はなくなった。
ホッとするのも束の間に腹痛が襲いかかりそれと同時に膣から液体が流れ出る感覚。
俺はとっさにそのベッドが汚れてしまうと思い股のワレメに手をあてる。そこにはオムツのようなものがあててありこれが生理用ナプキンということが瞬時にわかったのだ。
自分の下着のトランクスの中に医療用テープで紙ナプキンが外れないようにぺニスの下あたりから下半身にとめられていた。
その時、先生が「お母さんが迎えにきましたよ。」と声をかけカーテンを開けてくる。
母親はなにも言わずそのまま俺がベッドから起き上がるのをそっと待っている。
俺はベッドの横に畳まれている制服のズボンを後ろ向きになりながらはき、無言で母と学校を出た。
去勢される男
目が覚めた。そこの鏡に写る自分は全裸で大の字に縛られておりぺニスにアイスピックが先端から差し込まれて血がポタポタとこぼれ落ちていた。
目の前には仮面を付けたSM穣と思われる女王様??と思われる黒いエナメルの下着姿でなにやら器具を手に持っている。
俺は猿ぐつわをされており喋ることができない。そのまま血液の流れを感じれるぺニスからジンジンと痛みが脈をもってわかる。
「おちんちん萎んだら1つ潰すわよ。と言ったわよね?」その仮面の女はそう言うと手に持っている器具を俺の左の睾丸にはさみこむ。
それはクルミを割るときに使うであろうクルミ割りの器具だった。
「1つ潰すわね。5.4.」
女がカウントダウンを始めると俺の体は何をされるのか解っているかのように力が入る。
仮面の女はカウントダウンの途中で力いっぱいクルミ割りの機械を握った。グシャッと音をたて潰れる。
俺はその瞬間に声を上げた。
だが金玉の痛みはなかった。
仮面の女は「大袈裟ね。私が潰したのはクルミよ。」そう言いながら手にしたクルミ割りの器具を俺に見せつける。
その器具を開くとぐしゃぐしゃに潰れたクルミがパラパラと床に落ちる。
俺は心の底からホッとした。
「良かったわね。潰れたのがクルミで」
と耳元でそっと囁きながら「それじゃいくわね。3.2.1」
今度はそのカウント通りに女はクルミ割りの器具を力いっぱい握りしめた。
同時に激痛を越える苦しみが襲いかかる。
「あら??さっきのはリハーサルよ。潰されないと思ったのかしら??」クスクスと笑いながら女はぺニスに突き刺したアイスピックを一気に抜き取る。
はうっ!と俺は声が出る。
固定されている太股をと足首。
足を閉じたいが閉じれない。その痛みに太股は痙攣しそれを見つめる仮面の女がタバコを吸い始める。
俺は止まらない涙の瞳のまま女を見つめる。
女はそのタバコをぺニスの先端から流れ出る血の出元の尿道に押しあてる。
タバコが消えてはタバコに火を付け一口吸ってはぺニスの先端の尿道めがけて何度も何度も一口だけのタバコの火を繰り返す。
タバコの箱が空になった頃ぺニスの先端の尿道は繰り返された根性焼きで塞がり血が落ちることはなくなっていた。
「血。止まったわね。でも貴方オシッコどこからするの??」と俺の耳元で囁く。
激痛に耐える俺を尻目に耳元で
「もう1ついくわね。」と呟き
何をされるか瞬時にわかった俺は鉄の器具で拘束されている体のまま暴れた。びくともしない鉄の器具。
仮面の女は笑いながら痙攣して震える俺の太股をそっと膝から撫で上げ金玉まで撫で上げる。
首を下げ俺は恐怖と戦いながら見つめるしかなかった。
痛みで溺れ落ちた涙が仮面の女の手の甲にあたる。
「泣くほど嬉しいのね。」そう言いながら潰れたもう1つの金玉をグリグリと握る。
塞がれたはずのぺニスの先端からじわっと白でも赤でもない汁のようなものがピュッと仮面の女の唇に飛び散った。
それを舌で舐めると
「まだ塞がっていなかったのね。」と女は言いながらハンダコテを手に取りうっすら空いているぺニスの先端に突き刺す。
そのまま電源をつけ少しずつ熱を持ち始める。
女は尿道の中から塞ごうとしていたのだ。
俺は下を向きながら内面から焼けていく自分のなんとも言えない焦げる臭いを嗅ぎながら痛みと熱さに体を降り続けながらその振動で左右に揺れるぺニスで弾き出そうとしていた。
「おとなしくしない子ね。ダメよ外れちゃうじゃない。いうこと聞かない子にはお仕置きよ。」と更に奥まで押し込み、そっと囁きクルミ割りの器具を手に握る。
俺はその恐怖に猿ぐつわのなかで「ヒッ」とだけ声が漏れた。
先程とは間違い少しずつ力を入れじわじわと握っていく仮面の女。
「貴方の男の子の大切なところもうすぐなくなっちゃうわね。」と笑いながらゆっくりと握っていく。
その苦しさに「おえっ!」と声を出しながら胃液が口の中に広がった。
それでもまだ耐えている最後の金玉。
「あら、しぶといわね。そろそろサヨナラかしら?」女はそう言いながらさらに力を入れる。
涙と胃液が同時に吐き出る。
「男の子の大切なタマタマばいばい」と女が一言いうと同時にクルミ割りの器具は挟んでいるものを潰しながら閉じた。
ハンダコテの突き刺さっているぺニスの中で外に飛び出ようとしている睾丸の潰れた体液がぺニスの中でシューと音をたてながら行き先を塞いで尿道を中から閉じている。
女はそのハンダコテをぺニスから抜き取ると
「もうなにもでなくなったよ。」と呟きながら下腹部にハンダコテで文字を書くように俺の腹に時を書く。
下半身全体に広がる痛みで俺は気を失った。
顔に大きく平手打ちをされ目を覚ます。
女は書き終わったわよ。と鏡を俺に見えるように前におく。
俺のぺニス上の下っ腹には火傷で書かれた文字で
おちんちんがあったところ↓
と書かれている。
だが俺にはまだぺニスは付いていた。
この女が書いた文字がなにを意味しているかすぐに理解したのだった。
性転換するニューハーフ
ニューハーフの私
今最後の診察。
それはタイの病院の医師による同意書のサインだ。
これで私はやっと女の性器が手に入る。
性転換手術は怖いけど。。。
心も体も女になれる嬉しさから恐怖は思ったより少なかった。
2日後
手術開始
私は全身麻酔により意識はない。
カチャカチャと手を進める医師。
陰嚢とぺニスの皮を綺麗に残し睾丸を躊躇なく抜き取ると皮を剥がれたぺニスが亀頭の一部と尿道を抜かし男としての体の部位を切り離した。
これで男の部位は9割が無くなった。
股の奥に繋がっていた陰茎海綿体も抜き取られ縦に割れた窪み。
その窪みに医師は器用に残していたぺニス皮を張り肛門の上に新しく開けられた穴に向かって中に押し入れる。
これが新しい性器の膣になる部分だった。
残された亀頭とまだ長い尿道が窪みに貼り付けられたぺニスの皮の内側から外に向かって引っ張り出され新しい性器に変えられていく。
小さく刻まれた亀頭はクリトリスに変わり窪みの上の方に縫い付けられ長いままの尿道は男の時よりも下に移動され短くパチンと切り離された。
これで股の下に移動された尿道で座って放尿する体に作り替えられた。
陰嚢の皮を慣れた手つきで形成し小陰唇を作っている。
傷口を縫い見事に股から出っぱっていた性器は平らの大陰唇へと姿換わりしたのだ。
まだ術後でもあり縫い目と腫れが目立つがどうみても女のワレメとしか見えなかった。
「あとは意識が戻り次第、傷が完治すれば完了だ」と医師は一言言いながら術室を後にした。
私は麻酔の眠りの中、恐ろしい夢を見ていた。
本来ならば体がやっと本当の姿に変わる楽しみのはずがとても恐ろしくて痛々しい夢だった。
それは大の字に拘束され男性器を拷問去勢されている夢だった。
3人の入れ替わり
「そろそろ目を覚ましなさい」と仮面の女が大きく平手打ちをする。
それと同時に目が覚める。
激痛と同時に何が起きているかわからない自分。私は。。。タイで手術しに行ってたはず。。
これって夢で見た光景。。。
仮面の女に声を掛けたいが猿ぐつわで喋ることが出来ない。
仮面の女は鏡を見せながら
「お、ち、ん、ち、ん、が、あ、っ、た、と、こ、ろ、」と私に話しかける。
鏡を見るとタイで性転換手術を受けるところか縛り付けられ仮面の女に手術されている。
鏡に写る自分は胸もない股間に拷問をされている知りもしない男だった。
私は絶望的になった。
「嫌。。私の体。。どうしちゃったの。あんなに努力して。。やっと女の子になれるのに。。。」
そのニューハーフは幼少期から女性になる為に努力をし中学卒業と同時に家を出てコツコツと仕事をしながらお金をタメ、女の体に近づけていたのだ。
若くからの努力もあり見た目は純女と区別もつかないほどの容姿となっていたのだ。
仮面の女は
「ねぇ。私の事、誰かわかった?」そう言いながら仮面を外す。
20代の美女の顔が姿を現す。
知らない女だった。
仮面の女は続けながら
「私貴方の事、本当に好きだったから浮気が許せなかった。。それが、憎しみにしか思えなかった。でもこのおちんちん切っちゃったらもう私ともできなくなるなって思ったら最後に貴方にチャンスをあげてみようかな?って」そう言いながら猿ぐつわを外す。
そのまま「私の事、一生好きでいてくれる?もう裏切らない?」
仮面の美女はそう聞いてきた。
私は激痛に耐えながら訳もわからぬまま仮面の美女に
「私は女の貴女を好きにはなれないの。ごめんなさい。」と心が女のニューハーフは伝えた。
その答えを聞くなり仮面の美女は涙を浮かべガムテープで拘束している体の男の口をふさいだ。
「最後の最後でも私を好きになってくれないのね。わかった。。。でも他の女にも渡したくない。。。」
そう仮面の美女は
言うと仮面を再度かぶり
アイスピックを何度も何度も「このおちんちんが憎いっ!憎いっ!憎いっ!」と言いながら突き刺している。
「痛い痛い痛い。。もうやめてっ」
それでも手を止めない仮面の女。
睾丸が潰れ外に出たがっている体液は塞がれた尿道で行き先を失っていたが突き刺されたアイスピックで空けられた穴からぺニスの色んな箇所からピュッ!ピュッ!と飛び出していた。
「やだ。。汚い。。もう嫌。。」
仮面の女はそう言いながらクルミ割りを手に持ち亀頭を潰すように握りしめる。
そのまま引きちぎれんばかりに力いっぱい引っ張る。
仮面の女はクルミ割りで固定し、そのまま引き千切ろうとしていたが力の少ない女には難しかった。
たが何度も突き刺したアイスピックの穴が徐々に広がりぺニスの組織が引き剥がれていた。
「取れちゃえっ!」仮面の女は大声で叫ぶと同時にぺニスの根元よりの数ヵ所のアイスピックの穴から引き千切れた。
体に残る2センチも満たないぺニスの残りがプルプルと震えながら体内に残されていた体液をダラダラと吐き出していた。
この部屋はラブホテルのプレイルーム
時間を過ぎても電話を鳴らしても出てこない客に不振を感じホテルの従業員がその瞬間に入り込んできた。
そして仮面の女は終止符をうったのだった。
途中から引きちぎれたぺニスの残骸だけを体に残しニューハーフは夢にまでみた女の体とは別に少しだけ残されたぺニスをこれからの性器として受け入れなければならなかった。
母の迎えによる学校帰り。
俺は母に病院に連れていかれていた。
医師による診察。
俺はぺニスと小さい睾丸の下にあるバックリ割れている女性器を診察台から中年の男医師に足を開かされクスコを入れられていた。
標準サイズのぺニスが邪魔をしないよう手袋をはめた若い看護師の女性がガーゼでぺニスを包み俺の上に折り畳むよう俺の腹に押さえつけていた。
俺から見えるその看護師の女の横顔はまるでかわいそうな物でも見るように俺の股間を見つめていた。
医師は先に撮ったレントゲンを見ながらクスコの中を覗き「卵巣はついていないけど初潮がきただけで体はなんともありません。」
そのように述べた。
後処理のように若い看護師の女性がクスコを抜き取り、中から生理の血が流れ出た。
看護師の女性が俺のお尻とワレメ、そして小さい陰嚢を綺麗に拭き取ってくれている。
俺は恥ずかしくて、惨めで、女の人に股間を触られている感覚にぺニスが自分の意思とは関係なく勃起した。
看護師の女はその勃起したチンポをポンポンっと軽く摩るように先端に触れ小さく微笑んでいる。
医師が看護師にナプキンと下着を用意するよう伝え、医師は「一応膣の中に傷がないか調べとくよ。」と言いながら中年の男の医師は面白いもので遊ぶように俺の恥ずかしいいらない女性器の膣に指を入れ中をコリコリと掻き回す。
初めて感じる膣の中の快楽。
医師は女の性器のGスボットを見つけたようでそこを必要以上に擦る。
俺は看護師の女の人が戻ってくる姿が目に写り「やめてくれっ!ひゃっ!」と声を出して勢いよく看護師の女の目の前で膣をいじられ絶頂を迎えに射精した。
医師は膣の中も異常無しだ診察はおわりだよ。と言いながら病室からいなくなった。
看護師の女は小さい睾丸で作られた微量な精液をワレメの血と一緒に綺麗に拭き取り「おちんちん萎んじゃったね。」と言いながら生理用の下着に紙ナプキンを取り付け俺の右足をくぐらせ履かせてくれている。
初めて履く女王の下着は身体にピタッと張りつき萎んだぺニスがもっこりと下着の中で主張していた。
医師はこの下着を履くのに勃起したぺニスが邪魔なのをわかり射精させたのだろうか?
看護師の女はそう思っていたのだろう「あのまま、おちんちん立ってたら履きずらかったもんね??」と俺に向かって微笑むように笑顔でそう言った。
制服を履き履いていないトランクスをビニール袋に入れ手渡された俺は母と無言で家路に向かった。
その日はそのまま一言も誰とも喋らず泣きながら眠りについた。
その夜、医師による説明を母が父に説明していた。
医師によるとこの初潮により体は女性化していくという事であった。
極端に小さい睾丸は成人男性に必要なホルモンが作れずそれでも卵巣のない体のどこから出ているか医師でも不明な女性ホルモンにより女体化が進み数年後には女の体に変わるであろうと言うことだった。
この話により両親の判断は高校卒業の日に男性器の切除手術を予定するのであった。
そこには俺の意見は無かった。ただ本来の体になる手術を卒業式の日にするとだけ伝えられていたのだ。
卒業式の前日、俺は彼女に
「実は俺、明日体の悪かった部分を取る手術だから治ったら。えっとその。。でも死ぬとかそんな病気じゃなくて元気なんだけど、そしたらお前とそうしたいなって。。」
と言葉をごまかした。
「わかった。そしたらエッチしよ。私も高校卒業して処女って嫌だしねw」彼女はそう微笑んでくれた。
その数日後、無事卒業式を終わらせ俺は病院にいた。
麻酔をかけられる。自然な眠りにつくのだった。
手術が始まりぺニスと睾丸、陰嚢を切り取るだけの簡単な手術だった。
手術だった。が終わり俺はまだ意識が戻っていない。
医師は両親に施術終わりの股間を見せ
「将来子供は望めませんが無事、女性器になりました。」
母は安堵かなにかわからない涙を流していた。
父は「本人には俺から説明する。」と一言母に話、医師との面談が終わった。
高校を卒業し本来の姿になる手術を迎えた俺はベッドで目が覚めた。
俺はベッドに横たわっている。手術が終わっている事を把握し股間が痛く看護師を呼ぶ。
手元に置いてあるナースコールだろうか初めて使ったのがこの日だった。
急いで駆けつけたのは外国語で喋る看護師だった。
俺は意味もわからずキョトンとしていると通訳の男が現れ説明をする。
「ブジニ、セイテンカンシュジュツオワタヨ。オンナニナレタヨ。」
俺は知らない片言の男からそう言われオンナ?なんで??
と思いながらもベッドから上半身を起こした。
胸元にある重み。
その重みに俺は手を胸にあてる。
豊胸手術の作った胸だろうか、大きい胸の感触が手を通じてわかる。
そのまま体にかけられている毛布のようなものを剥ぎ捨てる。
無かった。俺のチンポ。それはついてなく
術後の傷で晴れ上がったチンポの無いワレメ、そこからカテーテルが体に突き刺さるようにワレメの中に突き刺されている。
ひたすら俺は大きな声で発狂した。
「なんで女の体になってるんだよっ!男にもどしてくれよっ!」
泣くしかなかった。
知らない部屋
病室?
仮面の女は?
ここは?
俺はさっきまで玉を潰されて。。。
痛みはあるものの先程の痛みはなくなっていた。
「目が覚めたか?」知らない中年の親父がベッドの隣でなにか喋っている。
「単刀直入に話す。お前の体は本来の体に先生にしてもらった。今日から女だ。名前は好きに決めてよい。手続きはしておく。」
そう言うとその親父は病院から出ていき、心配そうなかわいらしい高校卒業したばかりの彼女と母親が入れ替わりで隣に座る。
「ごめんね。彼女いたんだね。心配して家の前で待っててくれたのよ。まだちゃんと言えてなかったんだね。ごめんね。ごめんね。。」
母が泣きながら話す。
かわいらしい彼女が
「。。。ちょっとビックリしちゃったかな私。。え、と、女同士でも仲良くしよね。約束してた事はできなくなっちゃったけど。」
言ってる意味がわからなかった。
二人に向かって
「俺は誰なの?」
そう聞くしかできなかった。
お互いに3人が入れ替わり得したのは誰だったのか。
苦痛だったのは誰だったのか。
この3人の今後はどのようになっていくのだろうか。
完
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投稿:2021.08.30更新:2021.09.04
3人の性事情
著者 よーこ 様 / アクセス 7039 / ♥ 18